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彼のために、自分がやれることをやる。
まず最初に、私は無防備に眠る恋人の手足を鎖でつないだ。
手には介護用ミトン。手首の紐で口を縛って、ボタンで留めれる特別製。
オムツをいじったり、何でもかんでも口に入れてしまう人のために作られた、ひとりでは外せないものをつけた。
ミトン以外にも、オムツに尿取りパッド、オムツかぶれしないように皮膚を守るワセリンにかゆみ止め、ポータブルトイレに尿瓶、水挿し、暇つぶし用のゲーム機に、ソフトも彼が好きそうなものを用意してある。インターネットも繋いである。
私が仕事や外に行かなければいけないときでも彼の様子を見守れるよう、録画機能付きのペットカメラも買った。これで、私が仕事中でも安心。ツムたん鑑賞で癒される。
全部揃えるのは大変だったし、一つ一つの値段も高かったが、これも彼のため。
今の彼を独りにするのは危険だ。
どんな女に騙されるか解らない。
悪意ある男に攻撃されるかもしれない。
仕事を押しつけられ続け、追い出された彼に今必要なのは、人の温もりと助けてくれる存在。独りじゃないよという安心感。
弱っている彼は恰好の的。
私が守ってあげないといけない。
私が支えてあげないといけない。
私が養ってあげないといけない。
私が抱きしめてあげないといけない。
私が癒してあげないといけない。
私が暖めてあげないといけない。
彼の不安は私がすべて取り除く。
彼に私以外のものは不要。仕事も、お金も、家族も、未来も。私がぜーんぶ、用意してあげるから。
「ふふ、ツムたんの寝顔、可愛い~」
準備を終えた私は、彼の寝顔を堪能した。
無防備で、安心しきった可愛い寝顔。
この顔を守るためなら、私は自分の身を汚す覚悟もできている。
本当は、彼以外に汚されるどころか、触れられるのも嫌だけど……私の最愛を傷つけた復讐を果たすためなら、構わない。
でも、ほんの少しだけ、感謝していることがある。
屑達が私の最愛を弱らせてくれたおかげで、彼を籠に入れることができた。
だから彼を弱らせて、人生プランを壊してくれたことに感謝して、あなた達の人生も、滅茶苦茶に壊してあげる。一時だけ、私が甘い夢を魅せてあげる。
甘い毒で、柔らかな真綿で、ゆーーっくり締め上げて、キュッとしてあげる。
意中の相手である私が直々に手を……お礼に壊してあげるんだから、泣いて喜んでくれるよね? そうでなくちゃツマラナい。
さぁ、これから忙しくなる。
仕事も増えるし、やらないといけないことでいっぱい。嫌なことも増えそうだけど……私には、最愛のツムがいる。彼がいるなら、私は頑張れる。
「ツムたん、愛してるよ」
チュッと軽いキスを落とす。
「ん、んん……」
ああ、彼が起きそうだ。
昨日は酔って、エッチした後すぐに寝ちゃったから、きっと喉が渇いているだろう。
水挿しに水を入れて戻ってくると、目覚めた彼が困惑した様子で鎖をガチャガチャ鳴らしていた。
「ツムたん、起きたの?」
「アヤメ? これは、いったい、」
「ツムたん、のど乾いてるよね? お水、飲ませてあげる」
訳が分からないという彼に水を飲ませて落ち着いてもらったところで、彼と話をする。
「アヤメ……なんで、俺は縛られているんだ?」
「なんでって、ツムが悪いんだよ? アヤメはずーっと一緒にいたいのに、別れようとか、その方がアヤメのためだからって、勝手なこと言うから」
「勝手って……俺は、菖の幸せのために、」
私の幸せのため?
なに、それ。
「ツムは分かってない。アヤメの幸せは、ツムと……大好きな人と一緒にいること。将来性とか安定性とか関係ない。ツム、愛してる。愛してるから、アヤメの前からいなくなるの、許さない。離さない。だから、離れられないようにしたの」
「そんな……」
私がなんでこんなことをしたのか、私がどれほど本気なのか、解ってもらうために包み隠さず話したのに、彼は顔を青ざめて困惑している。
「アヤメがツムを養ってあげる。お世話も全部してあげる。ご飯も、お風呂も、おトイレも……全部アヤメがしてあげる。大丈夫、ちゃんと資格は持ってるし、経験もあるから。ツムの排泄物の処理にも抵抗はないから。安心して、ね?」
幸い、私には介護の資格も経験もある。
排泄物の処理も嘔吐物の処理も抵抗はないが、ベッドを汚されるのは衛生的にも、後処理的にも困る。
「ア、アヤメ、それは……」
「これをつけたら、おトイレの心配はなくなるよ? ちゃんとお股がかぶれないように、きれいにしてあげるから。かぶれないように、ワセリンもあるよ?」
「そういう問題じゃない!」
排泄道具を用意し、ズボンとパンツをおろしてオムツを装着しようとすると、彼は激しく抵抗した。
「オムツかぶれの心配じゃないの? まぁ、オムツって、気持ち悪いもんね。アヤメも研修でしたことあるから、わかるけど……ツムがオムツの中にオシッコ出してるところ、見てみたいな~」
「さすがに、アヤメにそんなこと……」
まぁ、大人がオムツを付けるのもその中で漏らすのも抵抗があるだろう。
した後のオムツは排泄物を吸い上げたポリマーがベタベタ肌に張り付いて気持ち悪いし、蒸れて痒くなるから仕方ない。
「むぅ……なら、仕方ない」
諦めて、残念そうにするけど、これは演技。
最初の大きな提案を拒否させ、本当に通したい要望を提案して、相手に譲歩させるさせる話術。
私の本当の狙いは、彼にポータブルトイレを使わせること。
「ねぇ、ツム……そろそろ、オシッコしたいんじゃない? 使っていいんだよ? ほら、アヤメのことは気にしなくて良いから。出してすっきりしちゃいなよ。我慢は体の毒だから。排泄物は出すためにあるんだから。ねぇ、楽になろ?」
私は彼が排泄行為をするところを見たい。
彼が恥じらう姿を見たいのだ。
「おトイレを甘く見ちゃだめなんだよ? 排泄物って、その人の状態を知る大事なものなんだよ? おしっこの量とかニオイ、色、濃さ。便の色、形状、ニオイ、量、回数。健康状態がすぐにわかるんだよ? ツムの体は、これからアヤメがしっかり管理してあげる。お仕事中は一人にしちゃうけど、これでちゃーんと、ミテルカラ」
普通のトイレに行かせれば良いって?
彼にはまだ早い。自分がどのような立場にいるのか、理解してもらわないと。
鎖は徐々に長くしていくつもりだし、彼がここにいてくれるというのなら、ミトンも外してあげる。
彼を苦しめたいわけじゃないのだ。
彼のために、私のために、これは必要なこと。
「ア、ヤメ……その、向こうに」
「行かないよ。気にしないで良いから。ほら、ツムたんがちゃーんとオシッコできるかどうか、アヤメが見ててあげる。ほら、しぃしぃ、しよ♪」
さぁ、ツム。私に見せて。
他の人に見せれない姿を。
諦めたような、絶望したような表情の彼が便座に座ると、中にセットされたバケツを叩く水音が響き始めた。
「アヤメ……頼む、みないで、くれ……」
「はは、恥じらうツムたん……可愛い。可愛すぎ。いつもの頼りになるツムも格好良くて大好きだけど、彼女の目の前でオシッコして恥ずかしがっちゃうツムたん本当に可愛い! こんな姿、アヤメしか知らないんだよね? 見られたのも家族以外じゃ初めて? ツムたんの初物、アヤメがもらっちゃった?」
見ないでほしいと懇願するツムが可愛い。
普段は格好良くて、頼りになる大きな彼が、小さくなって今にも消えちゃいそう。
ああ、ゾクゾクする。
どうでも良い相手じゃ、こんなに高ぶったりしない。
やっぱりツムは、私の特別。
絶対に逃がさないし離さない。
「ツムたん、穴があったらとか、消えたいとか考えてた? でも、ツムたんは繋がれてるから逃げられないよ? 隠れることもできない。消えることは許さないから。ツムはずっとずっと、アヤメと一緒にいるの。離さないから」
背を丸めて震える彼の頭をなでてあげる。
ペットカメラの動作テストで、彼の行為の一部始終はばっちり録画されている。
これで、彼は私から逃げられない。
まず最初に、私は無防備に眠る恋人の手足を鎖でつないだ。
手には介護用ミトン。手首の紐で口を縛って、ボタンで留めれる特別製。
オムツをいじったり、何でもかんでも口に入れてしまう人のために作られた、ひとりでは外せないものをつけた。
ミトン以外にも、オムツに尿取りパッド、オムツかぶれしないように皮膚を守るワセリンにかゆみ止め、ポータブルトイレに尿瓶、水挿し、暇つぶし用のゲーム機に、ソフトも彼が好きそうなものを用意してある。インターネットも繋いである。
私が仕事や外に行かなければいけないときでも彼の様子を見守れるよう、録画機能付きのペットカメラも買った。これで、私が仕事中でも安心。ツムたん鑑賞で癒される。
全部揃えるのは大変だったし、一つ一つの値段も高かったが、これも彼のため。
今の彼を独りにするのは危険だ。
どんな女に騙されるか解らない。
悪意ある男に攻撃されるかもしれない。
仕事を押しつけられ続け、追い出された彼に今必要なのは、人の温もりと助けてくれる存在。独りじゃないよという安心感。
弱っている彼は恰好の的。
私が守ってあげないといけない。
私が支えてあげないといけない。
私が養ってあげないといけない。
私が抱きしめてあげないといけない。
私が癒してあげないといけない。
私が暖めてあげないといけない。
彼の不安は私がすべて取り除く。
彼に私以外のものは不要。仕事も、お金も、家族も、未来も。私がぜーんぶ、用意してあげるから。
「ふふ、ツムたんの寝顔、可愛い~」
準備を終えた私は、彼の寝顔を堪能した。
無防備で、安心しきった可愛い寝顔。
この顔を守るためなら、私は自分の身を汚す覚悟もできている。
本当は、彼以外に汚されるどころか、触れられるのも嫌だけど……私の最愛を傷つけた復讐を果たすためなら、構わない。
でも、ほんの少しだけ、感謝していることがある。
屑達が私の最愛を弱らせてくれたおかげで、彼を籠に入れることができた。
だから彼を弱らせて、人生プランを壊してくれたことに感謝して、あなた達の人生も、滅茶苦茶に壊してあげる。一時だけ、私が甘い夢を魅せてあげる。
甘い毒で、柔らかな真綿で、ゆーーっくり締め上げて、キュッとしてあげる。
意中の相手である私が直々に手を……お礼に壊してあげるんだから、泣いて喜んでくれるよね? そうでなくちゃツマラナい。
さぁ、これから忙しくなる。
仕事も増えるし、やらないといけないことでいっぱい。嫌なことも増えそうだけど……私には、最愛のツムがいる。彼がいるなら、私は頑張れる。
「ツムたん、愛してるよ」
チュッと軽いキスを落とす。
「ん、んん……」
ああ、彼が起きそうだ。
昨日は酔って、エッチした後すぐに寝ちゃったから、きっと喉が渇いているだろう。
水挿しに水を入れて戻ってくると、目覚めた彼が困惑した様子で鎖をガチャガチャ鳴らしていた。
「ツムたん、起きたの?」
「アヤメ? これは、いったい、」
「ツムたん、のど乾いてるよね? お水、飲ませてあげる」
訳が分からないという彼に水を飲ませて落ち着いてもらったところで、彼と話をする。
「アヤメ……なんで、俺は縛られているんだ?」
「なんでって、ツムが悪いんだよ? アヤメはずーっと一緒にいたいのに、別れようとか、その方がアヤメのためだからって、勝手なこと言うから」
「勝手って……俺は、菖の幸せのために、」
私の幸せのため?
なに、それ。
「ツムは分かってない。アヤメの幸せは、ツムと……大好きな人と一緒にいること。将来性とか安定性とか関係ない。ツム、愛してる。愛してるから、アヤメの前からいなくなるの、許さない。離さない。だから、離れられないようにしたの」
「そんな……」
私がなんでこんなことをしたのか、私がどれほど本気なのか、解ってもらうために包み隠さず話したのに、彼は顔を青ざめて困惑している。
「アヤメがツムを養ってあげる。お世話も全部してあげる。ご飯も、お風呂も、おトイレも……全部アヤメがしてあげる。大丈夫、ちゃんと資格は持ってるし、経験もあるから。ツムの排泄物の処理にも抵抗はないから。安心して、ね?」
幸い、私には介護の資格も経験もある。
排泄物の処理も嘔吐物の処理も抵抗はないが、ベッドを汚されるのは衛生的にも、後処理的にも困る。
「ア、アヤメ、それは……」
「これをつけたら、おトイレの心配はなくなるよ? ちゃんとお股がかぶれないように、きれいにしてあげるから。かぶれないように、ワセリンもあるよ?」
「そういう問題じゃない!」
排泄道具を用意し、ズボンとパンツをおろしてオムツを装着しようとすると、彼は激しく抵抗した。
「オムツかぶれの心配じゃないの? まぁ、オムツって、気持ち悪いもんね。アヤメも研修でしたことあるから、わかるけど……ツムがオムツの中にオシッコ出してるところ、見てみたいな~」
「さすがに、アヤメにそんなこと……」
まぁ、大人がオムツを付けるのもその中で漏らすのも抵抗があるだろう。
した後のオムツは排泄物を吸い上げたポリマーがベタベタ肌に張り付いて気持ち悪いし、蒸れて痒くなるから仕方ない。
「むぅ……なら、仕方ない」
諦めて、残念そうにするけど、これは演技。
最初の大きな提案を拒否させ、本当に通したい要望を提案して、相手に譲歩させるさせる話術。
私の本当の狙いは、彼にポータブルトイレを使わせること。
「ねぇ、ツム……そろそろ、オシッコしたいんじゃない? 使っていいんだよ? ほら、アヤメのことは気にしなくて良いから。出してすっきりしちゃいなよ。我慢は体の毒だから。排泄物は出すためにあるんだから。ねぇ、楽になろ?」
私は彼が排泄行為をするところを見たい。
彼が恥じらう姿を見たいのだ。
「おトイレを甘く見ちゃだめなんだよ? 排泄物って、その人の状態を知る大事なものなんだよ? おしっこの量とかニオイ、色、濃さ。便の色、形状、ニオイ、量、回数。健康状態がすぐにわかるんだよ? ツムの体は、これからアヤメがしっかり管理してあげる。お仕事中は一人にしちゃうけど、これでちゃーんと、ミテルカラ」
普通のトイレに行かせれば良いって?
彼にはまだ早い。自分がどのような立場にいるのか、理解してもらわないと。
鎖は徐々に長くしていくつもりだし、彼がここにいてくれるというのなら、ミトンも外してあげる。
彼を苦しめたいわけじゃないのだ。
彼のために、私のために、これは必要なこと。
「ア、ヤメ……その、向こうに」
「行かないよ。気にしないで良いから。ほら、ツムたんがちゃーんとオシッコできるかどうか、アヤメが見ててあげる。ほら、しぃしぃ、しよ♪」
さぁ、ツム。私に見せて。
他の人に見せれない姿を。
諦めたような、絶望したような表情の彼が便座に座ると、中にセットされたバケツを叩く水音が響き始めた。
「アヤメ……頼む、みないで、くれ……」
「はは、恥じらうツムたん……可愛い。可愛すぎ。いつもの頼りになるツムも格好良くて大好きだけど、彼女の目の前でオシッコして恥ずかしがっちゃうツムたん本当に可愛い! こんな姿、アヤメしか知らないんだよね? 見られたのも家族以外じゃ初めて? ツムたんの初物、アヤメがもらっちゃった?」
見ないでほしいと懇願するツムが可愛い。
普段は格好良くて、頼りになる大きな彼が、小さくなって今にも消えちゃいそう。
ああ、ゾクゾクする。
どうでも良い相手じゃ、こんなに高ぶったりしない。
やっぱりツムは、私の特別。
絶対に逃がさないし離さない。
「ツムたん、穴があったらとか、消えたいとか考えてた? でも、ツムたんは繋がれてるから逃げられないよ? 隠れることもできない。消えることは許さないから。ツムはずっとずっと、アヤメと一緒にいるの。離さないから」
背を丸めて震える彼の頭をなでてあげる。
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