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章1
愛は惜しみなく奪う(1)
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哲司の言葉に最も影響を受けたのは、なぜか再び顔面をおさえた詩絵里だった。
あの様子は、学生時代、日陰でひっそり生きてきた透にも覚えがある。
おそらく過呼吸だ。
大丈夫ですか、と伺う前に、詩絵里がぶるぶると頭を振ってジェスチャーをしてくる。
「違う、そうじゃない」のジェスチャーにも見えるが、明らかに苦しそうだ。
「構うな」という意味だろう。
三人の中で一番前に出て哲司を睨んでいる勝宏は、詩絵里の突然の発作には気付かない。
個人的には、好意を寄せてくれているらしい哲司に対しては、嫌悪感こそないが反応に困るというところである。
「だからって何も言えない透にあんなセクハラしていいわけないだろ」
勝宏にはあれがセクハラに見えたらしい。
透からすれば普段の彼のゼロ距離スキンシップもなかなか気恥ずかしいものなのだが、いわゆる「陰キャ」に属さない人種というのはスキンシップが激しいものだと聞いている。
今後の付き合いを円滑に運ぶためにも、深い意味が無いならできるだけ慣れていきたい。
まあその、言うだけはタダです。
「……転生者ゲームに参加してる人間は、常にお互いが獲物だ。転生者同士でパーティーを組んでいても、いつ寝首をかかれるか分かったものじゃない。信頼しろっていう方がムリだろう?」
警戒態勢を解こうとしない勝宏の言葉を無視して、哲司が切り出した。
「だから俺にとっては、君が男だってことよりも、君が転生者だってことの方が問題だった。透くん、君と実際に話すまでは」
透が転生者でないことを知っているはずの哲司が、敢えてその話を持ち出したことに引っかかる。
そして、あっと声を上げる間もなく、言葉の先が繋げられていく。
「でも、透くんは転生者じゃなかった」
なんとなく切り出せないままでずるずると抱えていた事情が、哲司によって打ち明けられた。
「レベルを上げることもできない、スキルどころかアイテムボックスさえない。誰かが守ってやらなきゃいけないような子だ」
「な……」
「その役どころは、誰にでも手を差し伸べるような君じゃ駄目なんだよ」
ここまで欠片も疑ったことのなかっただろう勝宏が、驚愕の声を漏らす。
「あれ、知らなかったのかい? 俺は透くんに直接訊いて知ったんだけど」
言われてふいに勝宏がこちらを振り返る。
その目を見ることができなくて、咄嗟に足下に視線を落とした。
言い出せなかっただけのことが、結果的に彼を騙していたことになってしまった。
それも、自分の言葉ではなく、第三者によって明かされる。
一番情けないカミングアウトだ。
「……勝宏、だったな。透くんをかけて、俺と勝負しないか」
しんと静まりかえった場に、哲司が再び口を開く。
勝負って、まさか。
「俺の勝利条件は、ポーカーで勝つこと、だ。もちろん俺が負ければ、君の勝利条件を達成させてくれていい。抵抗はしない」
ポーカー。告げられた条件に血の気が引いた。
カードを使って戦うヒーローがどうとかいう話とは比べものにならない。
明確に、「カードゲーム」――勝宏の勝利条件に当てはまってしまうものだ。
勝宏の勝利条件も成立する。
鷹也の時のようにはいかない、本来の転生者ゲームをすることになる。
そんなものを受けたら、勝っても負けても、勝宏にとって辛いだけだ。
「て、哲司さん! やめて、ください!」
そうなるくらいなら、自分が旅を降りて哲司の要求に応えた方がずっといい。
どのみち、転生者ではないことはもう勝宏たちには知られてしまった。
無意味なレベル上げにつき合うことはないし、勝宏が同行する理由がなくなるのに変わりはない。
だったら。
「俺、あなたが……望むなら――」
「あー、透くん、ちょーっとストップね」
――と、ここで発作で瀕死だったはずの詩絵里が話に割り入った。
「詩絵里さん……?」
「目の前でおいしいベーコンとレタスが始まったから若干わくわくしてたんだけど……嘘はいただけないわね、商人さん?」
ベーコンとレタス? 何かの暗喩だろうか。
話をぶった切った詩絵里に視線が集まる。
「私のスキル、特定のタイミングでなら相手の勝利条件が分かっちゃうのよねえ。……あなたの勝利条件に、ポーカーは関係ないはずよ」
「へ……?」
「NTRでしょ」
「え、えぬ……」
またしても謎の用語が飛び出してきた。ついその言葉の意味の方が気になりかけるが、それよりも。
「こいつの話が嘘って、どういうことだよ?」
勝宏が先を促す。
そういえば詩絵里は、解析系のスキルを持っているのだったか。
いくらか制限はありそうだが、騙し討ちが通用しないという意味では、相手の勝利条件を事前に把握できるというのは強い。
……騙し討ち。哲司さんが?
「相手の大切な人を奪うこと、が、あなたの本当の勝利条件ね。転売商人さん?」
大切な人。詩絵里の台詞に、勝宏が小さく反応する。
主人公気質が服着て歩いているような勝宏にとっては、きっとほんのわずかな間だけ旅に同行した透も例外なく「大切な仲間」に含まれるのだろう。
「危なかったわ、透くん。あなたが商人さん側についていったら、その時点で勝宏くんは強制敗北、ポイント化してたわね」
「……止めて、くれて、ありがとうございます」
透が哲司に従うことが、敗北のトリガーになる。
説明の際に豆腐だ歌だと例えられていたからか、勝利条件の多様さをまだどこかで軽視していたのかもしれない。
止めてもらえてよかった。本当に。
「……私がフィルター越しに見えちゃってんのかと思ったけど、うん、やっぱあからさますぎるわよね勝宏くんは。おおかた、どっかで二人のこと見かけて搦め手の準備でもしてたんでしょ」
でもそれ、きっと詩絵里さんが連れて行かれそうになっても同じ状況になってたと思います。
旅仲間って意味では、勝宏にとっては自分も詩絵里も同列だろうから。
「透くんに囁いていた愛の言葉もどこまで本物かしらね。一目惚れトークのくだりはBL作家の柾あかりっぽかったけど、適当にショップで買って引用でもしたの?」
哲司は先ほどから押し黙ったままだ。
NTRとやらの意味はわからなかったが、言い換えられた言葉を考えると、大切な人を奪うことをNTRというのだろう。
大学の先生はやっぱり語彙力が違う。英語の略だろうか。NPOみたいな。
****************************************
再び作者コメント失礼します。
連載がストップしている間、水森なつる(@minanatu)さんにたっくさんイラストを描いていただいていました……!
私の線画を塗ってもらったものを除いても十一枚ですすごい……えっちなイラスト集が作れてしまう……
https://twitter.com/starwhereabouts/status/1150433667891650561
なつるさん画のうちの子全部(勝手に)このツリーにぶら下げてますので……
えっちなやつとかどすけべなやつとかえっちなやつとかたくさん そりゃもうたくさんあるので見にきてください……超絶カワヨ……
見に来てください……URL打ち込まなくても私のTwitter(@starwhereabouts/す!ず!は!のアルファポリスプロフィールページ>Twitterリンクからでもいけます)のホームに飛んできていただければ……固定ツイートにしましたので……で……
めーっちゃめちゃめちゃめちゃに元気がでました……おかげさまで数本分書き貯めが出来たのでしばらく毎日更新→隔日更新で進めていきますへへへ……
へへへへ……(自慢)
あの様子は、学生時代、日陰でひっそり生きてきた透にも覚えがある。
おそらく過呼吸だ。
大丈夫ですか、と伺う前に、詩絵里がぶるぶると頭を振ってジェスチャーをしてくる。
「違う、そうじゃない」のジェスチャーにも見えるが、明らかに苦しそうだ。
「構うな」という意味だろう。
三人の中で一番前に出て哲司を睨んでいる勝宏は、詩絵里の突然の発作には気付かない。
個人的には、好意を寄せてくれているらしい哲司に対しては、嫌悪感こそないが反応に困るというところである。
「だからって何も言えない透にあんなセクハラしていいわけないだろ」
勝宏にはあれがセクハラに見えたらしい。
透からすれば普段の彼のゼロ距離スキンシップもなかなか気恥ずかしいものなのだが、いわゆる「陰キャ」に属さない人種というのはスキンシップが激しいものだと聞いている。
今後の付き合いを円滑に運ぶためにも、深い意味が無いならできるだけ慣れていきたい。
まあその、言うだけはタダです。
「……転生者ゲームに参加してる人間は、常にお互いが獲物だ。転生者同士でパーティーを組んでいても、いつ寝首をかかれるか分かったものじゃない。信頼しろっていう方がムリだろう?」
警戒態勢を解こうとしない勝宏の言葉を無視して、哲司が切り出した。
「だから俺にとっては、君が男だってことよりも、君が転生者だってことの方が問題だった。透くん、君と実際に話すまでは」
透が転生者でないことを知っているはずの哲司が、敢えてその話を持ち出したことに引っかかる。
そして、あっと声を上げる間もなく、言葉の先が繋げられていく。
「でも、透くんは転生者じゃなかった」
なんとなく切り出せないままでずるずると抱えていた事情が、哲司によって打ち明けられた。
「レベルを上げることもできない、スキルどころかアイテムボックスさえない。誰かが守ってやらなきゃいけないような子だ」
「な……」
「その役どころは、誰にでも手を差し伸べるような君じゃ駄目なんだよ」
ここまで欠片も疑ったことのなかっただろう勝宏が、驚愕の声を漏らす。
「あれ、知らなかったのかい? 俺は透くんに直接訊いて知ったんだけど」
言われてふいに勝宏がこちらを振り返る。
その目を見ることができなくて、咄嗟に足下に視線を落とした。
言い出せなかっただけのことが、結果的に彼を騙していたことになってしまった。
それも、自分の言葉ではなく、第三者によって明かされる。
一番情けないカミングアウトだ。
「……勝宏、だったな。透くんをかけて、俺と勝負しないか」
しんと静まりかえった場に、哲司が再び口を開く。
勝負って、まさか。
「俺の勝利条件は、ポーカーで勝つこと、だ。もちろん俺が負ければ、君の勝利条件を達成させてくれていい。抵抗はしない」
ポーカー。告げられた条件に血の気が引いた。
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勝宏の勝利条件も成立する。
鷹也の時のようにはいかない、本来の転生者ゲームをすることになる。
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そうなるくらいなら、自分が旅を降りて哲司の要求に応えた方がずっといい。
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「詩絵里さん……?」
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