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六月に書いた短編
眠れる場所
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屍人のリヒト。そう呼ばれる魔族がいる。
男か女か。そもそも魔族は人間と同じなのかすらわかっていないが、魔法と呼ばれる不思議な力は、魔族と一部の人間しか扱えないことだけははっきりしている。
生き残ったやつがが震えながら言うには、その白髪の前髪から覗く目は、見た者の心を掴んで離さず、命令を聞く操り人形のようにさせてしまうという。
「で、リヒトさん。それ楽しい?」
巨大花の国。時刻は変わらず真夜中。
オレとしては、限られた時間の中で出来るだけ長くリヒトとくっついていたい。けれど愛しい恋人は、木の幹に背中を預けた状態で座り、その膝にオレの頭を乗せ、オレの髪をその白い指先で弄んでいた。
「いや、別に」
リヒトの猫毛とは違いオレの髪は真っ直ぐで、よく絹だの稲穂だのと言われている。だから指通りがいいのか、リヒトは無言でずっとオレの髪を触っていた。
「あの、リヒトさん?」
「……」
「聞いてます?」
このまま触られ続けられるのもいい。けれど、耳に指先が触れるのも、やけに柔らかい太ももの感触も、鼻をくすぐるリヒトの香りも、その全てが正直堪らなくて、十代の健全な男子には毒でしかない。
「あー……、拷問でも受けてんのかなぁ」
「なら、やめ」
「嘘。嘘です。そのまま続けて」
有言実行を絵に書いた真面目なリヒトのことだ。やめると言ったら本当にやめてしまう。それは本意ではないし、別にこれが嫌いなわけではないので咄嗟に引き止めた。
空に浮かぶ星は眩しすぎないし、そよそよと吹く風は柔らかくて気持ちいいし、どこからか聞こえてくる虫の声もいい子守唄になる。その状態で頭を撫でられては、普段から緊張している身としては、眠気がこないほうがおかしい。
「やば、眠くなってきた……」
最近は特に眠れていなかったし、リヒトと会った日なんかは寝不足で目眩もするほどだった。でも眠れば時間が減るし、なんて、うつらうつらしながら考える。
そんなオレを見てか、リヒトが髪を梳く手そのままに穏やかに笑った。
「まだ子供なんだ。眠れる時に寝ておけ。そもそも夜は寝るものだろ」
「んー、また子供扱いですか……。ま、もういいけど」
体勢を少しだけ変えて、顔をリヒトのほうへと向けた。そのまま目を閉じれば、完全に睡魔が襲いかかってくる。
「リヒトは寝ないの……」
「ん? あぁ、眠るのは傷を直す時や、魔力が少ない時ぐらい……?」
「それって……、危ない、よね……」
「寝首をかかれやすいからな、特にボクみたいなやつだと。さ、お喋りは終わりだ、早く寝ろ」
冷たいリヒトの手が、体温の高くなったオレにはすごく心地がいい。それに誘われるように力を抜けば「おやすみ、ユーリ」と普段は全く呼ばれない名前を、呼ばれた気がした。
※※※
肌寒い。いや、結構寒いかもしれない。
「んんん……?」
まだ眠気が残る目をなんとか開ければ、規則正しい寝息を立てるリヒトの寝顔が見えた。それから自分の身体を確認すれば、なるほどこれは寒いわけだ。
掛け布団を全部リヒトに奪われていた。いや、それはいいんだけども。
「……幸せそうな表情してるなぁ」
指先で頬を軽くつついてやる。リヒトは少し身動ぎした後、布団をさらに口元まで上げて「ん……」と顔を埋めた。
「リヒト。ね、リヒトさん、俺にも布団分けてくれませんかね」
「んー……、や……」
「や、じゃないんだよなぁ」
カーテンの隙間からは、まだ月明かりしか入ってきていないし、この状態で朝までは、流石の俺も風邪を引くかもしれない。リヒトが引かないほうが大事ではあるけれど、俺も風邪を引くわけにはいかないし。
「リヒト、リーヒト」
少しずつ布団を剥がしていく。それに微かに反抗するリヒトが「ユーリ、の」と呟いたから思わず手が止まった。
「ユーリ、の、におい……」
リヒトはそう言って、さらに身体を丸くして布団を顔へと押しつけた。嬉しい。可愛い。だけど。
「俺がいるんだから俺にしなよ」
「んん……っ」
少し強引に首元の布団を剥ぎ取り、そのまま吸い付いた。鎖骨をなぞるように唇を這わせ、緩く歯を立てる。
「いっ!?」
流石に痛みが勝ったのか、リヒトが「ぇ……?」と目を丸くして不安げに俺に焦点を合わせた。
「おはよ」
「え、なに? もう、あさ……?」
「残念だけどまだ夜。ね、ちょっと冷えたから暖めてくれない?」
「なに? え、わかんな……」
状況が飲み込めず、俺にされるがままのリヒトから布団を完全に剥ぎ取った。そのままリヒトをうつ伏せにして、枕を抱えるように手を回してやる。
収縮を繰り返す蕾に人差し指を当てれば、そこはまだ熱がこもったままなのか、自ら俺の指を中へと導こうと吸い付きを繰り返した。
「まだ柔らかいままだね。このまま挿入りそう」
「ひ、あっ……」
指の代わりに俺自身をあてがえば、リヒトはやっと頭が冴えてきたのか「まっ、て」と枕から顔を上げた。
「煽ったのはリヒトだから」
「あ、あああっ」
すんなり俺を受け入れたリヒトは、がくがくと腰を震わせ軽く達した。リヒトの目から生理的な涙が溢れる。それがやけに煽情的で、俺はリヒトの中でその熱をさらに増していく。
「ん、ぁ……、おっきく、しな……いで」
「だから、それが駄目なんだって……っ」
優しくしたいのに。甘やかしたいのに。
こういう時に限ってなくなってしまう余裕が憎らしい。
リヒトの腰を、痕が残るくらいに強く掴んで腰を打ち付ける。奥の奥まで穿ち、腸壁としこりを激しく擦り上げれば、リヒトは「も、だめっ」と枕に顔を埋めて一層身体を小刻みに震わせた。
同時に中をきつく締め上げられ、誘われるようにして俺も中へと欲を吐き出した。
朝になったらまた拗ねるんだろうな。でもそれも愛しくて、リヒトの背中に舌を這わせて、時折きつく吸い上げる。
「リヒト、好きだよ」
「ん……ぅ」
「寝落ち早いなぁ……」
そう言う俺にも睡魔が襲いかかってきた。
後始末しないとなぁ、なんて考えていたはずなのに、気づけば俺はリヒトの隣で朝を迎えていたのだけど。
男か女か。そもそも魔族は人間と同じなのかすらわかっていないが、魔法と呼ばれる不思議な力は、魔族と一部の人間しか扱えないことだけははっきりしている。
生き残ったやつがが震えながら言うには、その白髪の前髪から覗く目は、見た者の心を掴んで離さず、命令を聞く操り人形のようにさせてしまうという。
「で、リヒトさん。それ楽しい?」
巨大花の国。時刻は変わらず真夜中。
オレとしては、限られた時間の中で出来るだけ長くリヒトとくっついていたい。けれど愛しい恋人は、木の幹に背中を預けた状態で座り、その膝にオレの頭を乗せ、オレの髪をその白い指先で弄んでいた。
「いや、別に」
リヒトの猫毛とは違いオレの髪は真っ直ぐで、よく絹だの稲穂だのと言われている。だから指通りがいいのか、リヒトは無言でずっとオレの髪を触っていた。
「あの、リヒトさん?」
「……」
「聞いてます?」
このまま触られ続けられるのもいい。けれど、耳に指先が触れるのも、やけに柔らかい太ももの感触も、鼻をくすぐるリヒトの香りも、その全てが正直堪らなくて、十代の健全な男子には毒でしかない。
「あー……、拷問でも受けてんのかなぁ」
「なら、やめ」
「嘘。嘘です。そのまま続けて」
有言実行を絵に書いた真面目なリヒトのことだ。やめると言ったら本当にやめてしまう。それは本意ではないし、別にこれが嫌いなわけではないので咄嗟に引き止めた。
空に浮かぶ星は眩しすぎないし、そよそよと吹く風は柔らかくて気持ちいいし、どこからか聞こえてくる虫の声もいい子守唄になる。その状態で頭を撫でられては、普段から緊張している身としては、眠気がこないほうがおかしい。
「やば、眠くなってきた……」
最近は特に眠れていなかったし、リヒトと会った日なんかは寝不足で目眩もするほどだった。でも眠れば時間が減るし、なんて、うつらうつらしながら考える。
そんなオレを見てか、リヒトが髪を梳く手そのままに穏やかに笑った。
「まだ子供なんだ。眠れる時に寝ておけ。そもそも夜は寝るものだろ」
「んー、また子供扱いですか……。ま、もういいけど」
体勢を少しだけ変えて、顔をリヒトのほうへと向けた。そのまま目を閉じれば、完全に睡魔が襲いかかってくる。
「リヒトは寝ないの……」
「ん? あぁ、眠るのは傷を直す時や、魔力が少ない時ぐらい……?」
「それって……、危ない、よね……」
「寝首をかかれやすいからな、特にボクみたいなやつだと。さ、お喋りは終わりだ、早く寝ろ」
冷たいリヒトの手が、体温の高くなったオレにはすごく心地がいい。それに誘われるように力を抜けば「おやすみ、ユーリ」と普段は全く呼ばれない名前を、呼ばれた気がした。
※※※
肌寒い。いや、結構寒いかもしれない。
「んんん……?」
まだ眠気が残る目をなんとか開ければ、規則正しい寝息を立てるリヒトの寝顔が見えた。それから自分の身体を確認すれば、なるほどこれは寒いわけだ。
掛け布団を全部リヒトに奪われていた。いや、それはいいんだけども。
「……幸せそうな表情してるなぁ」
指先で頬を軽くつついてやる。リヒトは少し身動ぎした後、布団をさらに口元まで上げて「ん……」と顔を埋めた。
「リヒト。ね、リヒトさん、俺にも布団分けてくれませんかね」
「んー……、や……」
「や、じゃないんだよなぁ」
カーテンの隙間からは、まだ月明かりしか入ってきていないし、この状態で朝までは、流石の俺も風邪を引くかもしれない。リヒトが引かないほうが大事ではあるけれど、俺も風邪を引くわけにはいかないし。
「リヒト、リーヒト」
少しずつ布団を剥がしていく。それに微かに反抗するリヒトが「ユーリ、の」と呟いたから思わず手が止まった。
「ユーリ、の、におい……」
リヒトはそう言って、さらに身体を丸くして布団を顔へと押しつけた。嬉しい。可愛い。だけど。
「俺がいるんだから俺にしなよ」
「んん……っ」
少し強引に首元の布団を剥ぎ取り、そのまま吸い付いた。鎖骨をなぞるように唇を這わせ、緩く歯を立てる。
「いっ!?」
流石に痛みが勝ったのか、リヒトが「ぇ……?」と目を丸くして不安げに俺に焦点を合わせた。
「おはよ」
「え、なに? もう、あさ……?」
「残念だけどまだ夜。ね、ちょっと冷えたから暖めてくれない?」
「なに? え、わかんな……」
状況が飲み込めず、俺にされるがままのリヒトから布団を完全に剥ぎ取った。そのままリヒトをうつ伏せにして、枕を抱えるように手を回してやる。
収縮を繰り返す蕾に人差し指を当てれば、そこはまだ熱がこもったままなのか、自ら俺の指を中へと導こうと吸い付きを繰り返した。
「まだ柔らかいままだね。このまま挿入りそう」
「ひ、あっ……」
指の代わりに俺自身をあてがえば、リヒトはやっと頭が冴えてきたのか「まっ、て」と枕から顔を上げた。
「煽ったのはリヒトだから」
「あ、あああっ」
すんなり俺を受け入れたリヒトは、がくがくと腰を震わせ軽く達した。リヒトの目から生理的な涙が溢れる。それがやけに煽情的で、俺はリヒトの中でその熱をさらに増していく。
「ん、ぁ……、おっきく、しな……いで」
「だから、それが駄目なんだって……っ」
優しくしたいのに。甘やかしたいのに。
こういう時に限ってなくなってしまう余裕が憎らしい。
リヒトの腰を、痕が残るくらいに強く掴んで腰を打ち付ける。奥の奥まで穿ち、腸壁としこりを激しく擦り上げれば、リヒトは「も、だめっ」と枕に顔を埋めて一層身体を小刻みに震わせた。
同時に中をきつく締め上げられ、誘われるようにして俺も中へと欲を吐き出した。
朝になったらまた拗ねるんだろうな。でもそれも愛しくて、リヒトの背中に舌を這わせて、時折きつく吸い上げる。
「リヒト、好きだよ」
「ん……ぅ」
「寝落ち早いなぁ……」
そう言う俺にも睡魔が襲いかかってきた。
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