35 / 44
35
しおりを挟む
美緒は何とか部屋から出れないかと、室内を歩き回るが、無い。マンションの1室なのだが、掃き出し窓には全てシャッターが下され、外には出られない。他の窓も見てみるが、この部屋は25階にあるので、窓から外に出るのも難しい。
「ふぅ。今頃は宮田さんから葉月さんに連絡行ってるだろうな。助けに来てくれるのかな?でも、場所の特定難しいだろうし」
スマホ持って来れなかったし・・・。
宮田さん大丈夫かな、怪我とかしてないかな?巻き込んでしまって申し訳ない・・・って、私も巻き込まれてるんだけど・・・。
今世の卯月さんも、葉月さんを恨んでるみたいだ。さすがに前世みたいに実の兄を殺さないと思うけど。でも、何が起こるか分からない。
今のこの状況から抜け出せないとなると、方法を考えなきゃ!
どうすればいい?
次に卯月さんが戻ってきたらかなりヤバイ事になってしまう・・・。
しかし、解決策は見つからないまま、時間だけが刻々と過ぎて行く。窓から入っていた太陽の光もオレンジ色に変わりつつある。はっきりとした時間は分からないが、夕方になりつつあるのは分かる。
「ふぅ。今頃は宮田さんから葉月さんに連絡行ってるだろうな。助けに来てくれるのかな?でも、場所の特定難しいだろうし」
スマホ持って来れなかったし・・・。
宮田さん大丈夫かな、怪我とかしてないかな?巻き込んでしまって申し訳ない・・・って、私も巻き込まれてるんだけど・・・。
今世の卯月さんも、葉月さんを恨んでるみたいだ。さすがに前世みたいに実の兄を殺さないと思うけど。でも、何が起こるか分からない。
今のこの状況から抜け出せないとなると、方法を考えなきゃ!
どうすればいい?
次に卯月さんが戻ってきたらかなりヤバイ事になってしまう・・・。
しかし、解決策は見つからないまま、時間だけが刻々と過ぎて行く。窓から入っていた太陽の光もオレンジ色に変わりつつある。はっきりとした時間は分からないが、夕方になりつつあるのは分かる。
0
お気に入りに追加
245
あなたにおすすめの小説
とまどいの花嫁は、夫から逃げられない
椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ
初夜、夫は愛人の家へと行った。
戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。
「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」
と言い置いて。
やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に
彼女は強い違和感を感じる。
夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り
突然彼女を溺愛し始めたからだ
______________________
✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定)
✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです
✴︎なろうさんにも投稿しています
私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ
誰にも言えないあなたへ
天海月
恋愛
子爵令嬢のクリスティーナは心に決めた思い人がいたが、彼が平民だという理由で結ばれることを諦め、彼女の事を見初めたという騎士で伯爵のマリオンと婚姻を結ぶ。
マリオンは家格も高いうえに、優しく美しい男であったが、常に他人と一線を引き、妻であるクリスティーナにさえ、どこか壁があるようだった。
年齢が離れている彼にとって自分は子供にしか見えないのかもしれない、と落ち込む彼女だったが・・・マリオンには誰にも言えない秘密があって・・・。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
その出会い、運命につき。
あさの紅茶
恋愛
背が高いことがコンプレックスの平野つばさが働く薬局に、つばさよりも背の高い胡桃洋平がやってきた。かっこよかったなと思っていたところ、雨の日にまさかの再会。そしてご飯を食べに行くことに。知れば知るほど彼を好きになってしまうつばさ。そんなある日、洋平と背の低い可愛らしい女性が歩いているところを偶然目撃。しかもその女性の名字も“胡桃”だった。つばさの恋はまさか不倫?!悩むつばさに洋平から次のお誘いが……。

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる