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 そしてその週末の日はやってきた。
 ミーティング室に、約束の時間5分前にはもう既に上杉さんは来ていた。後ろ手にドアに鍵をかける。

「返事、そろそろ聞かせてくれる?」
「その前に……上杉さんに、お願いがあるんです」

 今日は退勤の証明をつけた後、サラシをトイレで外してきた。今はぷるんぷるんのおっぱいがブラウスに張りを作っている。化粧も一応気合いを入れた。でも技術も道具も無いのでいつものナチュラルメイクを少し濃くしただけに終わった。髪は美容室へ久々に行ってトリートメントをして貰ったからうるうるつやつやだ。いつものひっつめてお団子にしている髪を解き、ブラウスの前を寛げる。メガネを外して上杉さんを見上げる。

「私のこと、抱いてくれませんか……?」

 コンタクトレンズをしていないのでぼやけて上杉さんの表情はよく見えない。私の両眼の視力は0.01だ。上杉さんがゴクリと喉を鳴らす音がする。

「これは嬉しい誤算だな。坂田さん、そういう子だったんだ?」

 ネクタイを外す衣擦れの音が聞こえた。

 ーーーーー
「あっ……あっ……んんっ……♡」

 上杉さんの手に股間をまさぐられ柔らかい所に指を抜き差しされている。制服のスカートはたくし上げられ、ショーツとストッキングは脱がされて床に落ちている。ブラウスは腕に引っかかっているだけの状態だ。上杉さんはちゅぱちゅぱと乳首を舐めたり吸ったりしている。たまに舌で乳首を転がされたり、乳輪をなぞられたりすると体がびくびくする。

「坂田さん、可愛いな……ね、夏実ちゃんって呼んでいい?」

 乳首から唾液の糸を引いて舌を離し、上杉さんが聞いてくる。
 すごい。何でだろう、触れられた場所全部が凄く、気持ちいい……♡自分で触るのと、全然違う。

「あっあっ……だ、めですっ……♡あっ♡あっあっあっ♡」
「いいでしょ、2人きりの時だけだよ。夏実ちゃん、こんなに大きなおっぱい隠してたんだね。凄く興奮するな、夏美ちゃんがこんなにえっちな体してたなんて……」

 そう言って、ちゅっちゅっと乳首を強く吸われると、背筋にゾクゾクと快感が押し寄せた。

「あんんっ!あっ!らっらめぇぇ♡そんなにつよく、すっちゃ、らめぇ♡」
「んちゅっ♡ちゅぅっ♡なふみひゃん♡」

 ぐちゅぐちゅと秘所を探る手つきが荒くなり、指が増やされる。気持ちいい、なにこれ、凄く気持ちいい。
 じゅわっと股間から何かが滴るのを感じる。

「ちゅっ……♡夏実ちゃん、そろそろこっちもトロトロになってきたね。だいぶ解れたし、俺も限界だから入れちゃうね?」
「あっ……♡は、はい……♡」
「夏実ちゃん、足上げて、俺の背中に腕回して」
「はい♡……っあ、は、入っ、あ、あっ、あああっ♡」
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