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赤の山にて 青の相談と悩み
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散歩を始めて、一刻(前世で言う一時間)くらいは経ったかな。その間イリュキンは何も話さずに、僕と破壊猪の少し後ろを歩いている。何か話す口ぶりだったのに何も話さない。……やっぱり歩きながらだと話しにくいのかな?
「イリュキン、はい」
「えっと……、これは?」
「この辺りに、よくなってるリップルっていう果物。朝食にもあったけど知らない?」
「知ってはいるんだけど、あまりね。その……」
「ああ、果物を主食にしてるのは、僕ぐらいか」
「そうだね。ところで、どうしてリップルをくれたのかな?」
「そろそろ休憩入れようかと思ってね。それに歩きながらは話しにくいよね?」
「えっ、いや、私が黙っていたのは君に驚いていたからだよ」
「僕に……? なんか変な事したっけ?」
「…………予想はしてたけど、君は本当に自覚がないんだね」
「よくわからないけど休憩するなら向こうに行こう」
少し歩いて開けた場所に出ると、破壊猪は迷いなく大きな樹の根元に座り込んだから僕も座り込んだ破壊猪に身体を預けるように座った。それを見ていたイリュキンは、また顔を引きつらせていた。
「イリュキン、座らないの?」
「……ああ」
僕に言われてイリュキンは倒木の方へ向かった。それにしても足取りが重いな。体力のない僕でも平気な道のりなのに、なんで疲れてるんだろ?
「足取りが重いけど、そんなに疲れた?」
「……君の目に疲れて見えるなら、これは気疲れだよ」
「気疲れ?」
「魔獣と並んで歩く。魔獣と会話する。魔獣に身体を預ける。他にも色々あるけど、本当に君には驚かされっぱなしだから精神的に疲れてしまったんだよ」
「そんなに変? 欠色の僕ができてるんだから、やろうと思えば誰でもできると思うけど?」
「君のそれは欠色という事とは関係ないよ。君の精神構造のせいだろう」
「また、ずいぶんとひどい言い方だね。僕は他の竜人と比べて変わってるとは思うけど、そこまで変かな?」
「ああ、変だ。君がしている魔獣との付き合い方は、よっぽど鋼のような精神力と図太い神経がないと無理だろうね」
「そんな大した事じゃない。気の良い奴だから、いっしょにいるだけ。誰だって気の合う奴とは付き合うよね? それと同じだよ」
「……まったく君は自分のすごさをまるでわかってない。きっと君と関わった人は私と同じ思いを抱いたはずだ」
「確かに兄さんや姉さんにラカムタさんにも、同じような事を言われた事がある」
「それに対する君の感想は?」
「さっき言ったけど大した事をしてるわけじゃないから、大げさに言われても困る」
「……そこまで自然に言われたら何も言えないよ。はぁ、君からすると、私の悩みなんか小さい事なんだろうね」
それっきりイリュキンは黙った。その後も特に話すわけでもなく、風の吹き抜ける音や木の葉の音、僕とイリュキンの果物を噛じる音、破壊猪の寝息なんかが、静かなこの場を満たしていた。
「……何も聞かないんだね」
「何か聞いて欲しいの?」
「……私から聞いても良いかい?」
「何?」
「君は欠色だ。その事を悩んだりしないかい?」
「しないね」
「それは諦めたり、絶望してるって事かな?」
「僕以外の欠色を見た事ないけど、そんな暗い感じなんだ」
「一般的には、そんな感じになると思う。君は違うのかい?」
「違うよ」
「これも即答か。それじゃあ、君は欠色の自分について、どう思っているんだい?」
「特に不満はない」
「……なぜ?」
「これは他の人にも言ってるけど、普通に動けて話せて食べれて優しい家族がいて、その周りもみんな良い人達だ。何かこれ以上望まなきゃいけないものある?」
「周りと自分が違う事は悩まないのかい?」
「肌の色が違って身体と魔力が弱いだけなのに、なんでそんなどうでも良い事を悩む必要があるの?」
