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第一章 異世界の洗礼編
第十二話 ローターで!後編
しおりを挟む「! ッ! ィ!! あ、あ、あ、ぁぁあ、ああああッッンんんん!!」
今までよりも強い振動が、全身を襲います。予想もしていませんでした。
何回め、だっけ……?
疎らながらも人通りがある道端で、盛大にイってしまいました。
「あれがー、一番強いとー、思ってたのねー」
振り返って見る人もいます。気持ちイイ。絶対おかしいって思われてます。恥ずかしい。
ミネットさんに支えられながら、さらに細い横道へと入っていきます。
振動音が聞こえるくらい、激しくローターが動いています。
路地に反響して、ヴヴヴヴヴと自分の耳にも振動音が聴こえてきます。
絶対周りにも聞こえてる……。そう考えて、余計に羞恥心が高まります。
振動に耐えきれず、壁に手を付いてしまいます。
「ヒん、あッ! イクイクイク、っはぁ!! あ、また、んんんん!! ぅ、ん、ウソ、もぅ、イくぅ、ぁぁぁぁ!! ん、ンンン! ぁ……」
人目も憚らず、快楽に身を委ねてしまいます。
後ろで見ているミネットさんも、路地の入り口から覗く男も、窓から見ている人も、全てどうでもよくなってきました。
「ヒィ、あン、あン、ぁぁぁぁぁぁぁ……」
そこから更に振動が強くなり、もう何をされているのか、どこにいるのかすらあやふやになります。
「ヒぎぃ、イクイクイク、もぅ、だめぇ、イっく、イグイグイグ!!」
また、強くなりました。全身が震える程の振動が、股間を直撃します。
空気を求めて、だらし無く開いた口から涎を垂らして、ヨガリ狂います。
溢れ出た愛液で、パンツはぐっしょりしているのがわかります。
何度イったか数える余裕もなく、何度もオーガズムが重なり、絶頂した瞬間次の絶頂が押し寄せてきます。
気が付いた時には、ローターは止まっていました。
代わりに、私の身体がローターのようにビクビクと痙攣し続けています。
薄汚い地面に横たわり、幾たびも重なった絶頂の余韻に浸るしか、なす術がありません。
横たわる私に向かって、隣に座ったミネットさんが話しかけます。
あ、スカート短かいから、ミネットさんのパンツ見えそうです。
「ご苦労様ー。これでお仕事終わりよー。愉しめたかしらー?」
「はひゅ、ふ、んふ」
上手く声が出せません。
「あー、言い忘れたんだけどー、消音の魔道具ー使ってたからー。貴女から三歩も離れたらー、貴女の声も、魔道具の音もー、聞こえなくなってたのー。」
そうだったんですか……。頭の中で考えるも、声には出す余裕がありませんでした。
「新しいパンツー、買ってあげるわねー」
パンツ……、ミネットさんのは赤でした。
呼吸が落ち着いたところで、なんとか立ち上がります。
パンツどころか、ドロワーズまで少し愛液が染みていました。
スカートは汚れていないようで、よかったです。替えがありませんから。
覚束ない足取りで大通りまで戻ると、ミネットさんとともに洋服店らしき店に入ります。
パンツを選ぶと、試着室へ入ります。
「えっ、と……」
ミネットさんも一緒に入ってきました。今度は何をするつもりなのでしょうか。
「外でー、回収できないでしょー?」
他意はありませんでした。
私の体液で汚れたローターをパンツの中から取り出します。
ばっちいソレを、ミネットさんは素手で受け取りました。そのまま、ドロワーズとベトベトのパンツを脱ぎにかかります。
ミネットさんが卵を美味しそうに舐めている姿は、下を向いていた私からは見えませんでした。
「ソレもー、貰うわねー」
汚れたパンツとドロワーズもミネットさんに渡します。
なんでパンツも?
支払いは、ミネットさんがしてくれました。
店を出ると、ミネットさんの家へと向かいます。
帰り道は何事もありませんでした。
家に着くと、応接間まで一緒に行きます。
「今回の報酬ねー。またよろしくねー」
依頼達成のカードを受け取ります。これを持って、ギルドに行けば報酬が貰えます。
しっかりポケットに入れます。……鞄が欲しいところです。
「それとー」
小指程の細長い円柱を渡されました。
キョトンとしていると、
「スイッチはー、ここよー」
円柱のお尻に突起があります。
「これ……」
「小型製ねー」
カードと一緒にポケットに突っ込みます。
笑顔で見送られ、ミネットさんの家を後にしました。
よし、宿に戻ろう。と、その前に、ギルドに報告に戻らないといけません。
もう夕刻です。足早に路地を抜けていきます。
「オイ!」
顔に擦り傷を作った男が、前に立ち塞がります。
「ぁ……」
つい数時間前に、撒いた男。性欲丸出しのゴロツキです。
私の足が動く前に距離を詰められ、腕を捻り上げられました。
痛い。
簡単に折られそうな程に、力が入っています。
「テメェ、タダじゃおかねぇ」
そのまま、壁に押し付けられます。
交差させた手首を頭の上で片手で押さえつけられます。
自然と目に涙が浮かびます。
「ぁ……」
乱暴に胸を揉まれます。痛い。
「ちぃせぇな……。お、ノーブラか?」
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「……ぃゃ……」
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