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「あ~ぁ、ジュリアちゃんが人妻になっちゃったよ~」
朝からシャリルが呟く。
そう、一昨日ジオンとの結婚式を終え、家族寮から出勤して来たのだ。
「電撃過ぎてビックリだなっ!?」
「『抱かれたくない騎士No.1』男だったもんな~、ジオン。ジュリアちゃん気にしてなかったし」
「えっ、私ジオンの事最初から気になってたから、ね?」
ジュリアは顔を赤くする。
「はいは~い、朝から惚気はいりませ~ん」
騎士塔のそばに家族用の寮があり、ジュリアはソコから通勤しているのだが、食事は主に職場でお世話になっている。ジオンも朝食を食べるようになり、更に仕事に気合いが入っている。
ジュリアの家の借金についてもジオンが調べなおして、違法な金利が発見され借金は無くなったのだ。なので、ジュリアは無理に働く必要は無くなったのだが、少しでもジオンのそばで働きたいのだ。夜御飯は2人揃って食堂で食べる事にしている。
「お疲れ様、ジオン」
「ただいま、ジュリア」
食堂で一緒に夜御飯を食べたにもかかわらず、家に帰ると必ず2人はこの言葉を交わすのだ。
「そういえば、兄が次の休みに掃除して欲しいって」
「いいよ?ラルク様も彼女作るか結婚すればいいのにね?」
「ソレ、本人に言うなよ?『お前がジュリアちゃん取ったんだ』ってうるさいから」
「も~、ラルク様冗談ばっかり」
ジュリアは冗談だと思っているが、ラルクは本気だったので、なるべく触れない様にしたい所だ。
「明日は俺もジュリアも休みだな?ほら、愛を育もうぜ?」
チュッと、キスをされジュリアはベッドに、運ばれる。ジオンは姫抱きしてベッドに運ぶのがお気に入りなのだ。
「んっ。いっぱい愛して?」
ジオンはゆっくり・たっぷりジュリアを愛していくのだった。
~完~
朝からシャリルが呟く。
そう、一昨日ジオンとの結婚式を終え、家族寮から出勤して来たのだ。
「電撃過ぎてビックリだなっ!?」
「『抱かれたくない騎士No.1』男だったもんな~、ジオン。ジュリアちゃん気にしてなかったし」
「えっ、私ジオンの事最初から気になってたから、ね?」
ジュリアは顔を赤くする。
「はいは~い、朝から惚気はいりませ~ん」
騎士塔のそばに家族用の寮があり、ジュリアはソコから通勤しているのだが、食事は主に職場でお世話になっている。ジオンも朝食を食べるようになり、更に仕事に気合いが入っている。
ジュリアの家の借金についてもジオンが調べなおして、違法な金利が発見され借金は無くなったのだ。なので、ジュリアは無理に働く必要は無くなったのだが、少しでもジオンのそばで働きたいのだ。夜御飯は2人揃って食堂で食べる事にしている。
「お疲れ様、ジオン」
「ただいま、ジュリア」
食堂で一緒に夜御飯を食べたにもかかわらず、家に帰ると必ず2人はこの言葉を交わすのだ。
「そういえば、兄が次の休みに掃除して欲しいって」
「いいよ?ラルク様も彼女作るか結婚すればいいのにね?」
「ソレ、本人に言うなよ?『お前がジュリアちゃん取ったんだ』ってうるさいから」
「も~、ラルク様冗談ばっかり」
ジュリアは冗談だと思っているが、ラルクは本気だったので、なるべく触れない様にしたい所だ。
「明日は俺もジュリアも休みだな?ほら、愛を育もうぜ?」
チュッと、キスをされジュリアはベッドに、運ばれる。ジオンは姫抱きしてベッドに運ぶのがお気に入りなのだ。
「んっ。いっぱい愛して?」
ジオンはゆっくり・たっぷりジュリアを愛していくのだった。
~完~
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完結おめでとうございます。
最後駆け足の様に終わってしまったのが残念です。R18描写もない方が作品の雰囲気にはあってる気がします。
完結おめでとうございます!
二人がラブラブなエンドで何よりです。
いつか番外編で、ラルク様のその後も知りたいです!!
ジオン様、まさかのめっちゃ肉食…意外過ぎるっ!
しかし他の令嬢たち、ラルクさまがジュリアちゃんに付きまとってるって聞いた瞬間、あっさり引き下がるって(笑)