TS転生したらサキュバス型ドリアードとして毎日精を貪り尽くします!~どんどんスキルが増えて強くなる変態大冒険バトル~

木森林木林

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狩りの終わりに一杯やっとく?と誘う!がしかし!

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 ということで、俺達はこのまま狩りを少しだけ続けて解散したのだった。

 しかし、各自街に戻るまでにこいつらの一人に聞いておきたいことかあるのだ。ほか二名、主にジエルに聞かれないように俺はシマに耳打ちしたのだった。

「誰と狩ってるの?」

「うわっ!何肩組んでるんですか?!この淫乱!」

「ふふふ、連れないじゃない。この変態が!」

「何言ってるんですか。あなたのほうが変態みたいな格好でしょ?!」

「ふふふ、否定できないけど。あなたとて男の精液を吸わないと生きていけない体なのにねえ。人のこと言えるのかしら?」

「はぁ?何言ってんだこいつ、、」


 シマが顔を手で抑えた。

 まだ恍けるつもりか。まったく。真面目だねぇ。こいつは学校では真面目なフリして絶対家でひわいな言葉をネット検索してるやるやろ。いわゆるムッツリ。俺は詳しいんだ。

「もしかして貴方、サキと私を間違えてません?淫乱といえばサキュバスの彼女でしょう。やたら彼氏自慢してくるし。聞くところによればとっかえ引っ変えのようですし」

「む?いや確かにサキュバスはそうだろうが、、しかしそれはお前もだろ?ドリアードも男の精を啜らないと生きていけないんだろ?」

「はあ?何言ってんの?ドリアードは比較的真面目な種族よ?!そりゃああんたみたいな異常個体もいるだろうけどさ!」

「むー?」


 ごめん。つまりどういうこと?
 

 つまりまとめると、こいつがいうにはドリアードは男の精をすする的な行動は取らないらしいのだが。

 ごめん理解できない。ドリアードとエロは不可分のはずでは?

 そうか。もしかして彼女のほうか間違っているのではないだろうか。

 うんそうに違いない。

「違うですよ~!おかしいのはそっちです!」

 えー。

「もしかしてあなた、、!最近出るって言われているサキュバス型ドリアードではないのですか?!」

 あっ、、やべっ!

 真偽はともかく、こいつは自分が真面目だと思っているらしい。

 ということは、通報されるのでは?!

 やばいなんとしても誤魔化さないと。

「えーっと、なんのことかな?私わるいドリアードじゃないよ?」

「じー、あやしい」

 じとーっとした目で見つめるシマ。やめてそんな目で俺を見ないで!

「最近この草原あたりで無理やり精液を奪ってくる者がいるとか、、まさかあなたが、、」

「うう~!」

「まあ、気のせいかもしれませんけど」

「そ、そうだよー!ふふふ、勘違いしちゃって!もうっ!」

 馴れ馴れしく俺は手を回すが、しかし、シマの目は笑ってなかったのだ。


(たとえこの女がそうだとしてもそちらの件はそこまで問題ではないのです。それにこの女を通報してしまっては、百年前から急に現れたサキュバス型亜人の秘密を探れないですよ)

 そう考えていたのは俺の預かり知らぬことであった。


ーー
 

まったくシマのやつ真面目かよ。何か楽しくて女の子してるんだ。きっとあいつも部屋に戻ったら机の引き出しとかにローターとか取り出すに違いないよ!あんな真面目な顔してな!

 まあよいか。ムッツリにかける言葉はないのである。ならサキュバスのサキと一緒に狩りしようっと。

 というわけで俺はサキのほうに近づいたのだ。

「やっほ。今日は誰とどこですするの?」

「ああん?なんだなんだ?近けーよ」

「いいからいいから。今日もデートなんでしょ?一緒におちんこチューチューしよーよ」

「えっ?!」

 カチッと彼女は突然固まってしまった。そしてこちらを信じられない顔で見る。

「ん?どうしたの?」

「お前今なんて、、」

 ははあさては。

「もしかして今日は本命と寝るから私を入れてくれないの? じゃあ他の日でもいいからさー、一緒に男あさりしようよー!」

「あ、ああ。アタシは今日はちょっとそういうわけだからな!お前と一緒にいちゃいちゃするわけにはいかんよ!ってか俺はモテてやりまくってるけど、そんなこと集団でする派閥じゃねーからな?!」

「えー、マジか、、」

 サキュバスこそなんか集団でするイメージがあったが、こいつはそうでもないらしいな、、ちぇー。

 そしてエンジェル族は、、いや、天使がそういうことするイメージないな、、?

 じゃあ何か?!このチームら集団でそういうことをしているわけじゃないのか?!

 マジかー。しゃーねえ。今日も一人でやるか。

 というわけでおれは草原でミニトレントの種なども併用しながら吸っていったのだった。やれやれ。あいつらとならもっと強いパーティも食えるのになぁ。

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