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第96話
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◆巨大ロボットだぁああああ!!
◆うおおおおおおお!!!
◆おい、あんまワクワクさせんなよ
◆魔王vs勇者じゃなくて魔王城vs勇者城!?ww
◆ルハ、出撃するぞッ!
◆情報が完結しない……!?
◆どんな思考回路してたら城をロボットに改造しようと思いつくねんw
◆まさかそうくるとは思わなんだ
◆怪獣には巨大ロボをぶつける。古事記に俺がそう書き換えておいたのさっ!
◆↑お前だったのか……GJ
巨大なお城のロボット、もといお城ボがヤドカリを殴り飛ばしたことにより、体力バーが目に見えて削られたのが確認できた。
「ルハすごーーい! どうやってこれやったの!?」
『とりあえずこの城の管理者を脅……じゃなくて、お話してお金で買収した。そのあとは一回バラバラにして、【ワイヤー術】でなんとかしたらできた』
「す、すごいじゃないの! あれ、けどワタシより悪役適性が高い気が……!?」
お城ボはしゃがみ、お腹あたりにある城扉をパカっと開けて僕たちを迎え入れる。
冷や汗のようなものを垂らしながらブツブツと何かを唱える彩芭さんを引っ張り、僕らはお城ボの中へと入った。
すると、僕たちが立っている床が勝手に動き始め、どこかに連れ去られる。着いた先は、外で怒っているヤドカリが見える観戦席のような場所であった。
『二人とも到着した?』
『ひぇええん! ここどこなのよーーっ!!』
「到着したよー」
『パイロットが二人増えたし、これで技も増えた』
「技? おー、なんかいっぱいあるね!」
プレートを確認してみると、そこには色々な技が表示される。
△ △ △
◾︎超越号キングブレイヴ
【ギガブレイクスマッシャー】
(※二ターン後に使用可)
【高出力ロケットパンチΣ】
【超変形メタルもちりん釘バット】
【絶対防壁メタルもちりんシールド】
【セイントリペア】
【セイントレイ】
▽ ▽ ▽
おそらくさっきヤドカリを殴り飛ばしたのは一番上のものだろう。
けど、一度使うと数ターン休ませないといけないらしいし、考えて使う必要がありそうだなぁ。ってかこの機体の名前カッコいい!
『ギィィィ……!!』
ヤドカリは怒り心頭と言ったところで、体の色が赤く変色するほどの熱を放出していた。
そして、再び城についている大砲から発射しようとし、紫色の光が漏れ始める。
「ルハ! うまくいけばカウンター出来るかもしれない! 上から三番目のやつ使おう!!」
『……! うん、わかった。【超変形メタルもちりん釘バット】!!』
この観戦席にはこの機体を外から見ている三人称視点のモニターがついており、どんな動きをしているかを確認できた。
キングブレイヴの手からはメタルもちりんがモコモコと現れ、釘バットの形となる。そして、そのバッドを構えて撃ち出されるのを待つ。
『ギシャアァァ!!!』
とうとう紫色に輝く弾が放出され、一直線にこちらに向かってくる。響き渡るは機体に直撃する鈍い音……ではなく、爽快感のあるものだった。
――ガキイィィィンッ!!!
弾はバッドで打ち返され、ヤドカリに直撃する。
◆ホームラーーン!!
◆↑ピッチャー返しだろがい
◆「地味な絵面になるな」とか言ったやつ息してる?w
◆巨大化バトルはテンションが上がるな~
◆なんで高速の球を打ち返せんだ……?
◆凄みがスゴイな(小並感)
ヤドカリの攻撃は終わったのだが、移動を始めて崖の上まで逃げてしまう。
ハサミで毛繕いのようなことを行なっており、体力がじわじわと回復し始めていた。
『ねぇ二人とも? あの崖、なんだか脆そうじゃないかしら?』
「言われてみれば確かに……グラグラしてますね」
『……あー、フィールドもうまく使えってことか。なら――【高出力ロケットパンチΣ】!!』
――ドゴォオオオオン!!!
キングブレイヴの左拳が発射され、崖に着弾して崩壊し始める。崖だかでなくヤドカリの体勢も崩れ、岩の下敷きとなって身動きが取れなくなっていた。
『あら? またワタシたちのターンなのね!』
『なら高火力っぽい技を……【セイントレイ】!』
光線が発射されるのかと思われたが、その前に彩芭さんがいる観戦室が映し出される。
『え!? なんかワタシ、ハムスター用の回し車みたいなやつでチャージしろとか言われてるんだけど!?』
「走ってチャージしなきゃいけないってことなんじゃないですか?」
『なんでワタシだけこんな肉体労働させられるのよーーっ!!』
「彩芭さん頑張ってーー!!」
そう言いつつも、回し車で全力疾走をし始める彩芭さん。
エネルギーはみるみるチャージされてゆき、キングブレイヴがガチャガチャと音を立てながら変形する音が聞こえてくる。
◆とっとと~走れよラプソディ~♪
◆惨めに~走るよラプソディ~♪
◆やっぱり不憫枠じゃねぇか!
◆まさかの人力チャージww
◆彩芭の全力疾走を見ながら食う白米うま!
◆必死乙というやつか?
◆このコメ欄鬼畜なやつしかいねぇなw
◆所詮は視聴者全員犯罪者だから仕方ないね
いつのまにかキングブレイヴは戦車のような形となっており、金色の光が砲口から漏れ出始めた。
そして、いよいよ臨界点へと到達する。
『ぜぇ……ぜぇ……ルハ! フルチャージよ!!』
『うん、ナイスラプソディー。【セイントレイ】、発射っ!!』
失明するのではないかと思うほど眩い光が放出され、無防備なヤドカリに直撃して大ダメージを与える。
残り四分の一ぐらいといったところだろうか。
『ギ、ギギィ……ギャァァアアーーッッ!!』
ヤドカリが叫ぶと同時に体を殻(城)に引っ込め、紫色の光を放出しながら回転し始めた。
その光が推進力となっているらしく、回転のスピードはみるみる上ってゆく。
◆その動きは……が、ガ○ラッ!
◆クソ早ぇな
◆避けろお城ボォーー!!
◆しかも戦車モードだからまずくね?
◆機動力がゼロに等しいじゃん
コメントの言う通り、【セイントレイ】を撃った直後で機動力がゼロだ。
そのことを伝えようとしたのだが、それを上回るスピードだヤドカリが攻撃を仕掛けてきた。
――ガキンガキンガキンッ!!
超高速回転をしながら機体に突撃してきており、キングブレイヴの耐久度がみるみる削られる。
『いやぁあああ! 回し車の次は壁に叩きつけられ――ぐぇっ!!』
「うぐ……る、ルハ! シールド展開しよ!!」
『う、うん! 【絶対防壁メタルもちりんシールド】!』
全身からメタルもちりんがわらわらと溢れ出し、球体の形となってヤドカリの攻撃を防ぎ始めた。
この機体は攻撃力は高い代わりに耐久力が少ないらしく、先の攻撃だけで半分以下まで削られてしまっている。
『機体の腕も取れかけてるし……仕方ない。ラプソディー、【セイントリペア】するよ』
『するよって何かしら……? えっ、なんかワタシの部屋に地下労働の時に回る棒みたいなやつが現れたんだけど!? ……も~~!!!』
「トラペトゥムかピストリヌゥムだっけ? とにかく彩芭さんフレー! フレー!」
ヒーヒー言いながらその棒を回し始めた。
ただ、ヤドカリの攻撃力が高すぎて修復し終わるまでに耐えてくれるかどうかが心配だ。あと一撃でも食らったら壊れてしまうだろうし。
『ミー!』
『ミィミィ!』
「メタルもちりんたちがもう限界に近いって言ってるよ!?」
『ふんぬぅぅ!! これ以上のスピードは上げられないわよぉぉ……!!』
『……いや、二人とも大丈夫。機体は半壊してるけど、右腕さえあれば……!!』
パリーンと音を立ててシールドが破壊され、目の前にヤドカリが迫ってきている。
キングブレイヴは人型に戻っているが、もう壊れかけだ。だが、中腰状態で右拳を強く握りしめていた。
『この技の再度使用可能時間は終わってる……。これで、終わらせる……!!』
『ギシャアアアアアーーッッ!!!!』
機体が崩壊しかけているが、そんなの御構い無しと言わんばかりに右拳が力が込められる。
そしてとうとう、決着を決める一撃が放たれた。
『【ギガブレイクスマッシャー】!!!!』
攻撃は高速回転するヤドカリに当たり、拳がギャリギャリと削られる音が聞こえる。しかし、その回転力を超える攻撃力を発揮し、ヤドカリを吹っ飛ばした。
――ドッッゴォォオオオオオンッッ!!!!
直後、ヤドカリが地面に衝突する音とキングブレイヴが崩れる音が混ざり合う。
僕の近くにいたメタルもちりんたちのおかげで、下敷きにならずに済んだ。そして、こんなアナウンスが聞こえてくる。
〈【特別クエスト】隠しボス:シロウバイから街を救え! クエスト達成!〉
◆決めたァーーッ!?
◆よっしゃぁああああああ!!!
◆拳 こ そ が 正 義
◆うおーーーー!!
◆流石に熱すぎww
◆GG
◆超越号キングブレイヴに敬礼を……
◆俺の中の少年が息を吹き返して雄叫びを上げ始めたよ
◆普通に応援しちゃって悔しい……!
