TS転生したらサキュバス型ドリアードとして毎日精を貪り尽くします!~どんどんスキルが増えて強くなる変態大冒険バトル~

木森林木林

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エンカウント!ラスボスの間に日変える謎の二人!

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 そう、あと一フロア分攻略すればこのクエストは終了である。正確にはシマがモンスターの情報などを記録しているのでそれを伝えて終了なのだが。

 しかしあと少しでこいつらともお別れか、、

「アタシはリドリー師匠についていくっすよ!」

「私もたまにはパーティ組んでも良いですわー!感謝しなさい!」

「ふふふ。ワンコにツンデレ、、かわいいやつらよのう」

 そして俺はシマの方をちらっと見た。どうせこいつも俺のことを友達と思ってるんだろ?

 ふふふ、まあなかよくなったし、効率のいい精子の絞り方を教えてやらんこともないけどな?

 と、シマは口を開いた。

「リドリーさん」

「なんだね?」

「このクエストが終わったら、ご家族のことを私に紹介してくれませんか?」

「、、、、」

 ええぇ、、?
 何言ってんだこいつ、、

 もしや俺が頼りになりすぎて尊敬という念をちゅきと勘違いしてねーだりうな!?いやだぞそんな女の子同士なんて!こいつ真面目だし絶対ヤンデレ化しそう!!

「いや、、女の子同士でそんな、、!」

 とまあ俺が若干引いていると、

「て?!え!?いや、違うんです!そういうことを言っているんじゃないんです!」

「え?!どうしたんだシマ!?まさか師匠が男前すぎて勘違いしたのか!?やめろ!師匠が困ってるだろ!」

「おーほっほっほ!私はそういうのには理解があるほうですわよー!じいやがそういう性癖を持っているのですからね!しかしあなたが、、!」

「だから違うんですって!もしかしたらリドリーさんの村と魔王が何か関係あるかもしれないって話ですよ!」

「む?魔王?」

「知らないんですか?今は魔王が現れるはずの時期なのです。しかし百年前から一向に姿を表さないのですよ。そして同時に百年前からサキュバス型の亜人が出てきて、、」

「つまり、、どういうことだってばよ?」

「そう、つまり、、魔王はサキュバスである可能性が高いということなのです!」

「な、なんだってー!」

「普通魔王はあらゆる手段をつかって世界を滅ぼすために生まれてきます。しかしなんらかの世界のバグが生じ人に害をなさない種族が生まれさせるようになったのかもしれません。だからこそあなたの村に案内してくれれば魔王の位置の手がかりになるかもなのですよ!」

「え?いいじゃん別に。何も困ることをしてないんだろ?その魔王とやらは。なんで探す必要があるの?」

「だからいったでしょう?バグかもしれないと。つまりこれまでずっと続いてきたシステムが変化しているのです。もっと危険な事態になるかもなのですよ?それに対策するためには原因の根源を見つける必要があるのですよ」

「なるほどなー」

 なにやら彼女の説明には鬼気迫るものがあったが、確かにその説明は理にかなっている。少しひっかかるものも感じたがな。だが、、

「ふふふ。そういうなら案内してやらないこともない!」

 俺はどんと胸を叩いたのだ。こいつは良い奴だということはもう知ってるしな!まあザマとかに聞いてないが大丈夫やろ。

「おお!本当ですか?!ありがたい!なにやら結界があるみたいで住人しか入れないみたいなんです!」

「アタシも行きたいぜー!師匠の実家に!」

「ふん。余裕があるなら私もいかないこともないですわー!」

「おうおう!多分大丈夫やろ!」

 というわけでこのクエストが終わっても付き合いは続くみたいだった。だがこいつらは知らないのだ。俺の村にも女が好きな女の子がいるということをなー!ふふふ。いい声で鳴くといいがなー!

ーー


 まあそんな感じで俺たちは最後のフロアを攻略したのだ。だが、多少敵が強くなった程度でそこまでではない。さすが初心者ダンジョン。

 そしてここはボスがメインなのかもしれない。迷路はかなり単純だった。最後の扉。今までのボス部屋と同じく両開きで、そして傍らにはワープ石。扉はまさしく豪奢でラスボス感が多少なりともある。

「ここがラスボス部屋、、準備はいいな!みんな!」

「はい師匠!」

「というか、そんな掛け声しなくとも多分楽勝ですよ」

「おーほっほっほ!まあ平民は注意することねー!はいりますわよ!」

 と、前衛のジエルが扉を開けようとしたのだが、

「あら?」

「どうしたんだ?ジエル?」

「開きませんわ?」

「む?鍵とかなのか?」

「そんな穴はないし、このフロアの迷路の道はほぼ確認したはずですけど、、」

「じゃあ謎解きとか?」

「いえ、おかしいですね。ダンジョンは色々な種類がありますが、ここはそう言った意地悪なことをしてくるダンジョンではないですし、、」

「つまり、、バグとかか?」

「まっさかー!師匠!ダンジョンていうのは自然現象だと聞いたことがあるし、そんな機械みたいに壊れるなんてことはありえないはずですよ」

「それではこれからどうするですの?」

「ともかくいろいろ試して、開かなければギルドに報告しに戻らればなりませんね、、」

 一応俺達は出来る限りの攻撃手段で扉を開けようとしたのだがうんともすんとも言わなかった。というわけで

「このまま戻るのかーなんというか期待外れもいいとこだなー」

「まっ、入れたとしてもこのパーティなら楽勝ですわよ。結果は変わりませんわー!」

 そしてワープ石で戻る。

 瞬間移動で俺はダンジョンの入り口に戻ったのだが、、

「あら?」

 俺はすぐに何かおかしいと思った。その理由は周囲に三人がいないことである。いや、ここは入口ではない。外でなく閉鎖空間、壁の種類からしてここはまだダンジョン。

「!」

 そして俺はすぐに気がついた。この広い空間。その一角に二人の人影があったのだ。

れろれろへろれろれろ。

くちゅぬちゅくちゅ。

「!!!!」

 その二人はあろうことか、、!

 


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