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選択肢4、第三の勢力になるぞっ!
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆選択肢4、第三の勢力になるぞっ!
僕はあることが気になって相手に問うた。
「ところで、リーダーは誰です?」
「この俺だぜ!リーダーはこの俺!」
男は決めポーズをとる。一昔前の熱血漫画のような雰囲気で女のほうも頬に手を当てて悦んでいる。
「きゃーかっこいい!」
ふむ、その時僕は、この組織の危うさに気づいてしまったのだ。おそらくこの二人は付き合っているもしくはその直前の関係、つまり将来的に親族経営となる可能性が高い。親族経営は、一般的に欠点が多く信頼できる組織とは言われている。さらに馬鹿っぽさもその揺らぎに拍車をかけていた。
というわけで、
「組織に入りたくないです止めます」
「だが心配だな君は世界の秘密に気づいてしまったのだ。そうだ!ここをアジトに、」
「いえ結構。その代わり戦い方を教えて下さい」
いま嫌な予感がしたので割り込んでしまったが、それが功を奏した。
「いいぜ!今はこのサイトからスキルをダウンロードしてゴニョゴニョ」
なんか今の黒服男たちの襲撃は、迂闊に管理者に連絡したせいでネット経由で位置がバレたからしい。メニューによるネット接続は黒服の組織に掌握されているらしいが、例外としてこのサイトからは大丈夫らしい。世界に有志が集まって作ったサイトらしい。
「ゴニョゴニョというわけだ!」
「なるほど、!覚えました」
つまりスキルを使っていろいろできるということだが、スキルにも適正があり、戦闘という極限状態で使えるスキルは人それぞれらしい。
つまり自分のスタイルにあった戦い方をすることが重要なのだ。
「ありがとうございます!これで捗ります!」
「気をつけるんだぞ!」
「じゃあ帰りドコイク~?最近この辺で美味しいスイーツのお店が」
みたいな感じでいちゃつく二人だが、戦場において恋愛感情はきけんだぞ、、!と脳内でアドバイス(意味ないけど)。
そして僕は仲間を集めることにした。そう、子供だけで結成された悪ガキーずの結成である。
「すげー!なんか手から炎が出る!」
「キャー素敵ー!」
ほほえましい二人は僕の幼馴染のゆうやくんとめぐみちゃん。僕たちは手を取り合って子供だけの組織を作るのだ。そしてゆくゆくは三人で利権を制覇するのである。
そんな子供らしい夢を描いていたのだが、その半年後、その夢は打ち砕かれることになったのだった。
僕の部下は僕のスキルを使って作り出した武器を持って戦場へとかける。
「あはっ・・!さすがに同期のゆうやくんが敵対した時はあせったよ、、でもこれで終わりだ」
僕はメニュー画面からスキルで組み込んだアプリを開き全部隊に指令を送った。
そう、このメニュー画面の出し方を公開したのがいけなかった。その力に魅了された初期メンバーのゆうやくんが暴走。そのときにメンバーの大半を失ったのだ。最終的に彼とめぐみちゃんを異空間に閉じ込めることで難を逃れたが、いつ復活するとも取れない。その戦力集めのために僕はメニューの出し方を非公開にし、高性能の武器を、作って渡すことによりヒエラルキーを構築した。「待っててね、、めぐみちゃん、、!」
めぐみちゃんを救うには当時の戦力では足りなかった。だが今このくらいなら大丈夫だという確信がある。僕は封印を解除しつつ奥へ進んだ。
そしてゆうやはラスボスっぽい服装で僕らを待っていた。
「待ってたぜぇー!」
「さあ、決着をつけようか、、征け!我が精鋭たち!」
影から不可視の斬撃が四方八方から飛ぶ・・前にゆうやが叫んだ。
「待て!その前にめぐみちゃんを返してやろう」「めぐみちゃん!」
めぐみちゃんが駆け寄ってくる。そうこれは愛。ラブ。
だがしかし僕は気づかなかったのだ。めぐみちゃんは洗脳されていたことに!
ぐさっ!
「くっ!」
めぐみちやんが背後に隠し持っていた刃渡り十五センチのやたら切れ味の良いナイフは僕の内蔵をズタズタにした。だが僕はその痛みよりもめぐみちゃんのほうが心配だったのだ。
「げぼぉ・・!よくもめぐみちゃんを、、!」
だが反論は意外にも近くから放たれたのだ。
「かんちがいしないでよね!私は最初からゆうやくんにぞっこんだったんだから!」
「何っ!?」
そう、めぐみちゃんはワイルド系がタイプだったのだ。そして背徳的なことに興奮を覚えるタイプ・・・!
そんな、、!!僕も結構背徳的なのに・・!めぐみちゃんのパンツを盗んで先生の【目を閉じて盗んだ人手を挙げて】に手を上げなかったのに・・!
僕は数年前に兄貴姉貴と呼ぶはずだった二人に対して思った感想を思い出した。
「戦場て恋愛感情は危険だぞ、、!」
ふっまさか僕が、【サウスアジアのリトルジョニー】と呼ばれたこの僕が、、
そして意識は暗転したのであった。
選択肢3、皮肉的にバッドエンド
僕はあることが気になって相手に問うた。
「ところで、リーダーは誰です?」
「この俺だぜ!リーダーはこの俺!」
男は決めポーズをとる。一昔前の熱血漫画のような雰囲気で女のほうも頬に手を当てて悦んでいる。
「きゃーかっこいい!」
ふむ、その時僕は、この組織の危うさに気づいてしまったのだ。おそらくこの二人は付き合っているもしくはその直前の関係、つまり将来的に親族経営となる可能性が高い。親族経営は、一般的に欠点が多く信頼できる組織とは言われている。さらに馬鹿っぽさもその揺らぎに拍車をかけていた。
というわけで、
「組織に入りたくないです止めます」
「だが心配だな君は世界の秘密に気づいてしまったのだ。そうだ!ここをアジトに、」
「いえ結構。その代わり戦い方を教えて下さい」
いま嫌な予感がしたので割り込んでしまったが、それが功を奏した。
「いいぜ!今はこのサイトからスキルをダウンロードしてゴニョゴニョ」
なんか今の黒服男たちの襲撃は、迂闊に管理者に連絡したせいでネット経由で位置がバレたからしい。メニューによるネット接続は黒服の組織に掌握されているらしいが、例外としてこのサイトからは大丈夫らしい。世界に有志が集まって作ったサイトらしい。
「ゴニョゴニョというわけだ!」
「なるほど、!覚えました」
つまりスキルを使っていろいろできるということだが、スキルにも適正があり、戦闘という極限状態で使えるスキルは人それぞれらしい。
つまり自分のスタイルにあった戦い方をすることが重要なのだ。
「ありがとうございます!これで捗ります!」
「気をつけるんだぞ!」
「じゃあ帰りドコイク~?最近この辺で美味しいスイーツのお店が」
みたいな感じでいちゃつく二人だが、戦場において恋愛感情はきけんだぞ、、!と脳内でアドバイス(意味ないけど)。
そして僕は仲間を集めることにした。そう、子供だけで結成された悪ガキーずの結成である。
「すげー!なんか手から炎が出る!」
「キャー素敵ー!」
ほほえましい二人は僕の幼馴染のゆうやくんとめぐみちゃん。僕たちは手を取り合って子供だけの組織を作るのだ。そしてゆくゆくは三人で利権を制覇するのである。
そんな子供らしい夢を描いていたのだが、その半年後、その夢は打ち砕かれることになったのだった。
僕の部下は僕のスキルを使って作り出した武器を持って戦場へとかける。
「あはっ・・!さすがに同期のゆうやくんが敵対した時はあせったよ、、でもこれで終わりだ」
僕はメニュー画面からスキルで組み込んだアプリを開き全部隊に指令を送った。
そう、このメニュー画面の出し方を公開したのがいけなかった。その力に魅了された初期メンバーのゆうやくんが暴走。そのときにメンバーの大半を失ったのだ。最終的に彼とめぐみちゃんを異空間に閉じ込めることで難を逃れたが、いつ復活するとも取れない。その戦力集めのために僕はメニューの出し方を非公開にし、高性能の武器を、作って渡すことによりヒエラルキーを構築した。「待っててね、、めぐみちゃん、、!」
めぐみちゃんを救うには当時の戦力では足りなかった。だが今このくらいなら大丈夫だという確信がある。僕は封印を解除しつつ奥へ進んだ。
そしてゆうやはラスボスっぽい服装で僕らを待っていた。
「待ってたぜぇー!」
「さあ、決着をつけようか、、征け!我が精鋭たち!」
影から不可視の斬撃が四方八方から飛ぶ・・前にゆうやが叫んだ。
「待て!その前にめぐみちゃんを返してやろう」「めぐみちゃん!」
めぐみちゃんが駆け寄ってくる。そうこれは愛。ラブ。
だがしかし僕は気づかなかったのだ。めぐみちゃんは洗脳されていたことに!
ぐさっ!
「くっ!」
めぐみちやんが背後に隠し持っていた刃渡り十五センチのやたら切れ味の良いナイフは僕の内蔵をズタズタにした。だが僕はその痛みよりもめぐみちゃんのほうが心配だったのだ。
「げぼぉ・・!よくもめぐみちゃんを、、!」
だが反論は意外にも近くから放たれたのだ。
「かんちがいしないでよね!私は最初からゆうやくんにぞっこんだったんだから!」
「何っ!?」
そう、めぐみちゃんはワイルド系がタイプだったのだ。そして背徳的なことに興奮を覚えるタイプ・・・!
そんな、、!!僕も結構背徳的なのに・・!めぐみちゃんのパンツを盗んで先生の【目を閉じて盗んだ人手を挙げて】に手を上げなかったのに・・!
僕は数年前に兄貴姉貴と呼ぶはずだった二人に対して思った感想を思い出した。
「戦場て恋愛感情は危険だぞ、、!」
ふっまさか僕が、【サウスアジアのリトルジョニー】と呼ばれたこの僕が、、
そして意識は暗転したのであった。
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