こうして、唐突に始まった隠しボスとの戦闘は終わりを告げた。
◆うおおおおおおお!!!
◆おい、あんまワクワクさせんなよ
◆魔王vs勇者じゃなくて魔王城vs勇者城!?ww
◆ルハ、出撃するぞッ!
◆情報が完結しない……!?
◆どんな思考回路してたら城をロボットに改造しようと思いつくねんw
◆まさかそうくるとは思わなんだ
◆怪獣には巨大ロボをぶつける。古事記に俺がそう書き換えておいたのさっ!
◆↑お前だったのか……GJ
巨大なお城のロボット、もといお城ボがヤドカリを殴り飛ばしたことにより、体力バーが目に見えて削られたのが確認できた。
「ルハすごーーい! どうやってこれやったの!?」
『とりあえずこの城の管理者を脅……じゃなくて、お話してお金で買収した。そのあとは一回バラバラにして、【ワイヤー術】でなんとかしたらできた』
「す、すごいじゃないの! あれ、けどワタシより悪役適性が高い気が……!?」
お城ボはしゃがみ、お腹あたりにある城扉をパカっと開けて僕たちを迎え入れる。
冷や汗のようなものを垂らしながらブツブツと何かを唱える彩芭さんを引っ張り、僕らはお城ボの中へと入った。
すると、僕たちが立っている床が勝手に動き始め、どこかに連れ去られる。着いた先は、外で怒っているヤドカリが見える観戦席のような場所であった。
『二人とも到着した?』
『ひぇええん! ここどこなのよーーっ!!』
「到着したよー」
『パイロットが二人増えたし、これで技も増えた』
「技? おー、なんかいっぱいあるね!」
プレートを確認してみると、そこには色々な技が表示される。
△ △ △
◾︎超越号キングブレイヴ
【ギガブレイクスマッシャー】
(※二ターン後に使用可)
【高出力ロケットパンチΣ】
【超変形メタルもちりん釘バット】
【絶対防壁メタルもちりんシールド】
【セイントリペア】
【セイントレイ】
▽ ▽ ▽
おそらくさっきヤドカリを殴り飛ばしたのは一番上のものだろう。
けど、一度使うと数ターン休ませないといけないらしいし、考えて使う必要がありそうだなぁ。ってかこの機体の名前カッコいい!
『ギィィィ……!!』
ヤドカリは怒り心頭と言ったところで、体の色が赤く変色するほどの熱を放出していた。
そして、再び城についている大砲から発射しようとし、紫色の光が漏れ始める。
「ルハ! うまくいけばカウンター出来るかもしれない! 上から三番目のやつ使おう!!」
『……! うん、わかった。【超変形メタルもちりん釘バット】!!』
この観戦席にはこの機体を外から見ている三人称視点のモニターがついており、どんな動きをしているかを確認できた。
キングブレイヴの手からはメタルもちりんがモコモコと現れ、釘バットの形となる。そして、そのバッドを構えて撃ち出されるのを待つ。
『ギシャアァァ!!!』
とうとう紫色に輝く弾が放出され、一直線にこちらに向かってくる。響き渡るは機体に直撃する鈍い音……ではなく、爽快感のあるものだった。
――ガキイィィィンッ!!!
弾はバッドで打ち返され、ヤドカリに直撃する。
◆ホームラーーン!!
◆↑ピッチャー返しだろがい
◆「地味な絵面になるな」とか言ったやつ息してる?w
◆巨大化バトルはテンションが上がるな~
◆なんで高速の球を打ち返せんだ……?
◆凄みがスゴイな(小並感)
ヤドカリの攻撃は終わったのだが、移動を始めて崖の上まで逃げてしまう。
ハサミで毛繕いのようなことを行なっており、体力がじわじわと回復し始めていた。
『ねぇ二人とも? あの崖、なんだか脆そうじゃないかしら?』
「言われてみれば確かに……グラグラしてますね」
『……あー、フィールドもうまく使えってことか。なら――【高出力ロケットパンチΣ】!!』
――ドゴォオオオオン!!!
キングブレイヴの左拳が発射され、崖に着弾して崩壊し始める。崖だかでなくヤドカリの体勢も崩れ、岩の下敷きとなって身動きが取れなくなっていた。
『あら? またワタシたちのターンなのね!』
『なら高火力っぽい技を……【セイントレイ】!』
光線が発射されるのかと思われたが、その前に彩芭さんがいる観戦室が映し出される。
『え!? なんかワタシ、ハムスター用の回し車みたいなやつでチャージしろとか言われてるんだけど!?』
「走ってチャージしなきゃいけないってことなんじゃないですか?」
『なんでワタシだけこんな肉体労働させられるのよーーっ!!』
「彩芭さん頑張ってーー!!」
そう言いつつも、回し車で全力疾走をし始める彩芭さん。
エネルギーはみるみるチャージされてゆき、キングブレイヴがガチャガチャと音を立てながら変形する音が聞こえてくる。
◆とっとと~走れよラプソディ~♪
◆惨めに~走るよラプソディ~♪
◆やっぱり不憫枠じゃねぇか!
