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第20話 建国祭と守られた約束④

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少し緊張した様子のシャルロットに気づいて、アランが片足を立てて跪くと、シャルロットの手の甲にキスをした。

まるで騎士みたいねと言うと、騎士ですよと返された。

「優しく、抱きます」

宣言するアランにおかしくなってシャルロットが笑う。
少し緊張が解れた。

アランがシャルロットの隣に座ると首筋にキスをしながらドレスの背中の紐を解く。
シャルロットも協力し、ばさりとドレスが落ちて下着だけとなった。
恥ずかしがるシャルロットを横たわらせるとシャルロットの顔にかかった髪を耳に掛けながら安心させるように触れるだけのキスをした。

アランは豪華な上着を雑に脱ぐとシャツのボタンを手早く外しては、ベッドの外に放り投げた。

アランの隆々とした逞しい上半身が露わになり、シャルロットがときめく。
今からこの人に抱かれると思うと、鼓動が速くなった。

「素晴らしい筋肉ね……」
「あなたの体のほうが素敵ですよ」

口付けながら下着越しに胸を揉む。
反対の手が背中に回されたと思うと、ホックが外された。
浮き上がる下着にシャルロットは咄嗟に両腕で胸を隠す。

「見たいです」
「恥ずかしいの……変だったらどうしようって」

シャルロットだって先に進みたいが、恥ずかしさで気持ちが追いつかない。

「では目を瞑ります。触りたいです」
「ぅう……」

シャルロットは渋々了承する。

「どこかわかりません」

目を瞑っているアランの手を下着の上から自分の胸に乗せる。

大きくゴツゴツした手のひらがすぐに下着を押し上げるとシャルロットの胸を優しく揉んだ。

「あんっ!んっ」

もう片方の手も胸を揉み始めるとシャルロットは恥ずかしさと気持ちよさに耐えるように強く目を瞑った。

「あっ、アラン、んん!」

両方の乳首を指でこねられると初めて感じる快楽に頭が痺れる。

「それっ、感じちゃうのっ」

シャルロットの言葉に執拗に乳首を攻める。
コリコリと固くなった桃色の乳首を散々いじめると、大きく胸を揉んだ。

「ああっ、やあん!」
「可愛い……感じてる顔も可愛いですよ」

顔?
シャルロットが目を開く。

「ああ!見てるじゃないっ!」

「何も変じゃないですよ。最高に可愛くて興奮してます」

大きくて分厚い舌が乳首をベロベロと舐める。

「ぅん!見ないってっ、言ったのにい!」

「目を瞑ると言っただけですよ」

確かにアランは見ないとは言っていなかった。

「……んもう!……んっ」

アランに自分の胸を見られていると思うとどうしようもなく恥ずかしい。
しかし次第に快感がまさってアランを責めるのは諦めた。

両方の胸を回すように優しく揉みながら乳首を吸う。
シャルロットの太ももに硬い何かが当たっている。
噂でしか聞いた事がない男性のあれだろうか。
誰もが羨む騎士が自分の胸を食べながら興奮している。
シャルロットはじゅわりと蜜が溢れたのが分かった。

胸をたっぷりと揉みしだいたあと、アランはするすると手を滑らせてシャルロットの腰を撫でる。

「なんだか、っ、ムズムズするわ」

体を捩らせるシャルロット。
さらに手を伸ばし下着に指を引っ掛けてずらそうとすると、それに気づいたシャルロットが慌てて止めた。

「駄目、そっちも、恥ずかしっ……」
「では、先に私が脱ぎます。そしたら脱がせてもいいですか」
「えっと……」

シャルロットは恥ずかしさで答えがでない。

返事を待たずに騎士服のベルトを外すとズボンを寛げる。
あっさりと下着姿になったアランの局部にシャルロットは目が話せない。

「な、なんだかすごいわ」

アランは恥ずかしげもなく下着を下ろすと、あまりにも大きい陰茎がまろびでた。

「ちょ、ちょっと!そんなの、……入るかしら?」

素っ頓狂な声にアランが笑う。

「脱ぎましたよ。さあシャルロットも」
「わかってるの!わかってるけど恥ずかしくて」
「では後ろから脱がせますよ」

寝台の上でシャルロットを膝立ちさせるとアランが背後からうなじにキスをする。
後ろから前に手を伸ばし下着の上から陰核を撫でる。

「んっ」

上下するように撫でるとシャルロットから気持ちよさそうな声が聞こえてくる。
空いた手でシャルロットの胸を可愛がる。
揉みしだいては、乳首をつねる。
陰核の刺激と乳首の快感に、体を捩らせるシャルロット。

そっと上から下着の中に手を忍び込ませると、びくんと体が跳ねた。

アランは構わず進めると手のひら全体で秘部を包み込んだ。
手のひら全体を回すように愛撫する。
ぬちゃ、ぬちゃ、とした湿った音がシャルロットの羞恥心を高めた。

「恥ずかし……でも、なんだか、気持ちい、の……」

素直なシャルロットに、アランは興奮して膨張するのが分かった。

気持ちよさに体を委ねているシャルロットの下着を下ろす。
現れたたおやかな尻にアランが喉を鳴らした。

もう一度寝台に寝かせると、口付けしながら膝に引っかかった下着を取り払った。
一糸まとわぬシャルロットにアランは感激する。
加えてその姿で恥じらうシャルロットにこれ以上なく興奮していた。

「痛かったら言ってください」

そう言うなりアランは膝を抱えて秘部に顔を埋めた。

「やだっ!きたないわ!アラン!あんっ!」

下から上までベロンと舐めたあとに蜜壺をしゃぶる。

「だめえっ!やん!あああん!」

ジュプジョポジョポと卑猥な音にシャルロットは信じられない気持ちになる。
国一番の強い男が自分の股を舐めている。
そのあまりの卑猥さに気がおかしくなりそうだった。

「やあん!あっ、んんっ」

指で陰核を擦り、しゃぶっていた蜜壷に指を差し入れた。
トロトロの蜜壷に指が入ると精一杯締め付けてくる。

「力を抜いて、シャルロット」
「むずか、し……」

ゆっくりと指を出し入れすると、愛液が増えてくる。
愛液が増えたきたタイミングで指を増やす。

「あ、だめ、なんか、だめかもお……っ!」

「大丈夫です。そのまま感じてください」

アランが膣を擦るスピードを上げるとじわじわと快感が押し寄せる。

指で触っていた陰核を優しく舐める。
小刻みにチロチロと舐めるとシャルロットの嬌声が激しくなった。

「ああん!やあん!きちゃうっ、なんだかっ、きちゃうのおおおっ」

足が痺れ出すとシャルロットの快感が突き抜けた。

「あっ、あっ、ああああん!」

がくがくと激しく腰が揺れるとシャルロットはぐったりと脱力した。

「はあ、はあ……力が入らないわ……」

アランは一度、二度と、触れるだけのキスをした。
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