転生幼女はお詫びチートで異世界ごーいんぐまいうぇい

高木コン

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5章

謁見【2】

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 国王から老害がしでかした事実を聞いて貴族達はザワザワと戸惑っている。


「((ねぇ、グレン))」

 グレンに念話で話しかける。

〈((ん? なんだ? こやつら蹴散らすか?))〉
「((違う違う。隠れている三人わかる?))」
〈((柱と天井二人か?))〉
「((そうそう。ここにいる全員にバレないように、隠れている三人にピンポイントで威圧できたりする?))」
〈((面白そうだ。やってみよう))〉

 グレンが一度目を閉じてカッ!と見開いた瞬間、天井からはガタン! ガン!と音がした。柱の陰からは諜報員が泡を吹き倒れて出てきた。白目を剥きながらピクピクと痙攣している。
 おそらく天井の音も諜報員が倒れた音だろう。

「何事だ!」

 音に国王が反応して、近衛騎士が警戒して動きだす。
 ブラン団長にお前かと目で問われたのでニッコリと笑顔を返した。

「……諜報員のようですね。天井の音もそうでしょう。人数は……」

 ブラン団長が言いながらこちらを窺っててきたので、上には二人だと小さくジェスチャーで教えてあげる。

「……天井には二人いたようです。気絶しているので騎士団に確保させればいいかと」

 ブラン団長が私のジェスチャーを見て国王に報告してくれた。

「そうか……ではそのように」
「ハッ!」

 国王の護衛をしている近衛騎士が何かをいじると、謁見の間の外にいた近衛騎士がぞろぞろと入ってきて倒れている諜報員を運び出した。


「この件は厳重に調べよう。まさかこの場に諜報員を寄越した愚か者はおるまい?」

 国王が貴族に睨みを効かせる。
 二人ほど挙動不審で顔色が悪いんだけど、バレバレじゃなかろうか? そんなに表情に出て貴族としてやっていけるのだろうか?
 まぁ、私には全くもって関係ないけど。

「((グレン。ありがとう))」
〈((うむ。しかしバレないようにとは加減が難しいな。面白いからできるようにしよう))〉
「((魔物相手ならいいけど、普通の人にはやっちゃダメだよ?))」
〈((大丈夫だ!))〉
(その自信が逆に心配なんだけど……)

「セナ殿!」

 国王に呼ばれてグレンとの念話をやめ、玉座から立ち上がった国王に目を向ける。
(何となくしか聞いてなかったや)

「我が国を救ってくれた恩人にもかかわらず、我が国の者が大変失礼をした。恩人であるセナ殿に我が王家からメダルを送る。このメダルを持つセナ殿はこの国では王家と同格となる。セナ殿こちらへ」
(ん? 同格? 前は王家の次って言ってなかったっけ? 友人云々うんぬんはどこいった?)

 国王の前に歩きながら考える。

「メダルに魔力を流してくれ」

 小声で国王に言われたけど、どれくらい流せばいいのかわからない。
 こんなもんかな?と適当に流した瞬間、ピカーッ!と光った。

『主様……』
「セ、セナ殿。もう大丈夫だ!」

 クラオルの呆れた声と焦った国王の声が聞こえて魔力を止めた。
(あれ? 流し過ぎた?)
 一気に謁見の間が静まりかえってしまった。

「こ、このように光るとは……ゴホンッ!これにて魔力が登録された。こちらを」

 国王がスルーしたなら大丈夫かとメダルを受け取って元の位置に戻る。

「今回の騒動はセナ殿や我が国の友好国であるシュグタイルハン国に多大なる迷惑をかけた。元凶のプラティーギア公爵の一族郎党いちぞくろうとうは極刑だ。その他此度こたびの一件に関わった者は犯罪奴隷だ」

 国王が言い放つとザワザワが大きくなった。

「静まれ! しかし、プラティーギア公爵がしたことは国家反逆罪であり大変許しがたい。したがって公爵本人と、ひ孫を特別な処刑とした。大罪を犯した者の末路をおのれの目に焼き付けよ!」

 国王にアイコンタクトで合図されたので、二歩ほど前に出て魔道具を床に置き、最初から再生させる。
 さっきの部屋より少し大きなウィンドウが出て、映像が流れ始めた。
 貴族達は突然現れたウィンドウをこれはなんだと見つめている。

 映像は……大人一人と子供一人、執行人である全身黒ずくめの男に引きずられて森に入る所から始まった。映像のは後ろからことの成り行きを見守っている。
 引きずられている人物は、ちゃんと老害とトリスタン君の顔にしておいた。
 森に着くと両手足を縛られた状態で首を切られ、森に捨てられる。モゾモゾ動いているため即死ではない。
 そこでは、木の上から下を覗く形に変わる。
 が木の上に移動すると、血のにおいに誘われた魔物が集まり始めた。そして思うように動けない二人は魔物に徐々に食べられたり、おもちゃのように遊ばれたりして体がバラバラになっていく。

 ちゃんと魔物は王都の近くにいる魔物だ。精霊達に調べてもらい、グレンに聞いたり図鑑を見て魔物の習性なんかも再現した。王都の周りには呪淵じゅえんの森のように、際立って強い魔物はあまりいない。そのため弱い魔物にももてあそばれていく。
 みんなに乗せられたとはいえ、我ながら結構酷い想像だと思う。晒し首にもできないくらいの惨状だ。

