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クロス村編

Hシーン(集団レ〇プ/ジータ・アナ)

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「あ、アナ!? 何してるんだ!?」

 アナは真剣な表情で自らの衣服を地面に落としていく。そしてとうとう下着までもを脱ぎ始めた。もしかしてアナも敵の催眠か何かでおかしくなっちまったのか!?

 しかしアナの目は置かされた時のようにうつろな目はしていなかった。確実に自分の意志でパンツもブラも脱ぎ捨てると、ゴブリンたちに向かって足を広げ自分の花園を思いっきり見せつけた。

「さあ!! ここにあなたたちのがここにいますよ!!」

「……そういうことか」

 俺もアナの意図を察してジータの方を向きなおす。確かにこの盾で作られた鉄壁を突破するにはそれしかないかもしれねえな……。

「アー……?」

「イ、イィー……」

 狙い通り、盾を持ったゴブリンたちは目に見えてソワソワし始めた。そう、奴らは知能はあれど淫魔。目の前に特上の女の子の裸を出されて黙っていられるわけがない。

「ア……アィー!!!」

 遂に一匹が我慢できなくなったのか盾を放り出してアナの元へと全力疾走した。他の奴らもそれにつられるようにアナに向かって突進していく。

「ヒロキ様!!」

「ああ分かってる!!」

 アナに向かってくるゴブリンをこの場で始末することもできるが、今はもっと優先すべきことがある。俺は県を両手で構え直し、散らばっているゴブリンを無視してジータの元へと走り出した。

「ジータぁぁあ!!」

「んぐっんぐっんぐぅぅぅぅぅううう!!!!」

 ジータはさっきにも増して激しく腰を痙攣させ、ゴブリンたちも肉棒の動きを最大まで早くしていた。そして俺がジータの元に辿り着く直前……ゴブリンたちの熱は最高潮に達した。

「アィィ~~~~!!」

 離れていても聞こえるくらいドクドクと精液が放出される。最初は膣に吐き出され、ジータは腰を思いっきり浮かせた。次は口の中に吐き出され、ジータは咽返りながらもその白濁液を飲みこんだ。そして残りのゴブリンは胸からお腹にかけて全身に、満遍なく粘り気のある液体をぶっかけた。

 ジータは一瞬にして全身をゴブリンに汚されてしまったのだ。

「よくもぉぉぉぁあああああっっ!!!」

 顔だけかもしれないが、しかしジータが俺を好いてくれていることは事実だ。だからこそ店番がありながらもこうしてついてきてくれたに違いない。

 そんな健気なこいつを守ってやれないなんて……!!

 怒りに任せてゴブリン共の首を直で狙う。流石ジータから買っただけはある。切れ味の鋭い剣のおかげで右側にいた三匹の首を一気に飛ばせたぜ。

 そこから回転するように左の奴らにも剣を振るう。ジータは地面に倒れているからな。剣を水平に振ればジータには当たらない。

 ゴブリンたちは悲鳴を上げることもなくその場に崩れ落ち、煙となって消えてしまった。俺が今までここに入って来れなかったのが馬鹿に感じるくらい呆気なかった。

「ジータッ……」

「あ……あぇ……」

 ジータは流石にまだ目がイったままで、口からよだれとゴブリンの精液が混じった液体を垂らしていた。俺は無力感に苛まれ、泣きそうになりながらジータの頭を撫でた。

「ヒロキ様!! 弓矢!!」

「っ!!」

 アナの声で我に返り、一番近くにあった茂みに身を隠す。そう、ジータをこんな有様にした原因は他でもないあの毒の弓矢だ。そいつを倒さない限り脅威は続いている……。

「……いた」

 ちょうどジータを挟んで向こう側、大きめの木の上にそいつらは陣取っていた。三匹いるが弓を持っているのは一匹だけ。……動き回っていれば当てられまい!

 茂みから飛び出して右へと蛇行しながら奴らに向かって走っていく。案の定矢は放ってくるもののワンテンポ遅れて飛んできていた。そのまま木の下へもぐりこんで足を薙ぎ払い、落ちてきたところで他の奴ら同様首を切り落とした。

「ひ、ひろきしゃまぁあああ!!」

 弓矢部隊を排除して息つく間もなく、今度はアナの活舌の悪い叫び声が聞こえてくる。見るとアナもまたさっきの盾兵たちに犯されそう……というか既に犯されていた。そりゃあ自分から無防備に呼び込んだのだから無理もない。早く助けなければ。

「は、早くたすけっ……あんっ、あんっ、そんなに激しく突かないでぇっ……んんっ! ちくびすっちゃらめぇぇ!!」

 アナのもとには五匹いて、一匹が膣に挿入し二匹が胸をいじり他の二匹は太ももに肉棒を擦りつけていた。アナももうかなり限界に近いみたいで顔が少し溶け始めてしまっている。

「俺のアナに手を出すなぁっっ!!!」

 今度はアナの状態に当たらないように気を付けながらゴブリンの背中を剣先で刺して、一旦アナから引き剥がした。そして穴から五匹とも離れたところで順番に剣を振るってゴブリンの群れを完全に一掃した。

「ひろきしゃま……ありがとうございまひゅ……」

「アナこそありがとう……こうでもしなきゃジータを助けられなかった」

 俺がそう言うとアナは息が乱れているながら嬉しそうに頷いた。ここまでデキる女の子は世界中どこを探してもいないんじゃなかろうか。

 それはそうと、全部終わったことだしジータをちゃんと救護しないとな……。そう思ってジータの方を向くと、なんとジータは既に立ち上がっていた。

「ジータ、気が付いたのか……案外回復が早くて良かったよ」

 ……話しかけてみたのだが、それに対する返答はなかった。……何か様子がおかしい?

「ジータ……お前、どうかしたのか……」

 ジータは何も言わずに落ちていたハンマーを拾い上げるとこちらに歩いて……いや、とんでもない速度で走って迫ってきた。

「ジータ何を……!!」

「ヒロキ様! 危ない!!」

 次の瞬間ジータは俺たちに向かってハンマーを思いっきり振り上げた。その目は焦点が合っていなかった。
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