上 下
34 / 89
第2章 雲隠れの里

アゲハのたくらみ

しおりを挟む



 しばらくして、カンタロウとアゲハは川の水くみが終わり、桶を持って、家に戻っていた。



「カンタロウ君! はやくっ! はやくっ!」



 アゲハは何も持たず、カンタロウを先へ先へと促している。

 緑の草を吹き渡る風が、アゲハの金髪をそよがせる。

 小さな兎が飛び跳ねるように、元気よく進む。

 遊び姿を見ていたカンタロウは、嫌みの一つでも言おうかと思った。


「一つぐらい持ったらどうだ? タダ飯食べて行くつもりか?」


 二つの桶を持ったカンタロウは、不満そうにアゲハに言った。

「私はいいの。か弱い女の子だもん」

「自分で言うのか? それを?」

 ぶつぶつアゲハに、文句を言うカンタロウ。

 アゲハはさりげなく、カンタロウの後ろに回ると、その背中を押し始めた。

 両手に固い背筋が当たる。熱い汗で湿った感触が、手から伝わってくる。

 アゲハは背中を押しつつ、


「ほらほら、がんばれっ、がんばれっ」

「おっ、おい。押すなって……あっ」


 カンタロウの足が止まった。



「ん? どうしたの? あっ」



 アゲハの前に、スズが腕を組み、立っていた。




「アゲハさんでしたね? すみませんが、二人きりで話があります」




「スズ姉……」

 カンタロウは、スズがアゲハにまた戦いを挑むつもりなのかと思い、不安気な表情になった。

 カンタロウにスズは、落ち着き、安らいだ顔を見せ、


「カンタロウ。早くお水を家へ。安心してください。ちょっと、彼女に聞きたいことがあるだけです」


 カンタロウが後ろにいる、アゲハに視線をむける。

 アゲハはうなずいた。

「……わかったよ」

 納得したのか、カンタロウはその場から去っていく。桶のきしむ音が、遠くなり、そして消えた。

 カンタロウが遠くへ行ったことを確認し、アゲハは挑発的に、片手を腰にやり、

「でっ、何?」



「私の魔剣をかわした魔法。あれは、荊棘魔法ですか?」



「うん。そうだよ」



「やはり。二系統神魔法ですか。それはたぶん、幻神の力」



「……さすがだね。当たり。それで、あなたの攻撃をかわしたの」



 荊棘魔法、またの名を二系統神魔法ともいう。


 普通、赤眼化し、神の力を使う場合は、一系統神魔法しか使えない。

 一人の赤眼化所持者に、一つの神の力しか発現できない。

 一系統神魔法は、土神、火神、風神、重神、雷神など、自然エネルギーが主に使用される。


 二系統神魔法とは、アゲハが発現した幻神など、自然エネルギーとは違った別のエネルギーが使用される。

 使用できる者は少なく、世界にたった数十人しか確認されていない。

 難関な魔法なため、荊棘魔法と呼ばれるようになった。



 ――この若さで、二つもの神の力を。この子、ただ者ではない。



 スズは戦ってみて、アゲハが普通のハンターではないことに気づいた。

「私とカンタロウ君の仲を認めてくれるの?」

「いえ、それは別問題ですが……アゲハさん」

「はい?」



「カンタロウを、守ってあげてください。――よろしくお願いします」



 スズはアゲハにむかって、深々と頭を下げた。

「えっ、あっ、ちょ、いやいや。それはお互い様っていうか」

 スズの予想外の行動に、アゲハは慌てて言い方を直した。

「あの子は母親のためなら、必ず無理をします。ヒナゲシ様の両目をなくしてしまった原因が、自分であるという、負い目もある。だから、無理をさせないでください。もし危険なことをしようとするのなら、あの子を止めてください。お願いします」

「でもそれじゃ、今でも十分危険なことを……」

「やはり、報奨金額の高い、ハンターの仕事をしているのですね?」

 スズの問いに、アゲハは意味がわからず、きょとんとする。



 ――えっ? もしかして、スズとヒナゲシ、カンタロウ君が何をしているのか知らないの?



 カンタロウは、スズとヒナゲシに心配させまいと、ハンターの内容を詳しく教えていなかった。


 アゲハはそれに、今気がついた。

 カンタロウが家に帰り、ヒナゲシ達に旅の話をあまりしないことも思い出した。

「あえてカンタロウが、何をしているか聞きません。あなたとカンタロウの関係もあるでしょう。それに私とヒナゲシ様が反対した所で、あの子はやめないでしょうしね。だから、私の方から――あの子をお願いします」

 もう一度頭を下げるスズ。


「……うん。わかった。やってみるよ」


 アゲハはとりあえず、そう答えることにした。

「ありがとう、アゲハさん」

 スズは自然と、口元を緩ませた。それはまぎれもなく、家族を思う一人の女性だった。

「あっ、そうだ」

「はい?」



「一つ聞きたいんだけど。カンタロウ君も荊棘魔法使えるの?」



 カンタロウは、神脈結界を切ることができる。

 カインの起こした事件を、それで切り抜けることができた。

 町の人を、それで救うことができたのだ。


 アゲハはその能力が気になり、スズ達が知っているかどうか確認してみることにした。

「いえ? 見たことありません。あの子の神文字の能力は、風神の力だけのはずですが?」

 スズはカンタロウの一系統神魔法を知っているものだと解釈し、アゲハに能力を言ってしまった。

 カンタロウのもう一つの魔法のことは知らないようだ。

「そっか。うん、わかった」

「どうかしましたか?」

「ううん。ちょっと気になったから。じゃ、帰ろう」

 アゲハはスズに背を見せると、さっさと家に帰って行く。

「ふふっ、そうですね」

 スズは何も知らず、アゲハの後ろをついて行く。




 ――くくっ、都合のいいこと聞いちゃった。




 アゲハは歪んだ表情を抑えることで、精一杯だった。


 カンタロウの家では、ランマルがヒナゲシから食事をごちそうになっていた。

 白い飯に、野菜の漬け物など、質素なものだ。

 ランマルは、すぐにたいらげてしまった。

「いやぁ。ごちそうさまでした。ありがとうございます。ヒナゲシさん」

 ランマルは丁寧に箸を置き、手を合わせた。

「どういたしまして」

「さて、それでは、私はグランデルに帰るとします」


 グランデルとは、剣帝国首都のことだ。

 剣帝国王ベルドランが支配し、立派なお城もある。

 剣や盾、鎧など、武器防具を作る職人が多いことで有名だ。


「そうですか。それではカンタロウ、用意は完了しましたか?」

 スズがカンタロウを呼ぶ。

 奥から旅の支度が整った、カンタロウとアゲハがでてきて、



「ああっ、旅の準備はできた。お金も持ったよ」

「私も完了」



 スズは納得いった顔つきをし、




「そうですか。むこうに行ったら、食事代と宿泊代をおごってもらうのですよ」




 カンタロウとアゲハはうなずき、

「わかった」

「了解!」

 三人で話がどんどん進んでいったが、ランマルは訳が分からず戸惑った。

「うん? どういうことだ?」



「どうもこうもありませんよ。さっきの食事代です。この子達をグランデルに連れていき、食事と寝床のお代をだしなさい」



「……はっ?」


 スズの断定的な言い方に、ランマルは目をパチクリさせた。

 頭の神経が繋がり、すべてを理解した。


 二人がグランデルに着く頃には、もう夕方だ。

 ランマルにお金をだしてもらい、一泊して帰ってきなさいということなのだ。


「ちょっと待て! これは、なんていうか、その、気持ちだろ?」




「いいえ。あなた、もしかして、この世にタダなんてものが、存在すると思っているんですか? 世の中――お金こそがすべてです」




 スズはランマルに真顔で言い切った。

「いやいやいやいや。ヒナゲシさんっ!」

「ごめんなさい。スズがどうしてもって言うから。カンタロウさんとアゲハちゃんに、いっぱいおいしいもの、食べさせてあげてね」

 ヒナゲシは息子のためなら、やむおえないといった態度だ。

 ランマルの味方にはなってくれない。

「ええぇ! おっ、お前! 俺が安月給なの知ってるだろ?」

「大丈夫です。白陽騎士団現団長。独身貴族。お金に不自由はないはず」

 まるでランマルのことを知り尽くしているかのように、スズはきっぱりと断定する。



「すまない、ランマル」

「ゴッチでぇす!」



 カンタロウは頭を下げ、アゲハは片手を額に当て敬礼した。

 二人とも遠慮なしに、おごられる気である。


 ――やっ、やられた。どうりで、いつもより優しいと思った。


 ランマルは、いつもぶっきらぼうなスズが、今日に限ってやけにニコニコしていたことを思い返した。

「くっ、ヒナゲシさんの頼みなら、まあ仕方がない……だがスズ! お前には借りを返してもらう!」

 ランマルは覚悟を決め、スズとむき合った。

「私に? 何を?」



「俺と結婚しろっ!」



 ランマルはビシッと、親指を自分にむけた。冗談ではなく、本気のようだ。



「嫌です」



 スズは即、拒否した。

「なら、俺の彼女になれっ!」

「有り得ません」

「それなら、俺と付き合えっ!」

「ないですね」

「こうなったら最後の手段だ! 俺のモノになれっ!」

「殺しますよ?」

「そっ、そっ、それなら……一日デートしてください……」

「……わかりました。それぐらいなら」

 その一言で、ランマルのテンションが上がり切った。有頂天になり、ガッツポーズしている。

「よしっ! 絶対、女らしい格好してこいよ! 男みたいな格好するなよ!」


 スズの格好は、常に男物の和装。

 腰には刀を絶対に身につけている。

 ヒナゲシのように、女物の着物をあまり着ていない。


「えっ、どうしてですか?」

「どうしてもだっ!」

「わっ、わかりましたよ……」

 ランマルの張りのある声に、さすがのスズも少しひるんだ。

「よっしゃ! 俺についてこい! お前達!」

 ランマルは颯爽と、家から外に飛びだす。

「わかった。ランマル」

「ランマル兄ちゃん、かっこいい!」

 カンタロウとアゲハは、それに乗った。


「二人とも、調子に乗らないでください」


 スズは恥ずかしさからか、頬が真っ赤になる。

「あらあら。大家族ができるわね」

 ヒナゲシは楽しそうに、皆の会話を聞いていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

大好きな母と縁を切りました。

むう子
ファンタジー
7歳までは家族円満愛情たっぷりの幸せな家庭で育ったナーシャ。 領地争いで父が戦死。 それを聞いたお母様は寝込み支えてくれたカルノス・シャンドラに親子共々心を開き再婚。 けれど妹が生まれて義父からの虐待を受けることに。 毎日母を想い部屋に閉じこもるナーシャに2年後の政略結婚が決定した。 けれどこの婚約はとても酷いものだった。 そんな時、ナーシャの生まれる前に亡くなった父方のおばあさまと契約していた精霊と出会う。 そこで今までずっと近くに居てくれたメイドの裏切りを知り……

幼馴染み達が寝取られたが,別にどうでもいい。

みっちゃん
ファンタジー
私達は勇者様と結婚するわ! そう言われたのが1年後に再会した幼馴染みと義姉と義妹だった。 「.....そうか,じゃあ婚約破棄は俺から両親達にいってくるよ。」 そう言って俺は彼女達と別れた。 しかし彼女達は知らない自分達が魅了にかかっていることを、主人公がそれに気づいていることも,そして,最初っから主人公は自分達をあまり好いていないことも。

婚約者が実は私を嫌っていたので、全て忘れる事にしました

Kouei
恋愛
私セイシェル・メルハーフェンは、 あこがれていたルパート・プレトリア伯爵令息と婚約できて幸せだった。 ルパート様も私に歩み寄ろうとして下さっている。 けれど私は聞いてしまった。ルパート様の本音を。 『我慢するしかない』 『彼女といると疲れる』 私はルパート様に嫌われていたの? 本当は厭わしく思っていたの? だから私は決めました。 あなたを忘れようと… ※この作品は、他投稿サイトにも公開しています。

1番じゃない方が幸せですから

cyaru
ファンタジー
何時だって誰かの一番にはなれないルビーはしがない子爵令嬢。 家で両親が可愛がるのは妹のアジメスト。稀有な癒しの力を持つアジメストを両親は可愛がるが自覚は無い様で「姉妹を差別したことや差をつけた事はない」と言い張る。 しかし学問所に行きたいと言ったルビーは行かせてもらえなかったが、アジメストが行きたいと言えば両親は借金をして遠い学問所に寮生としてアジメストを通わせる。 婚約者だって遠い町まで行ってアジメストには伯爵子息との婚約を結んだが、ルビーには「平民なら数が多いから石でも投げて当たった人と結婚すればいい」という始末。 何かあれば「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われ続けてきたルビーは決めた。 「私、王都に出て働く。家族を捨てるわ」 王都に行くために資金をコツコツと貯めるルビー。 ある日、領主であるコハマ侯爵がやってきた。 コハマ侯爵家の養女となって、ルワード公爵家のエクセに娘の代わりに嫁いでほしいというのだ。 断るも何もない。ルビーの両親は「小姑になるルビーがいたらアジメストが結婚をしても障害になる」と快諾してしまった。 王都に向かい、コハマ侯爵家の養女となったルビー。 ルワード家のエクセに嫁いだのだが、初夜に禁句が飛び出した。 「僕には愛する人がいる。君を愛する事はないが書面上の妻であることは認める。邪魔にならない範囲で息を潜めて自由にしてくれていい」 公爵夫人になりたかったわけじゃない。 ただ夫なら妻を1番に考えてくれるんじゃないかと思っただけ。 ルビーは邪魔にならない範囲で自由に過ごす事にした。 10月4日から3日間、続編投稿します 伴ってカテゴリーがファンタジー、短編が長編に変更になります。 ★↑例の如く恐ろしく省略してますがコメディのようなものです。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります

すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
 《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。  なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!  冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。  ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。  そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。

愛されない皇妃~最強の母になります!~

椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』 やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。 夫も子どもも――そして、皇妃の地位。 最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。 けれど、そこからが問題だ。 皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。 そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど…… 皇帝一家を倒した大魔女。 大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!? ※表紙は作成者様からお借りしてます。 ※他サイト様に掲載しております。

【完結】私だけが知らない

綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

【完結】側妃は愛されるのをやめました

なか
恋愛
「君ではなく、彼女を正妃とする」  私は、貴方のためにこの国へと貢献してきた自負がある。  なのに……彼は。 「だが僕は、ラテシアを見捨てはしない。これから君には側妃になってもらうよ」  私のため。  そんな建前で……側妃へと下げる宣言をするのだ。    このような侮辱、恥を受けてなお……正妃を求めて抗議するか?  否。  そのような恥を晒す気は無い。 「承知いたしました。セリム陛下……私は側妃を受け入れます」  側妃を受けいれた私は、呼吸を挟まずに言葉を続ける。  今しがた決めた、たった一つの決意を込めて。 「ですが陛下。私はもう貴方を支える気はありません」  これから私は、『捨てられた妃』という汚名でなく、彼を『捨てた妃』となるために。  華々しく、私の人生を謳歌しよう。  全ては、廃妃となるために。    ◇◇◇  設定はゆるめです。  読んでくださると嬉しいです!

処理中です...