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料理人
しおりを挟む「最強のハンバーガーを作るぞぉおおおおおおおおお!!」
その料理人は、最強のハンバーガーを作ろうと努力した。
まず、素材から。
「小麦・・ペロ、、!!これは、すごいパティに合う小麦粉!!よしこれでパティを作るぞ!!」
そして野菜。
「フレッシュ!!実にリフレッシュ!!体中のどっくそが抜けていくようだ!!よし採用!!」
最後に肉・・のはずだったが・・
「違う!!これじゃない!!こんなの・・!!ただの肉だ!!俺は最強の肉が欲しいんだ!!」
中々決まらなかった。
その選定は熾烈を極めた。時には自身に鞭打ち、神社で修行することも・・!!
そして、ある日、天啓がひらめいた。
「そうか!!わかったぞ!!本当の肉が!!」
それは自分自身だった。
「俺自身が、ハンバーガーになることだ」
そう、多量の美味な食材を食べてきた彼こそが、最高の食材だったのだ。
完
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