TS転生したらサキュバス型ドリアードとして毎日精を貪り尽くします!~どんどんスキルが増えて強くなる変態大冒険バトル~

木森林木林

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明らかになるジエルの潔癖さに真面目キャラは口を出さずにはいられなかったのだ。

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「あなたたち何目をそらしているのですー!?」

 どんっ!と胸を張っているが下半身が寂しいジエルが問いただしている。俺達が目をそらしていて誰も指摘しないのは、俺とサキはは笑いを堪えるため、サキは多分面倒臭いからであろう。

 まあそろそろ教えといてやるか。

「お前、下下!」

「ん?何を言って、、てうわー!?そういえばですわー!」

 股間を手で隠してペタンと女の子座りになる。その顔は真っ赤だ。しかしツルツルとは驚いたぞ?くくく。

「まあしょうがないから俺の装備を貸してやるか?」

「むー!そんな面積の小さいパンツとかふしだらですわー!」

「そうだよなー。でもこのままだと下半身すっぽんぽんで街に戻らないといけないぞー!?ほれほれ」

「ぐぬぬ、、というかそれだとあなたがすっぽんぽんじゃないー!」

「ふふふ、堂々としていればバレないものさ。例え見られても見られてもいいおまんこだと思えばよいし!」

「そんな見えてもいいパンツみたいにいうなんて、さすが師匠!」

「あなた達の間ではそういうミームがあるのですの!?なんて世界観ですのー!」

 まあからかうのはもうよいとしてそろそろ解決策を提示してやろう。女オークに壊される前はメタリックな防御力高そうな下半身装備をつけていたのである。

 そんな露出少なめの装備からこれでは、まるで地上に上がった深海魚のごとくであろう。それはさすがに可哀想かもしれない。

「ほら、このミニトレントの種を腰に巻けばよいのじゃよ」

 俺は太ももの付け根と腰に巻きつけて残りの肌色を埋めるように結んでいく。

 精子袋を捕まえる際、何回も巻きつけたり部分的に解いたりしているのでなんとなく応用を利かせていったが、なんとか形になりそうだった。

「いわば自然ブルマだな!エコだしフェミニズムの精神を感じる、、!やはり女性が安心して露出できる街づくりを、、」

「ぐむむ、、なんかパンツ一枚みたいですわ、、しかしあなたのに比べれば幾分かマシ、、それになんか気持ちいいし、、ほめて差し上げますわ~!」

「うおおおおおおおおお!!師匠!なんて機転!アレのテクニックだけじゃなく道具も使いこなしているなんてー!」

「それほどでもない」

 プッシュされて有頂天になる俺。というかジエル今気持ちいいとか言った?

 、、少しきつく巻いてみよう。俺は特に股間に圧力が掛かるように巻いていくのだった。すると、、

「ンッ?!な、なんですのこの気持ちはー!?」

 何やら赤らめていくのだった。もしかしてこいつ!?

「ちょ、ちょっと何をしているんですか!?」

 シマは不穏な気配を感じて止めようとするが無視だ。

「お前ってこの場所を触ったことある?」

「いいえ?私はお風呂に入るとき、じいやにお任せしているのですわー!うらやましいでしょ?おーほっほっほ!」

「何ー?!男にー?!それは裏山!」

「え、、?男に洗わせてるの?それ絶対いやらしい目で見られてますよ、、?」

 シマがなんか言ってるが無視だ。

「それにお風呂から出たら貞操帯という聖なる魔道具を装着してもらってるのですわー!」

「えっ?」

 なんか今かなりアブノーマルな単語が出てきたな?!

「これによって私の清い体はさらに清められるとのことですわー!」

 いや確かにある意味清いけどさ!

「どうですー?!凡人には決して受けられない待遇!羨ましいですかー?!」

 なんというかこいつはもうある意味いやらしい生活をしているぞ!?

 でもそうか。事情は分からないが、この胸、第二次性徴をめっちゃしてるような体型でオナニーを禁止されているということは、つまりちょっとした衝撃で性に目覚めるということである。

 そうあの女オークの腰振り攻撃によってそのやつが半分開花してしまっているのかもしれないな。

 まあ、俺としてはどうでもよいのだがな。もしこれが男ならいいことをしえてあげるよ的なエロいことをできるかもしれない。しかしあいにくなんか女にもう性的な魅力を感じなくなってきてる今日この頃なのだった。そうこの変態ドリアードの生態のせいなのだろうが!かなり性癖が矯正されている感はある。もう女の子を異性として見れなくなっているなぁ。まあどうでもよいが。

 まあだからこの件についてはからかうだけに留めておこう。そう思ったのだった。

「待ってください!」

 しかし、

「それは、、いけませんね、、」

 何かがクソ真面目キャラの琴線に触れたのだった。
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