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八章 完結編

二百八 光が息子に残せる唯一のものだよね?

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 さあ、皆でお出掛けしよう!
 と、言うことで、ルミアやルルも誘って、お忍びで王都へ出かけて、皆で、ガヤガヤワイワイと割と健全に、夕方まで遊んでいたら、沢山の人達に暖かい声をかけられた。

 何でも、俺の姿を見れた事が光栄過ぎて泣き出してしまう老人とかもいた。
 俺って、この国だと結構神聖視されてるよね?

 毎日、嫁とベッドで盛ってただけなんだけど、皆からしたら、亡国を再建させ世界を統一し平和を勝ち取った、覇王らしい。
 覇王って......なんだよ。
 元ネタあるのかな?
 まあいいや。

 それで、他にもロニエ、ヒムート、そして、セレナが人気だった。
 ロニエの場合、何か聖女扱いされていたし、
 セレナは妖精扱いされてたし、
 ヒムートに至っては、美神と拝まれて。その姿を見るだけで、同性・異性に問わず、骨抜きにしてしまうので、途中から長いベールで顔を隠さないと行けなかった。

 違うよね? ロニエは性女だし、セレナは淫魔だし、ヒムートは......確かに美人だけど、俺のミルクが大好きな普通の女の子だよね?


 そんな感じで、夕方まで、結婚式の準備で、賑わっている王都を回っていると。
 同じく、お忍びで、出かけていたアレスとシズクとばったり遭遇した。

 「お、お父さん!」
 「......そんなに、驚かないでよ。ちょっと遊んでただけだし」

 アレスには、何故か距離を開けられて居るので、ちょっと悲しい......
 最近、成長して、セレナと俺の良いところを受け継いだのか、凛々しくなっているけれどね。
 それでも、可愛いと思うのは、親心かな?
 
 って、言ってもそこまで何かをしてあげた訳じゃ無いんだけどね。

 「そうだ! アレス。色々、話したいこととか教えておきたい事があるから、ちょっと一緒に来てよ」
 「......? はぁ......。まあ、構いませんが......」
 
 と、いうことにした。

 で、アレスを招待したのは城では無く、懐かしいアジト。
 セレナが魔改造したりして豪華な様相なのだが、カモフラージュしたりして、此処には誰も近寄らなくなっている。

 久しぶりのアジトの景色に、ちょっと哀愁に浸ってから、アジトの整備されてふかふかのベッドに腰掛けて足を開いた。

 「ロニエ。お願い」
 「はい。ヒカル様と出会い、全ての始まりのこの場所で、時代を紡ぐ、息子に紡ぐのですね?」
 「うん」

 ロニエはぺニスを撫でながらゆっくりと俺の股の間に座った。
 そして、何時もよりも丁寧に、ゆっくりとねっとりと熱くとろとろの舌で奉仕を始める。

 俺は、ロニエの奉仕を邪魔しないようにそれでいて、感謝の気持ちを伝わるように、サラサラな金の頭をゆっくりと撫でていく、

 「「......」」

 そんな、俺とロニエの行為を無言で見つめる視線が二つ。

 一つは熱心に観察する頑張り屋さんのシズクの視線。
 もう一つは、氷点下以下の絶対零度の視線で蔑視を送って来るアレスの視線。
 あれ?

 「アレス。ちゃんと見ててよ? この国をさる俺から、アレスとシズクに、残してあげるから」
 「......何を?」

 俺のぺニスは気持ち良くどんどん熱くなっていくのに、アレスの視線は絶対零度以下があるかもしれないと思うほど、どんどん冷たくなっていく。
 あれ?

 「何って、俺が子供に残せるものを考えたらさ、やっぱり、ロニエと磨いてきた」
 「夫婦の営みです。アレス君が将来......素敵な女の子と出会えた時に、ロニエとヒカル様の伽を活かして欲しいのです! っとヒカル様は思いました」
 「......」

 俺の言葉をロニエが全部言ってくれたのだが、アレスはどうもパットしない表情している。
 何でだろうね?

 「良いですか? アレス君」
 「はい。ロニエ義母様」

 俺から搾り取った精液をシズクに自慢するように飲み込んでから、アレスを鋭く優しい視線で見つめて、ロニエお決まりの前置きを置いた。
 このパターンはロニエが俺を説得するときに良く使っていたので、懐かしい。
 最近のロニエは俺を説得しないしな。

 「ヒカル様が、退位すれば、今や世界一の国の王権をアレス君が継ぐ事になります」
 「......はい」
 
 ロニエの真剣な声と表情に、アレスの表情も引き締まる。
 けど......

