22 / 52
18 富士山と弁当
しおりを挟む
僕は名古屋へ向かう新幹線の中、車窓に富士山を眺めながら芹那に佐藤の話をした。
「その子も、神様の生まれ変わりだってこと?」
「うん。そうみたいだ。体から、僕と同じように光の靄を出してた」
「前世の記憶を持ってて、自分がこの世に何のために生まれて来たか知ってるやつ、か……。私たちが知らないだけで、いるのかもね、そう言う人たちって」
「うん。それにこっちの世界のことも知らされたよ。クラスメイトが化け物に襲われて次の日からいなくなるなんて普通のことだ、って」
「私も似たような話聞いたわ。知ってる? 小学生、中学生ってね、入学した時から卒業までの間に、生徒数が半分以下になっちゃうんだって」
「半分? どうして?」
「化け物に襲われちゃうから」
「そ、そんな……」
「高校生になるとね、少しマシになるみたい。まあ単純に、逃げ足が速くなるとか、それまでの経験で知恵をつけてるから、生き延びる可能性が上がるわけよ。でも、中学生までの子供は簡単に化け物の餌食になっちゃうの」
まさか、それがクラスの人数があんなに少ない理由なのか……。
僕のクラスは十五人しかいなかった。他のクラスも似たようなもんだ。と言うことは、本来あの学校に通うはずだった他の子供たちは、みんな幼い時に化け物に殺されたと言うことなのか……。
「さっき和也、その佐藤君って子、もとの世界ではいじめられてたって言ってたでしょ? わたしそれ聞いて思ったの。こっちの世界ではみんなきっと、仲悪くしたり、いじめたりなんてできないのよ。だって、その相手が明日には死んでいるかもしれないんですもの。そんな悲しいことできるわけないよね。だからきっと子供なりに、今日生きていることをお互い必死に喜びあっているのかも、ってね」
僕たちは明るいうちに観光の振りをして熱田神宮に入ると、本殿の裏手にある林に隠れ、夜を待つことにした。
「化け物、出るかな」
「大丈夫でしょ。結界張ってあるだろうし。それに和也がいれば、化け物出ても関係ないじゃん」
「でも何も武器を持ってないよ。竹刀すらない」
「そう言えばそうね。持ってくればよかったわね」
「剣なんか持ってちゃ、怪しくて新幹線乗れないよ」
「私の剣道の道具入れがあるわ。あれなら神璽剣も入りそうだけど」
「そ、そうなの?」てか芹那、来る前にそれ気づいてよ、と僕は思ってしまった。
「それよりこれ見て、ねえ」と言って芹那は暇つぶしに駅の売店で買ってきた新聞を僕に見せてきた。
そこにはまるで、戦争で空爆にでも遭ったような街の写真が載せられていた。
「なにこれ? どこ? 日本?」
「もちろんよ。諏訪市だって。見てこれ、ここが諏訪湖よ、きっと」
「諏訪市って、どこにあるの?」
「馬鹿ねえ、長野の方よ。例のほら、鵺が抜け出してきたかも知れない顛倒結界がある場所よ」
「それがどうしてこんなことに……」
「わからない。わからないけど、あきらかにこれ、誰かに無差別に攻撃されてるわよね」
「人間の仕業?」
「違うんじゃない? だって原因がわからないって書いてあるもの。人がやったことなら、どうやってやったかくらいわかるでしょ」
「でもじゃあ、いったい何が起こったんだろう」
「気味が悪いわね。顛倒結界を含む諏訪市全域がこの状態だって書いてある」
「つまり、人もたくさん死んだってこと?」
「それはないんじゃないかしら。だって顛倒結界の近くには、どこでもあまり人は住まないわ」
「じゃあこれって、逆に考えれば顛倒結界を狙ったってことかな」
「その可能性はある。この様子じゃ、生き残ってる化け物なんていないんじゃないかしら」
夜になると、僕らは本殿へと忍び込み、天叢雲剣を探した。
「ねえ、あったわよ。こっちこっち」芹那の呼び声に近づくと、芹那は巨大な木箱を前に座っていた。
「きっとこれよね。思ったより大きいわ。開けるわよ?」そう言って芹那は持っていた金鋸で鍵を削り始めた。が、五分ほどやって力が続かなくなったのか、僕に「和也、交代」と言って金鋸を渡した。結局僕らがその箱を開け、さらに中の石箱を壊すのに一時間の時を要した。
「ち、違う……、これじゃない」僕は出てきた剣を見てそう言った。
「違うって、天叢雲剣じゃないってこと?」
「うん。これじゃない……」見間違うはずがなかった。スサノオとともに、この手に取って幾度となく化け物と戦ってきた剣だ。
「そう……、まあ、予想はしてたことだけどね……」そう言いながらもやはり、芹那は失望の表情を隠せなかった。
