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決戦にて 近づいていた勝利と今までをぶち壊す行為
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魔槍銃を撃ち始めて少し経つと、また再生した両腕が吹き飛び始めた。特に気にせず撃ち続けるけど、両腕がなくなるほど魔法の制御もしづらくなる。……少し両腕の再生と魔法の速度を調整しないとダメか。
「…………これぐらいなら両腕の再生と釣り合うかな?」
『主人、魔槍の生成速度が三割ほど落ちました』
『ふむ……、ギリギリ両腕の再生が上回るといったいった感じだな』
「うーん……、安定はしたけど連射性が落ちている」
これは悩むな。このまま安定した状態を長く保ってあいつにそこそこの傷を作り続けるのか、それともドンッと一気に重傷を与えてから僕の両腕の再生のための時間をとり、またドンッと一気に重傷を与えるのか。どっちにするべきだろ?
『グウッ、ガバッ、ギザ、マダゲ、バ……』
安定性を重視したら、あいつに少し余裕ができるな。やっぱり弱い僕は振り絞らないとダメだね。僕は再び連射速度を上げ、両腕を吹き飛ばしながらねじった魔槍を撃ち込んでいく。
お、もう何度目になるのかわからないけど魔槍銃の負荷で再び僕の両腕が吹き飛んだ時、あいつの頭上に開いた空間の穴から普人族もどきが落ちてこなくなった。
『バ、バガナ……、アレダゲイダ、ゴマヲグライヅグジダドイウノガ……』
『ようやく、あのものの回復源が底をついたな』
『予想以上に多かったですね』
『ヤート、両腕はともかく他は大丈夫か?』
「僕? 僕は……」
数をこなし過ぎてすっかり慣れてしまった両腕の再生を短時間で行い両腕を動かしてみせる。
「疲労も頭痛も両腕の変な激痛もあるけど、この通り動かせるし魔法も使えるから問題ないよ」
『そうか。それなら二度目の我慢比べは我らの勝ちだ』
『その通りです』
「…………あ、シール、世界樹、いけるの?」
『待たせたな』
『お待たせしました』
シールと世界樹が僕へうなずくように答えると、世界樹は手と膝をついた状態から立ち上がり、シールはその身と世界樹に宿る莫大な力を僕にゆっくり流してくれた。あいつはその様子を見て苦虫を噛み潰したような感じになってる。それにチラチラとラカムタさん達の方を見てるね。
『向こうの魔石達を呼び寄せようとしても無駄だ』
『確実に私達が撃墜します』
『グヌウ……』
僕はあいつのうめき声を聞きつつシールから渡してくる力を使って魔法を準備していく。あいつの回復しきってない今が攻め時だけど、それより前に邪魔な奴らを倒すべきだ。
「シール、世界樹、さっそくで悪いけど魔法を詠唱するよ」
『狙いは……向こうか。理解した』
『いつでもいけます』
「ありがとう。緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う魔弾、純粋なる深緑を纏う光線」
『ヤメ……』
「「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア‼︎」」」」」
深緑色の魔弾と光線を放ち、ラカムタさん達と戦っていた魔石達を今度こそ本当に殲滅した。自分達の戦いに横槍を入れられて叫んでくるラカムタさん達は無視して、あいつへ宣言する。
「僕は油断しないし、お前に一欠片の勝機も渡さない」
『ギザマ……』
「世界樹、あいつへ向かって口を開いて」
『良いだろう』
「シール、補助を」
『心得てます』
「緑よ。緑よ。緑よ。境界の修復をここに。境界の修繕をここに。境界の修理をここに。我が望む世界をここに。我が歩む世界をここに。我が生きる世界をここに。緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う世界樹竜の咆哮」
『ゴアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーー‼︎』
『グギャアアアアアアーーーー‼︎』
世界樹の口から咆哮が放たれる。この咆哮を至近距離でくらったあいつは吹き飛ばされたけど、僕の狙いはそれじゃない。
『オノレエエエ‼︎ ゴウナレバ……、ナンダドッ⁉︎』
「僕はお前に一欠片の勝機も渡さないって言ったはずだよ。さっきの世界樹竜の咆哮で、この世界の中の空間も補強したから空間への干渉ができなくなった。お前が開けた空間の穴は閉じたし新しく開ける事もできない。絶対に逃がさないよ」