◆まさかの人力チャージww
◆彩芭の全力疾走を見ながら食う白米うま!
◆必死乙というやつか?
◆このコメ欄鬼畜なやつしかいねぇなw
◆所詮は視聴者全員犯罪者だから仕方ないね
いつのまにかキングブレイヴは戦車のような形となっており、金色の光が砲口から漏れ出始めた。
そして、いよいよ臨界点へと到達する。
『ぜぇ……ぜぇ……ルハ! フルチャージよ!!』
『うん、ナイスラプソディー。【セイントレイ】、発射っ!!』
失明するのではないかと思うほど眩い光が放出され、無防備なヤドカリに直撃して大ダメージを与える。
残り四分の一ぐらいといったところだろうか。
『ギ、ギギィ……ギャァァアアーーッッ!!』
ヤドカリが叫ぶと同時に体を殻(城)に引っ込め、紫色の光を放出しながら回転し始めた。
その光が推進力となっているらしく、回転のスピードはみるみる上ってゆく。
◆その動きは……が、ガ○ラッ!
◆クソ早ぇな
◆避けろお城ボォーー!!
◆しかも戦車モードだからまずくね?
◆機動力がゼロに等しいじゃん
コメントの言う通り、【セイントレイ】を撃った直後で機動力がゼロだ。
そのことを伝えようとしたのだが、それを上回るスピードだヤドカリが攻撃を仕掛けてきた。
――ガキンガキンガキンッ!!
超高速回転をしながら機体に突撃してきており、キングブレイヴの耐久度がみるみる削られる。
『いやぁあああ! 回し車の次は壁に叩きつけられ――ぐぇっ!!』
「うぐ……る、ルハ! シールド展開しよ!!」
『う、うん! 【絶対防壁メタルもちりんシールド】!』
全身からメタルもちりんがわらわらと溢れ出し、球体の形となってヤドカリの攻撃を防ぎ始めた。
この機体は攻撃力は高い代わりに耐久力が少ないらしく、先の攻撃だけで半分以下まで削られてしまっている。
『機体の腕も取れかけてるし……仕方ない。ラプソディー、【セイントリペア】するよ』
『するよって何かしら……? えっ、なんかワタシの部屋に地下労働の時に回る棒みたいなやつが現れたんだけど!? ……も~~!!!』
「トラペトゥムかピストリヌゥムだっけ? とにかく彩芭さんフレー! フレー!」
ヒーヒー言いながらその棒を回し始めた。
ただ、ヤドカリの攻撃力が高すぎて修復し終わるまでに耐えてくれるかどうかが心配だ。あと一撃でも食らったら壊れてしまうだろうし。
『ミー!』
『ミィミィ!』
「メタルもちりんたちがもう限界に近いって言ってるよ!?」
『ふんぬぅぅ!! これ以上のスピードは上げられないわよぉぉ……!!』
『……いや、二人とも大丈夫。機体は半壊してるけど、右腕さえあれば……!!』
パリーンと音を立ててシールドが破壊され、目の前にヤドカリが迫ってきている。
キングブレイヴは人型に戻っているが、もう壊れかけだ。だが、中腰状態で右拳を強く握りしめていた。
『この技の再度使用可能時間は終わってる……。これで、終わらせる……!!』
『ギシャアアアアアーーッッ!!!!』
機体が崩壊しかけているが、そんなの御構い無しと言わんばかりに右拳が力が込められる。
そしてとうとう、決着を決める一撃が放たれた。
『【ギガブレイクスマッシャー】!!!!』
攻撃は高速回転するヤドカリに当たり、拳がギャリギャリと削られる音が聞こえる。しかし、その回転力を超える攻撃力を発揮し、ヤドカリを吹っ飛ばした。
――ドッッゴォォオオオオオンッッ!!!!
直後、ヤドカリが地面に衝突する音とキングブレイヴが崩れる音が混ざり合う。
僕の近くにいたメタルもちりんたちのおかげで、下敷きにならずに済んだ。そして、こんなアナウンスが聞こえてくる。
〈【特別クエスト】隠しボス:シロウバイから街を救え! クエスト達成!〉
◆決めたァーーッ!?
◆よっしゃぁああああああ!!!
◆拳 こ そ が 正 義
◆うおーーーー!!
◆流石に熱すぎww
◆GG
◆超越号キングブレイヴに敬礼を……
◆俺の中の少年が息を吹き返して雄叫びを上げ始めたよ
◆普通に応援しちゃって悔しい……!
こうして、唐突に始まった隠しボスとの戦闘は終わりを告げた。
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