貴方との運命

ゆきりん(安室 雪)

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 「そんな・・・、美緒、嘘だ。俺は寝ぼけているのか?」

 見開いた目で、幽霊にでも会ったみたいだ。

 「葉月さん、確かにはじめは子供なんて産みたくないって思ってた。だって無理やりされて、好きでも何でもない人だったから。でも、葉月さんの優しさがちょっとずつ気になってきて、葉月さんの身体の暖かさもイヤじゃないって思い始めて・・・。それに、卯月さんに触られた時には、葉月さんじゃなきゃイヤって思ったの。助けてって思ったら、ホントに葉月さん来てくてれ嬉しかった。好きなんです、葉月さんっ」

 「美緒っ!!」

 ガシッと抱きしめられ、見つめ合い、2人の唇が寄ってキス。一方的でないキスは初めてだった。

 「美緒っ、美緒っ!」

 キスをしながら葉月さんは呟く。そして、

 「もう、離さないっ。俺の子を一緒に育ててくれるか?」

 「はいっ」

 「ありがとう、美緒っ!愛してるっ!」

 頬が痩けて顔色が悪いのに、美緒を軽々抱き上げ、葉月のベッドルームに運ばれる。

 「優しくするっ、優しくするから美緒っ!抱いてもいいか?」

 ベッドに優しく横たえられながら、甘く見つめられる。こんな葉月さんの目は初めてだ。

 「うんっ、私も葉月さんが欲しいの。葉月さんを頂戴?」

 葉月さんにゆっくり手を伸ばす。

 性急に美緒のパジャマを剥ぎ取り、葉月も全裸になる。

 「くっ。美緒、優しくしたいのに、自信がなくなりそうだっ!可愛くおねだりなんか覚えてっ!!」

 美緒の脚を開かせ、蜜壺に顔を近づける。

 「ああっ、美緒の匂いがする」

 ペロリと花芽を舐められ、美緒はビクッとしてしまうが、気にせず葉月は舐めたり吸い上げる。
 
 「んんっ、そんなに吸っちゃダメェ」

「甘い声で言われても、聞けないぞ?美緒。でも、俺ももう、美緒の中に入りたい」

 蜜壺を解しながら乳首に吸い付く。

 「あっ!」

 「ああ、そのうちココに吸い付くのは俺だけじゃなくなるんだな」

 蜜壺の指はそのまま、片手で美緒のお腹をゆっくり愛しげ撫でる。

 「ココに俺の子が・・・。夢みたいだ。会えるのが楽しみだ。でも、今はまだ俺だけの美緒でいてくれ」

 葉月さんの先端が蜜壺の入り口と花芽をゆっくり撫でる。ソレを楽しむ様に、中々中には挿れない。

 「ああんっ!葉月さん、もう中に欲しいのっ!」

 「くっ、美緒っ!あんまり持たないぞっ!」

 ググッと挿って来たソレは、瞬間的に中に白濁を吐き出した。

 「くっ・・・、気持ち良すぎだ美緒っ。まだまだだっ!!」

 吐き出した割には、すぐに張りつめたソレで美緒の中を穿つ。白濁がヌチャヌチャとイヤラシイ音をたて、コポリと中から溢れ出る。




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