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第三章 階級昇格編
69話『憎悪の果て』
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古城の玄関で繰り広げられる戦い。
雷霆の具現であるヴァジュラと、魔剣ダインスレイフ。
神の時代の遺物が、悪魔の断片を取り込んだ魔人に振るわれる。
死線を潜り抜けた魔術師二人に、ガルマは苦戦するどころか互角に立ち回っていた。
魔人になったことで強化された五感が、前後から畳みかけられる攻撃に反応させているのだ。
「っははははは!! どうしたどうした? エリュシオンの主力の実力はそんなもんだったのか!?」
「言ってろ……!!」
アウラの刺突を受け流し、背から伸びる鬼神の腕が彼の身体を殴り飛ばす。
だが、当のアウラも易々と攻撃を受ける筈もなく、壁に張り付く形で体勢を立て直す。
先程は容易く腕を切り落とすことが出来ていたが、あれは不意打ちだったから可能だったということを身に染みて理解させる。
ガルマの動きは図体以上に速く、身体を魔術で強化した二人と渡り合う域に至っている。
特に、速度であれば現状のエリュシオンの冒険者の中でも頂点に立つアウラの動きにも対応しているのだ。
(雷霆を使いたいけど、出力を誤れば城が崩れかねない。このままカレンと二人で畳みかけるしか……)
「────何休んでんだ、オイ。んな暇あるかよ」
「────ッ!!」
瞬間移動したかのように、ガルマがすぐ前まで迫っていた。
再び姿を周囲の空間と同化させ、アウラの前で現出する。
既に異形の腕を振りかぶり、完璧に彼を捉えていた。
すかさず壁を蹴ってその場から離脱し、ガルマの一撃を回避する。
アウラとカレンが手こずっているのは、何よりも魔人となったガルマの「異能」にあった。
「異能で姿を消して死角から一撃を叩き込む……単純だけど厄介なことこの上ないな」
「チっ……今のは完全に仕留めたと思ったんだが、まぁ良い。不思議と俺の方も、今日は身体の調子が良いんだ、二人まとめて相手することぐらいワケねぇぜ」
「────へぇ、なら、どうして私の気配に気づかないの?」
落ち着いた声色で、ガルマの背後に迫る真紅の双眸。
眼前に立つ獲物を捕らえるために、一切の感情を排除したような、狩人の眼。
ぶつけられた殺意に、ガルマは額に汗を滲ませて再び姿を周囲と同化させる。
胴体を横から一閃するように振るわれた魔剣は、虚しくも空を切った。
(詠唱不要の不可視の異能……いや、コイツが取り込んだ悪魔の権能ね)
「くくく……あと一歩だったな? 「羅刹」の魔術師さんよォ。接近戦ならギルドでも随一って触れ込みだが、案外そうでもねぇじゃねぇか」
「何言ってんの、権能に頼らないと回避できない時点で、アンタの底は知れてるのだけど。アウラなら、あれぐらいの殺気ならすぐに感じ取れるわよ」
「……俺が、あのガキに劣ってるだと?」
「えぇ、そう言ったんだけど、伝わらなかった? アンタが徒党を組んでふんぞり返ってる間、アイツはひたすら研鑽を重ねてたのよ。結果、アウラは街の冒険者……ひいてはグランドマスターにも認められた。アンタには到底追いつけない域に、アイツはもう至っているのよ」
「テメェ……ッッ!!」
「それと、一つ言っておくけど────私、アンタみたいなクズには毛ほども興味ないから」
逆上したガルマは、標的をカレンに定める。
己が執着していた者に、一言で切り捨てられる衝撃を耐えきれるほど、彼の器は丈夫ではなかった。
