(R18)エロゲRPGの中に転生してしまったので仕方ないからプレイする

前花しずく

文字の大きさ
上 下
43 / 128
クロス村編

ロリ巨乳無口天使寝落ち系美少女(属性大渋滞)

しおりを挟む
「私、ソフィ。よろしく」

 ノリで契りをしてしまったので(おい)後日改めて説明をして、今日正式にソフィをうちのチームに加えることとなった。会場は例の如くジータの家である。

「おねーちゃんかわいー!」

 クララの言う通り、ちゃんと服を着たソフィは想像以上にかわいかった(っていうと失礼か)。まず契った時にも思ってはいたが、薄めのブロンドの髪から神々しささえ感じられて幼い顔立ちから天使の申し子とかにも見える。

 服装は戦闘服らしく、白とゴールドを基調とした衣装だ。下半身には金色の鎧のようなものがついている一方で、上半身は白い布地になっていてわきの辺りから上は露出していた。大きな大きな胸の谷間もしっかり見える。手は腕の途中まである白くて薄い手袋と、アナのものとはまた違う黄金色の石がついた杖を持っていた。

「それで、ソフィは回復魔法が得意なんだっけか」

「そう」

「……実際戦ったりしたことはある?」

「ない」

「……」

 会話が続かねえ!! 単語しか喋れんのかこの子は!!

「ソフィは回復魔法については学校の歴代でも三位の実力を持っているんですよ」

 すかさず同級生だというアナがフォローを入れる。学校でも常にこうしてフォローしてあげるような間柄だったんじゃなかろうか。

「一応回復役としてうちのチームの回復を主にお願いしたいんだけど。攻撃とかはしなくていいからさ」

「……そう」

「魔力とかって無限じゃないと思うんだけど、何回分くらい回復できるとか自分で分かるもんなの?」

「しらない」

「アナさんこの子本当に回復魔法の名手なんですか」

「うーん、実力はあるんですけどね……。ちなみに魔力量は自分では分からないので切れたところでおしまいです」

 またアナが答えてるし。うーん、もう既に先が思いやられるな……。

「そういうわけだからジータ、クララ。ソフィの護衛を頼むぞ」

「了解」

「わかったー」

 まあ最悪一人使い物にならなくてもなんとかなるだろう。こういうかわいいのを置いとけば多分みんなの士気も上がるだろうし。

「それじゃソフィ、今度の実戦よろしくな」

「……」

「……?」

「…………ぐぅ」

「寝てんのかよ!!?」

「活動限界時間がきちゃったみたいですね」

 活動限界時間って何!?? ウルト〇マンなの!!? まだ何もしてないけど!!?

「……戦ってる途中で寝たりしないだろうな」

「ないとは言いきれません」

 なんだよその国会の答弁みたいな返しは! しかもその気まずそうな顔、どう見たって「昔同じようなことがあったけどソフィちゃんに悪いから黙っておこうかな……でも嘘をつくのも罪悪感あるしどうしよう」の顔じゃねえか!

「……本当にこんなんで大丈夫なんだろうか?」

 ソフィとの実戦は三日後と言うことに相成った。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)

チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。 主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。 ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。 しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。 その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。 「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」 これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない

一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。 クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。 さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。 両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。 ……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。 それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。 皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。 ※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

女性の少ない異世界に生まれ変わったら

Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。 目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!? なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!! ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!! そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!? これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

如月さんは なびかない。~クラスで一番の美少女に、何故か告白された件~

八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」  ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。  蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。  これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。  一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

処理中です...