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第3話 地元での生活
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離婚して地元に戻った私は、託児所付きの介護施設で働き始めた。
本当はもっと違う業種で働きたいとも思ったが、最終学歴が中卒で接客業と介護しか経験がない私は、子供達を養っていく上で介護の仕事をする選択肢しかなかったのだ。
離婚当時既に小学生であった長女の奏は、幸い小学校から家が近かったので、何かあったら子供達の祖父母である両親にお願いした。
靖と郷は託児所に預け、がむしゃらに働いた。
そして、私自身も出会いがあり、3歳年上の雄太という彼氏も出来た。
子供達も雄太を本当の父親のように慕い、公私共々充実した生活を送っていた。
そうして、靖と郷も小学生となり、靖と郷はどちらも背が高かったのもあり、バスケットボール経験者でもあった雄太の勧めでミニバスケットボール部に入部した。
靖が小学3年、郷が小学2年の時であった。
入部したミニバスケットボール部は、県内でも強豪と呼ばれるチームであったが、入部した直後にコーチの交代があり新コーチが基礎を指導しない人だった。
親としてはそのコーチの体制に疑問があった。
少しでも上手くなってほしいと思った。
そのため隣町のミニバスケットボールの基礎を教えてくれるスクールに靖と郷は通い始めた。
そして、私はそこで彼女と出会った。
もしかしたら、彼女との出会いがなかったら、今の私の人生はもっと違ったかもしれない。
良くも悪くも、そこが全てのはじまりだったと今では思う。
本当はもっと違う業種で働きたいとも思ったが、最終学歴が中卒で接客業と介護しか経験がない私は、子供達を養っていく上で介護の仕事をする選択肢しかなかったのだ。
離婚当時既に小学生であった長女の奏は、幸い小学校から家が近かったので、何かあったら子供達の祖父母である両親にお願いした。
靖と郷は託児所に預け、がむしゃらに働いた。
そして、私自身も出会いがあり、3歳年上の雄太という彼氏も出来た。
子供達も雄太を本当の父親のように慕い、公私共々充実した生活を送っていた。
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そのため隣町のミニバスケットボールの基礎を教えてくれるスクールに靖と郷は通い始めた。
そして、私はそこで彼女と出会った。
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