ガルマの空っぽの自尊心を満たしていたのは、徒党を組むことによる虚栄。そして、己をカレンと対等だと思い込むプライドだった。
それを全て否定されたガルマが取る行動はただ一つ。
否定した相手を殺し、己が上に立つ者だと証明することだけ。
「この、クソガキが……!!」
一直線に、カレンとの距離を詰めていく。
たったの数歩。超人的な脚力で、自ら狩人の間合いに入っていく。
敵意を剥き出しにし、悪鬼の腕を振りかぶる。
赤黒い腕は再び彼女の身体を捉え、叩き潰さんと振り下ろされる。
巨人の槌に等しい一撃。
相対する少女に恐怖している様子はない。
寧ろ、携えた魔剣を握る手に、少しだけ力を入れた。
「我が身を食らいて咆哮せよ────ダインスレイヴ」
低姿勢を取り、血を求める魔剣の名を紡ぐ。
刹那、彼女の右目の下に赤い痣が浮かび上がり、その瞳に覇気が宿った。
この瞬間、カレンは眼前の魔人を屠るために全神経を注ぎ込む。
「……私の友人を、何も知らないアンタが貶すことは、私が許さない」
冷静に告げる。
ガルマが振り下ろす鬼神の拳よりも、カレンが魔剣を振り切る速度の方が速かった。
紫色の髪が靡き、重力に従ってゆっくりと落ちていく。
彼女の姿は、ガルマの背後。────左肩から右腰にかけ、魔人の身体に袈裟斬りが見舞われていた。
何も言わず、カレンは剣を振り、ビシャリと音を立てて血を払う。
紛うことなき一撃。
悪鬼の力を取り込んだ男は、羅刹の一閃のもと切り伏せられた。
「……ふぅ、終わったわよ、アウラ」
「お、おぅ……そうだな」
「何よ、締まらないわね」
「いや、なんというか。珍しくカレンが本気で怒ってるように見えて」
「怒ってる……そうね、確かに少しキレてたかも。何も知らないヤツに、必死に足掻くアンタのことをとやかく言われたくなかったから」
僅かに表情を綻ばせて、カレンは答えた。
それに釣られるように、アウラも頬を緩める。
事は終わった。
残るは、盗賊たちをどう引き渡すかを考えるのみだったが────、
「っ……まだだ……まだ終わってねぇ……っ!!」
途切れ途切れに、喉から絞り出すような声が響く。
斜めに刻まれた傷から血を流す、膝立ちの状態のガルマだった。
悪鬼の腕は健在だが、その身体の傷が言える気配はない。
「無理よ。ダインスレイヴで付けられた傷が癒えることはないし、アンタの再生力だって阻害するわ」
淡々と、カレンは語る。
魔剣の呪いは、着実に瀕死の身体を蝕んでいく。
「テメェらのせいで俺の人生は全て狂ったんだ。俺の思い通りになってりゃ、こんなことには……ッ!!」
この期に及んでも、ガルマは責任を他者に擦り付ける。
己が一番でないと納得しない、そんな思考回路を改めることなく、醜くも生にしがみ付く。
顔を上げた死に欠けの魔人は、積み上げられた不平不満をぶちまけるように、
「その四肢を引き千切られ、泣き叫んで死にやがれ……ッッ!!」
空間に木霊するガルマの叫び。
自分の未熟さを言葉にしながら、自分を満たすために、二人の命を摘み取ろうとする。
殺すのは自分。上に立つのは自分だと思いながら、悪魔に魂を売った男は──正真正銘の悪鬼と化す。
身体から瘴気が立ち上がり、その肌が変色していく。
人間の肌色から、痛々しい赤褐色へ。
ガルマの生への執着、そして殺意に応えるように。彼の取り込んだ核は、宿主を内側から作り変える。
「これは……?」
声にならない叫びを上げながら変容していく様子を見て、アウラは違和感を覚えた。
それは、悪寒にも近しいものだった。
死に体だったガルマに起きた変化に対する驚きもあるが、何より、自分の中に宿る神の断片が、何かを訴えているような感覚だった。
(インドラの断片が、何か知ってるのか……?)