 「ロニエ。ロニエ。手、止まってるよ? もう、してくれないの?」
 「っ! 不覚......です。ですが、ヒカル様! ロニエがせっかく大事な話をしているのですから......」
 「待った方が良いの?」
 「いえ、そうではなく。ロニエが大事な話をしているのですから、ヒカル様がロニエをもっと激しく責め立てて、喋れなくなるくらいに、してくださいよぅ! ......それくらい、してほしかったのです」
 「はっ! 不覚......」

 俺は、雷に打たれた衝撃を受けて、よろよろと倒れる。そんな俺を控えていたヒムートがそっと受け止めてくれた。
 
 「だけど! ロニエ! せっかく俺が、ロニエに口で奉仕してもらってたんだから......」
 「もっとして欲しかったんですか?」
 「うん」
 「ふふふ、では、一度、ヒカル様が満足するまで致しましょう」 
 「うん!」

 ビクビクと俺の喜びをぺニスが表現してくれた。
 それを、ロニエが小さく微笑んでからもう一度......

 「......」


 更にアレスの視線が冷たくなっていた......。
 あれ?

 「ロニエ。しながら、アレスに続き話してあげなよ?」
 「むぐむぐむぐ......ペロペロ......わかりました。いいれすか? むぐむぐむぐ......アレス君は......すぐに......んっ......わっ! ふふふ、沢山でましたね。まだまだカチカチですね、もっと気持ち良くなっていいんですよ?」
 「うん。ほら、ロニエ。アレスが見てるよ?」
 「っは! えっと......アレス君は」
 「ロニエ。奉仕止まってるよ?」
 「っは!」

 俺とロニエの掛け合いを、

 「......もう、見てるから! 一度、最後までやってよ」
 「む? そう? じゃあ。俺がどうやって、エッチしてるかよく見てるんだよ? 複数の人とするのは、男として幸福だけど、なれるまで結構大変だからね」
 「......母親の情事を見せられる気分は、お父様にはわからないんだろうな......それに俺、もう経験あるんだけどな......」

 アレスは黙っていた方が早く終わると判断したのだった......
 誰視点?

 とにかく、俺はアレスに性技を余すことなく伝えようと、残してあげようと一生懸命になっていた。
 そんな、俺の熱意がアレスには伝わらなかったけど、シズクには伝わったようで、瞳をギラッギラさせて見ていてくれた。

 ......で、こうね?
 娘に見られるとね?
 ロニエが俺の性癖を全て受け入れてくれるって分かった時位は、興奮するわけですよ。
 
 だから、早々にセレナとヒムートを呼んで、イロイロ気持ち良くしてもらったんだけど、収まらない。
 ゾクゾクしちゃって、いくら出しても、前戯終わらない気がして来る。

 「こ、これが......! ロニエの露出癖の気持ちか......! 凄い......イイ!」
 「フフフっ......遂にヒカル様もこちら側に立ちましたね?」

 ロニエがスマートホォンのゲームのレアガチャで、ずっと狙っていたものが、出たときのような、達成感と幸福感を感じている、穏やかな顔をしながら言うけれど......

 「でも......そろそろ、ハメようか? 俺ばっかり、だし......」

 流石に、そろそろ、俺もしてあげないと、いけない気がしてきた。
 だから、動こうとすると、両腕を、腕と足で挟んで抱いてる、ヒムートとセレナにグッと引っ張られて、更にメルディーとルルが、小さい身体を活かして二人で、お腹に乗ると、左右の乳首をペロペロし始めた。
 
 「せっかく、ダーリンが、気持ち良いんだから、そのまま寝てなさい。奉仕はダーリンがしたいだけしてあげるわ、何時もそうなんだから、今更、気にすることないのよ?」
 「そうです。王様が幸せそうで、ヒムートも嬉しいです。もっともっと、王様を幸せにしてあげたいです」
 「セレナ......ヒムート......うん。 じゃあ。もっと付き合って」
 「はいです」
 「当全よ」

 こうして、セレナとヒムートの愛を感じて地味に幸福感に浸っていると、ロニエはシズクに

 「このように、いい女と言うものは、殿方の希望を、欲望を、叶えてあげることが大切です」
 「わぁ~! お母様達......凄い......パパとっても嬉しそう......」
 「男尊女卑で! 亭主関白でいいんです! 嫌なことをされようと、格好悪いことをしてようと、それでも、己の全てを注げる殿方を見つけるのです! それが夫婦円満の秘訣になります」

 何か、凄く一生懸命語ってた......
 持論を......

 「セレナ」
 「ん? 何かしら?」
 「俺のこと尊敬してる?」
 「してないわよ?」
 「自分のこと、俺より下だと思ってる?」
 「思ってないわよ? 私がダーリンを可愛がってあげるのよ! ......何よ? 嫌なのかしら?」
 「いや......」

 とまあね。
 結局はこんなふうに、持論なんて、人それぞれだからね。
 押し付けるものじゃないんだよ。

 色んな愛の形があって良いと俺は思う。

 「乳首吸わせて」
 「ふふっ......良いわよ。ペタペタな私ので良ければ好きなだけ吸いなさい」
 「それが、良いんだって! って......わざといったでしょ?」
 「ふふん。ダーリンの愛を感じてポカポカするわ」

 俺をからかって幸せそうにしている、セレナが、位置を調整して、顔の前にペタツルのピンク色の乳首を置いてくれる。
 膨らみは無いが、乳倫はカリッと固く乳首はプチッと柔らかい。
 俺の大好きな、セレナの無乳だ。

 乳倫の大きさに唇を合わせて、ビールでも煽るように一気に吸い上げる!

 ズルルルルル!

 「んっあああん」

 反対側の乳首でも遊んで、吸っている方の乳首はカチッと噛んで引っ張ってみる。

 「っあ......良いっ......わ」
 「セレナ」
 「今度は? 何かしら?」
 「......入れたい」
 「ふふん......私が一番ね」
 「うん」

 俺が、そういうと、察してくれた皆がそっと少し離れてくれる。

 「乳首はずるいですね......」
 「反則です。一番。ヒムートも欲しかったです」

 俺は片腕で抱けるセレナの身体を両腕で抱きしめて、唾液でべとべとになるのも構わずに、セレナとキスを交わしながら、ぺニスの上にセレナをセットする!

 そして、キスをしながら、グニグニとセレナに押し込んで、挿入する。

 「んっ......良いわよ? ダーリンの好きに抱いて」
 「うん。めちゃめちゃにする。でも最初はゆっくりとしないと、ね? セレナが壊れちゃぅのは嫌だからね? だんだん上げるから」
 「ステキ」

 言葉通りに最初は、ぬくぬくするほど、ゆっくりとピストンし、セレナの中がだんだんと、俺のぺニスを受け入れるために、とろとろになっていくのを堪能する。
 
 暫くすると、ぬるぬる動きやすくなってきて、ピストンも激しく大きくしていく。
 ゴリゴリとカリを強く刺激する、のが気持ち良くて、セレナ中で出したくなるが、中だしすると、精液でセレナの中の具合が悪くなってしまう。

 「セレナ。一発目だし、外に出すよ?」
 「っえ? ......ま、そうね。その代わり、私の身体で気持ち良くなったんだから、私にかけなさいよ?」
 「......うん。一回抜いて、口に入れるから、最後の一押し......」
 「良いから、早くしなさいよ」
 「うん」

 ヌププ......

 エッチな音が響いて、ピクピクしているぺニスを抜くと、そのまま、セレナの口に押し込んだ。
 そこで、セレナが射精を誘発するために、裏筋の一番気持ちい所を激しく刺激して、吸い上げてくれる。
 
 そうすることで、俺はノンストレスで射精してスッキリ出来た。
 
 ドブブ......

 精液を出した後は、セレナが残液を吸い出してお掃除してくれた。
 
 「ふふっ......んっ。......ねぇ。ダーリン」
 「ん?」
 「気持ち良かったか聞きたいわ?」
 「ん? あ......っ! ごめん。ごめん。めっちゃ気持ちいよ? セレナとエッチ出来て凄い幸せ」
 「そう、なら嬉しいわ」

 本当に嬉しそうに、可愛く微笑むセレナの頭を撫でてもう一度挿入してから、

 「というか、気持ちく無かったら射精しないからね? 心配しなくても、大丈夫だよ? それに、セレナが気持ち良くなくなっても、俺は毎日セレナを抱くよ」
 「もうっ。違うのよ。私は、ただ、私でダーリンが喜んでくれてるって聞きたいだけ......」
 「全く......分かったよ。そんなに、心配なら、今度は中にだしてあげるね?」
 「嬉しいわ」
 「......出るよ?」
 「早いわね」

 セレナが不安そうにするので、仕方なく二回目を中に出してあげる。
 そうすれば、セレナも俺がセレナの中が好きだって安心できる。

 「......早漏みたいに、言わないでよ。セレナが気持ち良すぎるから、だよ? 精液出すと、俺の精でセレナのキツキツがぬるぬるになっちゃうから、我慢してただけ......」
 「そうよね......」
 「だけど。一回しちゃったから、もう良いや、お望み道理どろどろにするよ」
 「うん......! 沢山してほしいわ、そっちの方が愛を感じるのよ? 何度でも、私は、ダーリンを受け入れるから......沢山よ?」
 「可愛い奴だなぁ......誰に何を、嫉妬したのか、わかんないけど、質より回数が良いなら、そうするよ」 
 「好きよ......愛しているわ。ダーリン」

 ズブズブ......。

 あまりにもセレナが可愛い事を言うので、俺はセレナに沢山、精子を植え込んだ。
 ぺニスから感じる快感の限界を何度も越えて、その度にどっぷりと射精する。

 「セレナ? 気持ちい? 俺のちんこ?」
 「んっ......気持ちいわ。もうコレ無しじゃ、生きられないぐらい! ダーリンのチンポは気持ちいわ......! だから! ダーリン! もっと沢山......私を抱いて......ダーリンにもっと激しくされたいわ!」
 「良いよ。してあげる」

 俺は、セレナを抱きながら立ち上がり、壁に押し付けて、突きまくる。
 普通なら、背中が痛いだろうし、空中の浮遊感やらで、快感なんて感じている暇は無いのだが、

 「んっ! あっ! ダーリン! 良いわぁっ! もっとぉっ! ダーリンっ。好き」

 セレナは、俺の激情を抑えるために、何時も激しく抱かれていた為に、激しくされた方がむしろ、感じるようになっている。
 必死に俺の首に縋り付き、脚を腰に絡め付けて来る。

 きゅんきゅんっとセレナの子宮が痙攣して居るので、恐らく普通に絶頂しているが、まだまだ物足りない顔をしている。

 だから、セレナの腕を外して、クルンと逆立ちにさせてから、更に激しく突きまくる。
 
 「ヒィ......っ......んあっ! ヒィーフゥー......」
 「っあ......セレナ......そんなっ! お父様! セレナが苦しそうです! 辞めてあげてよ!」

 セレナが遂に絶頂し過ぎて、白目を向き始めたのを見て、セレナ大好きのアレスが必死に止めようとするので、俺が辞めて、ベットに座りセレナの背中をさすっていると、ペロペロとセレナがぺニスをナメはじめる。

 「ハァ......ハァっ......っなんで......辞めるのよ? もう少しで、イキそうだったのよ? イケずね......また舐めて欲しいのね? ふふん。フゥ~っ。良いわよ」
 「セレナ!?」

 息も整えないで、再びぺニスを舐めて虚ろな目をするセレナにアレスが驚愕しているので、俺はちょっと早かったなと、セレナを抱き上げで、ビクンビクン痙攣して居る、背中をさすってあげる。

 すると、虚ろだったセレナの瞳が、いつもの強気な釣り目に戻っていく。

 「ん? ダーリン? 終わりにするのかしら?」
 
 で、完全に正常に戻ったセレナの頭を撫でながら、

 「アレスが辞めて欲しいんだって、激しいのはまた後でしてあげるからね」
 「そう......。全くアレスは根性無しね。あそこからが、本番なのよ? そんなんで、女の子を満足させられると思っているのかしら?」
 
 セレナの不満がアレスに向いたところで、ロニエがセレナをよいっしょっと退けながら、俺の膝に乗り込んで、

 「アレス君。セレナは少々特殊なので、気にしなくても良いですが、性癖など人それぞれなのですよ? 覇王の後継者足るものならば、自分の性癖もさることながら、少々特殊でも様々な女性の性癖にも対応していかなければ為りません。そう! ヒカル様の様に」
 「......少々ってなんだったけな......」

 ロニエが俺の胸に滴る汗をペロリと舐めながら、言うと、アレスがアイデンティティークライシスを起こしかけている。

 「例えばセレナは極度のマゾ体質で、連続絶頂地獄出ないと満足無いという、特殊体質ですし、ヒムートさんだって、実は......」
 「ロニエちゃん!」
 「......ヒカル様の事を想像しながら一人エッチしないと本性の方が現れますし、一人エッチが好きすぎて、ヒカル様が寝静まった後で......」
 「王様! 聞いちゃダメですぅ!!」

 とてつもなく焦ったヒムートに耳を塞がれた。
 ......寝静まった後で......何!?なにしてんの?

 「......とかしているんですよ?」
 「そんな事しているのね......。だから......そういうことだったのね。長年の疑問が晴れたわ」
 「「「ジー......」」」
 「し、してないもんっ!」
 「ヒムートさん。素がでていますよ?」
 「ぁぁ~っ!!」

 手を外したときには既に、話は終わっていて、にたーっと笑っているロニエにもう一度言うつもりが無いのはわかる。

 「ヒムート? もっとエッチしたいの? しようか?」
 「ち、違うんです! 王様ぁ!」
 
 顔を朱く朱く朱く! 恥ずかしい! って顔に書いてある。
 ロニエが、言わない以上、俺が知らなくても良いことか、知らないほうが良いことだから、深くは追求する気は無いのだが、

 「一人で処理しちゃうの? それ、見たいな?」
 「かぁ~~っ! やです......! 違う......のにぃ......酷いです......」

 からかうのが面白すぎて、辞められない。
 ま、そろそろ辞めようかな?

 「今度見せてね?」
 「やー」
 「ロニエ。よろしく」
 「はい。現行犯で捕まえましょう」
 「やー......っ!」

 パタパタっ!

 肩たたきのようで心地良く叩かれて、セレナをポイッと捨てて、ヒムートを抱き寄せる。

 「ま、冗談は、さておきヒムート。次はヒムートとしたいな? 良い?」
 「......はい。それは良いです」
 「一人エッチは?」
 「やー!」
 「かわええな! えいっ!」

 で、今度はヒムートとのエッチをアレスに見せてあげる。
 イロイロ見せてあげた方が、アレスの役に立つかもしれない。

 というのは建前で、ヒムートを抱きたくなったからだったりもする。
 
 「って! 私を投げたわね! 燃やすわよ!」 
 「まあまあ、セレナは一度、抱いていただけているのだから良いでは無いですか、私なさっきからずっと待って居るのにお預けばかりなのですよ?」
 「そうね。ロニエよりも珍しく扱いが良いから許すことにするわ! 私の勝ちね」

 で、勝ち気にロニエに宣言したセレナは、ロニエから

 「そうですね。もう、セレナさんの出番は終わったという事でもあるのですが......」
 「っえ?」
 「なにぶん、今回は人が多いので、出番が終わった人は、退場していてください」
 「嘘よね? このセレナさんが! 皆大好きセレナさんが! 何よりダーリンの一番好きな女である私が! そんな扱いなわけ......」
 「いえいえ、暫く、下がって居てください。セレナが絡むと、他の方に順番が回りませんので」
 「嘘よね! ダーリン! 私ともっとしたいわよね? ねぇ!」

 衝撃の事実を告げられていた。
 で、縋り付くセレナを俺は、撫で撫でしてから、

 「セレナは世界でもロニエと同じくらい可愛いなぁ......可愛いよ? 大好きだし、超愛してるし寵愛してる」
 「ダーリン......嬉しいわ。すごく嬉しいわ。優しいダーリンも私は大好きよ......優しい? ダーリンが?」 
 「セレナのその可愛さはきっと世界でも救えるよ。なんでもない普通の人達を救えるよ。だからね」
 「っあ! オチが見えたわ」
 「暫く、世界でも救ってて、ね? じゃあ。飛んでけぇええええええええええええええーーっ!」

 ぶん投げた。

 「やっぱりねぇえええええええええええーーっ!!」

 キラリン。

 セレナは遠くに飛んで行った。

 「さてと。ヒムート。おいで」
 「はい!」


 ーーー以下説明ーーー

 セレナが居ると、ストーリー進行が大幅に遅れるので、(光のエッチ相手がセレナにしかならない......)強制排除しました。
 セレナ好きな方お許しください。
 恐らく、ハーレム一周させる頃にはしれっと戻ってきます。

 実はここで、あるカップリングをさせたいがための、強行。
 もう無茶でもなんでも、ここしかない。ので、ご理解を、

 
 




 
 
 


 
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