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恋に落っこちて
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誰にも信じて貰えない、昨夜の出来事は、
母親に言おう物なら、等々頭が、オホン、に為っちゃったわと、言われるのに決まっている。
実際に何度か言われた正人は、母親だけには言うまいと決めていた。
男の子が初めて母親に隠し事をするのは、正人が少しだけ大人に為った証拠なのだろうか、
それとも経験的に少しは知恵が付いたのか?まあ、どうでもいい事には違いない、
然し、正人の部屋には、あの微 少女と、そのペットの・・・ヘルベットがいるのだが、
今は生えている牙が見えないが、確かに昨夜は有ったのだ。
そのケムクジャラは只のクッションにしか見えない上に、微 少女も、また鉢の中に戻り可愛い、オホン、を丸出しに眠っている。
正人は、それを見ながら、人生で初めて大きな問題に直面したのだ。
んん!?いや、何度目だろうか、テストで問題が出される度に、人生最大の大問題だと頭を抱えているのだから、
もう数えきれない問題を乗り越えられなかった見たいなのだ。
だから、今の目の前の問題など、解決も出来ないのは朝飯前の当たり前だった。
夜が明けて朝が来ると、家族が起きだして来る。
それに合わせて母親がキッチンで朝食の用意を始める。
早朝には騒がしく歯ブラシやクシをてに、家の中で家族が行き交い、食事を済ませて、混雑した玄関から各々家族を家から送り出すと、家の中が静まり返る。
母親は、その後一人で、残った後片付けと、一頻り溜まった家事をこなす。
洗濯を終えて、ベランダや物干し台に洗濯した衣類を干して、掃除機を片手に家の中を一回りする。
そして、一段落に居間のソファーでひと息つく、そんな同じ事の繰り返しの日常、
その後は、只々退屈な時間が長く続く、ソファーに座りながら、テレビを見たり、新聞の広告に目を通す。
夕食の献立を考えながら、買い物に家を出て、特売の商品を手に、夕食の献立の変更を決めて家へと帰り、
昼食は簡単な物を作り一人で食べる。
午後からまた、退屈な時間を潰さなければ為らない、電話を手に、同じように暇な主婦と、世間話やゴシップネタで会話を楽しみながら、平穏な家庭の満ち足りた生活を確認している。
庭で花壇に水をやり、干した洗濯物を取り込む、夕方には食事の用意を始めだし、家族が、一人 一人と家へと帰宅してくる。
夕暮れのそらが夜のそらに変わる頃、家族が揃い、用意した夕食を終える。
各々お風呂に入り、部屋に戻っていく、最後の片付けをを終え、母親はやっと就寝の時間が来る。
そんな同じ事を飽きもせずに、365日間を繰り返す、何だか気だるいようないちにちの時間が、毎日と続く、
そんな中で、夫から、不図、お前は気楽だと、気遣いのない言葉を言われれば、頭に血が上り、エベレストもマッキンリーも飛び越えてしまう、
私だって、世界経済の株価の上下変動なんか、金利の引き上げとか、国土の領有権問題や、航空自衛隊の新型機の開発も、日米同盟の確認とか気にしているわ、
と、言い返して反撃して言う、近所の主婦たちと毎日のように、社会経済、科学技術、世相文化、景気物価と情報を頻繁に交換していると言うのだ。
夫が藪蛇につついた拍子にタコ殴りの言葉の連打をまともに食らえば、タコツボに逃げ込もうとしても、布団の中から引き摺り出され、丸焼きの丸裸にされて激しい摂関をされるのだ。
次の朝には、泣き顔の夫と、勝利の笑みを浮かべた母親の夫婦の姿が有るのだった。
そんな両親を横目で見ながら、あーは為りたくないと呟いている子供たちがいる。
そして、昨日は眠れぬ夜を過ごした、正人がいた。
その為に目の下にクマを二匹も飼っているようだ。
毎晩のように微 少女に可愛がられている、この儘だと、そのクマが成長していき、人里に現れるのも時間の問題だった。
この家には、花のような、いや、花その物の姿の微 少女がいる。
然し、昼間の微 少女の姿は、どう見ても花にしか見えない、完全な偽装をしている。
偶にハエとかハチとかが花粉を食べに来るのだが、それを見ていると、思いっきりに吐き気を模様し、食欲が一層に無く為り、お腹まで壊して下痢に為る。
そんな植木鉢の花を見付けた母親が、その花の匂いを鼻を付けて嗅いでいる姿を見て、のけ反る正人、何も正人はのけ反らなくても、正人の匂いを嗅いでいる訳では無いのだから、
そこまでのリアクションをするのはおかしいと思う、だが、その上に、あーーいい匂いと微笑む母親がいた。
それに対して、正人は壁に顔を押し付けて歪んだ笑いを浮かべていた。
2024年1月17日 星屑
母親に言おう物なら、等々頭が、オホン、に為っちゃったわと、言われるのに決まっている。
実際に何度か言われた正人は、母親だけには言うまいと決めていた。
男の子が初めて母親に隠し事をするのは、正人が少しだけ大人に為った証拠なのだろうか、
それとも経験的に少しは知恵が付いたのか?まあ、どうでもいい事には違いない、
然し、正人の部屋には、あの微 少女と、そのペットの・・・ヘルベットがいるのだが、
今は生えている牙が見えないが、確かに昨夜は有ったのだ。
そのケムクジャラは只のクッションにしか見えない上に、微 少女も、また鉢の中に戻り可愛い、オホン、を丸出しに眠っている。
正人は、それを見ながら、人生で初めて大きな問題に直面したのだ。
んん!?いや、何度目だろうか、テストで問題が出される度に、人生最大の大問題だと頭を抱えているのだから、
もう数えきれない問題を乗り越えられなかった見たいなのだ。
だから、今の目の前の問題など、解決も出来ないのは朝飯前の当たり前だった。
夜が明けて朝が来ると、家族が起きだして来る。
それに合わせて母親がキッチンで朝食の用意を始める。
早朝には騒がしく歯ブラシやクシをてに、家の中で家族が行き交い、食事を済ませて、混雑した玄関から各々家族を家から送り出すと、家の中が静まり返る。
母親は、その後一人で、残った後片付けと、一頻り溜まった家事をこなす。
洗濯を終えて、ベランダや物干し台に洗濯した衣類を干して、掃除機を片手に家の中を一回りする。
そして、一段落に居間のソファーでひと息つく、そんな同じ事の繰り返しの日常、
その後は、只々退屈な時間が長く続く、ソファーに座りながら、テレビを見たり、新聞の広告に目を通す。
夕食の献立を考えながら、買い物に家を出て、特売の商品を手に、夕食の献立の変更を決めて家へと帰り、
昼食は簡単な物を作り一人で食べる。
午後からまた、退屈な時間を潰さなければ為らない、電話を手に、同じように暇な主婦と、世間話やゴシップネタで会話を楽しみながら、平穏な家庭の満ち足りた生活を確認している。
庭で花壇に水をやり、干した洗濯物を取り込む、夕方には食事の用意を始めだし、家族が、一人 一人と家へと帰宅してくる。
夕暮れのそらが夜のそらに変わる頃、家族が揃い、用意した夕食を終える。
各々お風呂に入り、部屋に戻っていく、最後の片付けをを終え、母親はやっと就寝の時間が来る。
そんな同じ事を飽きもせずに、365日間を繰り返す、何だか気だるいようないちにちの時間が、毎日と続く、
そんな中で、夫から、不図、お前は気楽だと、気遣いのない言葉を言われれば、頭に血が上り、エベレストもマッキンリーも飛び越えてしまう、
私だって、世界経済の株価の上下変動なんか、金利の引き上げとか、国土の領有権問題や、航空自衛隊の新型機の開発も、日米同盟の確認とか気にしているわ、
と、言い返して反撃して言う、近所の主婦たちと毎日のように、社会経済、科学技術、世相文化、景気物価と情報を頻繁に交換していると言うのだ。
夫が藪蛇につついた拍子にタコ殴りの言葉の連打をまともに食らえば、タコツボに逃げ込もうとしても、布団の中から引き摺り出され、丸焼きの丸裸にされて激しい摂関をされるのだ。
次の朝には、泣き顔の夫と、勝利の笑みを浮かべた母親の夫婦の姿が有るのだった。
そんな両親を横目で見ながら、あーは為りたくないと呟いている子供たちがいる。
そして、昨日は眠れぬ夜を過ごした、正人がいた。
その為に目の下にクマを二匹も飼っているようだ。
毎晩のように微 少女に可愛がられている、この儘だと、そのクマが成長していき、人里に現れるのも時間の問題だった。
この家には、花のような、いや、花その物の姿の微 少女がいる。
然し、昼間の微 少女の姿は、どう見ても花にしか見えない、完全な偽装をしている。
偶にハエとかハチとかが花粉を食べに来るのだが、それを見ていると、思いっきりに吐き気を模様し、食欲が一層に無く為り、お腹まで壊して下痢に為る。
そんな植木鉢の花を見付けた母親が、その花の匂いを鼻を付けて嗅いでいる姿を見て、のけ反る正人、何も正人はのけ反らなくても、正人の匂いを嗅いでいる訳では無いのだから、
そこまでのリアクションをするのはおかしいと思う、だが、その上に、あーーいい匂いと微笑む母親がいた。
それに対して、正人は壁に顔を押し付けて歪んだ笑いを浮かべていた。
2024年1月17日 星屑
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