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一章

十五 リスティーの二日目 結婚の意味  日曜日

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 ソラとの再開から二日目の朝ワタシはソラよりも早く起きて朝ご飯を作る。
 昨日の片付けから始めないといけない。昨日は結局ソラに何もされなかったからムカついちゃった。
 頑張ってエッチ服着たのに.......

 でもソラはきっと照れてるだけだもん! 大丈夫これから沢山ソラと一緒に暮らすからチャンスは沢山あるもん。

 意気込んでお風呂場から出て部屋に入るとソラが床でいびきを書いて寝ていた。
 ソラの寝顔.......じゅるり。あ! ダメダメ。ソラの朝ご飯作らなきゃ!
 ソラ昨日ちょっと失敗したけど今度は美味しい朝ご飯作ってあげる。

 それで今度こそソラの胃袋を掴んでメロメロになってもらうんだもん。

 「すーっすーっすーっ.......むにゃむにゃ.......クリスティー? リスティー? 会ったとことあるの?」
 
 ソラが寝言でワタシのことを言っている。

 「ソラ.......ソラが思い出してくれるまでワタシ待つから、ずっと一緒にソラと暮らすから。ソラ大好きだから.......ソラが寝てると言えるんだけどな~」

 ワタシはソラに一枚毛布をかけて朝ご飯の定番卵焼きを作ったよ。そしたらソラが目を覚ました。
 うぅーっ。まだご飯出来てないよ~

 「痛っー、体中が痛い、床で寝るもんじゃねーな」
 「おはようソラ。朝ごはん作ってるからもうちょっと待って」
 「ああ、ありがとう、良い香だね」

 寝起きのソラの声と表情は昨日までとは全然違った。ふふふ。やっぱりソラ昨日は演技だったんだ!

 「なんで笑ってるの?」
 「ソラ。口調が優しくなってるから」
 「あ! .......忘れろ馬鹿」
 「忘れないもんっ」
 「ソラが本当は優しいの知ってる」
 「可愛いな」

 ソラが本音で可愛いって! 嬉しい。ソラワタシのこと好きだった!
 やっぱり照れてただけだ!

 「クスクス。ありがとう。嬉しい!」
 「あ! くそ! 忘れろ」
 「忘れなーい」

 ソラがワタシのことを可愛いって言ってくれたから気分が良い。料理を作るても捗る。
 しばらくソラがワタシに見とれてからハッ! 我に帰って言う。


 「お前。なんつう格好してるの?」

 やっと気付いた! ソラの事を誘惑するために昨日買ったエッチな服を着てるんだよ?
 ソラ昨日はしてくれな買ったけどワタシは何時でも良いんだよ? 朝からでも良いよ?

 「どう? 可愛い?」

 ソラは訝しげに見ながら変な事を言い出す。

 「もしかしてお前、淫乱なの? 家を回されたって聞いたけどまさか.......ぐぅ!」

 淫乱って! 酷い! ソラにしかしてないのに! 酷いよ
 先生に習った護身術をソラに使っちゃった。でもソラが悪い!
 ワタシだって恥ずかしいのに! ソラがしてくれれば良いだけなのに!
 このにぶちん。あんぽんたん。

 「ソラ。大っ嫌い!」
 「おっ。バイトの時間だ。行ってくるわ」
 「え? 朝ごはんは?」

 .......ワタシがもっと早く起きてれば.......ごめんなさいソラ。

 「あーあ。悪い。俺、遅れるから行くわ」

 ソラが誤ってくれるけど明日からはもっと早く起きなきゃ!

 「じゃあ行ってくるから、出掛けても良いけど鍵をかけていってな」
 「待ってソラ! ワタシも行く!」

 ソラがいっっちゃいそうだから火を止めて急いで服を着て支度を調えるよ。
 それを見てソラが不思議そうかおをする。
 
 「こんな朝早くからどっか行くの?」
 「ソラと一緒に行く!」
 「俺今からバイトに行くんだけど?」

 関係ない。

 「ワタシも行く」
 「ついて来てどうするの?」
 「終わるまで待ってる」
 「終わるの夜7時なんだけど?」
 「待ってる」

 ソラを待つはもう慣れてる。十年間もワタシはソラを待ったんだよ?
 ワタシはソラに付いていきたい。独りになりたくない。そう思ったけどそこでソラが昨日のソラになった。 

 「お前。馬鹿だろ、用事が無いなら大人しくしてろ、俺は行く」

 怒らせちゃったよ。そうだ。ソラだって男の子独り成りたい時もある。

 「分かった。待ってる」

 それにワタシも色々買い揃えなきゃ!
 お布団は一つで良いけどソラが腰いたそうにしてたから.......買わないと。
 それと昨日変えなかったシャンプーとか洗剤とか.......普通の下着とか。

 沢山買い揃えなきゃ!

 ワタシは急いで用意して昨日ソラと歩いた道を一人で歩く。
 昨日の失敗を踏まえて、少しずつ買わないと、お布団は配達でっと!

 町を歩いていると何故か男の人の嫌な視線をかじるよ。ソラのは嫌じゃないのに、ソラとは全然違う.......背筋がぶるぶる震える。

 ソラとまた買い物したいな。

 朝ご飯ソラが食べなかったからお腹が減って来ちゃった。ううっでも揺るまで我慢我慢!
 ソラも食べてないのに食べら無いよ。

 買い物を済ませて男の人に声をかけられたりしてたら夕方になっちゃった。
 そろそろ帰らないと.......と思ったら美味しそうなコーヒーの匂いを見つけちゃった!!
 コーヒーはお母さんとお父さんと一緒に良く飲んだ。ここにもあるんだ!
 コーヒーのお店入って見よ。

 チリーン、チリーン。

 香ばしい香りが鼻を潤す。幸せ~
 コーヒー店の店員さんがハキハキと対応してくれる。カッコイイなって思ってたら.......

 「いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ」
 「ソラ!?」

 ソラだった。どうして!? 偶然?
 あ! ここがソラの働いている場所なんだ! 凄い凄い! ワタシもコーヒー大好きだよ?

 ワタシを見て驚いたソラが接客をやめちゃう。

 「お前。何でここにいる?」
 「お布団を買った帰りだよ」

 本当買いたくなかったけど.......ソラと一緒に寝たいのに。
 
 「星乃君、どうしたの?」

 知らない人の声。


 「なんでも無いですよ」

 は! そうだ! ソラは今仕事中。迷惑かけちゃ駄目。
 
 「カウンター座れよ」

 .......ソラが奨めてくれた嬉しい。でも今はダメ。

 「何処でも良いんじゃ無いの?」
 「.......良いけど」

 店内をぐるっと見て回る。ワタシ、コーヒー店は何処に座るのが一番良いか優れわかるんだ!
 良い客にならないと!

 .......カウンターだった.......ソラが教えてくれた場所だった。恥ずかしい。
 
 「ホットコーヒーを一つとクッキーを.......二皿ください」
 「マスター。ホットコーヒー、一つとクッキー二つ注文です」

 こうなったらソラと一緒にクッキー食る事にしよう。ソラもお腹ペコペコでしょ?
 
 「マスター?」(ソラ)
 「マスター!? どうしたんですか!」(ソラ)
 「星乃君。あの綺麗なお嬢さん、きっとスエーデン人だよ」(マスター)
 「だから何ですか?」(ソラ)
 「スエーデン人と言ったら.......いや何でもない。気合いを入れて入れるよ」(マスター)

 マスターさんとソラが親しそう.......ソラやっぱり男色?

 コーヒーを挽いている間にソラがクッキーを持ってくれる。ソラが持ってくれる! 嬉しい!
 でも、ソラはお皿をおいてカウンターの向こう側に戻っちゃった.......酷い。一緒に食べるダメに二つ頼んだのに!

 ソラの馬鹿!
 
 ソラが隣に座ってくれなかったらマスターさんなの?
 そんなの嫌だよ。

 しばらくしてマスターさんが煎れてくれたコーヒーを一口飲んでみる。
 そしたら! 口の中に広がる濃厚な苦味と旨味.......これ!

 「美味しいコーヒーです」

 結局ソラが来てくれないからマスターさんと沢山話す。マスターさんの話は興味深いけど.......ソラと話したいだよ? クッキーもあるよ?

 「ソラ」
 「えっと、会計は.......」
 「むー。ソラ! こっち」
 「いや、仕事中だから」

 仕事中なら尚更客の相手をしてよ! 馬鹿!
 するとマスターさんが柔らかい微笑みを浮かべながらソラに指示する。

 「星乃君。相手をお願いするよ」
 「マスター? 良いんですか?」
 「スエーデンでは普通の事なんだよ」
 「そうなんですか.......ならマスターが話し相手になってあげてくださいよ。俺じゃあそいつの.......お客様の話についていけませんよ」

 む~! ソラそんなにワタシのことを避けるの?

 「ソラの意地悪」
 「意地悪っておい! 俺は.......」
 「星乃君。お嬢さんは星乃君とフィーカしたいんだよ」
 「フィーカ?」

 結局マスターさんに説明されてソラは

 「わかりました」

 めんどくさそうに対応する。

 「で、お客様は何をお望みで?」
 「.......」

 酷い! ソラ酷いよ! コーヒー飲むときぐらい普通にしてよ!
 そんなソラをマスターしている戒める。

 「星乃君、彼女何でしょ? 普通に話していいよ」

 彼女! 違うよ! ソラとワタシは夫婦だよ!

 「彼女じゃないですよ」

 ソラも否定する。そうだよね。ソラちゃんと言って!

 「知り合い、顔見知り、遠い親戚です」
 「ソラ! 酷い」
 「嘘じゃないだろ! じゃあ彼女なのかよ!」
 「違うけど.......」
 
 夫婦だよ.......結婚の約束したんだよ。思い出して。

 「で? 優雅にコーヒーを飲んでいるお前は俺に何のような訳?」
 「クッキー食べて」
 「.......いやダメだろ、仕事中だから.......」

 とか言いながらソラは食べてくれた!
 嬉しい! ほら夫婦だよ! ほらソラお腹減ってよね食べて食べて!
 
 「もっと食べて」
 「何? 頼んだは良いけど嫌いなの? 戻して来ようか?」
 「むー。ソラの馬鹿」
 「お前いい加減にしろよ。俺で遊ぶな! さっさと帰れ!」

 !! ソラが真剣に怒った。今までとは違った。.......なんで?
 ソラ.......ワタシソラとクッキー食べたかっただけなんだよ?

 ソラが怒るわけがわからなくて泣きそうになっていたらマスターさんがコーヒーをソラに渡しながら、ワタシに言う。

 「お嬢さん。言葉にしないと分からないこともあるんだよ」

 言わないと分からないこと? あ! ワタシソラに言ってなかった!

 「マスター? 何でコーヒー何か」

 ソラが不思議そうにしている。マスターさんがタイミングを教えてくれる。いい人だ。
 ワタシは恐る恐る言ってみる。

 「ソラが.......お腹減ってると思って」
 「ああ、そういうことか、お前は最初から俺に食べさせる為にクッキーを頼んだのか、だから渡した時、不満そうな顔をしたんだな、そして俺が食べないからお前もクッキーには手を付けなかった訳だ。そうなんだろ」

 そうしたら、ソラがパッと表情を変えて納得顔をしている。そして。クッキー食べ始めた。

 「悪かったよ。ありがとう。ちょうどお腹が空いてたんだ」

 ソラがクッキー美味しそうに食べている。

 「美味しい?」
 「そりゃマスターの手作りだぞうまいに決まってる。お前も食えよ」
 「うん」

 ソラと一緒にクッキーを食べる。嬉しい! 
 
 「お前。まさか、朝飯や昼飯も食べてなかったりするの?」
 「うん」

 ソラと一緒に食べるだから一人じゃ食べないよ。

 「別に俺が食べなくても勝手に食べていいんだよ。腹が減ったら食べろ」
 
 ソラがまた怒ってる。マスターの言葉を思い出して言ってみる。

 「でも、一緒に食べるのが家族でしょ」

 夫婦は家族は一緒に食べるんだよ? お父さんもお母さんも一緒だったよ?

 「お前は俺と家族になりたっのかよ」
 「うん。ソラと家族になりたい!」

 そのためにワタシはソラ所に来たんだよ。ソラと家族になるために、あの約束の為に、ソラと結婚するために。
 ソラに言っちゃった。ソラは約束の事もワタシのことも覚えてないけど言っちゃった。恥ずかしい。

 「お前確かクリスティーナだっけ?」

 そうだよクリスティーナだよ。でもソラにはあの時ソラが呼んでくれた

 「リスティーって呼んで」

 リスティーって親しみを込めて呼んでほしい。ソラがつけてくれた愛称だから。ソラにはそう呼んで貰いたい。例えばソラが覚えてなくても。

 「分かったよ。リスティー。これからは出来るだけ一緒にご飯を食べるよ」

 .......一緒に食べてくれる。家族になってくれる!? 結婚してくれる! ソラは覚えてなくても約束を守ってくれる。ワタシはそんなソラが今また好きになった。前のソラも成長した今のソラにもワタシは

 「やっぱりソラに会えてよかった」
 
 そう思う。

 「そのかわり、俺がいない時でも飯は食べろよ」
 「ソラと食べたい」
 「いつでも食べられる分けないだろ! 良いな! 俺がいない時でも飯を食べる事分かったか?」
 「分かった」

 ソラが家族になってくれるなら一人で食べるのも我慢する。
 
 「星野君。リスティーちゃん困ったことがあったら相談してね。その年で家族になるだなんて大変だろうけどオジサンは応援するから」
 「マスター? 大変ってほど大変じゃないですよ。対して今までと変わらないですから」
 「無理しなくて良いんだよ。でも結婚式には呼んでほしいな」
 「「ぶーっ!!」」

 結婚式!? そうだよ。準備しないといけない!
 ウエンディングドレス着ないと.......でもソラまだ結婚出来ないよ。
 悶々としていたらソラがふざけて言う。

 「リスティー。仕方ない結婚するか」
 「ーーーーっ!!」

 嬉しい! ドキドキする。したい。ソラとしたい!
 でも! ソラ.......それはふざけてほしくないよ。もっとちゃんと言って欲しいよ。
 あの時みたいに言って欲しいよ。ソラ.......酷いよ

 
 「ソラ。大っ嫌い!」

 それだけ言って店を飛び出た。

 ワタシはソラの軽率な発言が許せなかった。もっと大切な想い出で大事な事でふざけちゃ行けない事で.......それなのに!!

 「ソラの.......馬鹿.......どうして忘れちゃったの? あ! ソラの為にお風呂湧かしとかなきゃ!」

 アパートでソラの帰りを待つ。ワタシにはソラしかいないし.......ムカつけどでもソラの事好きだし。
 約束だってきっとすぐに思い出してくれるし。

 ガチャガチャ。

 あ! ソラだ。ソラが帰ってきた。
 でも.......あの言葉無いよ。だから迎えてあげないもん!

 帰って来たソラがワタシに話しかける。
 
 「リスティー。何で怒ってるの?」
 「ソラが、からかうから」

 それだけは許せないよ。
 
 「じゃあ何でお風呂湧かしたの?」
 「ソラが入ると思ったから」

 え? お風呂いらなかったかな?
 仕事から疲れて帰って来たら入るよね?

 そう思っていたらソラがため息を付いて真剣な顔で言った。

 「結婚とか言って悪かったよ。ごめんね」

 ふざけてないソラだった。だからソラの気持ちをワタシも聞きたい。
 ソラ本当はどうなの?

 「ソラは、ワタシと結婚したいの?」
 「いや全く全然したくない」
 「むー。酷い」

 酷いし悲しいしショックだけど。でもソラが真面目に答えてくれた。あの想い出を約束を汚さないでくれた。

 「で? 許してくれるの?」
 「んーーーーー。.......良いよ」

 ソラとの結婚は.......ソラがワタシに真面目に言ってくれるまで待つ。
 最初からそう決めていたもん。だからソラが謝ってくれるならもういい。ソラはもうワタシをイジメないから。
 ソラがホッとして言った。

 「よかった」

 ワタシもだよ。ソラと仲直り出来て良かったよ。
 ソラと結婚出来るよね?
 
 「じゃあ風呂入ってくるけど、トイレ先に行く?」
 「行く。ソラはこれ付けてて」

 耳栓を買って置いた。乙女の秘密だよ。
 ソラはそれをごみ箱に投げ捨てた。

 「だーかーら! 無駄金を使うなって言ったよね」
 「無駄じゃないもんっ」

 大事だよ! ソラにトイレ聞かれたくないよ!

 「諦めろよ、この家で住む限りプライベートなど無い。自慰とかもお互い気付かないふりしよう」
 「そんなことしないもんっ」

 ほんとだよ?

 「嘘だね。昨日夜遅く.......ぐふ!」
 「ソラのエッチ! スケベ!」
 「リスティーがやって.......ぐふ!」
 「大っ嫌い!」

 嘘!? 聞かれてたの? 嘘!? そんなぁ! ひど過ぎる。酷いよぉ。
 でもソラのせいだよ! ソラがしてくれると思ってたのに! 酷いよ。は! まさかソラそういうことが好きなのかな?

 ソラがお風呂に入る間に夕食を作って用意してソラが上がるのを待つ。

 そうしたらいつの間にかに寝ていたようでソラに起こされる。
 けれど。

 「ソラ。何で抱き着いてるの?」

 ソラが寝ている間にワタシに抱き着いていた。するつもりなのかな?

 「リスティーが離さないんだろ! 嫌なら離せよ」
 「? 嫌じゃないよ」

 眠っちゃってたけどソラがしたいならワタシは良いよ?
 嫌じゃないよ?

 「嫌じゃなくても離せよ。夕飯食べるんだろ?」
 「あ! 冷めちゃう!」

 ぱっと離れてすぐに夕飯の確認をする。冷めてる!
 
 「冷めちゃった。温め直すから待って」
 「リスティー」
 「ん?」
 「.......何でもない」

 夕食を終えて就寝前にソラに聞いておく。
 何時でも良いけど心の準備はしたいし昨日みたいになるのも色々困る。ワタシだってエッチな気分になるんだよ?
 
 
 「ソラ、今日も一緒に寝ないの?」
 「寝ないよ。ってかリスティーと一緒に寝たら睡眠所じゃなくるかも知れないし」

 それをしないのって聞いてるのに!

 「ぶぅ~! 良いのにソラなら」
 「良くない!」

 でも今日は予想していたからお布団ちゃんと買ってきてあるよ。
 一つの布団じゃないけど隣で寝るよ。
 ソラと一緒に.......

 ソラとの生活二日目はこうして一日を終えた。
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