「そ、その程度か。そうか、君にとっては、強さはどうでも良い事なのか……」
「別に身体や魔力が弱くても、どうとでもできるからどうでも良い。現にあのくだらない決闘に僕は勝ってる」
「…………例えばの話だけど、君が一つの目標に向かって努力しているとする。でも、なかなかその努力が実らない。目標に到達する最も正しい方法で努力しているのに実らない。そんな時、君ならどうする?」
「唐突だね。……とりあえず気分転換して、別の方法を考えるかな」
「……なぜ? 最も正しい方法をやってるのに、なんで他の方法を?」
「その正しい方法って奴をやってて努力が実らないって事は、自分に合ってないって事だ。だったら、自分に合う方法を考えるべきって思うのが普通じゃない?」
「昔からその正しい方法で先人達が習得してきたとしてもかい?」
「だから、何?」
「えっ」
「伝統的な方法って言えば良いのかな? その方法も昔々の誰かの初めてやった方法が、形ややり方を少しずつ変えて今に残ってるだけ。だったら今新しい方法を考えて何が悪いの?」
「確かに、そうだが……」
「一つ聞きたいんだけど、その伝統的な正しい方法を使って目標を達成しなければならないって、村の決まりか何かがあるとか?」
「いや、特に明確な決まりにはなっていないが……」
「じゃあ、目標を達成する事を第一に、自分に合ってる方法を考えるのは変な事?」
「そう言われれば……、そうだね」
「それにしても、水添えの第一候補でも悩むんだね。伸び悩み?」
「…………ここで誤魔化しても意味はないか。当代の水添えが私の祖母でね。昔から祖母の役に立ちたい。それと祖母から水添えを継承したいって思ってたんだ。だけど最近、どれだけ修行しても昔はあった上達の手応えを感じれなくなった。なんとか少しでも手応えを取り戻したくて修行に没頭してたんだけど、どうやら無茶をしてたみたいで周りに今以上に修行する事を止められた。今回の交流会も修行していたかったから、来るつもりはなかったんだけど周りに連れてこられたというわけさ」
「……多分、気分転換か頭を冷やせって事じゃないの? 周りから見てて無茶をしてる奴は痛々しいはずだから」
「そうかもしれないけれど、今は水添えになる事が私の全てなんだ。でも今のままじゃダメな事も理解できてる。だから、何かきっかけがほしい。君の魔法について教えてもらえないだろうか……」
「僕の魔法って言われても、特別な事はしてない」
「私から見れば君は、他の魔法と比べて異質とも言って良いくらい確かに特別な事をしているよ。なぜなら私の予想が正しいとすれば、君の魔法は「同調」を基本にしているはずだからね」
「へぇ……」
特に隠してもないけど、言い当てられるとは思わなかったな。予想って言ってるけど、イリュキンの表情は確信があるって感じだ。……緑盛魔法を確認する意味でも話しても良いか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
「イリュキン、はい」
「えっと……、これは?」
「この辺りに、よくなってるリップルっていう果物。朝食にもあったけど知らない?」
「知ってはいるんだけど、あまりね。その……」
「ああ、果物を主食にしてるのは、僕ぐらいか」
「そうだね。ところで、どうしてリップルをくれたのかな?」
「そろそろ休憩入れようかと思ってね。それに歩きながらは話しにくいよね?」
「えっ、いや、私が黙っていたのは君に驚いていたからだよ」
「僕に……? なんか変な事したっけ?」
「…………予想はしてたけど、君は本当に自覚がないんだね」
「よくわからないけど休憩するなら向こうに行こう」
少し歩いて開けた場所に出ると、破壊猪は迷いなく大きな樹の根元に座り込んだから僕も座り込んだ破壊猪に身体を預けるように座った。それを見ていたイリュキンは、また顔を引きつらせていた。
「イリュキン、座らないの?」
「……ああ」
僕に言われてイリュキンは倒木の方へ向かった。それにしても足取りが重いな。体力のない僕でも平気な道のりなのに、なんで疲れてるんだろ?
