【R18】異世界転性したけど、チートスキルはありません

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第一章 異世界の洗礼編

第一話 スライムと!

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「詰んだ……」

 距離を保って、なんとか逃げる機会を伺います。
 スライムの方は、襲いかかる機会を狙っているようです。

 背を向けるのは得策ではありません。
 すぐに追いつかれます。
 何とか森に近付いて、木を利用しながら逃げたい所です。

 ジリジリと、横へ移動します。
 それに合わせてスライムも動きます。

 森までもう少し! なんて思えるわけもない距離で、あっさりと捕まってしまいました。
 スライムから伸びてきた、ゼリー状の物に簡単に両足を掴まれました。
 叩いてもぷよぷよ反発するだけ。引っ張っても伸びるだけ。
 うん、本当に詰みました。

「ひゃっ!」

 冷んやりとしたスライムの触手が、足に巻きつきながら上がってきます。
 冷たさに思わず声が漏れてしまいました。

「この、ひゃんッ!」

 いや、可愛い声を出したいわけでは無いんです。
 身体が勝手に反応するんです。
 前世だったら、絶対に「うおっ!」とか言ってるハズなのに……。

 引き剥がそうと握った手に、ひんやりとした冷たさを感じて、声が漏れました。

 その間にも、二本の触手が上がってきます。

「あっ、ちょ、ソコは、ダメ!」

 あろう事か、触手がパンツを触っています。
 え、中に入ろうとしてる?
 イヤイヤイヤ、無理無理無理。

 足を閉じようと抵抗しますが、無駄なようです。ピクリとも動きません。

 パンツ越しに触手が陰部を擦ります。

「冷たっ、ヤめて、お願い、ひゃんッッ!」

 私の懇願なんて、聞いてはくれません。魔物ですからね。

 ひとしきり撫でられている間に、もう一本の触手が顔まで登ってきました。

「おね、ガぼっッ!!」

 口を塞がれました。
 聞く気がないようですね。
 口の中で蠕動運動を始めました。
 犯される事と、寒さとで、全身に悪寒が走ります。

 冷たい触手がパンツの隙間から入り、局部に触れます。

「ンぐッ! ごゴ、あぶぅ!」

 言葉にはなりませんでした。
 犯されるという恐怖から、そのまま失禁してしまいました。

 スライムの触手にかかる、私のおしっこ。とめどなく溢れ、どんどん地面に水溜まりを作っていきます。

 スライムが怯んだような気がしました。
 あ、違いました。私のおしっこに興味深々な様子です。

 触手は外され、二本の触手でおしっこ溜まりをつついています。
 ……とても恥ずかしいです。

 が、チャンスなので逃げます。

 気づかれないように、そっと。
 距離を空けてからは、一気に。
 全力ダッシュです。

 すぐに疲れて、歩き始めました。
 この身体、本当に体力がありません。
 スライムが見えなくなるまで、全力が持ちませんでした。
 時々小走りになりつつ、道を進みます。

 おしっこに濡れたパンツが気持ち悪いです。
 我慢して歩きます。
 命の危険を感じるこの世界、生きる事最優先です。

 体力が持たず、時々休憩を挟みながら進んだ夕暮れ時。
 道を少し外れた所に、小屋がありました。目立つ木が立っていたので、目につきやすかったようです。

「こんにちはー、誰かいらっしゃいませんかー?」

 小さなボロ小屋です。
 誰かが住んでいる形跡はありませんでした。

「お邪魔しまーす」

 それでも一応声を掛けて、中に入ります。
 八畳程度の大きさで、小屋の隅に藁が無造作に敷き詰められていました。

「今夜はここで過ごそう」

 決心して、取り敢えず周りの確認をします。

 道沿いに流れていた小川は、小屋の裏を通っていました。

 取り敢えず、まだ湿っているパンツを脱いで洗います。
 ぎゅっと絞って、小屋側の木の枝に引っ掛けて干します。

 小川の水で喉を潤して、小屋の中に入ります。出入り口に扉なんてものはありませんでした。

 隅の藁の上で寛ぎます。
 パンツがないから、余計に下半身がスースーします。

 無防備な感じに少し不安を覚えながらも、女性になった自分の身体に興味が無いとは言えません。
 服の上から、胸にそっと手を這わせます。
 殆ど無いですが、いえ、まだ成長段階ですが、気持ち良く感じます。

 生唾を飲み込みながら、服を捲り、乳房を露わにします。
 そして今度は、直接、触ります。
 手に吸い付くように肌がしっとりとしています。

 少し形を変えるだけの乳房と、ツンと上を向いた乳首。乳輪は小さいですが、綺麗なサーモンピンクです。
 肌が白すぎる分、そこがやけに目立って卑猥な感じがします。

「あふっ、ン!」

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