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希望の火 その2
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希望の火 その2
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。
能沢エーイチロウは、かつてAZUMA山荘の土に埋めた武器を奪還するためだけに、山火事を起こした。
しかし、複数のジエータイ員を相手にした状態で武器を奪還するには、アズマ山に火を点けるしか方法がなかったのだ。
急斜面を滑り、アズマ山の下部に移動したエーイチロウは、ひもで縛った大量の武器を両手で抱きしめながら走り続ける。
エーイチロウの3メートルほど前を走っていた二人のジエータイ員が武器を持ちながら走り続けるエーイチロウの存在に気付く。
「おい、そこのお前、誰だ‼」
(チッ、気付かれたか!)
二人のジエータイの内、一人がエーイチロウの顔を見て、何かに気付く。
「おい、お前、もしかして能沢エーイチロウか?」
「なんだって!あの指名手配中の紅軍連合の大量殺人鬼、能沢エーイチロウだと‼」
「ああ、間違いないよ。おい能沢エーイチロウ!その武器を捨てて、今すぐ、投降しろ!」ジエータイ員の二人が俺に銃口を向けてくる。
「そんなことしてる場合か!ここでじっとしている間にも、上の火がどんどん、山の下のほうに燃え移っているんだぞ‼」
「そんなことはわかっている、とりあえず武器を捨てて、手錠をかけさせろ!そうすりゃ、一緒に安全な場所まで避難させてやる!まぁ、ムショが安全かどうかは別だけどな‼」
俺にはわかる。
銃口を相手に向けて、投降しろと告げる日本人は皆、大抵、銃を撃つ覚悟がない者である。
それは日本が銃社会ではないから。
そして、治安のいい日本のジエータイに実戦経験はほぼない。
でも、俺は違う、俺は今まで、何人も銃で人間を殺してきた。
敵も、裏切り者となった仲間も。
みんな、みんな、俺たちの革命活動を邪魔する存在は全員、殺してきた。
俺は日本人だが、銃の引き金を引く覚悟のある日本人である。
自分の目的を達成するために、人間を殺すことに、なんのためらいも感じない日本人である。
俺をそんな殺人マシーンにしてしまった原因を作ったのはこの国である、『今の日本』である。
だからこそ、紅軍連合の革命活動によって『今の日本』を破壊し、改革しなければならない。
セージカどものせいで腐りきった『今の日本』のままだと、また俺のような殺人マシーンが増えていくだけだからだ。
だからこそ。
「変えなくちゃいけないんだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼」
俺は、俺に銃口を向けているジエータイ員どもに叫びながら突撃。
俺の突撃が予想外だったのか、動揺したジエータイ員どもは銃の引き金を引けない。
そう、 動いている相手に銃弾を当てることほど、難しいことはないのだ。
ジエータイ員どもは、とっさに突撃してくる俺に向かって発砲。
しかし、敵の銃口の向きを見ていた俺は、すぐに横に移動。
そして、ジエータイ員が次の発砲を行うために、俺に銃口を向けるその隙に。
俺は両手に持った、ひもで縛ってある大量の武器をバットのように振り回し、ジエータイ員一人の頭部を殴る。
すぐに気絶して、地面に倒れるジエータイ員。
最後の一人のジエータイ員が視線を地面に倒れるジエータイ員に向けたその隙に、俺は全身を使って、ジエータイ員にタックル。
ジエータイ員と共に地面に倒れる俺。
俺はジエータイ員にまたがった状態で、ひもで縛った大量の武器を束を振り上げる。
俺は振り上げた大量の武器で何度もジエータイ員の頭部を殴る。
ジエータイ員が白目を剥いて突然、痙攣し始める。
頭部に強い衝撃を起こしたことが原因だろう。
対人戦で重要なのは相手の目の動きを見ることだ。
目の動きを見れば、相手の次の手も読める。
しかし、戦闘慣れしている者に、その常識は通用しない。
戦闘慣れしているものは、そのことを知った上で、あえて、視線を向けた先とは別の方向から攻撃してくるのだ。
つまり、フェイントである。
今回、俺が勝てたのは、相手が実戦慣れしていない、日本のジエータイ員どもだったからだ。
二人のジエータイ員の殺害に成功するも、燃えた山中での激しい運動のせいで、一酸化炭素中毒による、めまいがひどくなっている。
おそらく、上のほうの火が徐々に下の木々に燃え移っているせいだろう。
俺は死亡したジエータイ員どもの死体から銃を奪う。
奪還した武器を縛っているヒモをほどく。
そして、その中に奪った銃を加え、再びヒモでぐるぐる巻きにして縛る。
荷物の重量が増えたぶん、移動速度は遅くなったが、戦力は増えた。
たかが2丁の銃だが、弾丸一つで、人は簡単に死ぬ。
つまり、銃は、場合によっては、弾丸の数だけ人を殺せるということだ。
紅軍連合にとって銃は、ある意味、メンバーよりも大事なのかもしれない。
俺は両手で大量の武器を抱きしめて、ひたすら走る。
ひどいめまいに耐えながらひたすら走る。
あとは、生き残るだけだ。
次回予告 希望の火 その3
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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能沢エーイチロウは、かつてAZUMA山荘の土に埋めた武器を奪還するためだけに、山火事を起こした。
しかし、複数のジエータイ員を相手にした状態で武器を奪還するには、アズマ山に火を点けるしか方法がなかったのだ。
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エーイチロウの3メートルほど前を走っていた二人のジエータイ員が武器を持ちながら走り続けるエーイチロウの存在に気付く。
「おい、そこのお前、誰だ‼」
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俺は日本人だが、銃の引き金を引く覚悟のある日本人である。
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俺の突撃が予想外だったのか、動揺したジエータイ員どもは銃の引き金を引けない。
そう、 動いている相手に銃弾を当てることほど、難しいことはないのだ。
ジエータイ員どもは、とっさに突撃してくる俺に向かって発砲。
しかし、敵の銃口の向きを見ていた俺は、すぐに横に移動。
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俺は両手に持った、ひもで縛ってある大量の武器をバットのように振り回し、ジエータイ員一人の頭部を殴る。
すぐに気絶して、地面に倒れるジエータイ員。
最後の一人のジエータイ員が視線を地面に倒れるジエータイ員に向けたその隙に、俺は全身を使って、ジエータイ員にタックル。
ジエータイ員と共に地面に倒れる俺。
俺はジエータイ員にまたがった状態で、ひもで縛った大量の武器を束を振り上げる。
俺は振り上げた大量の武器で何度もジエータイ員の頭部を殴る。
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今回、俺が勝てたのは、相手が実戦慣れしていない、日本のジエータイ員どもだったからだ。
二人のジエータイ員の殺害に成功するも、燃えた山中での激しい運動のせいで、一酸化炭素中毒による、めまいがひどくなっている。
おそらく、上のほうの火が徐々に下の木々に燃え移っているせいだろう。
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紅軍連合にとって銃は、ある意味、メンバーよりも大事なのかもしれない。
俺は両手で大量の武器を抱きしめて、ひたすら走る。
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