 貴族達を見てみると気絶している者や腰を抜かしている者、リバースしたいのであろう前のめりで口元を押さえている者までいた。そこまで酷くない者も一様いちように顔色が悪い。
 悪どいことをしていると思っていたのに、目の前で繰り広げられる惨事は見るに堪えないらしい。

「全員納得しただろう。大変貴重な記録のこの魔道具を貸してくれたのはシュグタイルハン国の王であるアーロン殿だ。何か言いたいことはあるか?」
「しっ、失礼ながら申し上げます! これは実際起きたことなのでしょうか!?」

 ほとんどの貴族は国王の言葉に反応できていないか、首を左右に振っている中で一人が叫ぶように疑問をぶつけた。

「ほう。が言葉を疑うか。そして記録の魔道具を貸してくれたアーロン殿も疑うと。そなたも厳罰されたいと望むのだな」
「い、いえ! め、め、め、め滅相もございません! あまりに酷すぎるのではないかと……」
「プラティーギア公爵はそれだけのことをしたのだ。大罪を犯した者には当然の報いだろう。これ以上の説明が必要か?」

 国王が話している間に、プルトンが姿を消したまま故障スイッチを押してくれた。
 プルトンがスイッチを押すと流れている映像がジリジリと乱れ始め、魔道具がパチパチと音を立て始めた。そしてバキッ!と音を立てると煙が一筋立ち上りウィンドウが消えた。
 貴族達の前で魔道具を壊す課題もクリアできて私は一安心。

「壊れてしまったようだな……」

 そんなに大声ではないのに、アーロンさんの声が謁見の間に響いた。

「アーロン殿……」
「この話は後でしよう。今は陛下やオレが疑われているんだろ?」
「い、いえ! 疑うなんてとんでもございません! 大変申し訳ございません! 何とぞご慈悲を!」
「アーロン殿、いかがする?」
「ふむ。この魔道具は大変貴重だ。ドヴァレー王太子殿に見せようと持ってきた。初めて見た魔道具に驚くのも無理はないが、疑われるのは心外だな。こいつらの罪の重さが実感できるだろうと、わざわざ記録させたのだがな。さて、どうするか……セナはどうしたい?」
「へ!? 私!?」

 いきなり話を振られて戸惑ってしまう。
(今の話に私関係なくない!?)

「あぁ。セナならどうする?」
「私ならどうもしないけど……納得したみたいだし、それでいいんじゃない?」
「ククッ。そうか。ならば今回だけはマルフト陛下が厳罰な処刑をして、誠意を示したことを考慮して大目にみてやろう。言葉に気を付けるんだな。言葉一つで戦争となり得る。次はない。肝に銘じろ」
「は、はい! ご慈悲をありがとうございます! 肝に銘じます!」

 貴族が青い顔をしながら叫ぶように言うと、他の貴族もブンブンと首が取れるんじゃないかと思うくらい頷いている。
 デビト・ワーレスだけは私を睨んでいるけど、なぜそんなに目の敵にされるのか……

「もう質問はなさそうだな。他の処刑も滞りなく進んでいる。処罰に関しては異論は認めん! 一人の言葉や行動一つで我が国の品位が疑われることを全員心せよ! 此度こたびの報告は以上だ」

 国王が玉座を後にしたため魔道具を拾って付いていく。
 貴族達は国王が歩き始めると我に返ったらしく、意識がある者は出てきた時のように頭を下げた。

(うーん。謁見ってこんな感じなの? ちょろっと聞いてはいたけど、なんか思ってたのと違ったや)


♢


「魔道具も見事だったが、触れてすらいないのに本当に壊れるとは驚いた。ところであの諜報員はセナか?」

 隣りの部屋に全員が移動すると、早速アーロンさんに聞かれた。

「ちゃんと壊れたところを見せられて良かったよ。諜報員が失神したのは私のせいだけど、私じゃないよ」
われだが、何か文句があるのか?〉
「いや。どうやったのか聞きたくてな」
〈ちょっと威圧しただけだ〉
「なるほど……さすがドラゴンということか」

 アーロンさんが感心したようにつぶやいた。

「そんなことより、なんで私に話を振ったの?」
「あの場でそのまま俺が許すと“不敬を許した”となるからな。マルフト陛下が俺の顔を立て、俺はセナの助言であいつを許した。あいつからすればセナのお陰で助かったことになる。セナがオレらと同等だと示すのに丁度いいだろ? セナなら許すと思ったしな」
「なるほど……」
(貴族に恩を押し付けたってことか。話振らないでよって思ったけど、振ってもらえて良かったのかも)

 納得したので毎回諜報員がいるのはわざとなのかを聞いてみると、わざとではないと国王に謝られた。
 特に今回はパーティのことがあったから警備を厳しくしていたんだそうだ。

「うーん。多分だけど、警備に穴があるんじゃない?」
「「「「穴?」」」」

 全員に首を傾げられた。

「警備の抜け道って言うか隙だね。見回りの時間や交代の時間とか、決まっていたらわかりやすいでしょ」
「なるほど。早速調べましょう」

 王太子が感心したように言うと近衛騎士と頷き合い、近衛騎士は部屋を出ていった。
 部屋の前で何人かと喋っているみたいだから指示でも出しているんだろう。


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