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 「この家に着た当初話したが、俺が女嫌いなのとゲイなのは事実・・・・・・・だ。しかし、アルフレッドが恋人と言うのは嘘だ。女であるナツキに俺の周りをウロチョロされたくなかったし、執務室周辺にも来て欲しくなかった。だから、アルフレッドを巻き込んだ。よほどのアホで無ければ近寄って来ないだろ?お前は納得し、近寄って来なかった」

 「まあ、身バレしたくないのもあったからな」

 俺はボソリと呟いた。

 「しかし、女嫌いなはずの俺なのに、お前はちょっと気になった。俺が嫌いな香水臭くないし、ベッタリと密着したり下心丸出しで寄って来ない。ウザくないし、たまにドジなのが庇護欲をソソル」

 シリウスは優しい目をして俺の頭を撫でた。

 「そんなお前が実は男じゃないかと執事に言われて、ショックだった。性別はどうでもいいが騙されている・隠し事をされている・もしかしたら刺客である。お前に少し好意を抱いてしまっていたから、本当の事を聞き出したくてお前に問い詰めた。あの時、身体に触れてから確信した。俺はお前が欲しい、身体の隅々までだ。啼かせて・トロトロに溶かして、俺を欲しいと言わせたいんだ」

 顔が近づいてきて、唇を舌でペロリと舐められる。

 「お、俺が好きだって・・・事?」

 俺はオズオズと聞いてしまう。

 だって、今まで男性から求められた事が無い。まあ、女性からも無いが。

 「好き・・・か。俺は他人に対して執着した事が無かったが、そうか。ハズキに対する思いは『好き』になるんだな。ああ、ハズキ好きだ」

 シリウスは再びペロリとハズキの舌を舐めてから、中に侵入してきた。

 「んっ・・・」

 シリウスの腕をギュッと握る。今更ながらに気がついたが、シリウスは裸だった。

 「シリウス、何で裸なの?」

 「俺はいつも裸で寝る。今はお前もだ」

 先程散々シリウスに撫で回された時に気にはなったが、スケスケキャミソールとパンティは脱がされたようだ。

 「で、お前はあんなイヤラシイのを着て、俺を誘ったのか?ん?」

 「ち、違うっ!あれはアルフレッドが届けたんだっ!!シリウスが指示したんじゃないのか!?」

 シリウスからじゃないなら着なければ良かったっ!!

 「ふ~ん、お前は他の男からのあんなイヤラシイ下着を着て俺との閨に来たんだな?お仕置きモノだろうな、それは」

 シリウスは一瞬仄暗い顔をしてから、左の唇だけをニヤリと上げた。





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