「足取りが重いけど、そんなに疲れた?」
「……君の目に疲れて見えるなら、これは気疲れだよ」
「気疲れ?」
「魔獣と並んで歩く。魔獣と会話する。魔獣に身体を預ける。他にも色々あるけど、本当に君には驚かされっぱなしだから精神的に疲れてしまったんだよ」
「そんなに変? 欠色の僕ができてるんだから、やろうと思えば誰でもできると思うけど?」
「君のそれは欠色という事とは関係ないよ。君の精神構造のせいだろう」
「また、ずいぶんとひどい言い方だね。僕は他の竜人と比べて変わってるとは思うけど、そこまで変かな?」
「ああ、変だ。君がしている魔獣との付き合い方は、よっぽど鋼のような精神力と図太い神経がないと無理だろうね」
「そんな大した事じゃない。気の良い奴だから、いっしょにいるだけ。誰だって気の合う奴とは付き合うよね? それと同じだよ」
「……まったく君は自分のすごさをまるでわかってない。きっと君と関わった人は私と同じ思いを抱いたはずだ」
「確かに兄さんや姉さんにラカムタさんにも、同じような事を言われた事がある」
「それに対する君の感想は?」
「さっき言ったけど大した事をしてるわけじゃないから、大げさに言われても困る」
「……そこまで自然に言われたら何も言えないよ。はぁ、君からすると、私の悩みなんか小さい事なんだろうね」
それっきりイリュキンは黙った。その後も特に話すわけでもなく、風の吹き抜ける音や木の葉の音、僕とイリュキンの果物を噛じる音、破壊猪の寝息なんかが、静かなこの場を満たしていた。
「……何も聞かないんだね」
「何か聞いて欲しいの?」
「……私から聞いても良いかい?」
「何?」
「君は欠色だ。その事を悩んだりしないかい?」
「しないね」
「それは諦めたり、絶望してるって事かな?」
「僕以外の欠色を見た事ないけど、そんな暗い感じなんだ」
「一般的には、そんな感じになると思う。君は違うのかい?」
「違うよ」
「これも即答か。それじゃあ、君は欠色の自分について、どう思っているんだい?」
「特に不満はない」
「……なぜ?」
「これは他の人にも言ってるけど、普通に動けて話せて食べれて優しい家族がいて、その周りもみんな良い人達だ。何かこれ以上望まなきゃいけないものある?」
「周りと自分が違う事は悩まないのかい?」
「肌の色が違って身体と魔力が弱いだけなのに、なんでそんなどうでも良い事を悩む必要があるの?」
「そ、その程度か。そうか、君にとっては、強さはどうでも良い事なのか……」
「別に身体や魔力が弱くても、どうとでもできるからどうでも良い。現にあのくだらない決闘に僕は勝ってる」
「…………例えばの話だけど、君が一つの目標に向かって努力しているとする。でも、なかなかその努力が実らない。目標に到達する最も正しい方法で努力しているのに実らない。そんな時、君ならどうする?」
「唐突だね。……とりあえず気分転換して、別の方法を考えるかな」
「……なぜ? 最も正しい方法をやってるのに、なんで他の方法を?」
「その正しい方法って奴をやってて努力が実らないって事は、自分に合ってないって事だ。だったら、自分に合う方法を考えるべきって思うのが普通じゃない?」
「昔からその正しい方法で先人達が習得してきたとしてもかい?」
「だから、何?」
「えっ」
「伝統的な方法って言えば良いのかな? その方法も昔々の誰かの初めてやった方法が、形ややり方を少しずつ変えて今に残ってるだけ。だったら今新しい方法を考えて何が悪いの?」
「確かに、そうだが……」
「一つ聞きたいんだけど、その伝統的な正しい方法を使って目標を達成しなければならないって、村の決まりか何かがあるとか?」
「いや、特に明確な決まりにはなっていないが……」
「じゃあ、目標を達成する事を第一に、自分に合ってる方法を考えるのは変な事?」
「そう言われれば……、そうだね」
「それにしても、水添えの第一候補でも悩むんだね。伸び悩み?」
「…………ここで誤魔化しても意味はないか。当代の水添えが私の祖母でね。昔から祖母の役に立ちたい。それと祖母から水添えを継承したいって思ってたんだ。だけど最近、どれだけ修行しても昔はあった上達の手応えを感じれなくなった。なんとか少しでも手応えを取り戻したくて修行に没頭してたんだけど、どうやら無茶をしてたみたいで周りに今以上に修行する事を止められた。今回の交流会も修行していたかったから、来るつもりはなかったんだけど周りに連れてこられたというわけさ」
「……多分、気分転換か頭を冷やせって事じゃないの? 周りから見てて無茶をしてる奴は痛々しいはずだから」
「そうかもしれないけれど、今は水添えになる事が私の全てなんだ。でも今のままじゃダメな事も理解できてる。だから、何かきっかけがほしい。君の魔法について教えてもらえないだろうか……」
「僕の魔法って言われても、特別な事はしてない」
「私から見れば君は、他の魔法と比べて異質とも言って良いくらい確かに特別な事をしているよ。なぜなら私の予想が正しいとすれば、君の魔法は「同調」を基本にしているはずだからね」
「へぇ……」
特に隠してもないけど、言い当てられるとは思わなかったな。予想って言ってるけど、イリュキンの表情は確信があるって感じだ。……緑盛魔法を確認する意味でも話しても良いか。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
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