168 / 193
章1
幕間 【どこかの世界の誰かの話:望郷】 (1)
しおりを挟む
それから3年近くを、がきんちょ――ヤクモはこの国で過ごした。
勇者ヤクモの師匠ポジだったはずの俺はというと、突き放しても嫌味な態度を取ってもノーダメージで犬のようになついてくるヤクモのせいで、周囲からは保護者と認識されてしまっている。
「ウィリー! 見て見てこれ! おれんとこの飲み物なんだけど!」
朝からそこらで雑草同然の花を引っこ抜いてまわっていた勇者サマは、城の厨房に向かったはずだが。
まさかおまえ、その手に持ってるカップの中身は今朝の雑草か。
「なんつーもの飲んでんだおまえの世界の連中は……雑草じゃねえか」
「いや、ホントはコーヒー豆がいいんだけど、この世界ないっぽいからさ。で、タンポポコーヒー」
厳密にはタンポポもどきコーヒーだな、と花の品種さえもろくに確認していないらしい男がけらけら笑っている。
「ちゃんと味見はしたから、大丈夫! 飲んで!」
どうやら手にしたカップは、俺のために厨房から持ってきたもののようだ。
仕方ない。かわいい弟子が用意したものだ。
一口くらいは耐えてやってもよかろう。
泥水でも飲むつもりで、受け取ったカップに口をつける。
「……まっず」
いやマジで泥水かよこれ。
「え、不味い? まじ?」
俺の手にあったカップに、そのまま背伸びしたヤクモがかぶりつく。
行儀悪く歯でカップを傾け、中身を啜った。
「おまえ、本当にこれ作り方合ってんのか? くそ不味い。人間の飲み物じゃねえ。こんなもんいくらおまえの世界の連中でも飲んでるわけねえだろ」
「えー? わりとコーヒーっぽい味だと思うんだけどなあ……苦みをまずいって言ってるんじゃないよな? コーヒーは苦いものだぞ?」
「不味いもんは不味い」
カップを食んだままのヤクモを退かせ、残りを呷る。
せっかく作られたものを捨てるわけにはいかない。
空になったカップを彼に渡して、踵を返した。
「ウィリー、どこいくんだよ」
「上司に呼ばれてる。ついてくんな」
「……はーい」
俺がそう告げると、かわいい弟子は素直に自分の部屋に戻っていく。
あいつはあれで、聞き分けはいい。
ここ3年で身体の方はすっかり縦に伸びてしまったが、根っこは未だに子供のままだ。
まったく。
なんでこんな子供を騙すようなことしてんだ、うちの上司は。
ヤクモはガイアの槍を生成できるようになり、瞬く間に力をつけていった。
実戦経験でのD級闇目も難なく討伐に成功。
その力をもって、ここしばらくは近隣を中心に闇目たちの討伐に赴く日々が続いている。
ヤクモのレベルは現状、87にもなるはずだ。
未だ、北方山脈へ向かう許可は下りない。
実力でいうならば、もう十分すぎる。
この国、この城にとどまって近隣の闇目たちを相手にするだけの時期はとっくに過ぎているはずなのだ。
それもこれも、上司――あの姫君の指示である。
ヤクモは彼女を信じ切っているようだが、レイアには予知能力などはない。
どころか彼の召喚すら、彼女が行ったものではなかった。
病に臥せっている王の命によって集められた人柱を使い、少なくない犠牲を払って――実際に召喚を行ったのは、「悪魔イグニス・ファトゥス」という存在。
レイアはその力を借りてヤクモを呼び、仇敵を討とうとしている。
王の病だって、どうせレイアが裏で毒でも盛っているのだろう。
愚王と呼ばれていた男だ、彼女が「要らない」と判断すれば、すぐにでも崩御の知らせが広まるに違いない。
彼女の目的が闇目の根絶であることは、間違っていない。
ヤクモに明かしていた世界を救いたいという気持ちも本物だ。
だが、それ以外はことごとく嘘にまみれている。
ヤクモがもとの世界に戻るすべを、彼女は持っていない。
闇目のボスを倒せば自動で故郷に帰れる、というのも方便だ。
人を食らう悪魔として恐れられているイグニス・ファトゥスが、子供一人の願いを聞き入れるために対価なしで故郷へ送り届けてくれるとはとうてい思えない。
彼が無事に故郷へ戻るためには、再び同じ手順を踏んで大勢の人柱を用意するしかない。
ほかに方法があるとするなら――。
「ああ、来ましたか。ウィリアム」
「うーっす。で、なんすか」
腹に一物どころか二つも三つも抱えている姫君が、そんな様子をおくびにも出さずに美しく微笑む。
「恋愛相談です」
「はあ」
「ヤクモに、けんもほろろに振られてしまいました」
「そりゃよかったですね」
彼女はこの3年間で、勇者ヤクモにさりげなくアタックを繰り返していた。
最初は控えめに。
しかしそれではあのにぶちん、全く気付く気配がない。
徐々にアプローチは大胆になっていき、とうとう先日、面と向かって愛の告白をしていたようである。
結果は聞かされていなかったが、この様子では。
「どうも、あの子には別に好きな相手がいるようですね」
やっぱり玉砕か。
闇目の創造主を討ち果たしたあとは、勇者として影響力を持つだろうヤクモを自国に取り込みたい……そんな打算からくるような愛の告白では、あのお子様には響かなかったに違いない。
捕らぬ狸の皮算用なんかするからだ、まずは仇敵の打倒が先だろうに。
いち市民でしかない俺にはそう思えてならないが、姫君はそういうわけにはいかなかったのだろう。
良くも悪くも、彼女は為政者なのだ。
「ほーん? ならさっさと帰してやりゃいいじゃないすか、どうせあっちの世界の人間だろ」
「いいえ」
しかし、そうなるとますます、用が済んだらヤクモはあっちに帰してやらなきゃ可哀想だ。
あちらへ帰るための手段を持っているだろうイグニス・ファトゥスと接触する段取りに考えを巡らせていると、俺の何気ない返しに姫君が冷めた視線を送ってきた。
「ヤクモを魅了しているのは、ウィリアム。あなたです」
「はあ? 何言ってんすか」
男が趣味だってか? 男どころか恋すらろくに知らなさそうなあいつが?
「あなたがそれを信じる信じないは、私には関係のないことです。ですが、アルカスフィアの国民として、私に忠誠を誓う者として……どうすべきか、分かりますね?」
その言葉に、急激に思考が冷えていった。
まるで、調子に乗っていたところに突然冷水を浴びせられたかのように。
「……仕事なら、ちゃんと言葉にして指示してくださいよ」
ここ最近、かわいい弟子と戯れているのが愉快で、忘れていた。
いや、彼の隣に立てる気になっていた、のかもしれない。
――そうですね、と、姫君が口を開く。
「あなたが彼を受け入れ、勇者ヤクモが生涯この国に留まるように……”夢を見せてあげなさい”」
勇者ヤクモの師匠ポジだったはずの俺はというと、突き放しても嫌味な態度を取ってもノーダメージで犬のようになついてくるヤクモのせいで、周囲からは保護者と認識されてしまっている。
「ウィリー! 見て見てこれ! おれんとこの飲み物なんだけど!」
朝からそこらで雑草同然の花を引っこ抜いてまわっていた勇者サマは、城の厨房に向かったはずだが。
まさかおまえ、その手に持ってるカップの中身は今朝の雑草か。
「なんつーもの飲んでんだおまえの世界の連中は……雑草じゃねえか」
「いや、ホントはコーヒー豆がいいんだけど、この世界ないっぽいからさ。で、タンポポコーヒー」
厳密にはタンポポもどきコーヒーだな、と花の品種さえもろくに確認していないらしい男がけらけら笑っている。
「ちゃんと味見はしたから、大丈夫! 飲んで!」
どうやら手にしたカップは、俺のために厨房から持ってきたもののようだ。
仕方ない。かわいい弟子が用意したものだ。
一口くらいは耐えてやってもよかろう。
泥水でも飲むつもりで、受け取ったカップに口をつける。
「……まっず」
いやマジで泥水かよこれ。
「え、不味い? まじ?」
俺の手にあったカップに、そのまま背伸びしたヤクモがかぶりつく。
行儀悪く歯でカップを傾け、中身を啜った。
「おまえ、本当にこれ作り方合ってんのか? くそ不味い。人間の飲み物じゃねえ。こんなもんいくらおまえの世界の連中でも飲んでるわけねえだろ」
「えー? わりとコーヒーっぽい味だと思うんだけどなあ……苦みをまずいって言ってるんじゃないよな? コーヒーは苦いものだぞ?」
「不味いもんは不味い」
カップを食んだままのヤクモを退かせ、残りを呷る。
せっかく作られたものを捨てるわけにはいかない。
空になったカップを彼に渡して、踵を返した。
「ウィリー、どこいくんだよ」
「上司に呼ばれてる。ついてくんな」
「……はーい」
俺がそう告げると、かわいい弟子は素直に自分の部屋に戻っていく。
あいつはあれで、聞き分けはいい。
ここ3年で身体の方はすっかり縦に伸びてしまったが、根っこは未だに子供のままだ。
まったく。
なんでこんな子供を騙すようなことしてんだ、うちの上司は。
ヤクモはガイアの槍を生成できるようになり、瞬く間に力をつけていった。
実戦経験でのD級闇目も難なく討伐に成功。
その力をもって、ここしばらくは近隣を中心に闇目たちの討伐に赴く日々が続いている。
ヤクモのレベルは現状、87にもなるはずだ。
未だ、北方山脈へ向かう許可は下りない。
実力でいうならば、もう十分すぎる。
この国、この城にとどまって近隣の闇目たちを相手にするだけの時期はとっくに過ぎているはずなのだ。
それもこれも、上司――あの姫君の指示である。
ヤクモは彼女を信じ切っているようだが、レイアには予知能力などはない。
どころか彼の召喚すら、彼女が行ったものではなかった。
病に臥せっている王の命によって集められた人柱を使い、少なくない犠牲を払って――実際に召喚を行ったのは、「悪魔イグニス・ファトゥス」という存在。
レイアはその力を借りてヤクモを呼び、仇敵を討とうとしている。
王の病だって、どうせレイアが裏で毒でも盛っているのだろう。
愚王と呼ばれていた男だ、彼女が「要らない」と判断すれば、すぐにでも崩御の知らせが広まるに違いない。
彼女の目的が闇目の根絶であることは、間違っていない。
ヤクモに明かしていた世界を救いたいという気持ちも本物だ。
だが、それ以外はことごとく嘘にまみれている。
ヤクモがもとの世界に戻るすべを、彼女は持っていない。
闇目のボスを倒せば自動で故郷に帰れる、というのも方便だ。
人を食らう悪魔として恐れられているイグニス・ファトゥスが、子供一人の願いを聞き入れるために対価なしで故郷へ送り届けてくれるとはとうてい思えない。
彼が無事に故郷へ戻るためには、再び同じ手順を踏んで大勢の人柱を用意するしかない。
ほかに方法があるとするなら――。
「ああ、来ましたか。ウィリアム」
「うーっす。で、なんすか」
腹に一物どころか二つも三つも抱えている姫君が、そんな様子をおくびにも出さずに美しく微笑む。
「恋愛相談です」
「はあ」
「ヤクモに、けんもほろろに振られてしまいました」
「そりゃよかったですね」
彼女はこの3年間で、勇者ヤクモにさりげなくアタックを繰り返していた。
最初は控えめに。
しかしそれではあのにぶちん、全く気付く気配がない。
徐々にアプローチは大胆になっていき、とうとう先日、面と向かって愛の告白をしていたようである。
結果は聞かされていなかったが、この様子では。
「どうも、あの子には別に好きな相手がいるようですね」
やっぱり玉砕か。
闇目の創造主を討ち果たしたあとは、勇者として影響力を持つだろうヤクモを自国に取り込みたい……そんな打算からくるような愛の告白では、あのお子様には響かなかったに違いない。
捕らぬ狸の皮算用なんかするからだ、まずは仇敵の打倒が先だろうに。
いち市民でしかない俺にはそう思えてならないが、姫君はそういうわけにはいかなかったのだろう。
良くも悪くも、彼女は為政者なのだ。
「ほーん? ならさっさと帰してやりゃいいじゃないすか、どうせあっちの世界の人間だろ」
「いいえ」
しかし、そうなるとますます、用が済んだらヤクモはあっちに帰してやらなきゃ可哀想だ。
あちらへ帰るための手段を持っているだろうイグニス・ファトゥスと接触する段取りに考えを巡らせていると、俺の何気ない返しに姫君が冷めた視線を送ってきた。
「ヤクモを魅了しているのは、ウィリアム。あなたです」
「はあ? 何言ってんすか」
男が趣味だってか? 男どころか恋すらろくに知らなさそうなあいつが?
「あなたがそれを信じる信じないは、私には関係のないことです。ですが、アルカスフィアの国民として、私に忠誠を誓う者として……どうすべきか、分かりますね?」
その言葉に、急激に思考が冷えていった。
まるで、調子に乗っていたところに突然冷水を浴びせられたかのように。
「……仕事なら、ちゃんと言葉にして指示してくださいよ」
ここ最近、かわいい弟子と戯れているのが愉快で、忘れていた。
いや、彼の隣に立てる気になっていた、のかもしれない。
――そうですね、と、姫君が口を開く。
「あなたが彼を受け入れ、勇者ヤクモが生涯この国に留まるように……”夢を見せてあげなさい”」
0
お気に入りに追加
166
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる