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+企みはほどほどに
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「あら、とうとうオルカとネランジアが結婚ですって」
「あれれ、賭けは俺の負けかぁ」
ティニエはベッドの上で届いた手紙を見ながら、笑う。
手紙にまで焦りが伝わってくる。どうしてこうなったんだろうという、喜びと恥ずかしさとぐちゃぐちゃに違いない。全く彼女も往生際が悪い。
出会ってからずっとオルカにあこがれの視線をおくっていたのだ。ずっと否定していたが、ティニエはわかった。――自分がフィルガットに抱くのとは違うけれど、それはどう見ても恋心だったから。
こうなると思っていた。いや、こうなって欲しいと思っていた。
「――何故フィルは二人がうまくいかないと想ったのです?」
ティニエは「よっこらしょ」とベッドの隣に入り込んだ夫に尋ねる。
ここに関しては二人の意見が食い違っていたのだ。
「だって大人と子供だったからさ」
「まぁ、出会った当初はそうですけれど」
「オルカはあんなんだし、こう、物理的な感じの後押しがないとくっつくことはないと思ったんだよ」
「物理的な後押し、まぁ、必要そうですけれども」
ネランジアのこの前の手紙で「そろそろ本格的に媚薬の開発に挑戦したいと想います」等という怪しい文字列があったことを思い出すも、ティニエは考えるのをやめておくことにする。
いやいや、まさか、流石のネランジアもそんな強硬には出ないだろう。だからこそのネランジアなのだし。
ともかく、一応にも用意しておいたお節介作戦は使われることなく次の機会に持ち越しらしい。
――既に被害者、もとい被験体は考えてあるけれど。
「で、あの、ティニエ……お酒飲まない?!」
フィルガットはどこからかそっと小さな瓶を出した。
薄い紫の液体が高級な透明なガラスをすかしてゆらゆらしている。
瓶から直接飲ませるつもりか、と思ったがティニエはそこには突っ込まず、
「……魂胆が透けています。透けすぎなので、いっそ率直に言って欲しいです」といった。
「う、うん、ええとその……」
フィルガットは顔を赤らめてもじもじと手に持った瓶を握りしめる。
言え、言ってしまえ!というか、言われたい!!
ティニエも息を潜めながら一挙一動を見守る。
フィルガットの唇が開いては閉じ、開いては―――
「?!」
不意に姿勢が崩れ、ティニエはフィルガットの胸に顔を押しつける形になった。背中にフィルガットの手が伸びていたらしい。
「……好き、だよ」
「私もです」
肩から寝衣がずれていく。脱がすのはうまくなっていくのに、なんで誘うのは自然にならないのか。寒さに少し震えてから、ティニエは少し笑ってフィルガットの胸にほおずりをした。
そういえば持っていた瓶はどうしたんだろう。一瞬考えたが、追求するのはやめた。
まぁ、そんなことはどうでも良いのだ。今この瞬間の幸福を満喫したいんだから。
「んっ」
その感覚はいつもなれない。
「……全部入ったね」
幸せそうな彼の顔が上にある。平凡な顔立ちで、優しそうな表情はいつもと変わらないのに、こういうときの彼はいつも以上にどきどきする顔をしている。
色気ってやつだろうか。
「……」
恥ずかしくて視線をそらすと、耳に彼が口づける。そのまま耳を優しく噛まれて、足を震わせると、「中が締まって良い感じ……」と、とろけるような声で言われる。
そんな恥ずかしい言葉が言えるなら誘うのももっとどうにかならないのか。
彼の手はティニエの現実逃避を無視して全身に触れる。
脇腹をさすり、つながったところを触られる。背筋がぞわぞわを通り越して涙が浮かんでくる。
「……そ、そろそろ」
「動いて欲しい?それとも恥ずかしい?気持ちよすぎる?」
「……ぐ」
うめき声を上げつつ、ティニエは腰を自分から動かしてしまった。
中をこする感覚の中途半端な感じは逆に無性に怒りがわいてくるし、横目で見ればフィルガットがにやにやしているのもむかつく。
――ひどい。
「泣かないでよ」
泣かせてるのはどいつだ、と思うけれど、やっと満足な反応を得られたらしいフィルガットは倒していた体を少し起こして、ティニエの足をつかんだことに安心する。
そして、律動が始まる。
はじめはゆっくり、カタチを感じるように。
だんだん早く、勢いに飲まれていく。
「ひぁッ、あッ、ふぃ、フィル、ふぃるッ」
「……」
このときの顔はすごく好きだ。彼は優しくない顔をしている。眉間にしわが寄っているし、唇は噛まれている。でも、視線が良い。
平凡な緑の目が、いつもどこかボンヤリしている視線が自分を、ティニエをじっとみるのだ。
射貫かれてる感じ。とでも言おうか。求められてる感じ、というか。
「少し余裕あるの」
ティニエの右足を放したフィルガットはつかんだままの左足を胴につきそうなほど押した。
「だ、だめっ、そこっ」
「ここが好きだよね」
突かれる位置が変わる。何度も少しずらしたりしつつも執拗にそこを攻められてティニエは考えることも出来なくなった。幾度も上り詰め、駆け抜けては、再び押し上げられる。
「あっ、っ、うっ、いっちゃっああぁッ!」
「ほんと、よく締まる、ッ」
「んッ、ま、まだイって、る、のっあっ」
フィルガットの声にも焦りが見え、一段と激しく突かれる。そして、
「……は」
「ひゃッ、っ」
フィルガットが左足から手を放し、ティニエに倒れ込む。
敏感になった胸にフィルガットの胸板が触れ、ティニエはもう一度「ひゃぅッ」と啼いてから、彼の抱擁を受け入れた。
じんわりと暖かいものが中に広がる。
また背筋がむずむずする。
「ティニエ……」
「フィル」
少し体を起こした彼はティニエの唇に己のそれを重ねる。
「好き、愛してる」重なったままの唇から言葉が紡がれ、ティニエは続いて進入してきた舌に翻弄される。
口づけを躱す音だけが部屋に響き、入ったままのフィルガットのソレが再び堅くなってきた、そのときだった。
「――ままー!」
「ぱぱぁ」
「ディラス様、レフィリシア様!だめです、だめですってば!!」
ティニエとフィルガットは動きを止めた。
「……」
「……」
交わる視線が先ほどの熱を帯びた感じではなく、「しまった」という冷静になったものに変わる。
二、三度何やら小さくドアをたたくような音がし、がさごそと這いずるような音と「やだー」だの「どこー」とか子供の声がする。そして、「ああそんなところに入り込んでしまってはだめです!」という声も。
「今日は、よく寝たっていう話、だった気がする」
「早く寝すぎたのかしら……」
フィルガットは落ち着いてしまった自分に気づき、体を離した。ティニエはもったいない気持ちでそれが去るのを感じていた。
――最近1歳になった双子の我が子たちは絶対父であるフィルガット似だと思う。
間の悪さとか、特に。
「……ちょっと顔を出したいけど、風呂入らなきゃだよねぇ」
「……そうですわね」
扉の向こう(フィルガットの部屋の方だ)のごたごたは乳母の悲鳴が続き、何やら騒がしいのはなかなか終わりそうにない。
そもそも子供部屋にも鍵があるし、フィルガットの部屋にも鍵がかかっているはずなのに。同じ階とはいえ、アクティブ過ぎはしないか。まぁ、父親であるフィルガットの子供時代の(最近もたまにあるが)話を聞く限りそういう常識からは何か飛び抜けてしまう才能を持っているに違いない。
隣の部屋の騒動をドア越しに聞きながら、ベッドに座り込んだまま、二人ははだけた寝衣のままボンヤリと視線を合わせた。
「……は、はは」
「……ふふ」
ごまかすように笑ったフィルガットにティニエは肩をすくめる。
(この人と一緒だったらそれで幸せ)
だから、まぁ。いっか。と
フィルガットが満足のいく再戦を企んだ次の日、ティニエは医師に懐妊を伝えられた。
うれしそうに語る妻に喜びを伝えた後、フィルガットは床に落ちていた瓶を回収し、自室の棚にしまい直した。
ティニエには酒といったが、実際はこっそり知り合いの薬師から入手していた媚薬入りの瓶である。
(効果は抜群という話だけど)
流石に妊婦にそれは使えまい。
既に妊娠済みだったのなると使わずにすんでよかったとも思ったけれど、いやしかし。
その晩はこっそり夜中に痛飲して、次の日ティニエに怒られた。
「あれれ、賭けは俺の負けかぁ」
ティニエはベッドの上で届いた手紙を見ながら、笑う。
手紙にまで焦りが伝わってくる。どうしてこうなったんだろうという、喜びと恥ずかしさとぐちゃぐちゃに違いない。全く彼女も往生際が悪い。
出会ってからずっとオルカにあこがれの視線をおくっていたのだ。ずっと否定していたが、ティニエはわかった。――自分がフィルガットに抱くのとは違うけれど、それはどう見ても恋心だったから。
こうなると思っていた。いや、こうなって欲しいと思っていた。
「――何故フィルは二人がうまくいかないと想ったのです?」
ティニエは「よっこらしょ」とベッドの隣に入り込んだ夫に尋ねる。
ここに関しては二人の意見が食い違っていたのだ。
「だって大人と子供だったからさ」
「まぁ、出会った当初はそうですけれど」
「オルカはあんなんだし、こう、物理的な感じの後押しがないとくっつくことはないと思ったんだよ」
「物理的な後押し、まぁ、必要そうですけれども」
ネランジアのこの前の手紙で「そろそろ本格的に媚薬の開発に挑戦したいと想います」等という怪しい文字列があったことを思い出すも、ティニエは考えるのをやめておくことにする。
いやいや、まさか、流石のネランジアもそんな強硬には出ないだろう。だからこそのネランジアなのだし。
ともかく、一応にも用意しておいたお節介作戦は使われることなく次の機会に持ち越しらしい。
――既に被害者、もとい被験体は考えてあるけれど。
「で、あの、ティニエ……お酒飲まない?!」
フィルガットはどこからかそっと小さな瓶を出した。
薄い紫の液体が高級な透明なガラスをすかしてゆらゆらしている。
瓶から直接飲ませるつもりか、と思ったがティニエはそこには突っ込まず、
「……魂胆が透けています。透けすぎなので、いっそ率直に言って欲しいです」といった。
「う、うん、ええとその……」
フィルガットは顔を赤らめてもじもじと手に持った瓶を握りしめる。
言え、言ってしまえ!というか、言われたい!!
ティニエも息を潜めながら一挙一動を見守る。
フィルガットの唇が開いては閉じ、開いては―――
「?!」
不意に姿勢が崩れ、ティニエはフィルガットの胸に顔を押しつける形になった。背中にフィルガットの手が伸びていたらしい。
「……好き、だよ」
「私もです」
肩から寝衣がずれていく。脱がすのはうまくなっていくのに、なんで誘うのは自然にならないのか。寒さに少し震えてから、ティニエは少し笑ってフィルガットの胸にほおずりをした。
そういえば持っていた瓶はどうしたんだろう。一瞬考えたが、追求するのはやめた。
まぁ、そんなことはどうでも良いのだ。今この瞬間の幸福を満喫したいんだから。
「んっ」
その感覚はいつもなれない。
「……全部入ったね」
幸せそうな彼の顔が上にある。平凡な顔立ちで、優しそうな表情はいつもと変わらないのに、こういうときの彼はいつも以上にどきどきする顔をしている。
色気ってやつだろうか。
「……」
恥ずかしくて視線をそらすと、耳に彼が口づける。そのまま耳を優しく噛まれて、足を震わせると、「中が締まって良い感じ……」と、とろけるような声で言われる。
そんな恥ずかしい言葉が言えるなら誘うのももっとどうにかならないのか。
彼の手はティニエの現実逃避を無視して全身に触れる。
脇腹をさすり、つながったところを触られる。背筋がぞわぞわを通り越して涙が浮かんでくる。
「……そ、そろそろ」
「動いて欲しい?それとも恥ずかしい?気持ちよすぎる?」
「……ぐ」
うめき声を上げつつ、ティニエは腰を自分から動かしてしまった。
中をこする感覚の中途半端な感じは逆に無性に怒りがわいてくるし、横目で見ればフィルガットがにやにやしているのもむかつく。
――ひどい。
「泣かないでよ」
泣かせてるのはどいつだ、と思うけれど、やっと満足な反応を得られたらしいフィルガットは倒していた体を少し起こして、ティニエの足をつかんだことに安心する。
そして、律動が始まる。
はじめはゆっくり、カタチを感じるように。
だんだん早く、勢いに飲まれていく。
「ひぁッ、あッ、ふぃ、フィル、ふぃるッ」
「……」
このときの顔はすごく好きだ。彼は優しくない顔をしている。眉間にしわが寄っているし、唇は噛まれている。でも、視線が良い。
平凡な緑の目が、いつもどこかボンヤリしている視線が自分を、ティニエをじっとみるのだ。
射貫かれてる感じ。とでも言おうか。求められてる感じ、というか。
「少し余裕あるの」
ティニエの右足を放したフィルガットはつかんだままの左足を胴につきそうなほど押した。
「だ、だめっ、そこっ」
「ここが好きだよね」
突かれる位置が変わる。何度も少しずらしたりしつつも執拗にそこを攻められてティニエは考えることも出来なくなった。幾度も上り詰め、駆け抜けては、再び押し上げられる。
「あっ、っ、うっ、いっちゃっああぁッ!」
「ほんと、よく締まる、ッ」
「んッ、ま、まだイって、る、のっあっ」
フィルガットの声にも焦りが見え、一段と激しく突かれる。そして、
「……は」
「ひゃッ、っ」
フィルガットが左足から手を放し、ティニエに倒れ込む。
敏感になった胸にフィルガットの胸板が触れ、ティニエはもう一度「ひゃぅッ」と啼いてから、彼の抱擁を受け入れた。
じんわりと暖かいものが中に広がる。
また背筋がむずむずする。
「ティニエ……」
「フィル」
少し体を起こした彼はティニエの唇に己のそれを重ねる。
「好き、愛してる」重なったままの唇から言葉が紡がれ、ティニエは続いて進入してきた舌に翻弄される。
口づけを躱す音だけが部屋に響き、入ったままのフィルガットのソレが再び堅くなってきた、そのときだった。
「――ままー!」
「ぱぱぁ」
「ディラス様、レフィリシア様!だめです、だめですってば!!」
ティニエとフィルガットは動きを止めた。
「……」
「……」
交わる視線が先ほどの熱を帯びた感じではなく、「しまった」という冷静になったものに変わる。
二、三度何やら小さくドアをたたくような音がし、がさごそと這いずるような音と「やだー」だの「どこー」とか子供の声がする。そして、「ああそんなところに入り込んでしまってはだめです!」という声も。
「今日は、よく寝たっていう話、だった気がする」
「早く寝すぎたのかしら……」
フィルガットは落ち着いてしまった自分に気づき、体を離した。ティニエはもったいない気持ちでそれが去るのを感じていた。
――最近1歳になった双子の我が子たちは絶対父であるフィルガット似だと思う。
間の悪さとか、特に。
「……ちょっと顔を出したいけど、風呂入らなきゃだよねぇ」
「……そうですわね」
扉の向こう(フィルガットの部屋の方だ)のごたごたは乳母の悲鳴が続き、何やら騒がしいのはなかなか終わりそうにない。
そもそも子供部屋にも鍵があるし、フィルガットの部屋にも鍵がかかっているはずなのに。同じ階とはいえ、アクティブ過ぎはしないか。まぁ、父親であるフィルガットの子供時代の(最近もたまにあるが)話を聞く限りそういう常識からは何か飛び抜けてしまう才能を持っているに違いない。
隣の部屋の騒動をドア越しに聞きながら、ベッドに座り込んだまま、二人ははだけた寝衣のままボンヤリと視線を合わせた。
「……は、はは」
「……ふふ」
ごまかすように笑ったフィルガットにティニエは肩をすくめる。
(この人と一緒だったらそれで幸せ)
だから、まぁ。いっか。と
フィルガットが満足のいく再戦を企んだ次の日、ティニエは医師に懐妊を伝えられた。
うれしそうに語る妻に喜びを伝えた後、フィルガットは床に落ちていた瓶を回収し、自室の棚にしまい直した。
ティニエには酒といったが、実際はこっそり知り合いの薬師から入手していた媚薬入りの瓶である。
(効果は抜群という話だけど)
流石に妊婦にそれは使えまい。
既に妊娠済みだったのなると使わずにすんでよかったとも思ったけれど、いやしかし。
その晩はこっそり夜中に痛飲して、次の日ティニエに怒られた。
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