左手を自分の胸に当てる。
沸き上がる不気味さを抑え込み、ヴァジュラを強く握り締める。
ガルマが魔人であることには変わりない。
かつてエクレシアで交戦した司教──ヴォグほどの実力は無いものの、全てをかなぐり捨ててでも命を奪いに来る姿勢は警戒しておくに越したことはない。
みるみるうちに、ガルマの姿は変貌していく。
背中から生えていた異形の腕は通常の腕の下から伸び、筋肉質だった肉体はいくらかスマートな風体へと変成する。
赤黒い血の色の身体をした、魔人。
ガルマの面影は残しているものの、凡そ同じ人間には見えない。
「……俺は、こんなところじゃ終わらねぇ。たとえ死ぬことになろうが、テメェら二人を葬るまではな────ッ!!」
眼を血走らせ、咆哮する。
己のすべてをかなぐり捨ててでも、憎き敵の命を刈り取る。
正真正銘の羅刹と化したガルマは、その剥きだしの殺意を二人に向けたのだった。
雷霆の具現であるヴァジュラと、魔剣ダインスレイフ。
神の時代の遺物が、悪魔の断片を取り込んだ魔人に振るわれる。
死線を潜り抜けた魔術師二人に、ガルマは苦戦するどころか互角に立ち回っていた。
魔人になったことで強化された五感が、前後から畳みかけられる攻撃に反応させているのだ。
「っははははは!! どうしたどうした? エリュシオンの主力の実力はそんなもんだったのか!?」
「言ってろ……!!」
アウラの刺突を受け流し、背から伸びる鬼神の腕が彼の身体を殴り飛ばす。
だが、当のアウラも易々と攻撃を受ける筈もなく、壁に張り付く形で体勢を立て直す。
先程は容易く腕を切り落とすことが出来ていたが、あれは不意打ちだったから可能だったということを身に染みて理解させる。
ガルマの動きは図体以上に速く、身体を魔術で強化した二人と渡り合う域に至っている。
特に、速度であれば現状のエリュシオンの冒険者の中でも頂点に立つアウラの動きにも対応しているのだ。
(雷霆を使いたいけど、出力を誤れば城が崩れかねない。このままカレンと二人で畳みかけるしか……)
「────何休んでんだ、オイ。んな暇あるかよ」
「────ッ!!」
瞬間移動したかのように、ガルマがすぐ前まで迫っていた。
再び姿を周囲の空間と同化させ、アウラの前で現出する。
既に異形の腕を振りかぶり、完璧に彼を捉えていた。
すかさず壁を蹴ってその場から離脱し、ガルマの一撃を回避する。
アウラとカレンが手こずっているのは、何よりも魔人となったガルマの「異能」にあった。
「異能で姿を消して死角から一撃を叩き込む……単純だけど厄介なことこの上ないな」
「チっ……今のは完全に仕留めたと思ったんだが、まぁ良い。不思議と俺の方も、今日は身体の調子が良いんだ、二人まとめて相手することぐらいワケねぇぜ」
「────へぇ、なら、どうして私の気配に気づかないの?」
落ち着いた声色で、ガルマの背後に迫る真紅の双眸。
眼前に立つ獲物を捕らえるために、一切の感情を排除したような、狩人の眼。
ぶつけられた殺意に、ガルマは額に汗を滲ませて再び姿を周囲と同化させる。
胴体を横から一閃するように振るわれた魔剣は、虚しくも空を切った。
(詠唱不要の不可視の異能……いや、コイツが取り込んだ悪魔の権能ね)
「くくく……あと一歩だったな? 「羅刹」の魔術師さんよォ。接近戦ならギルドでも随一って触れ込みだが、案外そうでもねぇじゃねぇか」
「何言ってんの、権能に頼らないと回避できない時点で、アンタの底は知れてるのだけど。アウラなら、あれぐらいの殺気ならすぐに感じ取れるわよ」
「……俺が、あのガキに劣ってるだと?」
「えぇ、そう言ったんだけど、伝わらなかった? アンタが徒党を組んでふんぞり返ってる間、アイツはひたすら研鑽を重ねてたのよ。結果、アウラは街の冒険者……ひいてはグランドマスターにも認められた。アンタには到底追いつけない域に、アイツはもう至っているのよ」
「テメェ……ッッ!!」
「それと、一つ言っておくけど────私、アンタみたいなクズには毛ほども興味ないから」
逆上したガルマは、標的をカレンに定める。
己が執着していた者に、一言で切り捨てられる衝撃を耐えきれるほど、彼の器は丈夫ではなかった。
ガルマの空っぽの自尊心を満たしていたのは、徒党を組むことによる虚栄。そして、己をカレンと対等だと思い込むプライドだった。
それを全て否定されたガルマが取る行動はただ一つ。
否定した相手を殺し、己が上に立つ者だと証明することだけ。
「この、クソガキが……!!」
一直線に、カレンとの距離を詰めていく。
たったの数歩。超人的な脚力で、自ら狩人の間合いに入っていく。
敵意を剥き出しにし、悪鬼の腕を振りかぶる。
赤黒い腕は再び彼女の身体を捉え、叩き潰さんと振り下ろされる。
巨人の槌に等しい一撃。
相対する少女に恐怖している様子はない。
寧ろ、携えた魔剣を握る手に、少しだけ力を入れた。
「我が身を食らいて咆哮せよ────ダインスレイヴ」
低姿勢を取り、血を求める魔剣の名を紡ぐ。
刹那、彼女の右目の下に赤い痣が浮かび上がり、その瞳に覇気が宿った。
この瞬間、カレンは眼前の魔人を屠るために全神経を注ぎ込む。
「……私の友人を、何も知らないアンタが貶すことは、私が許さない」
冷静に告げる。
ガルマが振り下ろす鬼神の拳よりも、カレンが魔剣を振り切る速度の方が速かった。
紫色の髪が靡き、重力に従ってゆっくりと落ちていく。
彼女の姿は、ガルマの背後。────左肩から右腰にかけ、魔人の身体に袈裟斬りが見舞われていた。
何も言わず、カレンは剣を振り、ビシャリと音を立てて血を払う。
紛うことなき一撃。
悪鬼の力を取り込んだ男は、羅刹の一閃のもと切り伏せられた。
「……ふぅ、終わったわよ、アウラ」
「お、おぅ……そうだな」
「何よ、締まらないわね」
「いや、なんというか。珍しくカレンが本気で怒ってるように見えて」
「怒ってる……そうね、確かに少しキレてたかも。何も知らないヤツに、必死に足掻くアンタのことをとやかく言われたくなかったから」
僅かに表情を綻ばせて、カレンは答えた。
それに釣られるように、アウラも頬を緩める。
事は終わった。
残るは、盗賊たちをどう引き渡すかを考えるのみだったが────、
「っ……まだだ……まだ終わってねぇ……っ!!」
途切れ途切れに、喉から絞り出すような声が響く。
斜めに刻まれた傷から血を流す、膝立ちの状態のガルマだった。
悪鬼の腕は健在だが、その身体の傷が言える気配はない。
「無理よ。ダインスレイヴで付けられた傷が癒えることはないし、アンタの再生力だって阻害するわ」
淡々と、カレンは語る。
魔剣の呪いは、着実に瀕死の身体を蝕んでいく。
「テメェらのせいで俺の人生は全て狂ったんだ。俺の思い通りになってりゃ、こんなことには……ッ!!」
この期に及んでも、ガルマは責任を他者に擦り付ける。
己が一番でないと納得しない、そんな思考回路を改めることなく、醜くも生にしがみ付く。
顔を上げた死に欠けの魔人は、積み上げられた不平不満をぶちまけるように、
「その四肢を引き千切られ、泣き叫んで死にやがれ……ッッ!!」
空間に木霊するガルマの叫び。
自分の未熟さを言葉にしながら、自分を満たすために、二人の命を摘み取ろうとする。
殺すのは自分。上に立つのは自分だと思いながら、悪魔に魂を売った男は──正真正銘の悪鬼と化す。
身体から瘴気が立ち上がり、その肌が変色していく。
人間の肌色から、痛々しい赤褐色へ。
ガルマの生への執着、そして殺意に応えるように。彼の取り込んだ核は、宿主を内側から作り変える。
「これは……?」
声にならない叫びを上げながら変容していく様子を見て、アウラは違和感を覚えた。
それは、悪寒にも近しいものだった。
死に体だったガルマに起きた変化に対する驚きもあるが、何より、自分の中に宿る神の断片が、何かを訴えているような感覚だった。
(インドラの断片が、何か知ってるのか……?)
左手を自分の胸に当てる。
沸き上がる不気味さを抑え込み、ヴァジュラを強く握り締める。
ガルマが魔人であることには変わりない。
かつてエクレシアで交戦した司教──ヴォグほどの実力は無いものの、全てをかなぐり捨ててでも命を奪いに来る姿勢は警戒しておくに越したことはない。
みるみるうちに、ガルマの姿は変貌していく。
背中から生えていた異形の腕は通常の腕の下から伸び、筋肉質だった肉体はいくらかスマートな風体へと変成する。
赤黒い血の色の身体をした、魔人。
ガルマの面影は残しているものの、凡そ同じ人間には見えない。
「……俺は、こんなところじゃ終わらねぇ。たとえ死ぬことになろうが、テメェら二人を葬るまではな────ッ!!」
眼を血走らせ、咆哮する。
己のすべてをかなぐり捨ててでも、憎き敵の命を刈り取る。
正真正銘の羅刹と化したガルマは、その剥きだしの殺意を二人に向けたのだった。
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