『グ……』
あいつの目がいろんなところをチラチラ見始めた。どうやら必死に次の手を考えてるみたいだね。
「シール、世界樹」
『わかっている。ヤート、こちらから攻めるのは良いな?』
「うん、世界樹は好きに攻撃して。例え、あいつが何かしてきても僕が対応してみせるよ」
『私は今から力を溜めておきます』
「お願い」
『ここで完膚なきまでに叩き潰すぞ‼︎』
世界樹は僕達の攻撃を邪魔する空間の穴や回復源の魔石達と普人族もどきを失い無防備になったあいつへ一気に接近する。そして反応できないあいつに、まず渾身の体当たりを繰り出し吹き飛ばした。当然世界樹の攻撃はこれで終わりではない。世界樹は吹き飛ぶあいつの進行方向へ先回りして、吹き飛んできたあいつに大量の魔力を込めた拳を振り下ろす。その結果……。
『ゲバッ‼︎』
『ほう……、やはり完全に回復できてないためか始めよりも脆いな』
「緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う魔弾」
僕は世界樹の攻撃をまともに受けて地面に激しくめり込んだあいつから飛び散っていく身体の一部を、魔石に戻る前に魔弾で消滅させていった。こういう一回一回の執拗な追撃があいつをさらに弱らせ追い詰める事ができる。
その後も、世界樹は至近距離で口からの魔力の砲撃をくらわせたり、尾で打ち払ったり、連続で魔力を込めた拳を打ち込んだりと、動けなかった時に溜まったあいつへの怒りを全てぶつけるつもりで並大抵の奴なら一瞬で終わる攻撃をし続け、最終的にあいつを空高く投げてからもう一度地面へ叩き落とした。
『…………ミドメナイ』
『何?』
『ゴンナゲヅマヅバ、ミドメナイ』
突然、世界樹にズタボロにされたあいつの絞り出すような声が聞こえてきた。
『ヤート……』
「確実に何かをするつもりだね」
『備えます』
『ゴンナゲヅマヅヲ、ミドメデダマルガ‼︎ ミドメルグライナラ、ズベデゲジザッデヤル‼︎』
あいつが叫ぶと、あいつの身体が羽も足も腹部も頭部も例外なく端から潰れるように胸部へと圧縮された。
『ズベデダ‼︎ ズベデヲゲジザッデヤル‼︎』
『ヤート‼︎』
「あいつの中で魔力が恐ろしい勢いで膨れ上がってる」
『……まさか?』
「たぶん、自爆するつもりだね」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
「…………これぐらいなら両腕の再生と釣り合うかな?」
『主人、魔槍の生成速度が三割ほど落ちました』
『ふむ……、ギリギリ両腕の再生が上回るといったいった感じだな』
「うーん……、安定はしたけど連射性が落ちている」
これは悩むな。このまま安定した状態を長く保ってあいつにそこそこの傷を作り続けるのか、それともドンッと一気に重傷を与えてから僕の両腕の再生のための時間をとり、またドンッと一気に重傷を与えるのか。どっちにするべきだろ?
『グウッ、ガバッ、ギザ、マダゲ、バ……』
安定性を重視したら、あいつに少し余裕ができるな。やっぱり弱い僕は振り絞らないとダメだね。僕は再び連射速度を上げ、両腕を吹き飛ばしながらねじった魔槍を撃ち込んでいく。
お、もう何度目になるのかわからないけど魔槍銃の負荷で再び僕の両腕が吹き飛んだ時、あいつの頭上に開いた空間の穴から普人族もどきが落ちてこなくなった。
『バ、バガナ……、アレダゲイダ、ゴマヲグライヅグジダドイウノガ……』
『ようやく、あのものの回復源が底をついたな』
『予想以上に多かったですね』
『ヤート、両腕はともかく他は大丈夫か?』
「僕? 僕は……」
数をこなし過ぎてすっかり慣れてしまった両腕の再生を短時間で行い両腕を動かしてみせる。
「疲労も頭痛も両腕の変な激痛もあるけど、この通り動かせるし魔法も使えるから問題ないよ」
『そうか。それなら二度目の我慢比べは我らの勝ちだ』
『その通りです』
「…………あ、シール、世界樹、いけるの?」
『待たせたな』
『お待たせしました』
シールと世界樹が僕へうなずくように答えると、世界樹は手と膝をついた状態から立ち上がり、シールはその身と世界樹に宿る莫大な力を僕にゆっくり流してくれた。あいつはその様子を見て苦虫を噛み潰したような感じになってる。それにチラチラとラカムタさん達の方を見てるね。
『向こうの魔石達を呼び寄せようとしても無駄だ』
『確実に私達が撃墜します』
『グヌウ……』
僕はあいつのうめき声を聞きつつシールから渡してくる力を使って魔法を準備していく。あいつの回復しきってない今が攻め時だけど、それより前に邪魔な奴らを倒すべきだ。
「シール、世界樹、さっそくで悪いけど魔法を詠唱するよ」
『狙いは……向こうか。理解した』
『いつでもいけます』
「ありがとう。緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う魔弾、純粋なる深緑を纏う光線」
『ヤメ……』
「「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア‼︎」」」」」
深緑色の魔弾と光線を放ち、ラカムタさん達と戦っていた魔石達を今度こそ本当に殲滅した。自分達の戦いに横槍を入れられて叫んでくるラカムタさん達は無視して、あいつへ宣言する。
「僕は油断しないし、お前に一欠片の勝機も渡さない」
『ギザマ……』
「世界樹、あいつへ向かって口を開いて」
『良いだろう』
「シール、補助を」
『心得てます』
「緑よ。緑よ。緑よ。境界の修復をここに。境界の修繕をここに。境界の修理をここに。我が望む世界をここに。我が歩む世界をここに。我が生きる世界をここに。緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う世界樹竜の咆哮」
『ゴアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーー‼︎』
『グギャアアアアアアーーーー‼︎』
世界樹の口から咆哮が放たれる。この咆哮を至近距離でくらったあいつは吹き飛ばされたけど、僕の狙いはそれじゃない。
『オノレエエエ‼︎ ゴウナレバ……、ナンダドッ⁉︎』
「僕はお前に一欠片の勝機も渡さないって言ったはずだよ。さっきの世界樹竜の咆哮で、この世界の中の空間も補強したから空間への干渉ができなくなった。お前が開けた空間の穴は閉じたし新しく開ける事もできない。絶対に逃がさないよ」
『グ……』
あいつの目がいろんなところをチラチラ見始めた。どうやら必死に次の手を考えてるみたいだね。
「シール、世界樹」
『わかっている。ヤート、こちらから攻めるのは良いな?』
「うん、世界樹は好きに攻撃して。例え、あいつが何かしてきても僕が対応してみせるよ」
『私は今から力を溜めておきます』
「お願い」
『ここで完膚なきまでに叩き潰すぞ‼︎』
世界樹は僕達の攻撃を邪魔する空間の穴や回復源の魔石達と普人族もどきを失い無防備になったあいつへ一気に接近する。そして反応できないあいつに、まず渾身の体当たりを繰り出し吹き飛ばした。当然世界樹の攻撃はこれで終わりではない。世界樹は吹き飛ぶあいつの進行方向へ先回りして、吹き飛んできたあいつに大量の魔力を込めた拳を振り下ろす。その結果……。
『ゲバッ‼︎』
『ほう……、やはり完全に回復できてないためか始めよりも脆いな』
「緑盛魔法・純粋なる深緑を纏う魔弾」
僕は世界樹の攻撃をまともに受けて地面に激しくめり込んだあいつから飛び散っていく身体の一部を、魔石に戻る前に魔弾で消滅させていった。こういう一回一回の執拗な追撃があいつをさらに弱らせ追い詰める事ができる。
その後も、世界樹は至近距離で口からの魔力の砲撃をくらわせたり、尾で打ち払ったり、連続で魔力を込めた拳を打ち込んだりと、動けなかった時に溜まったあいつへの怒りを全てぶつけるつもりで並大抵の奴なら一瞬で終わる攻撃をし続け、最終的にあいつを空高く投げてからもう一度地面へ叩き落とした。
『…………ミドメナイ』
『何?』
『ゴンナゲヅマヅバ、ミドメナイ』
突然、世界樹にズタボロにされたあいつの絞り出すような声が聞こえてきた。
『ヤート……』
「確実に何かをするつもりだね」
『備えます』
『ゴンナゲヅマヅヲ、ミドメデダマルガ‼︎ ミドメルグライナラ、ズベデゲジザッデヤル‼︎』
あいつが叫ぶと、あいつの身体が羽も足も腹部も頭部も例外なく端から潰れるように胸部へと圧縮された。
『ズベデダ‼︎ ズベデヲゲジザッデヤル‼︎』
『ヤート‼︎』
「あいつの中で魔力が恐ろしい勢いで膨れ上がってる」
『……まさか?』
「たぶん、自爆するつもりだね」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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