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クロス村編

Hシーン(触手/アナ)

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 俺がそうしてイルナに頼み込んでいる頃、アナたちは……っていう流れなんだが、語りは俺がやるからな。俺がその場にいないのに俺が語りをやるのは違和感があるかもしれないが、便宜上仕方ないから細かいことは気にするな。

 とにかく一方その頃ってやつだ。

※ ※ ※

「やぁっ!! 離して!」

 アナたち四人は植物のツルのようなものに巻き付かれて、そのまま体を持ち上げられていた。この付近の木々全体が淫魔らしく、ツルは至る所から伸びてくる。

 そうかと思えば当然のごとくツルが腕から足から服の合間に入り込み、服に隠れた場所にも遠慮なく絡み付いた。これはなんというか、某ジ◯ンプ漫画で見慣れた光景である。

「気持ち悪い……離しなさいってば!」

 アナは身をよじって嫌悪感を表すが、身をよじればよじるほどツルは侵食を進める。そして遂に上下ともに下着の中までツルが入り込んできた。

「ひゃぁっ……そんなところ……入らないで……」

 アナの懇願も虚しくツルはあっという間に胸と股に這わされ、今度はツルの太い部分が無理矢理服の中に押し入るフェーズへと突入した。無理に押し込められた部分の服の生地がぎちぎちと音を立てる。

 すっかり全身の素肌に絡み付いたツルは、いよいよアナの弱いところへアプローチを開始した。ツルの細い先端が胸の先端に巻き付いて引っ張る。

「やっ……」

 それと同時にパンツの中、割れ目をツルの側面でなぞられ、アナは不本意ながらビクッと身体を震わせた。服はまだ完全に着ている状態なのに、既にこの時点でエロゲー感がすごい。

 すると次の瞬間、パァンッ! という音ともにブラウスの生地が弾け、お腹とブラが丸見えになった。お腹から胸までツタが這っているのが見えてさらにエロく感じさせる。

 そしてツタは順当に下着を脱がし始めた。パンツは慣れた手つき(ツタつき?)でスルスルと膝まで下ろし、ブラも器用にホックを外してそのまま地面へ落とした。

 前が破れたブラウスとスカートだけになってしまい、胸と花園をツタにいじられているのが露わになった。アナは顔を赤くしながら抗おうとはしているようだが、下の口をいじるツタはもう濡れててかてかしている。

 下のツルはさらに割れ目の一番前、クリ〇リスにまとわりついて、先端でこちょこちょと擦った。

「ひゃぅぅっ!!」

 宙に浮いたままで腰をビクビクと揺らし、アナは我慢できずにイってしまった。敏感になった乙女の花園は少し触れられる度に過度に反応していた。

 ひと段落……かと思いきやツタは留まることを知らず。四本程度のツタが寄り集まってツイストし、一本の太いツタへと変貌する。それがグッとアナの下半身に近付いてきた。

「……! まさか……そんな太いの……」

 アナの悪い予感は的中し、ぶっといツタはびしょびしょになったアナの割れ目へとあてがわれた。割れ目に沿って擦りつけて愛液を塗りたくったのち、ツタは躊躇なく膣壁を押しのけてアナの膣内へともぐりこんだ。

「あぐっ……痛いっ!!」

 俺のイチモツよりも太い物体が入り口を軋ませながらぬるりと進入していく。もともとツタなので柔らかく変形するのと充分に濡れているのが手伝って、太さに関わらずすんなりと一番奥まで到達してしまった。

「あぅ……ぐ、き、つい……」

 体験したことのない圧迫感にアナは顔を歪める。だが、そんなことなどおかまいなしでツタはぐちゅぐちゅと膣内をかき回す。

「んはぁっ!! うぐぅっ……がぁはっ……」

 太いものが動き回るせいでアナは殴られた時のような鈍い声を発する。でもそれは最初だけで、膣内が解れてくるとその太いツタを受け入れて自分から腰を振るようになってしまっていた。

「あぉんっ、おぉんっ、おぐっ、うぐっ……」

 最初に抵抗しようとしていたアナはどこへやら。気持ちよさそうな蕩けた顔をして自分から足をM字に開き、一定のリズムで喘ぎ続けている。

 しかしその状態で放っておいてくれる淫魔でもないらしい。アナを不意に空中でうつ伏せの状態にすると、絡みついていたツタが膨張してブラウスの残りの部分とスカートを破き去った。全裸になったアナをこれまた少し膨張したツタが後ろから激しく突き始めた。

「あぐぁぁっっ!? おぐっ、おんっ♡おんっ♡おんっ♡……」

 正常位(という表現が触手に対して正しいのか知らんが)とは違う膣内の部分が擦られて、さっきとは比べ物にならない快感がアナを襲った。激しすぎる快楽によってアナはいつもの清楚な感じを完全に失い、明後日の方向を向きながら舌を出してよだれを垂らしている。

 ぐちゅぐちゅと激しい音を立てる膣。そして乳首もツタがより強く絡まって先端部分でカリカリと細かく擦った。上と下の快楽がマックスになり、アナも遂に限界を迎える。

「うぐっ♡……お、おぉぉぉぉぉぉぉほぉぉ♡♡♡」

 奇妙な喘ぎ声を放ちながらガクガクと腰を震わせて愛液を辺りに飛び散らせる。絶頂に達して白目になるほどアへっていても触手はその手を止めようとはしてくれない。

 激しいピストンの音とアナの熱い喘ぎ声はしばらく森の中に響き続けていた。
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