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美緒は何とか部屋から出れないかと、室内を歩き回るが、無い。マンションの1室なのだが、掃き出し窓には全てシャッターが下され、外には出られない。他の窓も見てみるが、この部屋は25階にあるので、窓から外に出るのも難しい。
「ふぅ。今頃は宮田さんから葉月さんに連絡行ってるだろうな。助けに来てくれるのかな?でも、場所の特定難しいだろうし」
スマホ持って来れなかったし・・・。
宮田さん大丈夫かな、怪我とかしてないかな?巻き込んでしまって申し訳ない・・・って、私も巻き込まれてるんだけど・・・。
今世の卯月さんも、葉月さんを恨んでるみたいだ。さすがに前世みたいに実の兄を殺さないと思うけど。でも、何が起こるか分からない。
今のこの状況から抜け出せないとなると、方法を考えなきゃ!
どうすればいい?
次に卯月さんが戻ってきたらかなりヤバイ事になってしまう・・・。
しかし、解決策は見つからないまま、時間だけが刻々と過ぎて行く。窓から入っていた太陽の光もオレンジ色に変わりつつある。はっきりとした時間は分からないが、夕方になりつつあるのは分かる。
「ふぅ。今頃は宮田さんから葉月さんに連絡行ってるだろうな。助けに来てくれるのかな?でも、場所の特定難しいだろうし」
スマホ持って来れなかったし・・・。
宮田さん大丈夫かな、怪我とかしてないかな?巻き込んでしまって申し訳ない・・・って、私も巻き込まれてるんだけど・・・。
今世の卯月さんも、葉月さんを恨んでるみたいだ。さすがに前世みたいに実の兄を殺さないと思うけど。でも、何が起こるか分からない。
今のこの状況から抜け出せないとなると、方法を考えなきゃ!
どうすればいい?
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