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六章 大戦編

百五十四 ハーレムは修羅場ばかりだよね

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 デリカ、イリア、セレナと立て続けに犯した事で一応の収束をした俺は、セレナの機嫌回復のためにヒムートを怒らせヒムートの機嫌回復のために、ロニエをからかった。そしてロニエは自力で立ち直ってもらった。

 「ロニエ、ありがとう」
 「フフフ、ヒカル様。ロニエはヒカル様のロニエです。だからヒカル様はロニエに何をしても良いんですよ」
 
 何度も聞いたロニエの台詞をロニエの肉体を抱くことによって俺の感謝を伝える。
 やっぱりロニエが大好きだと思う瞬間だった。

 「さてと。メルディ。君髪の毛何色が良い? 髪型は? ショート。ロング? セレナみたく長い三つ編み? それともロニエみたいに、ウェーブの効いた綺麗なプロンドの長髪? ヒムートみたいな美しい銀色のストレート? それともーー」 
 「ヒカル様......いくらメルディさんが珍しい黒髪で染めやすそうでもそれは酷いですよ。ありままを受け入れてあげましょう」

 ロニエのせいで遇えて描写してこなかった、髪の色が明らかになってしまった。
 初登場から実に百話以上も引っ張ってきた事なのにこうもあっさりとは。

 「天野様?」
 「メルディ。思い出したよ。君のこと、大きくなったね。俺とぶつかった時は腰くらいしか無かったのに。今ではヘソ位だよ」
 「!」

 そう俺は、思い出した。というかメルディを抱き上げたときに途中で思い出した。
 かつて、セントラルの奴隷として城に幽閉されていた少女の一人だ。覚えている。
 あの時、ロニエが記憶を失って俺が死のうとまで思っていたとき。何度も部屋に来てくれた少女だ。
 俺の手を握ってくれた少女だ。

 「ごめんね。わざわざ会いに来てくれたのに、気づけなくて。確か天野王国でロリコン......ヒーストランド王の所で生活してたんじゃ無かったけ? そこから来てくれたんでしょ?」
 「え......あ......ぁ。天野様......」
 「ん? どした?」

 少女の瞳からぽたぽたと涙が溢れている。そこまで俺に会いたいと思ってくれて居たのかな?
 それともあのロリコンに相当酷いことをされていたのかな?

 メルディはおぼつかない足取りで一歩また一歩近づいてくる。それを微笑ましそうにロニエが見守り、セレナが手を伸ばす。そしてヒムートは。

 「王様に抱き着くのはヒムートです!!」

 と言って、セレナを蹴散らし飛びついてきた。
 ロニエは間一髪ヒムートを交わしている。
 いや......ヒムートそこは空気読もうよ。俺ちょっと覚悟してたのに。まあ良いけど。

 「え? あ......! すみません、すみません。天野様。ヒムート様。わたし今天野様に会えて嬉しくて身体が勝手に」
 
 メルディは頭が冷えたのか自分が何をしようとしたのかを思い出したのか顔を真っ赤にして頭をブンブン下げまくる。

 それが小さいメルディが俺にぶつかった。時に酷似しているように見えて口元を綻ばせてしまう。
 懐かしい記憶の一部だ。

 「ヒムート。降りて」
 「はい。王様」

 ロニエが潰れそうなのでとりあえずヒムートに降りてもらう。ヒムートは俺に飛びつきたかっただけだから素直に降りてくれる。そんなヒムートの頭を撫でてあげると気持ち良さそうな顔をしてくれる。

 「メルディ。一つ聞きたいから呼んだんだけど、良いかな?」
 「わたしに答えられる事ならなんでも答えます」

 聞きたいから呼んだだけとか俺も相当偉くなったもんだと、改めて思う。まあ実際偉いんだけど。
 だって王だし。なんか覇王とか言われてるし。

 メルディは俺の問いに答えるために肩を縮めている。何を言われるのか怖いかな?

 「そんな固くならなくて良いよ。ただ単に、もう一度メルディが会いに来てくれた理由を聞きたかっただけなんだよ。教えてくれる?」

 そう聞きたいのは理由。どうしてメルディが遠く離れた天野の国からセントラルまで俺に会いにきたのか、それを聞きたかった。なぜならそれを聞く前にメルディは気絶してしまったから、いや少し言っていたか。

 「は、はい。わたしは......わたしは。天野様に会いに来ました」
 「うん。あってどうしたかったの? なにかお願いでもあった? セレナに何でもないとかやらせるよ。ロリコンになにかされた? それとも」
 「わたしは......天野様に会うことを目的としていました。ずっともう一度あうそれだけを夢見て......」
 
 メルディはやっぱりそうなのだろう。ロニエが妻候補とか言うからもしやと思ったけど。
 メルディは本当に俺に会いたいその思いだけで俺に会いに来てくれたんだ。
 この魔物蔓延る危険な旅を越えて。
 俺に会いたいそれだけのために.......

 「メルディ。この後特に予定も目的も無いならさ、俺と.......俺達と一緒に暮らさない? ロニエじゃないけど、メルディが望むなら本当に妻になってくれたりしたら嬉しいし、そうじゃなくても.......いや」

 これは俺の悪い癖だなと思う。決断を他者に委ねて何度後悔しただろうか?
 数え切れないほどの後悔を経験してそれでも俺は踏み出す事をしないのか?
 メルディは今ここにいる。俺に俺だけに会いに来てくれている。側室選考会でそんな人は居なかった。誰一人俺を求めてくれる人は居なかった。でもメルディは俺を求めて来てくれた。

 そんなメルディに俺が言う言葉は。

 「メルディ。俺メルディを好きなった。もう何処にもいかず一緒に暮らそう」
 「!」

 目を見開くメルディの前には二択しかない。そういうふうにした。だけどまだ二択だ。
 ここから更に!

 「はい! 天野様お願いします」
 「って! 良いの? メルディ」
 「これで天野様と毎日一緒居られます。わたし.......夢見ているようで.......天野様。私なんか良いのでしょうか?」
 「うん。メルディで良いんだよ。俺はメルディに恋したから、メルディ俺はメルディを独り占めしたい。そう思ったから、ほらおいでメルディ。というか来て.......メルディ? 聞こえてる? おーい」
 「はっ! すみません、すみません。天野様。すぐに!」

 一瞬処理落ちしていたメルディが我に戻り、ベッドに上がって俺の腕に躊躇無く入り込んだ。
 そんなメルディを俺は優しく抱きしめた。

 「ヒカル様。ロニエ達に相談は無しですか?」
 「え? メルディ駄目? こんないい子なのに。俺メルディを誰かに渡したく無いんだけど」
 「いえ。メルディさんが素晴らしい方なのは分かっていますが、それでも形式は守ってください。ロニエと約束したことは破ったら駄目です」
 「うん。分かった」

 ロニエとの約束とは、ハーレムに加える前に妻達から許可を得ること。
 ロニエは認めてるらしいから、セレナから行くか、はぁ.......セレナは怒るかもしれない。「勝手になにしてるのよ!」 とか言いそうだ。

 「セレナ.......良いかな?」
 「ダーリンが好きになったのなら構わないわよ。メルディよろしくお願いするわ。改めて名乗るわね。私は、天野セレナ、ダーリンの一番の女のよ。仲良くしてほしいわ」
 「! セレナちゃん! 嘘は駄目です。メルディちゃん。今のはセレナちゃんの嘘です。ヒムートも名乗ります。天野ヒムート。王様の一番の女です」
 「! ヒムート! 嘘は良くないわ! ダーリンの一番は私よ。そういっていたから間違いないわ。訂正しなさい」
 「セレナちゃん! ヒムートは今さっき言われたばかりです。セレナちゃんこそ訂正です」

 何故か、セレナとヒムートが一番談義で揉めはじめた。
 今はその話はいい。メルディの方だ。折角の新ヒロインを差し置いて、俺のトリプルヒロインの二角が揉めているとか少し残念だ。
 セレナとヒムート、そしてロニエは俺の中で特別だと言うのに。もっと心を広く持ってほしい。

 「まあ、セレナがいいって言うなら基本的に後も大丈夫.......あ! デリカはヤバいかも。ってセレナ! ヒムート! いつまでやってるんだよ。 メルディが怯え照るだろう。立場的に上なんだからしっかりしてよ」
 「立場なんてあってないようなものじゃない! 敬われた事なんて無いわよ! そんなものよりダーリンに抱かれる方が大事だわ」
 「王様の一番と偽るセレナちゃんの図々しさがヒムートの立場を狂わしてます。ヒムートは第二王妃です」
 「強調するんじゃ無いわよ! 本当は私が第二だったのにヒムートが割り混んだんじゃない!」

 激しくなるヒムートとセレナの口論に俺は頭を抱える。メルディに見せたく無い光景だ。
 とてつもなく醜い。セレナよ、ヒムートよ。頼むから節度を持ってよ。いきなりこんなの見たらメルディ引いちゃうよ。

 「メルディ。幻滅しないで。セレナは基本優しいし、ヒムートも基本おしとやかなんだよ。二人を嫌わないであげて」
 「.......すみません。すみません。私少し安心しました。ヒムート様もセレナ様も私と同じだと分かって」
 「ん? 同じ.......か。メルディ」
 「はい」

 『同じ』それは俺とロニエにとって特別な意味をもつ言葉だ。でもセレナやヒムートと同じと言ってくれるメルディをやはり俺は好きなんだと再確認できる。

 魔女であるセレナを同じ人間として見てくれる、美すぎて敬遠されるヒムートを同じに見てくれる。
 俺のために全てを費やしているロニエをデリカやイリヤはたまに神のように扱う。メルディなら。

 「メルディ。ロニエ達と対等な友達になってくれなかな? ああして喧嘩して笑ってられるそんな存在になって欲しい。三人には対等に笑い会える人が少過ぎるんだ。頼むよ」
 
 それがメルディになら出来るような気がした。ロニエの固い外殻を切りぐずしてふざけあえるそんな関係になってほしい。

 「む、無理です! 無理です! 私なんかでは! 私ではロニエ様やセレナ様達にはーー」
 「メルディさん。ヒカル様の妻となられるのです。ヒカル様の願いには「はい」で答えてください」
 「え! そんな.......」
 「フフフ、冗談ですよ。メルディさんの自由にしてください。でも一つだけもう『私なんか』は封印してください。メルディさんはヒカル様選ばれたとっても素敵な女の子ですから。それは選んだヒカル様をおとしめる行為に他なりませんから」

 ロニエが、メルディに楽しそうに笑いかけた。その笑みは少しだけ俺やセレナ達に見せる笑みに近かった。

 「ダーリン! 結局今は誰がダーリンの一番なのよ!」
 「王様! 答えて欲しいです! 大事です」
 「まだやってたんだ。まあ良いか、なら言うよ」

 セレナとヒムートには答えを与えてあげなければ収まらないだろう。そんな二人の様子を伺うと。
 セレナは胸を張り自信満々に自分が選ばれることを万に一つも疑っていない。
 ヒムートは背筋をピシッと伸ばして真剣に俺の言葉を待っている。

 うん。超修羅場。
 ハーレムってこういうときどうするかな? 角立たないようにする?
 それが無難か。

 「セレナリードのロニエが二番手。ついでヒムート、そのしたにデリカ、ルミア、イリヤの順かな、あ! メルディは今回は計測不能で良いかな?」
 「そ、んな.......」

 カチコチにヒムートが固まってしまった。
 
 角が立たないようにするなら、簡単だ。ロニエといえば誰しもが納得するだろう。
 だが、それは誰も幸せにしない。俺はロニエ達にだけは嘘をつきたくない。だって大切だから。ここで濁しても意味ないし、後で傷つくだけだ。俺は好きな人を良く抱くからすぐばれる。

 誰しもを幸せにする方法は無くても、

 「ふふん。当然ね。でもすごく嬉しいわ。ダーリンの愛を感じるわ」
 「っう! ヒカル様の一番はロニエで無ければ.......ヒカル様! ロニエと交わって下さい! ロニエの良さを思い出させてあげます」
 
 誰しもが笑い会える未来は無くても、

 「ちょっ! 駄目よ! ロニエ。私が抱かれるのよ! 二番は二番目に抱かれてなさい」
 「セレナ。怖いんですね! ロニエがヒカル様と交わると負けると思っているんですね!」
 「そうよ! 何か悪いかしら? ロニエとダーリンを抱かせるわけないじゃない。安い挑発には乗らないわ!」

 俺は思う。誰しもを愛してあげることは絶対に出来ると、だからこそ真摯にロニエ達には向き合うと。
 
 「ってロニエとセレナが争っている内にヒムートが一番に急上昇! 醜いのは良くないからね。ヒムート抱かせて」
 「王様! 嬉しいです!」
 「ひど過ぎるわ! 私が一番だったじゃない! 何してるのよ!」
 「ヒカル様! そこはロニエがリランクインするところです!」

 こうして、楽しい俺のハーレムが続くから。
 
 「じゃあ、三人まとめて抱くよ。おいで、セレナ。ヒムート。ロニエ。俺の一番大好きな妻達」

 【完】


 ーーーー以下重要ーーーー

 はい。長かった。ロリ姫もようやく最終回を迎えられました。
 本当に応援ありがとうございます。呼んでくれた方に最大限の感謝を!


 さて次の新作は、一般向けの王道ファンタジーを予定しております。そちらもどうか読んでいただけると嬉しいです。


 はい。嘘です。終わりません!! もう一度完結ではありません!
 普通にまだもう少し続きます。なんかいい感じにまとまりましたがこのままじゃ余りにも物語として中途半端です。打ち切り作品並です。

 趣味作品で打ち切りとかないので、もうちょっと付き合ってください。
 でもヒヤッとして悲しんでくれた方がいるなら感想かレビュー下さい。ついでにそろそろ評価入れてください。モチベが上がります。


 まあ、本当にいい感じに締まったので、ここで六章を終わりにして次から七章に入ります。
 世界統一編として書きはじめた予定でしたが、メルディ編と銘打つことにしますね。

 メルディというキャラはいいですね。停滞していた。イリヤ達準ヒロインキャラ達を動き出させて、孤独なトリプルヒロイン達と対等に話し合える。様になるかもしれない。ついでにトリプルヒロインの足を掴むかもしれない。そんな新ヒロインとなっております。

 はあ。メルディやっとハーレムインしたよ。二章登場時から光に惚れてずっと一途に思い続けてきたメルディの勝利ですね。

 ヘワタ嫁のコースもあった中よく独り身で堪えてくれました。感無量です。

 はい。七章は、ルミア編と賢者編がかければ良いかな。賢者編はだいたい考えてあるけど、ルミア編はどうしたら良いのか全くわからない。六章で入るつもりだったのに!

 まあ序盤戦は折角なのでハーレムネタを入れていきます。
 エロもエロじゃない奴も。書くなら今でしょ!
 
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