4 / 4
第1章:魔族は滅びかけている
第4話:冒険者ギルド
しおりを挟む
待っていたのは初心者の街とは思えないほど豪華な街並みだった。
地球でいう中世のヨーロッパのような街並み。立ち並ぶ露天。そして武器や防具を売っているお店が大量にある。
街の中心に建っているのがどうやら冒険者ギルドらしい。「ギルド」と大きく書かれている。なぜか金色でだ。
すごい活気だな。鎧を着た冒険者だと思われる人やローブを着た魔法使いみたいな人たちがたくさんいる。しかもどの人も高価そうな服を着ているな。
あそこの大男は武器の店でとんでもなく大きな剣を買っている。値段は……金貨10枚?
どのくらいかよく分からないけど、きっと高いんだろうな。
入場料が銀貨4枚な訳だし。
ウィンディがいないと不安だ。1人で冒険者ギルドに入って行けるかな?
さっきから出入りしてる人たちはみんな凶暴そうだし、まるで雷神様だ。
「そんなに不安そうな顔をしないでください。私ならここにいますよ」
耳元で声がする。でも振り返っても誰もいない。
「水分に紛れています。なので目では見えないですよ」
なんだかウィンディはすごい精霊なんじゃないだろうか?
僕としてはありがたいけど、そんなすごい人を従者にしてるって言うのはちょっとなぁ。
まぁ1人じゃないんだ。ちゃんとゼウス様に言われた仕事をこなさないと。
にしてもこのメモにはなんて書いてあるんだ?
つ……たらと………ね?
だめだ。読めそうにない。でもここまで来たんだから冒険者として登録した方が早いんだろうな。
腹をくくってこの扉を開けることにしよう。
そうしないと本当に任務完遂に200年かかってしまう。
ギィー……木製の扉は変な音がする。
中に入って最初に見えたのはカウンター。
受付って書いてあるな。とにかくあそこに行かないと。
受付にはすごく綺麗なお姉さんがいた。まるでビィーナス様みたいだ。
でも猫みたいな耳がついている。それでも可愛いけどね。
「あ、あのー……」
「はい。いかがなさいましたか?」
「冒険者登録をしたいのですが……」
「わかりました。では簡単なテストを受けてもらいますが、よろしいですか?」
「はい。もちろんです」
そういってお姉さんは何かの契約書みたいな紙を取り出した。
「ではこちらに魔力を流し込んでください。人魔判定をいたします」
人魔判定?なんだそれは?
「なんですかそれは?」
「人間や獣人種、そしてエルフなどの人型の種族は「聖」の属性を持ってるのはご存知ですよね?」
「はい。一応」
エルフまでいるのか。見てみたいな。
「でもたまに力の強い魔族が人間に紛れていることがあるんですよ。所謂捨て身の攻撃ですね。そのため人魔判定を魔力の性質を元に行なっているんです」
「なんとなく理解しました。じゃあこの紙に手をおけばいいんですね?」
「はい。お願いいたします」
ん? まてよ? 僕は性質が「神」じゃなかったか?
これはまずいかもしれない。
「判定結果は……判定不能? どうしたんでしょう? でも「魔」の属性は出てませんもんね……」
「そしたら僕は合格ですか?」
「私では判断し兼ねますので、少々お待ちいただけますか?」
そう言ってお姉さんは受付裏の階段を登っていってしまった。
何か問題に巻き込まれたらどうしよう……
「ウィンディ。どうすればいいと思う?」
「きっと大丈夫です。ちなみに付喪神様の性質はなんですか?」
「「神」だよ」
「…………それは絶対に口に出してはいけません。人間には絶対に黙っていてください」
「え? それはどういう……」
ウィンディと小声で話してると階段から体格のいい大男が出てきた。
「俺はこのギルドのギルドマスターをしているアンクスという。貴様か。判定不能を叩き出したやつは」
「は、はい」
「名はなんという?」
名前か。そういえば僕は名前がないな。
付喪神って呼ばれてるけど、本名とかじゃないよね?
ここは適当に……
「つ、ツクモと言います」
「ツクモ? 聞かない名前だな。どこの出身だ?」
門番が言ってた村の名前はなんだったっけ……
「付喪神様。ルナルド村ですよ」
ウィンディが小声で教えてくれた。察してくれてありがとう。
「ルナルド村です」
「ほう。確かにあそこの村には変な名前のやつが多いからな。それで、判定不能の件なんだが……」
ゴクリ。
「たまに魔力量が多いやつがそう判定されることがあるんだ。だからお前の力を試したい。それで魔力量が乏しいと判断したら即座に帰宅、場合によってはここで斬り殺す」
怖い。迫力が違いすぎる。
でもこの世界ではどうやって力の判定をしているんだろうか?
攻撃力や魔力なんてものはステータス画面にないし、感覚で理解する感じなのかな?
「わかりました。その試験を受けさせてください」
「いい返事だ。帰ると言ったら斬るところだったぞ。では早速訓練所へ向かう。ついて来い」
言われるがままについていく。どうやら僕は知らないうちに命びろいをしていたようだ。
でも実際自分がどの程度の強さなのかわからない。
というか人間がどの程度強いのかもよく分からないや。
◇◇◇
訓練所は地下にあった。
屋根付きのコロシアムみたいな感じでたくさんの人が力を試しあっている。
そんな中で入っていった僕。なぜだかすごい視線を感じる。
この服装のせいかな?
でも頑張れば魔術師のローブに見えなくもない。頑張ればだけど。
「ツクモ!お前にはこの的めがけて渾身の魔法を撃ってもらう。魔法はもちろん使えるよな?」
確か5系統だとまずいんだよな……
「はい!水魔法が使えます」
「よし。じゃあ一番の初歩技、「ウォーターボール」を撃ってみろ。魔力は俺の目で見極める」
「ウォーターボール」? 僕はその魔法が使えるのか?
「さっき使ってたやつですよ。あの水球を投げるようにしてみてください」
ありがとうウィンディ。僕はウィンディがいなかったらまともにやっていけなかったかもしれないや。
「わかりました。では行きます」
さっき作った水球よりも大きめの物を作るイメージで……よしっ出来たぞ。
直径5メートルくらいか? まぁこれが限界だな。
そしたらこれを投げるのか。あの人型の的を目掛けて投げる感じで……
えい!
バゴーン! という爆砕音がした。「ウォーターボール」が的に当たった瞬間に弾け飛ぶようにして飛散し、その衝撃で的も吹き飛んだ。
初めてやったがこれなら成功だろう。
「ど、どうでしたか? 合格ですか?」
周りからの視線がさらに多くなる。
そしてアングスに視線を移すと、顔が硬直していた。失敗したのか? ここで斬られるのか?
「無詠唱だと!? き、貴様は本当に新人なんだよな?」
「はい。今日はそれで冒険者登録をしに……」
「年齢は幾つだ?」
年齢か。300歳だけど、そんなこと言えないし……
見た目的に16ってとこかな?
「16です。先月誕生日を迎えました」
「それは本当か? 信じがたいが、俺はこの目でその実力をみた。魔族でないのなら、是非とも我がギルドで冒険者をしてもらいたい」
おお! やったぞ。試験には合格できたようだ。
でも人間のために働く気は無いけどね。
「ありがとうございます! ちなみに冒険者って具体的に何をするんですか?」
実は冒険者が何をしているのかよく知らない。
魔物を虐殺しているらしいが、そのシステムがよく分かっていない。
「貴様はそんなことも知らないでここまで来たのか!? だが大切な戦力だ。いいだろう。受付にいたアンナを1日貸してやる。そこでみっちり教えてもらえ」
アンナ? 受付にいた綺麗なお姉さんのことかな? それならちょっとだけ嬉しいぞ!
「付喪神様! そんな情けない顔しないでください!」
うわっ。びっくりした。ウィンディか。顔にいきなり水をかけるのはやめてくれよ。
「分かりました。では僕はこれで失礼しますね」
「ああ。今後の活躍に期待するぞ」
地球でいう中世のヨーロッパのような街並み。立ち並ぶ露天。そして武器や防具を売っているお店が大量にある。
街の中心に建っているのがどうやら冒険者ギルドらしい。「ギルド」と大きく書かれている。なぜか金色でだ。
すごい活気だな。鎧を着た冒険者だと思われる人やローブを着た魔法使いみたいな人たちがたくさんいる。しかもどの人も高価そうな服を着ているな。
あそこの大男は武器の店でとんでもなく大きな剣を買っている。値段は……金貨10枚?
どのくらいかよく分からないけど、きっと高いんだろうな。
入場料が銀貨4枚な訳だし。
ウィンディがいないと不安だ。1人で冒険者ギルドに入って行けるかな?
さっきから出入りしてる人たちはみんな凶暴そうだし、まるで雷神様だ。
「そんなに不安そうな顔をしないでください。私ならここにいますよ」
耳元で声がする。でも振り返っても誰もいない。
「水分に紛れています。なので目では見えないですよ」
なんだかウィンディはすごい精霊なんじゃないだろうか?
僕としてはありがたいけど、そんなすごい人を従者にしてるって言うのはちょっとなぁ。
まぁ1人じゃないんだ。ちゃんとゼウス様に言われた仕事をこなさないと。
にしてもこのメモにはなんて書いてあるんだ?
つ……たらと………ね?
だめだ。読めそうにない。でもここまで来たんだから冒険者として登録した方が早いんだろうな。
腹をくくってこの扉を開けることにしよう。
そうしないと本当に任務完遂に200年かかってしまう。
ギィー……木製の扉は変な音がする。
中に入って最初に見えたのはカウンター。
受付って書いてあるな。とにかくあそこに行かないと。
受付にはすごく綺麗なお姉さんがいた。まるでビィーナス様みたいだ。
でも猫みたいな耳がついている。それでも可愛いけどね。
「あ、あのー……」
「はい。いかがなさいましたか?」
「冒険者登録をしたいのですが……」
「わかりました。では簡単なテストを受けてもらいますが、よろしいですか?」
「はい。もちろんです」
そういってお姉さんは何かの契約書みたいな紙を取り出した。
「ではこちらに魔力を流し込んでください。人魔判定をいたします」
人魔判定?なんだそれは?
「なんですかそれは?」
「人間や獣人種、そしてエルフなどの人型の種族は「聖」の属性を持ってるのはご存知ですよね?」
「はい。一応」
エルフまでいるのか。見てみたいな。
「でもたまに力の強い魔族が人間に紛れていることがあるんですよ。所謂捨て身の攻撃ですね。そのため人魔判定を魔力の性質を元に行なっているんです」
「なんとなく理解しました。じゃあこの紙に手をおけばいいんですね?」
「はい。お願いいたします」
ん? まてよ? 僕は性質が「神」じゃなかったか?
これはまずいかもしれない。
「判定結果は……判定不能? どうしたんでしょう? でも「魔」の属性は出てませんもんね……」
「そしたら僕は合格ですか?」
「私では判断し兼ねますので、少々お待ちいただけますか?」
そう言ってお姉さんは受付裏の階段を登っていってしまった。
何か問題に巻き込まれたらどうしよう……
「ウィンディ。どうすればいいと思う?」
「きっと大丈夫です。ちなみに付喪神様の性質はなんですか?」
「「神」だよ」
「…………それは絶対に口に出してはいけません。人間には絶対に黙っていてください」
「え? それはどういう……」
ウィンディと小声で話してると階段から体格のいい大男が出てきた。
「俺はこのギルドのギルドマスターをしているアンクスという。貴様か。判定不能を叩き出したやつは」
「は、はい」
「名はなんという?」
名前か。そういえば僕は名前がないな。
付喪神って呼ばれてるけど、本名とかじゃないよね?
ここは適当に……
「つ、ツクモと言います」
「ツクモ? 聞かない名前だな。どこの出身だ?」
門番が言ってた村の名前はなんだったっけ……
「付喪神様。ルナルド村ですよ」
ウィンディが小声で教えてくれた。察してくれてありがとう。
「ルナルド村です」
「ほう。確かにあそこの村には変な名前のやつが多いからな。それで、判定不能の件なんだが……」
ゴクリ。
「たまに魔力量が多いやつがそう判定されることがあるんだ。だからお前の力を試したい。それで魔力量が乏しいと判断したら即座に帰宅、場合によってはここで斬り殺す」
怖い。迫力が違いすぎる。
でもこの世界ではどうやって力の判定をしているんだろうか?
攻撃力や魔力なんてものはステータス画面にないし、感覚で理解する感じなのかな?
「わかりました。その試験を受けさせてください」
「いい返事だ。帰ると言ったら斬るところだったぞ。では早速訓練所へ向かう。ついて来い」
言われるがままについていく。どうやら僕は知らないうちに命びろいをしていたようだ。
でも実際自分がどの程度の強さなのかわからない。
というか人間がどの程度強いのかもよく分からないや。
◇◇◇
訓練所は地下にあった。
屋根付きのコロシアムみたいな感じでたくさんの人が力を試しあっている。
そんな中で入っていった僕。なぜだかすごい視線を感じる。
この服装のせいかな?
でも頑張れば魔術師のローブに見えなくもない。頑張ればだけど。
「ツクモ!お前にはこの的めがけて渾身の魔法を撃ってもらう。魔法はもちろん使えるよな?」
確か5系統だとまずいんだよな……
「はい!水魔法が使えます」
「よし。じゃあ一番の初歩技、「ウォーターボール」を撃ってみろ。魔力は俺の目で見極める」
「ウォーターボール」? 僕はその魔法が使えるのか?
「さっき使ってたやつですよ。あの水球を投げるようにしてみてください」
ありがとうウィンディ。僕はウィンディがいなかったらまともにやっていけなかったかもしれないや。
「わかりました。では行きます」
さっき作った水球よりも大きめの物を作るイメージで……よしっ出来たぞ。
直径5メートルくらいか? まぁこれが限界だな。
そしたらこれを投げるのか。あの人型の的を目掛けて投げる感じで……
えい!
バゴーン! という爆砕音がした。「ウォーターボール」が的に当たった瞬間に弾け飛ぶようにして飛散し、その衝撃で的も吹き飛んだ。
初めてやったがこれなら成功だろう。
「ど、どうでしたか? 合格ですか?」
周りからの視線がさらに多くなる。
そしてアングスに視線を移すと、顔が硬直していた。失敗したのか? ここで斬られるのか?
「無詠唱だと!? き、貴様は本当に新人なんだよな?」
「はい。今日はそれで冒険者登録をしに……」
「年齢は幾つだ?」
年齢か。300歳だけど、そんなこと言えないし……
見た目的に16ってとこかな?
「16です。先月誕生日を迎えました」
「それは本当か? 信じがたいが、俺はこの目でその実力をみた。魔族でないのなら、是非とも我がギルドで冒険者をしてもらいたい」
おお! やったぞ。試験には合格できたようだ。
でも人間のために働く気は無いけどね。
「ありがとうございます! ちなみに冒険者って具体的に何をするんですか?」
実は冒険者が何をしているのかよく知らない。
魔物を虐殺しているらしいが、そのシステムがよく分かっていない。
「貴様はそんなことも知らないでここまで来たのか!? だが大切な戦力だ。いいだろう。受付にいたアンナを1日貸してやる。そこでみっちり教えてもらえ」
アンナ? 受付にいた綺麗なお姉さんのことかな? それならちょっとだけ嬉しいぞ!
「付喪神様! そんな情けない顔しないでください!」
うわっ。びっくりした。ウィンディか。顔にいきなり水をかけるのはやめてくれよ。
「分かりました。では僕はこれで失礼しますね」
「ああ。今後の活躍に期待するぞ」
0
お気に入りに追加
3
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
2年ぶりに家を出たら異世界に飛ばされた件
後藤蓮
ファンタジー
生まれてから12年間、東京にすんでいた如月零は中学に上がってすぐに、親の転勤で北海道の中高一貫高に学校に転入した。
転入してから直ぐにその学校でいじめられていた一人の女の子を助けた零は、次のいじめのターゲットにされ、やがて引きこもってしまう。
それから2年が過ぎ、零はいじめっ子に復讐をするため学校に行くことを決断する。久しぶりに家を出る決断をして家を出たまでは良かったが、学校にたどり着く前に零は突如謎の光に包まれてしまい気づいた時には森の中に転移していた。
これから零はどうなってしまうのか........。
お気に入り・感想等よろしくお願いします!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる