TS転生したらサキュバス型ドリアードとして毎日精を貪り尽くします!~どんどんスキルが増えて強くなる変態大冒険バトル~

木森林木林

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真面目なシマと純情なジエル!正しいのはどっち?!

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「ダメですっ!第二次性徴を過ぎたような女の子がオナニーをサボるなんてっ!」

 ええ~、、。俺は混乱した。このセリフを言っているのはシマである。お前そんなこというキャラじゃないやろ、、。

「えー、、お前キャラ変わってない?」

「わ、分かってますよ!何が言いたいかは!でもですね!女性のオナニーは女性ホルモンを活性化させて美容やら何やらに良い影響を与えるのですっ!つまりジエルの今の状況は健康的に良くないっ!」

 ああ、なんか元の世界でも言ってたな、、。保険とかの授業で。まあ関係ないから聞き流していたが。

 しかしまあそれはそれとして、このクソ真面目は仲間のそう言ったことに口を出してしまう性質なのだろう。

「ほらっ!正しいオナニーのやり方教えてあげなさい!リドリー!」

「え!わたしぃ?!」

 なぜ俺なんだよ。というか

「おいおい、俺はまだ生後何日も経ってない赤ちゃんなのだが?まだ女性器が発達してない無理だよ」

 自分で言っててやばいな。俺異端すぎない、、?シマはその事実にドン引きしたかのような表情で

「ええ、、くっ、確かにそういう設定でしたわね。なんかその服装や言動のせいで勝手にそういうのが得意と思っていたのだけど、、!」

「まったく人をエロ魔神かなんかと勘違いしないでいただきたい」

 俺はただドリアードとしての本能に従っているだけだよ?ふふふ。

 ということで彼女は矛先を変えた。

「だったらサキ!あなたが教えなさい!この無知な天使に!どーせ毎日してるんですよね!?」

「おっと、私をそんなエロ大王みたいに言うのはやめろよなー。アタシは男にしか興味はないからよー」

「くっ!レズプレイも可というわけではないですか、、!」

「そうだぞー?てかよー、そういうんだったらお前が教えてやればいいんじゃんかよー」

「え?」

 思わぬ反論にシマは二の句が継げなくなった。

「知ってるんだろー?秀才様よー。教科書通りの正しいオナニーってやつをよー?お前だってしてるんだろー?」

「ぐごご、確かに知ってますけども、、」

「マジか、、なんてエロい知識を持ってやがる。こんな真面目な顔して」

「むむむ!」

 追い詰められてゆくスタイル。ふふふ。これはもうコイツが教えていく流れになってきたな?なんという愉悦!

「し、仕方ないですね、、じゃあこんどそういう本を貸してあげますから、自宅で、、」

「じーつーえんっ!」「じーつーえんっ!」

「やかましいですよっ!」

「だが人のおナニーに口出ししてきたのはそっちの方だろ?これはもうオナニー管理して貰うまで行くしかあるまい?」

「まったく次から次へと屁理屈を、、だいたい野外プレイというのはリスクが高く、、」

 にやり。このまま押し切ればワンチャンある!シマの野外オナニープレイ!ふふふ。末代まで語り継がれる恥になりそうだな?

 まあそんな時である。当の当事者であるジエルがこういったのだ。

「皆さん、勝手にそんなこと言われても困りますわ」 
 その言葉にすがりつくようにシマはこのはなしをおわらせようとしてきた。

「ですよねっ!本当にごめんなさい!勝手に口出しして!」

「だってそのオナニーというのは私の股間に関係する行為のことなのでしょう?」

 え?

 こいつまさかオナニーの具体的方法も知らなかったのか。続けてジエルが言う。

「ですが、それはいけないのです!なぜならパピーに言われているのです!私の股間には魔物が住んでいるのだと!」

 うん、確かにある意味魔物だけどさ。

「これ以上触るべきではないのですよー!」

 確かに他人が口出しすることではなちわな。しかし、

「ふむ。家庭に対してこれ以上口出しするつもりはありませんが、しかし一つ質問いいかな?」

 シマは指さし指を上げながら右京さん的な雰囲気でこう聞いたのだ。

「あなたは何歳ですか?」

「?今年で二十九歳ですわー!」

 ほう?二十九歳でその若々しい見た目なのか!元の世界にも年齢と見た目が一致していない人がいたが、こいつもそうみたいだ。いや、もしかしてそういう種族かもしれないな。世界自体が違うし、魔力的な影響で若いのかもしれぬ。

 まあ俺はエンジェル族のことをしっているわけではないが、シマは多少知っているみたいだ。

「二十九歳、文献によればエンジェル族は大体二十歳から三十歳の間に結婚するようですね?」

「ま、まあそのようですわね、、」

「私の記憶によれば、貞操帯という文化はエンジェル族にはない。それなのにおナニーの一つも知らないということはすなわち正道から外れているということ、、つまりあなたのパピーやじいやは無垢なあなたでいてほしいという自分勝手なエゴを押し付けられているのでは?!」

「なんですって!」

 おいおいそれは憶測が過ぎると思うがな?思ったとおりジエルは憤慨した。

「何を言っているですのー!?これ以上パピーやじいやを侮辱すると起こりますわよー!」

「言い過ぎましたか、、ですがこれはあなたの為を思ってのことですよ?」
 
「じいやのすることが間違っているとでも!?」

「少なくとも正常ではないかと。つまりあなたは縛られているのですよ。あなたの家族のいやらしい感情に」

「いやらしくないですわー!それにあなたには関係ないこと!」

「ジエルさん。私はね、正しくないものに口を出さずには、いられない性分なのですよ?」

「ぐむむ、、!」

 なんてやつだ。シマは真面目なやつだとは思っていたがここまで言えるやつだとは。それも人の性事情に。

「いいですわー!それなら証明してあげますよー!じいやは別にいやらしい人ではないということをー!」

 しかしそのおかげでなにやら面白いことになりそうだな?ふふふ。
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