177 / 246
第57話『恐怖! 闇ショタ襲来!』①
しおりを挟む
さて闇ショタとは何か。
という話になってくるが、言うほど難しい話じゃない。
ただ闇属性が強いタイプのショタというだけだ。
じゃあ闇属性ってなんやねんと言われたら、魔法とか武器とかそういう話じゃなくて、性格の話だ。
とにかく腹黒かったり、ヤンデレチックだったり、メンヘラチックだったりね。
そういう対人関係が終わってるタイプのショタが闇ショタだ。
まぁとは言っても私が勝手にそう考えているだけだから、違うよって言う人は私に教えてくれ。
ここ、異世界だけど。
次元連結システムのちょっとした応用とかで、声を届けて下さい。
さて、そういう戯言は良いや。
とりあえずは闇ショタルイ君について語ろう。
闇ショタというからにはルイ君も闇なる部分がある訳だが、彼の闇は基本的に表には出ない。
出てくるのは主人公こと、ヒロインレナちゃんと関わる時だけだ。
しかもたまにしか出てこない為、攻略しない限り、光属性のキャラと勘違いするわけだ。
しかし、彼の本質は間違いなく闇なのだ。
そう。彼はこの世界全てを憎んでいる。
自分の様な物を生み出しておきながら、のうのうと生きている人間たちが憎い。
そんな風に考えて、この世界の全てを壊す為に力を求めて学園に入ってきた。
しかし、偶然レナちゃんに本性を見られてしまい、そこからレナちゃんは彼の過去を知り、彼の心を癒すいつものお医者さんムーブが始まる訳だが。
だが、しかしである。
おかしいのだ。
何せこの世界に来てから、私は彼の様な子。つまりは戦争で利用する為に幼い子を改造して使う様な組織は全て潰してきたのだから。
彼が闇落ちする理由が無い。
つい最近だって、いくつかそういう組織を潰してきたけど、改造された子はいなかったし。
みんな攫われたばかりという感じだった。
いや……でももしかして、攫われた段階で何かあったという事もあるのだろうか?
うーん。こんな事なら、見つけた子供一人一人をちゃんと見れば良かった。
その地方にある孤児院に入れるか、親元に帰るか子供に選ばせてたけど、その前に精神チェックもするべきだったのか?
いやでもなぁ。
私、乙女ゲームのヒロインじゃないから、人の心とか癒せないし。
じゃあ、どの道駄目か。
という話になってくるが、言うほど難しい話じゃない。
ただ闇属性が強いタイプのショタというだけだ。
じゃあ闇属性ってなんやねんと言われたら、魔法とか武器とかそういう話じゃなくて、性格の話だ。
とにかく腹黒かったり、ヤンデレチックだったり、メンヘラチックだったりね。
そういう対人関係が終わってるタイプのショタが闇ショタだ。
まぁとは言っても私が勝手にそう考えているだけだから、違うよって言う人は私に教えてくれ。
ここ、異世界だけど。
次元連結システムのちょっとした応用とかで、声を届けて下さい。
さて、そういう戯言は良いや。
とりあえずは闇ショタルイ君について語ろう。
闇ショタというからにはルイ君も闇なる部分がある訳だが、彼の闇は基本的に表には出ない。
出てくるのは主人公こと、ヒロインレナちゃんと関わる時だけだ。
しかもたまにしか出てこない為、攻略しない限り、光属性のキャラと勘違いするわけだ。
しかし、彼の本質は間違いなく闇なのだ。
そう。彼はこの世界全てを憎んでいる。
自分の様な物を生み出しておきながら、のうのうと生きている人間たちが憎い。
そんな風に考えて、この世界の全てを壊す為に力を求めて学園に入ってきた。
しかし、偶然レナちゃんに本性を見られてしまい、そこからレナちゃんは彼の過去を知り、彼の心を癒すいつものお医者さんムーブが始まる訳だが。
だが、しかしである。
おかしいのだ。
何せこの世界に来てから、私は彼の様な子。つまりは戦争で利用する為に幼い子を改造して使う様な組織は全て潰してきたのだから。
彼が闇落ちする理由が無い。
つい最近だって、いくつかそういう組織を潰してきたけど、改造された子はいなかったし。
みんな攫われたばかりという感じだった。
いや……でももしかして、攫われた段階で何かあったという事もあるのだろうか?
うーん。こんな事なら、見つけた子供一人一人をちゃんと見れば良かった。
その地方にある孤児院に入れるか、親元に帰るか子供に選ばせてたけど、その前に精神チェックもするべきだったのか?
いやでもなぁ。
私、乙女ゲームのヒロインじゃないから、人の心とか癒せないし。
じゃあ、どの道駄目か。
2
お気に入りに追加
128
あなたにおすすめの小説

生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
飯屋の娘は魔法を使いたくない?
秋野 木星
ファンタジー
3歳の時に川で溺れた時に前世の記憶人格がよみがえったセリカ。
魔法が使えることをひた隠しにしてきたが、ある日馬車に轢かれそうになった男の子を助けるために思わず魔法を使ってしまう。
それを見ていた貴族の青年が…。
異世界転生の話です。
のんびりとしたセリカの日常を追っていきます。
※ 表紙は星影さんの作品です。
※ 「小説家になろう」から改稿転記しています。
美味しい料理で村を再建!アリシャ宿屋はじめます
今野綾
ファンタジー
住んでいた村が襲われ家族も住む場所も失ったアリシャ。助けてくれた村に住むことに決めた。
アリシャはいつの間にか宿っていた力に次第に気づいて……
表紙 チルヲさん
出てくる料理は架空のものです
造語もあります11/9
参考にしている本
中世ヨーロッパの農村の生活
中世ヨーロッパを生きる
中世ヨーロッパの都市の生活
中世ヨーロッパの暮らし
中世ヨーロッパのレシピ
wikipediaなど

【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい
うどん五段
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。
ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。
ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。
時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。
だから――。
「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」
異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ!
============
小説家になろうにも上げています。
一気に更新させて頂きました。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
元貧乏貴族の大公夫人、大富豪の旦那様に溺愛されながら人生を謳歌する!
楠ノ木雫
恋愛
貧乏な実家を救うための結婚だった……はずなのに!?
貧乏貴族に生まれたテトラは実は転生者。毎日身を粉にして領民達と一緒に働いてきた。だけど、この家には借金があり、借金取りである商会の商会長から結婚の話を出されてしまっている。彼らはこの貴族の爵位が欲しいらしいけれど、結婚なんてしたくない。
けれどとある日、奴らのせいで仕事を潰された。これでは生活が出来ない。絶体絶命だったその時、とあるお偉いさんが手紙を持ってきた。その中に書いてあったのは……この国の大公様との結婚話ですって!?
※他サイトにも投稿しています。

我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
【完結】追放された生活錬金術師は好きなようにブランド運営します!
加藤伊織
ファンタジー
(全151話予定)世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作れないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
彼女は化粧品や石けんを作り、「ささやかな小市民」でいたつもりなのだが、品質の良い化粧品を作る彼女を周囲が放っておく訳はなく――。
毎日15:10に1話ずつ更新です。
この作品は小説家になろう様・カクヨム様・ノベルアッププラス様にも掲載しています。

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる