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『ヒール25』

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『ヒール25』

体力を420回復しました。
経験値を420獲得しました。
 
レベルが181にアップしました。
レベルが182にアップしました。
レベルが183にアップしました。
レベルが184にアップしました。
レベルが185にアップしました。
レベルが186にアップしました。
レベルが187にアップしました。
レベルが188にアップしました。
レベルが189にアップしました。
レベルが190にアップしました。



体力を460回復しました。
経験値を460獲得しました。
 
レベルが191にアップしました。
レベルが192にアップしました。
レベルが193にアップしました。
レベルが194にアップしました。
レベルが195にアップしました。
レベルが196にアップしました。
レベルが197にアップしました。
レベルが198にアップしました。
レベルが199にアップしました。
レベルが200にアップしました。



名前 トレイル
職種 回復術士
種族 人族
性別 男
年齢 18
レベル 200
体力 2773
魔力 2765
攻撃力 2733
防御力 2798
素早さ 2711  


ゲオルギウスの加護

スキル
アイテムボックス、鑑定、移動速度アップ、睡眠魔法耐性、取得バルのアップ、攻撃回避10パーセントアップ、水魔法耐性アップ、豪腕

魔法
魔王竜ヒール
魔王竜リフレイン



 ワイルドベアーの討伐は終わりにした。
 パピアナの戦力はEランクはこなせるレベルにあったのは収穫だし、ローズも攻撃スキルが力を発揮した。
 魔石と素材であるベアーの爪とベアーの毛皮は鑑定してもらい、報酬にかえてもらった。

「トレイル。報酬をどうぞ」
「ありがとう」

 報酬は大事にアイテムボックスへと入れておく。
 本来ならもう終わりにしてもいいが、受付嬢が何か言いたそうな風にしている。
 俺に何か?

「トレイル達の活躍ぶりには目を見張るものがあります。トレイルがどうやって強くなっているのかわかりませんが、ギルドでも話題になってます」
「嬉しいですね。そう言われると」

 俺も周りから認められてきているということか。

「そこで新しいクエストがあります。ギルドで一押しのクエストでして、多くの方に参加を募集中のが」
「トレイル、面白ろそうだ。私に挑戦するのなら受けてたつ」
「パピアナに挑戦してるわけじゃないと思うけど」
「どんなクエストなの?」

 パピアナは興味深そうに受付嬢に訊いた。
 パピアナは刺激的なのが好きなのか、楽しそうである。

「はい、あるダンジョンでのクエストとなります。そのダンジョンにはドワーフ族が住んでいます。ドワーフ族はそのダンジョンで採掘をしています。その時に、鏡が発見されました」
「鏡?」

 鏡が発見とは?
 そんなに重要なのかな。

「鏡は聖なる鏡と呼ばれていて、その鏡を持つと魔王を倒す時に、役に立つと言い伝えられている伝説のアイテムなのです。偶然にも発見されたのです」
「鏡はドワーフ族が回収して、めでたいことですね」

 魔王と戦うという人にしか関係ない話だな。
 俺には全く関係ない。

「めでたくないの。鏡を持ったドワーフ族の人はダンジョンで行方不明になった。魔物に襲われてしまったらしいの。その行方不明者を捜索して救出するのが目的のクエストとなる」
「魔物に……かわいそうに」
「俺達は魔王と戦う予定ないですから、関係ないかな」

 軽くお断りしておく。

「面白いわねそのクエスト。詳しく教えなさい」
「パピアナ、なぜ話に関わる!」

 積極的なのも程がある。
 
「トレイルは消極的だ。もっと攻めて行こう!」
「ダメです、パピアナはヤル気満々」
「さぁ説明をしてくれ」
「はい……」

 受付嬢は迷いながらもパピアナに説明をする。
 パピアナがやりたいなら、それでもいいかな。
 ダンジョンの場所と行方不明のドワーフの詳細な情報は教えてもらう。
 ギルドを出るとパピアナはヤル気に満ちている。
 
「ダンジョンは少し遠いようだ」
「場所はわかるだろうが、大丈夫か。クエストランクはDだ。今まではEランクだったのに」
「ローズは心配しすぎだ。EもDもあまり変わらないと思う」
「変わるでしょ!」

 ローズはパピアナに軽く突っ込む。
 ギルド側は俺の竜の守りパーティーはEランクであるものの過去の実績からDランクをしてもいいよとなった。
 Eランクであるものの、Dに近いという判断だろうな。
 パーティーランクはひとつずつしか上がらない仕組みとなっているので、どんなに強いパーティーでもFからE、そしてひとつずつ上がり、Aまでいく。
 森の王のサリオス達も同じ道でAになり、さらにSランクになった。
 たぶん恐ろしい速度で上がったと考えていい。
 竜の守りは順調に上がればいいかな。

「まぁ、クエストは受付けたのだからいいとして、私が気になるのは聖なる鏡。魔王に有効なアイテムなのよね。もし私達が鏡を持っていたら、注目されるかも」
「ローズは知ってた?」
「知らない」
「パピアナは?」
「知らないけど。トレイルはサリオスとかといたわけだし、当然知ってたでしょ」
「知らなかった」

 本当に知らなかった。
 
「ええっ、知っててよ!」
「サリオスやジェンティルは知ってるだろうな。俺には教えないと思う。俺のことを戦力とは考えていないしな」
「トレイルがサリオスらよりも先に取ったらいい。魔王に有効ならサリオス達も探していても不思議はないよ」
「先に取ってやろう。あんなデブに先に取られてたまるか!」

 それってムジカのことだよな。
 かなりパピアナはムジカを嫌っているな。
 
「そうだな。それもいいかもな」

 ダンジョンに向かうとなった。
 ローズからはサリオスよりも先にと言われて。
 サリオスがダンジョンにいる可能性もあるが、あまり気にしないようにした。
 ダンジョンへは徒歩であるから、途中は野宿となる。
 夜になり徒歩するのを止める。

「もう歩けないよ暗いし。泊まりにしようよ」
「そうだな、暗いと危ないもんな。ここらへんで休もう。テントはアイテムボックスにあるから」
「トレイル、準備いい。テントあるなんて!」
「当然だろう。俺はサリオスのパーティーで雑用係だったんだぜ。テントは必須だし、水や食料も俺の仕事だったからな。テントを張るから待っていてくれるかな」

 雑用係時代が懐かしい。
 テントは三人が楽に寝れる大きさで、長い旅には必須なアイテムである。
 寒さもしのげる耐久性のある素材が使われており、寒冷地にも対応する。
 ダンジョンまでは一休みしてから出発としよう。
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