「当たって欲しくはなかったけどね」
「その剣、どうする? せっかくだから持って帰る?」
「いや、やめとくよ。僕の物じゃないからね。本当に泥棒になってしまう。それに、神璽剣があれば、これは必要ない」
「それもそうね。それによくよく考えれば、こんなの持って新幹線乗れないわ」芹那はあっけらかんと言った。
そ、それなら、もしこれが本物の天叢雲剣だったら、どうやって持って帰るつもりだったんだろう……、と言う疑問はあえて口にしなかった。
朝になると僕たちは観光客に紛れてまた外に出た。
新幹線に乗り、来る時は右手に見ていた富士山が、今度は左手に見え始めた。
「ねえ和也、せっかくだから、観光して帰ろうか」
「えっ?」と僕はまだ半分も食べていない弁当にむせてしまった。また芹那の悪い癖が始まったぞ……。
「そうしましょうよ。せっかくここまで来てさ、山で野宿して新聞読んで帰るだけなんてあんまりよ」
と言うかもう半分帰ってきてるよ。それに弁当……。
「そうと決まったらさあ、新富士駅で降りるわよ! ねえ、富士山よ富士山!」
「べ、弁当……」
「そんなの早く食べて!」
「ま、待って……、ぐふっ!」
なんだこの芹那の切り替えの早さは。さっきまで失恋した女の子みたいに窓の外見てたくせに! そんなことを考えながら、僕は残った弁当を口の中に一気にかき込んだ。
「その子も、神様の生まれ変わりだってこと?」
「うん。そうみたいだ。体から、僕と同じように光の靄を出してた」
「前世の記憶を持ってて、自分がこの世に何のために生まれて来たか知ってるやつ、か……。私たちが知らないだけで、いるのかもね、そう言う人たちって」
「うん。それにこっちの世界のことも知らされたよ。クラスメイトが化け物に襲われて次の日からいなくなるなんて普通のことだ、って」
「私も似たような話聞いたわ。知ってる? 小学生、中学生ってね、入学した時から卒業までの間に、生徒数が半分以下になっちゃうんだって」
「半分? どうして?」
「化け物に襲われちゃうから」
「そ、そんな……」
「高校生になるとね、少しマシになるみたい。まあ単純に、逃げ足が速くなるとか、それまでの経験で知恵をつけてるから、生き延びる可能性が上がるわけよ。でも、中学生までの子供は簡単に化け物の餌食になっちゃうの」
まさか、それがクラスの人数があんなに少ない理由なのか……。
僕のクラスは十五人しかいなかった。他のクラスも似たようなもんだ。と言うことは、本来あの学校に通うはずだった他の子供たちは、みんな幼い時に化け物に殺されたと言うことなのか……。
「さっき和也、その佐藤君って子、もとの世界ではいじめられてたって言ってたでしょ? わたしそれ聞いて思ったの。こっちの世界ではみんなきっと、仲悪くしたり、いじめたりなんてできないのよ。だって、その相手が明日には死んでいるかもしれないんですもの。そんな悲しいことできるわけないよね。だからきっと子供なりに、今日生きていることをお互い必死に喜びあっているのかも、ってね」
僕たちは明るいうちに観光の振りをして熱田神宮に入ると、本殿の裏手にある林に隠れ、夜を待つことにした。
「化け物、出るかな」
「大丈夫でしょ。結界張ってあるだろうし。それに和也がいれば、化け物出ても関係ないじゃん」
「でも何も武器を持ってないよ。竹刀すらない」
「そう言えばそうね。持ってくればよかったわね」
「剣なんか持ってちゃ、怪しくて新幹線乗れないよ」
「私の剣道の道具入れがあるわ。あれなら神璽剣も入りそうだけど」
「そ、そうなの?」てか芹那、来る前にそれ気づいてよ、と僕は思ってしまった。
「それよりこれ見て、ねえ」と言って芹那は暇つぶしに駅の売店で買ってきた新聞を僕に見せてきた。
そこにはまるで、戦争で空爆にでも遭ったような街の写真が載せられていた。
「なにこれ? どこ? 日本?」
「もちろんよ。諏訪市だって。見てこれ、ここが諏訪湖よ、きっと」
「諏訪市って、どこにあるの?」
「馬鹿ねえ、長野の方よ。例のほら、鵺が抜け出してきたかも知れない顛倒結界がある場所よ」
「それがどうしてこんなことに……」
「わからない。わからないけど、あきらかにこれ、誰かに無差別に攻撃されてるわよね」
「人間の仕業?」
「違うんじゃない? だって原因がわからないって書いてあるもの。人がやったことなら、どうやってやったかくらいわかるでしょ」
「でもじゃあ、いったい何が起こったんだろう」
「気味が悪いわね。顛倒結界を含む諏訪市全域がこの状態だって書いてある」
「つまり、人もたくさん死んだってこと?」
「それはないんじゃないかしら。だって顛倒結界の近くには、どこでもあまり人は住まないわ」
「じゃあこれって、逆に考えれば顛倒結界を狙ったってことかな」
「その可能性はある。この様子じゃ、生き残ってる化け物なんていないんじゃないかしら」
夜になると、僕らは本殿へと忍び込み、天叢雲剣を探した。
「ねえ、あったわよ。こっちこっち」芹那の呼び声に近づくと、芹那は巨大な木箱を前に座っていた。
「きっとこれよね。思ったより大きいわ。開けるわよ?」そう言って芹那は持っていた金鋸で鍵を削り始めた。が、五分ほどやって力が続かなくなったのか、僕に「和也、交代」と言って金鋸を渡した。結局僕らがその箱を開け、さらに中の石箱を壊すのに一時間の時を要した。
「ち、違う……、これじゃない」僕は出てきた剣を見てそう言った。
「違うって、天叢雲剣じゃないってこと?」
「うん。これじゃない……」見間違うはずがなかった。スサノオとともに、この手に取って幾度となく化け物と戦ってきた剣だ。
「そう……、まあ、予想はしてたことだけどね……」そう言いながらもやはり、芹那は失望の表情を隠せなかった。
「当たって欲しくはなかったけどね」
「その剣、どうする? せっかくだから持って帰る?」
「いや、やめとくよ。僕の物じゃないからね。本当に泥棒になってしまう。それに、神璽剣があれば、これは必要ない」
「それもそうね。それによくよく考えれば、こんなの持って新幹線乗れないわ」芹那はあっけらかんと言った。
そ、それなら、もしこれが本物の天叢雲剣だったら、どうやって持って帰るつもりだったんだろう……、と言う疑問はあえて口にしなかった。
朝になると僕たちは観光客に紛れてまた外に出た。
新幹線に乗り、来る時は右手に見ていた富士山が、今度は左手に見え始めた。
「ねえ和也、せっかくだから、観光して帰ろうか」
「えっ?」と僕はまだ半分も食べていない弁当にむせてしまった。また芹那の悪い癖が始まったぞ……。
「そうしましょうよ。せっかくここまで来てさ、山で野宿して新聞読んで帰るだけなんてあんまりよ」
と言うかもう半分帰ってきてるよ。それに弁当……。
「そうと決まったらさあ、新富士駅で降りるわよ! ねえ、富士山よ富士山!」
「べ、弁当……」
「そんなの早く食べて!」
「ま、待って……、ぐふっ!」
なんだこの芹那の切り替えの早さは。さっきまで失恋した女の子みたいに窓の外見てたくせに! そんなことを考えながら、僕は残った弁当を口の中に一気にかき込んだ。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
わがまま姉のせいで8歳で大聖女になってしまいました
ぺきぺき
ファンタジー
ルロワ公爵家の三女として生まれたクリスローズは聖女の素質を持ち、6歳で教会で聖女の修行を始めた。幼いながらも修行に励み、周りに応援されながら頑張っていたある日突然、大聖女をしていた10歳上の姉が『妊娠したから大聖女をやめて結婚するわ』と宣言した。
大聖女資格があったのは、その時まだ8歳だったクリスローズだけで…。
ー---
全5章、最終話まで執筆済み。
第1章 6歳の聖女
第2章 8歳の大聖女
第3章 12歳の公爵令嬢
第4章 15歳の辺境聖女
第5章 17歳の愛し子
権力のあるわがまま女に振り回されながらも健気にがんばる女の子の話を書いた…はず。
おまけの後日談投稿します(6/26)。
番外編投稿します(12/30-1/1)。
作者の別作品『人たらしヒロインは無自覚で魔法学園を改革しています』の隣の国の昔のお話です。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
【完結】婚約破棄されて修道院へ送られたので、今後は自分のために頑張ります!
猫石
ファンタジー
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
お馬鹿な聖女に「だから?」と言ってみた
リオール
恋愛
だから?
それは最強の言葉
~~~~~~~~~
※全6話。短いです
※ダークです!ダークな終わりしてます!
筆者がたまに書きたくなるダークなお話なんです。
スカッと爽快ハッピーエンドをお求めの方はごめんなさい。
※勢いで書いたので支離滅裂です。生ぬるい目でスルーして下さい(^-^;
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる