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ドルイド

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ドルイド。



「ドルイドになりたいかー!!」

「おおー!!」

 ここはドルイド教室。年々減少傾向成るドルイド人口をアレするために作られた教室だ。日本では忍者減少のため忍者教室があるというが、それと同じである。
 
 しかし、そっちは盛況なのに比べ、こちらはとても人気が無い。何故ならドルイドは自然の魔法使いとだけあって、なんか苔とかが手に生えてくるのである。これは上級者の証であり、これが身を守る鎧とか、あるいま魔力とかになるのだが、しかし見た目的にうわぁってなるのが難点なのだ。ゆえに人気がないのである。
 
 人気というのはジョブにとって、長期的に見れば重要な意味を占める。人気があれば研究も進むのでジョブ事態の強化というかスキルの発見にもつながるのである。
 
 例えば魔女のジョブも、近年魔法少女とかいう名前に変えてアニメなども放送したらかなりの勢力を作ることができたのである。
 
 だが、こっちは自然とだけあって、人と交流が少ない、というか苦手な者が多い。唯一私だけはまあまあ人間界と精通しているだけあって、教師に任命されたのだ。他の奴らは木陰からこちらを見ていたりする。怖いよ。それだから人気出ないんだよ。

「それじゃあやるぞー!!」

 とにかく、なんかこう、やる気を出せと言われているので、やけくそ気味に始めようとしたのだが・・
 
「あの、ちょっといいですか?」

「え?な、なんだー?!」

 先頭の子が手を挙げて発言する。
 
「なんでさっきから空元気みたいなんですか?」

 はぁ・・やる気がなくなる。
 
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