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即落ち初心者向けダンジョン!
しおりを挟む俺たちはダンジョンの1階を攻略していく。だが出てくるモンスターは拍子抜けするほど弱い。まあまだ1階だしな?
そしてマッピングは当然のごとくシマが行った。そういうの好きそうだよなこいつ。かつここで俺の技術が役に立ったのだ。
「また分かれ道ですか、、」
「ふふふ!俺にまかせっなさーい!」
そして俺は大分マスターした触手を使ったのだった。片方の道に触手を伸ばす。
戦闘に使えるほど慣れてはいないが、マッピングに関してならこういう使い方もできるんだよー!
「む?壁に当たったな。他に道もないみたいだ」
「さすが師匠!」
「結構役に立つではないですか!ほめて差し上げますわ~!」
「それでは反対側の道に行きましょうか」
ふふふ。有能さを見せつけたのだった。まあでもこの方法だと隠し部屋とか見逃す可能性も捨てきれないかもしれないが、まあ初心者のダンジョンだしいいやろ。
あと、たまにモンスターに触れることがあるのだけれど。まあそういうときは急いで引っ込めるのだ。ザマとかは触手で冒険者を捕まえていたけどな。今は自信がないなー。
そして、楽な戦闘も交えながら1階のゴールに到着。
「次のフロアに向かう階段が見つかりました!」
そして階段の近くにも入り口と同じように例の巨大な半透明の石がふよふよ浮いて回っている。
ここからもワープできるというわけか。
試しに使ってみることにした。
「おおー!」
目の前にふよふよとパネルが出現した。行き先が項目からえらべるみたいだ。しかしワープ先はひとつしかない。
「行ったことのあるところにしか行けないみたいだな」
「その通りです」
確認も住んだところで、俺はほか三人に向き直った。
「そしてここからは二階だが、もちろん行くよな?」
「そうです師匠!これではあまりにも欲求不満です!」
「そうですわー!これでは腕試しにもなりませんわー!」
まだまだ精神的にも肉体的にも余裕だし、いざとなればワープ石や俺の風魔法での移動もある。
ならばまだまだ行けそうだな。
俺たちは二階への階段を登ったのだった。
ーー
???視点
「ほう。ついに来たようです。しかしこの程度のダンジョンにどれほど時間をかけているのです、、しかしこれでまた一人の【最強】を生み出すことができるです。予め仕込んでいた種をようやく活用できるです。これによってこの世界はさらに安泰です。全てはあの方のためにです」
ーー
???視点
くちゅぬちゅくちゅ。
れろれられられろ。
「はぁはぁ、、む?」
「どうかされましたか?」
「いや、なんでもないぞよ。ただ住処に冒険者が侵入した気配がしただけぞ。」
「そうですか。では見に行きますか?」
「いや。まて良い。どーせいつもの冒険者じゃろ。見に行く必要もあらへん。」
「作用でございますか」
「さっ、早く続きを!」
「了解です」
くちゅぬちゅくちゅ。
れろれろへろれろれろ。
ーー
リドリー視点
「うおおおお!!ダークスピアああああ!!」
「風スラッシュ!スラッシュ!」
「トレントの種!からの爆弾!」
「聖なる二撃クロスアタック!」
そして、俺たちは、あれから数時間足らずで
「ふう。このボス、結構簡単でしたね、、」
「おめー」「おめー」
「もちろんですわー!この私という存在がいれば楽勝ー!おーほっほっほ!」
そう、俺達は初回でラスト一歩手前のラスボス部屋まで来ていたのだった。
簡単すぎるぞー!?このダンジョン!はっはっはー!
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