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止まらない快楽
しおりを挟む三春はよく最中、こうして聞いてくる。身体の違いとか、ちゃんと良くなってるのかが気になるらしい。俺が思ってる以上には悩みと埋まらない差を気にしているのを知っている。だけど、三春自身が俺は大好きなんだよ。そんな不安なんて気にしなくなってほしい。何度でも言葉にするよ。
「良いよ…三春の舌もすき…すげぇきもちいいよ」
「ほんと?良かった…じゃ、そろそろかな?イク時言ってね」
おしりの指はすでに前立腺を何度も擦られているし、キスマークを付けられる行為にすら声が出てしまう。
「もっ、むり、あ、みはる、イク、イク…ちんこ、手、はなしてっ」
「お尻だけでイキたいの?いいよ」
え!?
「ちがっ、ちがうっ、あ、あ、はなさないでっ」
必死の抵抗も虚しく呆気なく前を扱いていた手をパッと離してしまった。急になくなってしまったことでお尻に一気に感覚が集中してしまう。
これ、まじでケツだけでイケてしまうんじゃ…?それだけは抵抗あったのに。もうケツでしかイケなくなる。自慰でもケツ弄っても前は絶対使うようにしてたのに。男のプライドが少しでもあったのに、今はもう考えられない。
「もう限界でしょ?出して、真琴さん」
三春に耳元で言われてしまえば俺の我慢は呆気ないものだった。
「あ、あぁぁん!!ん…んっ…」
一度大きな波が果てても、すぐには治まらず何度も精液をピュクピュク出て止まらない。
やべ、めっちゃ気持ち良かった…。これはこれで堪らない。
「真琴さん、いっぱい出たね」
改めて言葉にされると死にたくなる。興奮したのバレバレだ。顔を両手で覆い隠す。
「頼む…言うな…」
「可愛いです」
可愛い顔してどっちがだよ…。
「あー…疲れた…三春、肩貸して」
三春の肩に腕を回して立ち上がる。すると尻から三春が出したモノがトロリと出てくる。
「うわぁ…あとで掃除だな。三春行こ」
「どこへ?」
「風呂に決まってんだろ」
言うとみるみる顔が赤くなる三春。こいつ、変なこと考えたな?
「スケベだなぁ、三春くんは」
「ち、違いますっ」
風呂に着くと先に浴室に入るが俺のあとから三春が来ないことに気づく。
「あれ、三春?来いよ」
「あ、あの…僕、トイレ…先に行ってきます」
「トイレー?ガチの?」
「どういう…」
「勃起してるからじゃなくて?」
だって、さっき見えたし。
「っ!…ちが…いや、り、両方…」
否定しかけたのに、肯定したな。
「…いいじゃん、風呂だし、汚れないし。来いって」
「で、でも…ほんとに…」
「いいから、早く!」
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