超地球救済戦記 真ダンザイオーΩ〈オメガ〉戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!愚かな人類は身長170cm以下の無職童貞ニートの俺が滅亡させる

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潜伏生活 その4

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潜伏生活 その4
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

浮気セッ●スは悪しき行為か?それとも人間の本能そのもの象徴する行為なのか?
上記のテーマについて白熱の議論を交わしていた、案堂ユーコと石川ユニ。
浮気セッ●スを肯定する案堂ユーコに対して、女性主義者である石川ユニは過剰なまでの潔癖主義に満ちた持論をぶつける。
しかし、浮気セッ●スを肯定する案堂ユーコによる、セッ●ス未経験者への差別的な発言に過剰反応したブリドカットゾーラまさよしが突如、案堂ユーコの顔面を殴る。
過去に、日本国籍を持つKAN国人からひどい差別を受けた、日本人とオーストラリア人のハーフであるブリドカットゾーラまさよしは、日本人である案堂ユーコを支離滅裂な理由でKAN国人であると認定して、暴行を加え続ける。
差別が生んでしまった悲しきモンスターであるブリドカットゾーラまさよしが暴行をやめるころにはもう、案堂ユーコは死亡していた。
安堂ユーコの死亡を確認した子島ルルコが皆に聞こえるように伝える。
「し、死んでる...」
子島ルルコの言葉に皆が戦慄した。
案堂ユーコが、本来、同志であるはずのブリドカットゾーラまさよしに殺されてしまった事実を受け入れられない、億平テシコが急に叫びだす。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼」
自分たちが指名手配犯であることを、億平テシコに再確認させるように、日加リュージが億平テシコの頬をはたく。
「バカ野郎‼お前、自分の立場が分かってんのかぁッ‼アパートの住人に怪しまれたりしたらいったいどうしてくれるんだ‼今すぐ『自己反省』しろぉッ‼」
日加リュージにビンタされた億平テシコが涙と共に『自己反省』を始める。
「すいませんでした...大声をあげてしまったことを『自己反省』します...」
紅軍連合のリーダーである倉都てつおがすぐにみんなに指示を出す。
「よし!それじゃあ、今すