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第10話『……確かに、魔王さんの言う事にはとても魅力があります』
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勇者ルークの言葉を聞き、全員がその話の続きをただ静かに待った。
そして、一呼吸おいてからルークは緩やかに語り始めるのだった。
「復活した魔王はね。大した事のない存在だったんだよ」
「……? ルーク、何を言って」
「まぁまぁ。少し話を聞いてよ。レオン」
「あ、あぁ」
「そう。魔王はアメリア様の威光から逃げ出した闇の残滓だったのさ。だから力は酷く弱かった。上手く状況を利用してデルトラント王国を占領する事は出来たけど、それだけだった。それで精一杯だったのさ。だから僕らが、魔王を討伐する為に集まり、魔王の前に立つだけで、魔王は恐れおののき、ひれ伏した。何故なら、こちらには聖女オリヴィアが居たからだ。オリヴィアは光の聖女アメリア様の意思を継ぐ、人類の守護者だ。闇は戦う事すら出来ずに、光にひれ伏した」
ルークはまるで物語でも語る様に、穏やかな顔で嘘だらけの話を語る。
まるでそれが真実であるかの様に。
「聖女オリヴィアは魔王に手を差し伸べた。するとどうだろう。魔王はその手を取り、闇の精霊へと姿を変えたのだ。そう。魔王の正体は光に憧れた闇の精霊であったのだ。聖女オリヴィアは闇の精霊に人と共に歩む気はあるかと問うた。その問いに闇の精霊は頷き、闇の精霊は人に手を貸す様になったのだった」
「……」
「しかし、気を付けなくてはいけない。闇の精霊は人に力を貸してくれるが、それは光に憧れているからだ。光が当たり前だと想ってはいけない。真摯に向き合わねば、闇が光を飲み込む事もあるだろう。闇は常にそこにあるのだ……みたいな感じかな」
全てを話し終えて、ルークは温和な笑顔を浮かべると、どうかなと仲間に問う。
最初は呆然としている仲間だったが、ルークの言葉を考えながら一人、また一人と笑顔で頷くのだった。
「ルーク! お前、話を作る才能があるんじゃねぇか!? 即興の出来じゃないぜ!?」
「そうね! 私も、とても良いと思う! って、私は部外者だけどさ」
「気にすんなよアディ! で? ソフィアとオリヴィアはどうだよ」
「私は賛成。英雄なんてガラじゃ無いし。私には世界最高の魔術師って肩書だけで十分くらいよ」
「ありがとう。ソフィア。それで……オリヴィア、どうかな」
ルークは皆に礼を言いながら、オリヴィアへと視線を移した。
しかし、オリヴィアはどこか浮かない顔だ。
「私は……」
「賛同なんて出来んよなぁ! 聖女オリヴィア!」
視線をさ迷わせ、放つ言葉を迷うオリヴィアの言葉を遮る様に、ここにいる筈のないモノの声が部屋に響き渡った。
そう。魔王である。
「貴様らの旅はそんなに簡単に消せるモノだったか? よく考えろ。英雄だ。未来永劫。語り継がれる事になるのだぞ!? 勇者ルーク! 魔術師ソフィア! 騎士レオン……そして聖女オリヴィア!!」
「っ! 魔王!」
「良いのか? 聖女オリヴィア。お前はアメリアの意思を継ぎたかったのだろう? アメリアが自分を選んだ事に意味があると信じたかったのだろう!? 勇者ルークの言葉を受ければ、お前はただ……アメリアの代わりとして、アメリアの意思を表に示す為の器としてしか歴史に名前が残らなくなる! ともすればアメリアよりも偉大な事を為す事が出来るかもしれないお前がだ!」
「聞くな! オリヴィア!!」
「そうだ。オリヴィア。我も譲歩してやろうではないか。この先、三十年。我は何もしない。貴様らに最高の平和をくれてやろう。そして! 我が再び暴れ出すとしても、貴様らには手を出さん! 人間もなるべく殺さんと約束しよう。だが、人類最大の脅威だ。誰もが我に恐怖し、英雄を求め、救いを求めた時、お前が我を倒し、世界を救うのだ。アメリアの目は正しかったのだと、証明できるのだ。そしてお前の名はアメリアと並び永遠に語り継がれる事になる」
魔王は止めようとするルークたちの手をかいくぐって、椅子に座るオリヴィアに近づくと、その耳元で囁いた。
レオンに語られた物とは違う、呪いの言葉を。
人の中に眠る。心の闇に触れるような言葉を。
そして、その言葉にオリヴィアは小さく頷いた。
「……確かに、魔王さんの言う事にはとても魅力があります」
「オリヴィア!?」
「ふふ。そうだろう。さぁ、そうと決まれば、アメリアの話以上に、お前たちの英雄譚を世界中にっ、ぐっ、ぐあぁあああ!! な、何のつもりだ!? オリヴィアぁぁあああ!!」
「ですが!! 先ほどから! アメリア、アメリアと!! アメリア様に対してあまりにも不敬ではありませんか!?」
地面に倒れ、転がる魔王にオリヴィアは更に光の魔術をぶつける。
息を荒くしながら、言葉と共に、何度も何度も、光の魔術を叩きつけた。
「私は!! 確かに愚かな人間です! 聖女アメリア様とは違い、聖女と呼ばれるに値しない人間です。ですが!! 私はそれでも、聖女アメリア様に世界をお願いと託されたのです!! アメリア様にただ救われ、救いの意味も知らず、考えず、のうのうと生きている人々を、それでも愛せと、護れと、聖女アメリア様が仰った。だから私は聖女アメリア様の願う未来を作る。その為に! ここに居るんです!! 何も知らぬ者が!! 私のアメリア様への、聖女アメリア様への想いを……語るな!!!」
涙を滲ませながら、肩で息をしながら、オリヴィアは魔王の誘いを拒絶した。
出会ってから旅をしている間も、そして今の今まで、穏やかに微笑んでいるオリヴィアの姿しか知らなかったルークたちは呆然としているが、それ以上に驚いているのは床に転がるゴミの様な魔王であり、オリヴィア自身でもあった。
そう。オリヴィア自身すら自分の内側に眠る感情を知らなかったのだ。この燃え上がる様な激情を。
「お、オリヴィア……?」
「っ! あ、申し訳ございません。私としたことが乱暴な話し方を」
「いや、それは大丈夫だけど。魔王は大丈夫かな? まだ生きてる?」
「はい。大丈夫です。一応手加減は……出来たと思います」
この場に居たオリヴィアを除く全員が、オリヴィアの言葉に嘘だと心の中で呟いた。
何故なら魔王はすっかり床に叩きつけられたまま動かないし、先ほどまでのオリヴィアを見れば、手加減が出来たとはとても思えないからだ。
しかし、それを口に出す勇気はない。
「そう、か。それなら良かった」
故に勇者ルークは魔王を倒した時の様な勇気を見せず、強者に……いや狂者に従うのだった。
「あー、えっと、それで、オリヴィアはどうする?」
「無論協力させていただきます。私はあくまでアメリア様の器。アメリア様の偉大さを魔王に見せつけ、闇の精霊として人の傍にいる様に、アメリア様のお言葉を伝えただけの存在。それで良いですね?」
「え。うん。そう。そんな感じ」
「分かりました。ではその様に。誰かに聞かれた際は私もそう答えますが、噂を広める役に関してはお願いできますか? 私は、闇の精霊にアメリア様の偉大さを、素晴らしさを『理解していただく』必要がありますので」
「あー。うん。そうだね。大事な事だ」
勇者ルークは地面に転がる魔王であったものに一瞬目線を向けたが、何も見なかったとばかりに視線を逸らした。
そしてそれはレオン達も同じであり、皆オリヴィアの言葉に頷きながら、魔王の事はなるべく見ない様にするのだった。
哀れ。魔王は最も踏んではいけない地雷を全力で踏み抜いた為、悪夢よりも酷い世界へと旅立つ事になった。
しかし、それに同情する者は、いや……出来る者はどこにも居ないのだった。
「では、帰りましょうか。闇の精霊さん。まずはアメリア様の素晴らしさを千個語る事から始めましょう」
こうして人類は闇への恐怖から生まれた魔王との争いに完全勝利したのだった。
そして、一呼吸おいてからルークは緩やかに語り始めるのだった。
「復活した魔王はね。大した事のない存在だったんだよ」
「……? ルーク、何を言って」
「まぁまぁ。少し話を聞いてよ。レオン」
「あ、あぁ」
「そう。魔王はアメリア様の威光から逃げ出した闇の残滓だったのさ。だから力は酷く弱かった。上手く状況を利用してデルトラント王国を占領する事は出来たけど、それだけだった。それで精一杯だったのさ。だから僕らが、魔王を討伐する為に集まり、魔王の前に立つだけで、魔王は恐れおののき、ひれ伏した。何故なら、こちらには聖女オリヴィアが居たからだ。オリヴィアは光の聖女アメリア様の意思を継ぐ、人類の守護者だ。闇は戦う事すら出来ずに、光にひれ伏した」
ルークはまるで物語でも語る様に、穏やかな顔で嘘だらけの話を語る。
まるでそれが真実であるかの様に。
「聖女オリヴィアは魔王に手を差し伸べた。するとどうだろう。魔王はその手を取り、闇の精霊へと姿を変えたのだ。そう。魔王の正体は光に憧れた闇の精霊であったのだ。聖女オリヴィアは闇の精霊に人と共に歩む気はあるかと問うた。その問いに闇の精霊は頷き、闇の精霊は人に手を貸す様になったのだった」
「……」
「しかし、気を付けなくてはいけない。闇の精霊は人に力を貸してくれるが、それは光に憧れているからだ。光が当たり前だと想ってはいけない。真摯に向き合わねば、闇が光を飲み込む事もあるだろう。闇は常にそこにあるのだ……みたいな感じかな」
全てを話し終えて、ルークは温和な笑顔を浮かべると、どうかなと仲間に問う。
最初は呆然としている仲間だったが、ルークの言葉を考えながら一人、また一人と笑顔で頷くのだった。
「ルーク! お前、話を作る才能があるんじゃねぇか!? 即興の出来じゃないぜ!?」
「そうね! 私も、とても良いと思う! って、私は部外者だけどさ」
「気にすんなよアディ! で? ソフィアとオリヴィアはどうだよ」
「私は賛成。英雄なんてガラじゃ無いし。私には世界最高の魔術師って肩書だけで十分くらいよ」
「ありがとう。ソフィア。それで……オリヴィア、どうかな」
ルークは皆に礼を言いながら、オリヴィアへと視線を移した。
しかし、オリヴィアはどこか浮かない顔だ。
「私は……」
「賛同なんて出来んよなぁ! 聖女オリヴィア!」
視線をさ迷わせ、放つ言葉を迷うオリヴィアの言葉を遮る様に、ここにいる筈のないモノの声が部屋に響き渡った。
そう。魔王である。
「貴様らの旅はそんなに簡単に消せるモノだったか? よく考えろ。英雄だ。未来永劫。語り継がれる事になるのだぞ!? 勇者ルーク! 魔術師ソフィア! 騎士レオン……そして聖女オリヴィア!!」
「っ! 魔王!」
「良いのか? 聖女オリヴィア。お前はアメリアの意思を継ぎたかったのだろう? アメリアが自分を選んだ事に意味があると信じたかったのだろう!? 勇者ルークの言葉を受ければ、お前はただ……アメリアの代わりとして、アメリアの意思を表に示す為の器としてしか歴史に名前が残らなくなる! ともすればアメリアよりも偉大な事を為す事が出来るかもしれないお前がだ!」
「聞くな! オリヴィア!!」
「そうだ。オリヴィア。我も譲歩してやろうではないか。この先、三十年。我は何もしない。貴様らに最高の平和をくれてやろう。そして! 我が再び暴れ出すとしても、貴様らには手を出さん! 人間もなるべく殺さんと約束しよう。だが、人類最大の脅威だ。誰もが我に恐怖し、英雄を求め、救いを求めた時、お前が我を倒し、世界を救うのだ。アメリアの目は正しかったのだと、証明できるのだ。そしてお前の名はアメリアと並び永遠に語り継がれる事になる」
魔王は止めようとするルークたちの手をかいくぐって、椅子に座るオリヴィアに近づくと、その耳元で囁いた。
レオンに語られた物とは違う、呪いの言葉を。
人の中に眠る。心の闇に触れるような言葉を。
そして、その言葉にオリヴィアは小さく頷いた。
「……確かに、魔王さんの言う事にはとても魅力があります」
「オリヴィア!?」
「ふふ。そうだろう。さぁ、そうと決まれば、アメリアの話以上に、お前たちの英雄譚を世界中にっ、ぐっ、ぐあぁあああ!! な、何のつもりだ!? オリヴィアぁぁあああ!!」
「ですが!! 先ほどから! アメリア、アメリアと!! アメリア様に対してあまりにも不敬ではありませんか!?」
地面に倒れ、転がる魔王にオリヴィアは更に光の魔術をぶつける。
息を荒くしながら、言葉と共に、何度も何度も、光の魔術を叩きつけた。
「私は!! 確かに愚かな人間です! 聖女アメリア様とは違い、聖女と呼ばれるに値しない人間です。ですが!! 私はそれでも、聖女アメリア様に世界をお願いと託されたのです!! アメリア様にただ救われ、救いの意味も知らず、考えず、のうのうと生きている人々を、それでも愛せと、護れと、聖女アメリア様が仰った。だから私は聖女アメリア様の願う未来を作る。その為に! ここに居るんです!! 何も知らぬ者が!! 私のアメリア様への、聖女アメリア様への想いを……語るな!!!」
涙を滲ませながら、肩で息をしながら、オリヴィアは魔王の誘いを拒絶した。
出会ってから旅をしている間も、そして今の今まで、穏やかに微笑んでいるオリヴィアの姿しか知らなかったルークたちは呆然としているが、それ以上に驚いているのは床に転がるゴミの様な魔王であり、オリヴィア自身でもあった。
そう。オリヴィア自身すら自分の内側に眠る感情を知らなかったのだ。この燃え上がる様な激情を。
「お、オリヴィア……?」
「っ! あ、申し訳ございません。私としたことが乱暴な話し方を」
「いや、それは大丈夫だけど。魔王は大丈夫かな? まだ生きてる?」
「はい。大丈夫です。一応手加減は……出来たと思います」
この場に居たオリヴィアを除く全員が、オリヴィアの言葉に嘘だと心の中で呟いた。
何故なら魔王はすっかり床に叩きつけられたまま動かないし、先ほどまでのオリヴィアを見れば、手加減が出来たとはとても思えないからだ。
しかし、それを口に出す勇気はない。
「そう、か。それなら良かった」
故に勇者ルークは魔王を倒した時の様な勇気を見せず、強者に……いや狂者に従うのだった。
「あー、えっと、それで、オリヴィアはどうする?」
「無論協力させていただきます。私はあくまでアメリア様の器。アメリア様の偉大さを魔王に見せつけ、闇の精霊として人の傍にいる様に、アメリア様のお言葉を伝えただけの存在。それで良いですね?」
「え。うん。そう。そんな感じ」
「分かりました。ではその様に。誰かに聞かれた際は私もそう答えますが、噂を広める役に関してはお願いできますか? 私は、闇の精霊にアメリア様の偉大さを、素晴らしさを『理解していただく』必要がありますので」
「あー。うん。そうだね。大事な事だ」
勇者ルークは地面に転がる魔王であったものに一瞬目線を向けたが、何も見なかったとばかりに視線を逸らした。
そしてそれはレオン達も同じであり、皆オリヴィアの言葉に頷きながら、魔王の事はなるべく見ない様にするのだった。
哀れ。魔王は最も踏んではいけない地雷を全力で踏み抜いた為、悪夢よりも酷い世界へと旅立つ事になった。
しかし、それに同情する者は、いや……出来る者はどこにも居ないのだった。
「では、帰りましょうか。闇の精霊さん。まずはアメリア様の素晴らしさを千個語る事から始めましょう」
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