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新たなる仲間!ドキッ!女の子だらけのダンジョンパーティ!

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結果から言えば惨敗だった。
 
 彼は一瞬で近づいてきて拳を放ってくる。しかもそれは本気ではないそれでもかろうじてかわせるかかわせないかぐらいだ。

 本気なら 気づかないうちに KO されているであろう。

 だが そうやって油断しているうちが関の山なのだ。俺の魔法は筋肉をどれだけ鍛えても防げはしないのだ!

 そうこれは皮を対象とした攻撃!故に赤子でも大人でも効く攻撃なのだ!!

 と思っていたのだが

 「ふん!」

 なんか弾き返されてしまったぞ?しかも斬撃が反射して帰ってくる?!

 まあよく考えたら魔法耐性とかこの世界にあるから防ぐのはわかるけどさ。 今のは見たところ魔法ではない。完全に技術のみで技を返されたのだ。

 何をしたんだこの筋肉!?

「簡単な話だぞい。筋肉で斬撃を受け止めて筋肉でそれを返したのだぞよ。魔法とは言え直接殴ってくるのは物理現象。ならば、、返せない道理はない!」

 なるほどつまり筋肉はすごいというわけか!!

 やべぇ勝てる気がしない!

 こうなったらもう色仕掛けするしかねぇ。そんな感じで俺は全裸化。パージを試みようとしたのだが、、

「ふふふ、それはあまり使わないほうがよいぞ?ドリアードちゃん」

「?!」

 接近されていた。

 読まれていた?!いや、違う。そうでなくて今こいつなんて、、?

「まあこのくらいでいいだろう。貴様取り合えす、ダンジョンのクエストを受けたければ昼にまたギルドカウンターまで来てくれ」

 と、親指でくいっとされた、、

 なんのつもり、、?

 いやそうじゃない。問題はこいつが俺の正体を看破しているということだ。

 もしやこいつ俺の秘密と引き換えに体を要求するつもりでは、、!

 そうに違いない。最近このギルドではドリアードは変態で通っている。つまり変態に対抗するには変態をぶつけるんだよ!の理屈。

 変態同士は惹かれ合う、変態は変態でしか倒せないのシリーズ一貫した基本ルールだ。

 つまり、、エロ同人誌展開!

 だが俺は若干ワクワクした。そう俺もやられるだけではない。

 どさくさにいっぱい吸ってやるからな~?覚悟しとけ~?

 そうこれは逆転モノ同人誌だ。つまり最後には俺がうま乗りになるということ、、!
ーー

 まず通されたのは、ギルド建物内の一室。

 なんか色々トロフィとかが飾ってある木のぬくもりがある部屋だ。壁やソファが高級感がすごい。

 そこにはすでに3人の女冒険者が座っていた。五ピー?!

 そしてそこに俺も座るよう促される。
 労うように筋肉だるまがお茶を入れて、

「よく集まってくれた」 

「、、、」
「はい」
「ふんっ」

 うん。なんかこの娘たち少しギスギス感というか、不本意感がある。

 もしやむりやりなんか色々とえろいことする部屋なのかな?と思っていたがこの雰囲気は無理がありそうだな。

 この場所は空気的に校長室っぽい。ただの冒険者がセックスするために利用するとは思えん。

 つまりこの筋肉ダルマの正体はもしや、、!

「 そういえば自己紹介がまだだったな俺の名前はコニー。コニー、チョッパーだ。よろしくな」

「よろしく~」

「さっきは受付嬢がすまなかった。あいつは心配性というか、経験ゆえのみ老婆心があるからな」

「そういうということはあなたはまさか。」

「そう、私はこの冒険者ギルド長てある」

「、、なるほどね」

 それならあんな異次元的強さも納得がいく。この荒くれをまとめるトップなのだ。そりゃあ強くて当然。

 ところで、、この三人娘、そして俺はどうしてここに呼ぼれたのだろう。

 睡眠薬が入ってないかチラ見してズズズと飲んだ。

 ギルド長はばんと机を叩いて言った。

「ここに一定スターテス以上の亜人種族が四人揃った。今、ギルドの規約により、とある重大なクエストを受けてもらいたい」

「重大クエスト?」

 というか今亜人って言った?俺以外のこいつらも?

「そうだ。右から順に、サキ、シマ、ジエル。三人とも亜人種族だ。お前ら後で互いに自己紹介しとけ」

「でも、、」

 そうは見えない。茶髪びっち風娘、真面目型メガネっ子、お嬢様風金髪。個性はあれど三人とも普通の女の子に見えるのだが。

「それは三人とも変身のアクセサリーをつけているからだ」

「もしかしてこれと同じように?」

「そうだ。それはかなり貴重なアイテムで、誰でも人間に化けることができる。つまり人化とも言っていいな。ギルドが認めた相手にのみ渡している」

 なるほど、もしかしてザマもこうやってギルドで活動していたことがあったのか?

「それはもしかして人手を集めるためにです?」

「そうだ」

 なるほど、なんか亜人は人種族よりも丈夫とか言っていたからだろう。

「まあ一定レベル以上の鑑定スキルで見破れるようにしたり、発信機を内蔵している。まあ位置情報を別に悪用するわけじゃないから安心しろよ?」

「えー、!ということは私のアレの最中をしていた位置も丸見えなんですか!?ホテルも特定される!?」

「だから違うっ!」

 俺は身を乗り出したが、ギルド長は胸を張って言った。

「誓ってこの機能で不当にお前らの不利益になることはせん!」

 ぐぬぬ、なんという筋肉、、! こんなにはっきりと胸襟を見せられたら信じるしかあるまいな、、!

 ってかなんというハリのある筋肉、、!触りたい!  

「触っていいですか?」


 、、、、?


 ってうわっ!?また言ってしまったな俺?! 

「ん?ああ筋肉か?ふふふいいぞ」

 まあうまく行ったから良いけども!

 そして触ってみる。

「うわぁ、結構柔らかいんですね?」

「硬いのとどちらがお好みかな?」

「選べるセット!?じゃあ下半身の一部を、、!」

「どうでもいいけどさぁ、」 

 そんなことをしていたら、三人娘の一人、何やら着崩した制服みたいな装備の茶髪女が鏡を見て髪を弄くりながら苦言を呈した。

「さっさと本題に入ってよね。私この後予定があるんだけど。デートの。そうデェェトゥゥの」

 なんだこいつ、、!やたらとモテてるアピールをしてくる。正直むかつくぅ!だが筋肉に触れ合っていた俺達も悪かったな。

「すまん、そうだった。今回依頼したいのは、危険度調査のクエストだ」

「危険度?」

「最近色々とこの辺りの環境が変化しているみたいなんだ。サキュバス型のドリアード、そしてクマなどの魔獣。比較的深層にいるモンスターが浅瀬にまで来て居るみたいなんだ」

「ふーん?理由は?」

「現在調査中。しかし被害はほとんど出ていない程度のもの。一定レベル以上の冒険者ならたやすく乗り越えられるであろう」

「だけど冒険初心者による被害を増やさないためにも危険度ランクを見直そう、というわけですね?故にこんな変態的装備の人も入れてあらゆる事態を想定する必要が、、」

「ふんっ、こんなつまらない依頼だわねっ!それにこんな野蛮人みたいな鎧を着た娘に私のパーティがつとまるのかしら!まるで娼婦的服装だわ!不潔!」

 メガネっ子と金髪お嬢様は対象的な反応を見せた。おい、なんか俺、軽くディスられてね?ガーンだな。ではなを挫かれている。

 だが、円滑な冒険者活動のためにもここは無理にでもコミュニケートしとくか?

「でもこれは男受けするし能力もよい装備だぞ!ほれそこのモテなさそうなメガネっ子!もてたいやろ?今度貸してやるから!」

「ええ~、、いやいいです絶対」

「着回すなど不潔ですわ!おーほっほっほ!」

 やはり同性には受けないファッションなのかこれ、、。媚びてると思われるのか?まあオシャレには我慢が必要だし!

「ともかく、お前らはパーティを組んでダンジョンを攻略してもらう。初心者用とはいえ、攻略には数日がかかるだろう。相談して準備など決めるように。ては解散!」

 あっ、でも当初の目的通りダンジョンには行けるみたいだな?満足満足。

ーー
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