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六章 大戦編

百五十一 選考会の終わりだよね

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 スヤスヤと眠るセレナの青い髪を撫でていると、妙に落ち着く、この感覚はロニエと抱き合っている時と同じくらいの感覚だ。
 選考会はつつがなく進行しているので俺は暇だ。セレナを撫でるくらいしかやることが無い。

 いや選考会だから俺も選考した方が良いのかも知れないけど、参加者の少女達が皆に興味がイマイチ湧かないのだ。
 それなりに可愛い子はいるけど、それはロニエには及ばない。情欲的な子もいるけどセレナには及ばない。そして美しい人はヒムートには及ばない。
 ヒムートと比べられたら嫌かも知れないけれど俺にヒムートという基準がある以上それは仕方が無いことだ。

 ロニエ可愛い、セレナは芸術的、ヒムートは美しい、この三人を超えるインパクトが無ければ俺の心は動かない。
 いや一回だけ動いたけど、あの子、ルルン・ルークルンちゃんあれは思わず突っ込んじゃった。まさかの赤ちゃんだからね。
 ルークルン家は何をしているのだろう?
 よくわからん、まあ預かったものは大事に育てて育ったら美味しく食べちゃおう......

 「ダーリンは......私を抱けば良いのよ」

 とおもったけど、食べる暇はなさそうなので、アレスに献上しよう。うん。そうしよう。
 あいつ、セレナの事が好きとかマザコン野郎だけど、俺の血を引いているんだ。ロリコンでもあるはずだから大丈夫だろう。
 それに息子が一生童貞なのは見過ごせない。そうだな、今あいつ何歳だっけ?
 八歳くらいかな? まだガキだな、性教育は早い方が良いという持論はあれどさすがに早いか、ルークルンちゃんが十歳になってもアレスが童貞なら父親として協力してあげよう。相手が居ないならセレナがふでおろし......

 「ダーリン!」
 「ん? 起きた? もう少し寝てれば? ごめんね激しくしちゃったからまだ疲れてるでしょ?」

 セレナが何故か飛び起きて叫ぶので面会ている少女がびっくりしているけど......

 「ロニエ、セレナのこと怖がる人は嫌だよ」
 「分かっていますよ。......ヘワタさん」
 「へい!」

 俺の一言で連れださてしまう少女に俺は怒りこそ覚えるけど、かわいそうだとは思わない。俺のセレナを見て怖がっていた。魔女の排斥の傾向は色濃く残っているけど、それでも俺はセレナがそんなものに傷つけられるところを見たくない。

 「ダーリン、悪夢を見たわ」
 「だよね。大丈夫だよセレナ。絶対セレナが過ごしやすい国にするからそういう世界にするからーー」
 「ダーリンが私を、アレスに抱かせようとする夢よ?」
 「ーーだから怖がる必要なんて無いよ。俺の腕の中にセレナ居場所はあるんだからーー」
 「凄く怖かったわ。ダーリンが私を見て楽しそうに笑ってるのよ! ありえないわよね? 私はダーリンさえいれば良いのよ。他の誰かではないダーリンだけが良いわ。愛してるわダーリン」
 「ーーセレナは俺に笑ってくれれば良いんだよ? 自由に楽しそうに心から、必ずそういう世界にするから、愛してるよセレナ」
 「嬉しいわダーリン」
 「セレナ強く抱きしめるよ」

 俺はセレナに言った通り愛おしいセレナを強く強く抱きしめる。
 その横でデリカが詰まらなそうに呟いた。

 「全く話が噛み合ってないわぁ」
 「細かいことは良いんだよ。俺はセレナを好きでセレナは俺を好きそれさえあればそれだけで良いんだよ。ほらデリカもぎゅ~っとしてあげるよ」

 このダブルロリの魔女サンドも良い、セレナの細く抱き着くと壊れそうでそれでて強く抱けば抱くほど抱き心地が良いセレナとデリカを同時に抱くことによって何倍も抱き心地が進化している。

 「ビックボス! ロニエちゃん! 外で王妃達が揉めてます!」
 「ん? 達って事は、イリアとヒムート!? ロニエ!」
 「順番は大事なんですが仕方ありません。デリカさん中にお連れしてきてください」
 
 ロニエが流石にヒムートとイリアの問題をヘワタに任せるのは無理と判断したのか、それとも俺に長時間抱かれていたデリカに嫉妬したのかわからないが、デリカを名指しする。
 その指名に膨れっ面を浮かべるデリカの変わりにセレナが言い出した。

 「私がいっても良いわよ?」
 「ヒカル様が行けば余計ややこしくなりますし、セレナはヒカル様の精神安定剤です。そのまま抱きまくらをしててください。ロニエがいっても良いですが......」
 「ロニエは俺から離れちゃ駄目」
 「ということなので、デリカさんお願いします」
 「分かったわぁ、連れて来るわぁ」

ロニエの説明にデリカが渋々立ち上がろうとするのでキスしてあげる。そんでデリカだけを強く抱きしめる。

 「デリカ、ヒムート達をお願いね」
 「ふん。光の頼み引き受けたわぁ」

 笑顔になったデリカを離してあげる。
 デリカがテコテコ珍しく歩いて様子を見に行く、

 「ん? デリカ跳ばないの?」
 「ふん。飛んだら怖がる人がいるわぁ」

 デリカを怖がる? それはセレナ怖がる次に許せないことだ。がまあ仕方ないか。
 許せないことすべて怒っていたら話が進まない。嫌われている事は仕方ない、これ以上嫌われないようにするのが大事というデリカの考えかな。
 
 「セレナ。この国魔女差別強いけどイジメられたりしてないよね?」
 「そうね。......してないわよ。皆優しい人だったわ」
 「!」
 「ん? どうしたの? ロニエ」
 「いえ。何でもありません」

 まあ、セレナに過去二度も滅ぼされかけた国だ魔女を恐れるのも無理は無い。
 虐められて無かったらよかったけど、少しセレナを一人で奉仕作業させたのは失敗だったかも知れない。
 でも特注品ローブセレナに内緒で渡したかったんだよな~。

 「王様!」
 「お! ヒムート」

 ヒムートの声に釣られて思考を戻すと、デリカがヒムートとイリアそして選考会参加者かな? の少女を連れて戻ってきていた。
 ヒムートはすぐにパタパタ走ってきて俺にダイブ。それをしっかりと受け止める。

 「王様! 置いていかないで欲しいです」
 「ぐっすり眠ってから起こすのは悪いと思って......」

 プクっと膨れながら怒っているヒムートの背中を抱きしめる。
 すると宙に逃げていたセレナが、

 「体格を考えなさい! 私を潰すきなのかしら?」
 「セレナちゃんは王様を独占し過ぎです。ヒムートと交代です、そこで見ていてください」 
 「嫌よ! 私はダーリンの精神安定剤よ! 変わりなさい! ヒムートが見ているのよ!」
 「嫌です! ヒムートは王様に抱き着きたいんです! セレナちゃんは向こうです」
 
 ポジション争いで行きなり喧嘩し始める、セレナとヒムートの二人はその牙を俺の膝の上で我関せずと座っているロニエへと移した。
 ヒムートはロニエをひょいと持ち上げた。

 「ロニエちゃん! どいて欲しいです。セレナちゃんが座れないです」
 「ほーう。ロニエにヒカル様の膝から降りろと? 覚悟はできているのですね」
 
 もう持ち上げられる事に慣れたのかロニエは一切動揺せずに足をぶらぶらさせている。
 そんなロニエが可哀相だから口を挟む。

 「ヒムート。ロニエはーー」
 「王様がロニエちゃんを庇うなら! もうヒムートは王様の上にのならいです」
 「......ロニエごめん」
 「そんな! ヒカル様ぁああ!」

 血の涙を流してロニエが虐められるのを見て見ぬ振りする。
 そんな俺と違い満足げなヒムートがロニエをよいしょっと投げた。

 「え?」

 その光景が余りにも予想外過ぎて、俺の声なのかロニエなのかそれともセレナか、誰かがマヌケな反応をしていた。
 ロニエは重量に従い降下していくしたは地面だ。落ちたら痛いだろう。

 とそこで、ロニエの体が消える。

 「何してるのよ! ダーリンが怒るわよ」
 「セレナ~! 怖かったです! 投げられるのって怖いんですね、初め知りました」

 落ちる前にセレナがロニエを転移させて掴んでいた。そのセレナにロニエが泣きながら抱き着いている。

 「セレナ!」
 「ほら怒られなさい! 怒られてしまいなさい!」
 「ロニエに! ロニエに! 抱き着かれるなんて! 狡い! 許さない」
 「って! 何で私なのよ! もう良いわ! 私も怒ったわ! 吹き飛びなさい!!」
 「ひぃ! ヒカル様ぁあああ! 飛んでます! 飛んでます!! 受け止めてください!!」

 閑話休題。

 色々あったが結局三人とも仲良く俺の膝の上におさまる形で溜飲を降ろした。
 そうしてようやく、落ち着いた所で入ってきてからずっと固まっている少女に視線を向ける。

 「で? 君は?」
 「............」
 「え? 無視?」
 「............」

 俺の言葉が聞こえて無いのか、俺の顔をずっと見ている少女。
 そんな少女をイリアが揺する。

 「メルディー。聞いていますか? 早くアマノ様に名前をつたえるのです」
 「!」

 そこでようやく気がついたのか少女が自己紹介し始める。
 まあ、イリアが名前言っちゃってるけど、今日は沢山の名前をすでに聞いている。イリアの知り合いみたいだけど覚えられる気がしない。
 まあ、お願いぐらいは聞いてあげよう。イリアの知り合いだから。

 「メルディーです。またお会いできて光栄ーー」
 「ん?」

 また? またって事はどこかであっているのか?
 わからん。駄目だ思い出せない。だから俺は聞いた。

 「どっかであったとことあるっけ?」
 「!!」

 すると少女はバタリと力を失った駒の様に崩れ落ちた。

 「メルディーさん!?」
 「メルディー!」
 「王様。メルディーをイジメてはダメです」
 「イジメてないよ!?」
 「......でも倒れたわぁ」 
 「そうね。倒れたわね。ダーリンの魅力に当てられたのかしら? どうするのよ」
 「どうするのよって......うーん」

 何故か俺が悪いみたいに皆がせめて来るので、俺も悪いことをした気になった。
 いやべつに悪いことしてないんだけど、普通に前にあったことあるか気になっただけなのにね。

 「よし!」

 俺は、ぐちぐち考えていても仕方ないので、ロニエ達を降ろして少女を抱き上げる、そのまま少女の頭を撫で撫でしてあげる。
 この世界では頭を撫で撫でしてあげれば基本的に良い方向に解決することがかなり多いので問題ないだろう。

 「ロニエ達は少女が起きるまで膝の上に乗るの禁止ね」
 「狡いわよ!」「狡いです!」「そこはロニエのです」
 「......まあ良いや、じゃあ四人で乗っていいよ」

 俺の許可と同時に四人が膝の上に結集する。流石にぎゅうぎゅう詰めになってしまっている。更にデリカが左腕を、イリアが右腕を抱き着くのでもう身動きが取れない。

 「なるほど、これが真性のハーレムか悪くない」

 悪くは無いが、

 「これにルミアが加わったら、どうなるんだろう......」

 ほんのすこしだけ不安な事もあった。でもまぁルミアの背中に載せてもらえば良いか。
  
 ■■■■■■■■

 「次が最後ですね。最後は......ローゼンベルン王国の第一王妃......ピープルさんですか......ローゼンベルン王国......ローゼンベルンですか」

 ロニエが受付用紙を見ながら何度も同じ事を呟いている。
 ちょっと面倒そうだ。

 「ヒカル様......ロニエが生理的に無理なか方を好きになるのは辞めくださいね。見た目より心ですが、それでも最低限の見た目は大事だと思います!」
 「ん? うん。分かったよ。まあ俺も見た目可愛い子が好きだよ。ロニエ見たいにね」

 ローゼンベルン王国......確か今も残っている唯一の大国の一つだったよな。
 前に一度パーティーもしたことがあった気がする。あの時はヒムートとダンスをして楽しかった。

 「あ! 豚王......ね。豚王の娘か......為るほどね」

 そして、思い出した、あの王の醜悪な顔をそして身体を、あぶらの乗ったあの姿を確かに見るだけで人に嫌悪感を与える容姿だった。

 「まあ......あって見ようよ。豚ちゃんに」
 「ピープルさんです」
 「うん。そうだね、ヘワタ最後よろしく」
 「へい! ビックボス。ご褒美にロニエちゃんをください!」
 「あげないって! ロニエがご褒美とか豪華すぎるわ! でもロニエのパンツならあ げるよ」
 「へい! 一生付いていきますビックボス」

 意気揚々と最後の豚ちゃんを迎え入れに行くヘワタを眺めているとロニエにつんつんされた。

 「嫌ですよ! ロニエのものは全てヒカル様のものです!」
 「俺のなら別にどう扱おうと良いじゃん。それにパンツなんて減るもんじゃないし」
 「減りますよ! ロニエのヒカル様への愛が!」
 「仕方ないならセレナのにしよう。 セレナなら愛が減っても良いし」
 「どういう意味よ!」
 「セレナの俺への愛はもうカンストすら越えて無限大まで昇ってるから大丈夫って話だよ。パンツくらいで何も変わらないでしょ?」
 「そうね。ダーリンになら何されても良いわね。良いわ。パンツくらいあげるわよ確かに減るものではないわ」

 よしよし。ぐへへへ。これでセレナのパンツコレクションを堂々と増やせるというものだ。セレナはガードが固いからパンツを盗めなくて困ってたんだ。

 「王様! ヒムートのでも良いです」
 「いやヒムートのは駄目だよ。流石にセレナと違って価値が違うよ」
 「どういう意味よ!」
 「ヒムートのパンツ何か渡したらプレミアムものになっちゃうでしょ! セレナとヒムートの差を考えろよ!」
 「燃えなさい」

 セレナをからかうとすぐに手が出る。魔法か全身発火は暑いから辞めてと言っているのに。
 俺に抱き着いていた少女達が皆熱そうにしているし......

 そこで、ヘワタが戻ってきて燃え上がっている俺を見て手を伸ばして来る。
 俺の心配よりパンツが欲しいのか、そんなに欲しいなら仕方ない、
 俺は懐からセレナの純白くまさんパンツを取り出してヘワタに投げ渡す。

 ヘワタがそのパンツをつかみ取ってクンスカしてから投げ捨てた。

 「ビックボス! 魔女っ子のはいらないですよ! ロニエちゃんのーー」
 「燃えなさい!」
 「へ!? へへへへへへへへへ!!」

 バタリ。
 燃え尽きたヘワタにセレナが水をかけながら、

 「何でいらないのよ! 私の魅力がわからないっていうの!?」
 「セレナ、その前に一瞬でセレナのって見抜いた事はどうでもいいの?」
 「どうでもいいわ。ダーリンの女として屈辱された事に比べたらどうでもいいのよ!」

 良いんだ......良いなら良いけど。ヘワタの奴絶対ロニエのパンツ盗んでるな、うん。クンスカするのがプロ並の腕前だった。

 「ヒカル様。ヘワタさんのことを抹消しませんか? けがわらしいです」
 「そう? ロニエのパンツマスターである俺はロニエのパンツ殆ど持ってるよ」
 「勿論それは順次回収しているので問題ありません」
 「無くなるのってロニエだったんだやっぱり」
 「ロニエから盗んだものをロニエの前で嬉しそうに語るからです」
 「ロニエと嬉しさ共有してこそ嬉しいんだよ。分かってないな~」

 とくだらない話をしているとヒムートが呟く。

 「ヒムートは無くなったことが無いです......王様に盗まれて無いです!」
 「......さてと。えっと君がピープルちゃん?」

 これ以上続けていても意味が無いので話を戻す。これが終われば久しぶりのベッドタイムだ。
 久しぶりと言っても今朝ぶりだが。

 「......ピープル・ローゼンベルン」

 ピープルちゃんは名乗ると同時に膝を抱えた。
 その目には闇しか写ってない。また陰のありそうな子が来たようだ。
 故障物件ばかりか投げ入れるのを辞めてほしい。

 「まあでも、普通に可愛い子だから許せるね」
 「そうですね。トン族でこれほどの方がいらっしゃるとは」

 ピープルちゃんは豚は豚だが普通に可愛い子だった。ピンクの髪と丸い顔は豚なのだけど全く別の生き物として見える。豚の獣人の女の子、細い尻尾が可愛らしい子だ。

 「まあ良いや。ピープルちゃん。一つ聞くよ?」
 「......何?」
 「帰りたい?」
 「......わからない」
 「なら帰りたくなったら何時でも帰っていいよ。分かったね」
 「......うん」

 こうして、ロニエ主導側室選考会は特に何も起こらず幕を閉じた。
 この選考会で住人の側室が選ばれた。がまあ基本的にモブなのでほって置く。
 それより仕事を終わったら次は......ぐふふふ。

 ーーーー以下駄文ーーーー

 次はぐふふふ。

 特に落ちの無い話だった。
 なので、新規キャラを纏めておくよ。(特にこの後登場予定はありません)

 ルルン・ルークルン。女性 歳ゼロ歳 側室。台詞無し。
 ピープル・ローゼンベルン、ローゼンベルン王国第一王女、歳十四、豚の獣人。ピンクの髪と細い尻尾が愛くるしい。何やら陰を感じる模様。側室。
 「......ピープル・ローゼンベルン」「何?」「......わからない」「うん」

 こうして見てみると女性キャラばかり。
 まあハーレムものだから仕方ないとこはあるけど。

 出てきた男キャラは尽く止み落ちするからセレナに葬られるという悲しさ。
 男の仲間はヘワタだけという悲しさ。なお、アルランは別枠  
 
 四話約二万五千文字使ってこれですみません。でも書きたかったから仕方ない、次行こう。
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