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悩み。四天理人の場合
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僕の恋人、ユーリ。
痕をつけるなと言ってもつける、聞き分けのない狂犬みたいなやつ。
ユーリは朝から講義、僕は午後から友人と卒論をまとめるため、お昼は一緒に学食を食べる約束をした。少し早く着いたから、カフェで時間でも潰すことにする。
今日はアヤメさんはいないらしい。ユーリと同じ講義だろうか。
「カプチーノひとつお願いします」
この後お昼だし、飲み物だけ頼んで隅の一人がけの席へと座る。ユーリにはカフェにいることを手短に送って、いつも暇つぶしに読んでいる本を開いた。
この時間、お昼をカフェで食べる学生も多いためか席はどこもかしこも賑わっている。そんな中、僕の後ろで話す男子学生の会話が聞こえてきた。
「昨日彼女とヤッたんだけどさぁ、フェラが下手でさぁ」
「あー、わかる。歯が当たっていてぇんだよなぁ」
「言いづらいんだよな、ああいうの」
「おれんとこは喘ぎ声でかくて、隣から壁ドンされちまったわ」
「まじかー」
賑やかな中では、その会話は僕以外には聞こえてないみたいで、というか、他の学生は友達と来ているからそもそも気にも止めていないようで。つまるところ、僕はその内容が気になってしまった。
ふぇ、フェラってあれだ。ユーリのを咥えるアレだ。僕もたまに、いや結構しょっちゅうやられるけど、あれそんなに痛かったっけ? それともユーリが上手いだけ? じゃ、僕のは?
てか、喘ぎ声とか考えたことないんだけど!? いや、仮にも高級マンションだ。壁が薄いわけない、よな。
聞いてないフリをしながらカプチーノを飲むけれど、本は全くページは進まない。
「よくさ、エロ漫画である気絶とかってあるじゃん? あんなん普通ねぇだろ」
「つかめんどくね? その後どうしろっての」
普通ないの!? てか、やっぱり面倒くさいよね!? だって意識ない人間って確かかなり重いし。それより身体拭いてくれて着替えさせてって、そりゃ手間に違いない。
コソコソとスマフォを取り出し『セックス 気絶』と入力する。なるほど、体力がないから気絶するのか。続けて『フェラ やり方』と入力し、出てきた単語に目を走らせる。
ユーリに抱かれてはいるが、僕も男である。単語がどの部分かは理解出来るし、どうすれば気持ちいいかくらいはわかる。そうして夢中で読んでいると、
「なーに見てんの」
といつの間に来ていたユーリがスマフォを取り上げた。
「ひ、あ、か、返せ!」
「そんなに焦って、何、やらしいものでも……って」
画面をスライドさせるユーリの指が止まる。
僕は耳まで赤いのを自覚しながら「返せってば!」とスマフォを取り返した。
「これは、その、暇つぶしで見てて」
「……暇つぶし、ねぇ。あ、今日は売店でいい? 学食の気分じゃなくなったから」
「え? あ、うん、いいけど……」
ユーリが僕の鞄も持って、少し先を歩いていく。言及してこないな。してほしいわけじゃないけど。
売店でブラックコーヒーとサンドイッチを買って、二人で体育館の裏手へと行く。小さな階段があって、ユーリはそこに座った。僕もおずおずと隣に座る。
「な、なんでここに?」
「この時間、一番人が来ないから。はい、これ」
ユーリは説明も控えめに、袋からフランクフルトを出してきた。といってもそれは、数量限定のキングフランクフルトで、通常の三倍の大きさがある。
「僕、こんなに食べれないけど……?」
「食べなくていいよ。むしろ歯を立てられちゃ困るし」
「それって、まさか……んんっ」
いきなりフランクフルトの先端を口に押しつけられて、僕はくぐもった声しか出せなかった。ユーリが愉しげに笑うのを見て、あ、これは駄目なやつだと直感する。
「ほら、まずは先を舌で舐めて」
「ひゃら……っ」
フランクフルトをそんなものに使いたくない。逃げようと顔を背けるけれど、ユーリが右手で顎を押さえて、無理やり口にフランクフルトを入れてきた。
「んんんッ」
「リヒトは口ちっちゃいからなぁ。ほんとは奥に突っ込んで、ここまで入れたいんだけど」
ここまで、とユーリが指先で僕の喉に触れる。そんな奥まで入れたら死ぬんじゃないかと思って、不安で首を微かに左右に振った。
「大丈夫、流石に練習じゃそんなことしないよ」
練習じゃ……って、本番でも入れてたまるか。
ユーリが少し力を緩めてくれて、口からフランクフルトが抜かれる。唾液でベトベトになったそれがやけに厭らしくて、僕は「ふざけるな……っ」と息も切れ切れに見上げた。
「ふざけてはないんだけどなぁ。で、急にどうしたの」
付け合わせの小さいケチャップをかけて、ユーリがフランクフルトをひと口食べる。それを見届けてから、僕もサンドイッチを口へと運んだ。トマトと生ハムがいい感じにマヨネーズに絡んでいて、僕はこれが一番好きだ。
「……僕も、ユーリを気持ちよくさせたくて」
後半部分は口ごもってしまったが、ユーリの反応を見るにちゃんと聞こえてはいたらしい。ふた口目のフランクフルトを飲み込んでから「それって」と顔を近づけてきた。
「へっ、ま、あ!?」
まさかここで? とギュッと目を閉じる。けれどあの柔らかい感触はこなくて、代わりに口の端をペロリと舐められた。
「マヨネーズ、ついてたよ」
「嘘っ」
「うん、嘘」
目を開ければ、からかうように笑うユーリが見えた。それが少しムカついたから、コーヒーをひと口飲んで、僕からもユーリの口をぺろりと舐めてやった。
「ふん、嘘をつくからだ」
嫌いなブラックの味に悶えるといい。
僕は得意気に鼻を鳴らして、残りのサンドイッチを食べきった。その間、ユーリが何も言ってこないのが気になったけれど、最後にコーヒーも飲んでから「ユーリ?」とちらりと見た。
どうやらユーリも自分のを食べ終わったようで、スマフォを見て時間を確認しているようだ。
「ユー……」
「あーあ。リヒト、ほんとわかってないなぁ」
「へ……んぁっ!?」
ユーリはいきなり左手で顎を掴んできた。その力が微妙に痛くて、僕は口を微かに開ける形になってしまう。
その隙間を逃さずに口を塞がれ、舌を差し込まれた。ユーリは僕の口内を、それこそ全部味わうようにねっとりと舐め上げ、最後に舌を甘噛して口を離した。
「リヒトのならなんでも甘いし、美味しいに決まってるでしょ」
「お、お前は、ほんと、何言って」
僕の食べ終わったゴミも一緒に持って、ユーリが「リヒト」と穏やかに笑う。
「今日、バイトないよね。帰ったら本番、やろっか」
「本番って……」
「ほら、ゼミに遅れるよ」
言われるまま僕もスマフォを慌てて見る。
それ以上を追求できないまま、結局僕は夜を迎えてしまうことになった。
痕をつけるなと言ってもつける、聞き分けのない狂犬みたいなやつ。
ユーリは朝から講義、僕は午後から友人と卒論をまとめるため、お昼は一緒に学食を食べる約束をした。少し早く着いたから、カフェで時間でも潰すことにする。
今日はアヤメさんはいないらしい。ユーリと同じ講義だろうか。
「カプチーノひとつお願いします」
この後お昼だし、飲み物だけ頼んで隅の一人がけの席へと座る。ユーリにはカフェにいることを手短に送って、いつも暇つぶしに読んでいる本を開いた。
この時間、お昼をカフェで食べる学生も多いためか席はどこもかしこも賑わっている。そんな中、僕の後ろで話す男子学生の会話が聞こえてきた。
「昨日彼女とヤッたんだけどさぁ、フェラが下手でさぁ」
「あー、わかる。歯が当たっていてぇんだよなぁ」
「言いづらいんだよな、ああいうの」
「おれんとこは喘ぎ声でかくて、隣から壁ドンされちまったわ」
「まじかー」
賑やかな中では、その会話は僕以外には聞こえてないみたいで、というか、他の学生は友達と来ているからそもそも気にも止めていないようで。つまるところ、僕はその内容が気になってしまった。
ふぇ、フェラってあれだ。ユーリのを咥えるアレだ。僕もたまに、いや結構しょっちゅうやられるけど、あれそんなに痛かったっけ? それともユーリが上手いだけ? じゃ、僕のは?
てか、喘ぎ声とか考えたことないんだけど!? いや、仮にも高級マンションだ。壁が薄いわけない、よな。
聞いてないフリをしながらカプチーノを飲むけれど、本は全くページは進まない。
「よくさ、エロ漫画である気絶とかってあるじゃん? あんなん普通ねぇだろ」
「つかめんどくね? その後どうしろっての」
普通ないの!? てか、やっぱり面倒くさいよね!? だって意識ない人間って確かかなり重いし。それより身体拭いてくれて着替えさせてって、そりゃ手間に違いない。
コソコソとスマフォを取り出し『セックス 気絶』と入力する。なるほど、体力がないから気絶するのか。続けて『フェラ やり方』と入力し、出てきた単語に目を走らせる。
ユーリに抱かれてはいるが、僕も男である。単語がどの部分かは理解出来るし、どうすれば気持ちいいかくらいはわかる。そうして夢中で読んでいると、
「なーに見てんの」
といつの間に来ていたユーリがスマフォを取り上げた。
「ひ、あ、か、返せ!」
「そんなに焦って、何、やらしいものでも……って」
画面をスライドさせるユーリの指が止まる。
僕は耳まで赤いのを自覚しながら「返せってば!」とスマフォを取り返した。
「これは、その、暇つぶしで見てて」
「……暇つぶし、ねぇ。あ、今日は売店でいい? 学食の気分じゃなくなったから」
「え? あ、うん、いいけど……」
ユーリが僕の鞄も持って、少し先を歩いていく。言及してこないな。してほしいわけじゃないけど。
売店でブラックコーヒーとサンドイッチを買って、二人で体育館の裏手へと行く。小さな階段があって、ユーリはそこに座った。僕もおずおずと隣に座る。
「な、なんでここに?」
「この時間、一番人が来ないから。はい、これ」
ユーリは説明も控えめに、袋からフランクフルトを出してきた。といってもそれは、数量限定のキングフランクフルトで、通常の三倍の大きさがある。
「僕、こんなに食べれないけど……?」
「食べなくていいよ。むしろ歯を立てられちゃ困るし」
「それって、まさか……んんっ」
いきなりフランクフルトの先端を口に押しつけられて、僕はくぐもった声しか出せなかった。ユーリが愉しげに笑うのを見て、あ、これは駄目なやつだと直感する。
「ほら、まずは先を舌で舐めて」
「ひゃら……っ」
フランクフルトをそんなものに使いたくない。逃げようと顔を背けるけれど、ユーリが右手で顎を押さえて、無理やり口にフランクフルトを入れてきた。
「んんんッ」
「リヒトは口ちっちゃいからなぁ。ほんとは奥に突っ込んで、ここまで入れたいんだけど」
ここまで、とユーリが指先で僕の喉に触れる。そんな奥まで入れたら死ぬんじゃないかと思って、不安で首を微かに左右に振った。
「大丈夫、流石に練習じゃそんなことしないよ」
練習じゃ……って、本番でも入れてたまるか。
ユーリが少し力を緩めてくれて、口からフランクフルトが抜かれる。唾液でベトベトになったそれがやけに厭らしくて、僕は「ふざけるな……っ」と息も切れ切れに見上げた。
「ふざけてはないんだけどなぁ。で、急にどうしたの」
付け合わせの小さいケチャップをかけて、ユーリがフランクフルトをひと口食べる。それを見届けてから、僕もサンドイッチを口へと運んだ。トマトと生ハムがいい感じにマヨネーズに絡んでいて、僕はこれが一番好きだ。
「……僕も、ユーリを気持ちよくさせたくて」
後半部分は口ごもってしまったが、ユーリの反応を見るにちゃんと聞こえてはいたらしい。ふた口目のフランクフルトを飲み込んでから「それって」と顔を近づけてきた。
「へっ、ま、あ!?」
まさかここで? とギュッと目を閉じる。けれどあの柔らかい感触はこなくて、代わりに口の端をペロリと舐められた。
「マヨネーズ、ついてたよ」
「嘘っ」
「うん、嘘」
目を開ければ、からかうように笑うユーリが見えた。それが少しムカついたから、コーヒーをひと口飲んで、僕からもユーリの口をぺろりと舐めてやった。
「ふん、嘘をつくからだ」
嫌いなブラックの味に悶えるといい。
僕は得意気に鼻を鳴らして、残りのサンドイッチを食べきった。その間、ユーリが何も言ってこないのが気になったけれど、最後にコーヒーも飲んでから「ユーリ?」とちらりと見た。
どうやらユーリも自分のを食べ終わったようで、スマフォを見て時間を確認しているようだ。
「ユー……」
「あーあ。リヒト、ほんとわかってないなぁ」
「へ……んぁっ!?」
ユーリはいきなり左手で顎を掴んできた。その力が微妙に痛くて、僕は口を微かに開ける形になってしまう。
その隙間を逃さずに口を塞がれ、舌を差し込まれた。ユーリは僕の口内を、それこそ全部味わうようにねっとりと舐め上げ、最後に舌を甘噛して口を離した。
「リヒトのならなんでも甘いし、美味しいに決まってるでしょ」
「お、お前は、ほんと、何言って」
僕の食べ終わったゴミも一緒に持って、ユーリが「リヒト」と穏やかに笑う。
「今日、バイトないよね。帰ったら本番、やろっか」
「本番って……」
「ほら、ゼミに遅れるよ」
言われるまま僕もスマフォを慌てて見る。
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