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翌日の仕事帰りにアリアナは、昨日会ったシドと言う男とレストランで待ち合わせをし、仕事の契約書を読みサインするように促された。アリアナははっきり言って、こう言う書類を読むのが苦手だ。いっそ読み上げて欲しいくらいだ。契約書の3分の1ほど読み、面倒くさくなったのでサインした。
男の目が笑ったのにアリアナは気が付かなかった。
美味しく食事を頂き、来週から泊まり込みで準備を進めたいから、食堂の仕事は休むか辞めるかしてほしいと言われた、アリアナはシブシブ辞める事になった。食事処のオーナー夫妻は都合がつけば、また働いて欲しいと言ってくれたので、アシスタントの仕事が終わればまた働かせて欲しいとは伝えた。
基本的に生活に必要な物は用意するから、身一つでも大丈夫だとは言ってもらえたが、一応着替えは数着持って行く事にした。
アリアナな屋敷に迎えがやって来た。その場で前金を渡されて、一旦金庫にしまいに行った。迎えに来たのはとても高級そうな馬車だ。内装もしっかりしていて座りごこちも良い。
うわぁ、こんな上等な馬車は、初めてだよ。
アリアナが座ると、馬車はゆっくりと走り出した。
アリアナの屋敷とは街を挟んで逆側にある大きな屋敷の存在を知ってはいたが、まさか自分がその建物に入る日が来るとは思っていなかった。馬車を降りるとメイドが荷物を運んでくれる。建物内に入るとすぐにシドはやってきた。そして、アリアナの部屋に案内してくれる。
「うわぁ!こんな素敵な部屋を私が使ってもいいの?」
天蓋が付いたベッド、猫脚の家具、毛足の長い絨毯は足音を吸収し柔らかい踏み心地だ。
「気に入ってもらえたなら良かったよ。昼食を食べたら仕事の内容を説明するからね?」
「はいっ!!お願いします!!」
アリアナは元気よく答えた。
シドはにこやかな笑顔で頷いた。
何でこんな事になってしまったの!!
バスルームにいるアリアナはもちろん裸で、一緒にいるシドももちろん裸だ。しかもシドの手は沢山のボディソープをまとい、アリアナの身体をヌルヌルと撫で回している。その度にアリアナは甘い声を上げてしまう。
「あっ、あんっ!やっ、シドっ!やだっ」
「ふふっ、俺の仔猫ちゃんは可愛い声を出すんだね?」
胸の頂きにある赤い実はいつのまにかぷっくりと膨れ上がっていた。シドが執拗に撫で回し、そして吸い付いたからだ。
「なっ、何でこんな事を?」
「もちろん俺のアシスタントだからだ。まずは、俺と仔猫ちゃんの身体のコミュニケーションを深めておかないとね?」
笑顔のシドはその手をアリアナの下半身に滑らせた。
男の目が笑ったのにアリアナは気が付かなかった。
美味しく食事を頂き、来週から泊まり込みで準備を進めたいから、食堂の仕事は休むか辞めるかしてほしいと言われた、アリアナはシブシブ辞める事になった。食事処のオーナー夫妻は都合がつけば、また働いて欲しいと言ってくれたので、アシスタントの仕事が終わればまた働かせて欲しいとは伝えた。
基本的に生活に必要な物は用意するから、身一つでも大丈夫だとは言ってもらえたが、一応着替えは数着持って行く事にした。
アリアナな屋敷に迎えがやって来た。その場で前金を渡されて、一旦金庫にしまいに行った。迎えに来たのはとても高級そうな馬車だ。内装もしっかりしていて座りごこちも良い。
うわぁ、こんな上等な馬車は、初めてだよ。
アリアナが座ると、馬車はゆっくりと走り出した。
アリアナの屋敷とは街を挟んで逆側にある大きな屋敷の存在を知ってはいたが、まさか自分がその建物に入る日が来るとは思っていなかった。馬車を降りるとメイドが荷物を運んでくれる。建物内に入るとすぐにシドはやってきた。そして、アリアナの部屋に案内してくれる。
「うわぁ!こんな素敵な部屋を私が使ってもいいの?」
天蓋が付いたベッド、猫脚の家具、毛足の長い絨毯は足音を吸収し柔らかい踏み心地だ。
「気に入ってもらえたなら良かったよ。昼食を食べたら仕事の内容を説明するからね?」
「はいっ!!お願いします!!」
アリアナは元気よく答えた。
シドはにこやかな笑顔で頷いた。
何でこんな事になってしまったの!!
バスルームにいるアリアナはもちろん裸で、一緒にいるシドももちろん裸だ。しかもシドの手は沢山のボディソープをまとい、アリアナの身体をヌルヌルと撫で回している。その度にアリアナは甘い声を上げてしまう。
「あっ、あんっ!やっ、シドっ!やだっ」
「ふふっ、俺の仔猫ちゃんは可愛い声を出すんだね?」
胸の頂きにある赤い実はいつのまにかぷっくりと膨れ上がっていた。シドが執拗に撫で回し、そして吸い付いたからだ。
「なっ、何でこんな事を?」
「もちろん俺のアシスタントだからだ。まずは、俺と仔猫ちゃんの身体のコミュニケーションを深めておかないとね?」
笑顔のシドはその手をアリアナの下半身に滑らせた。
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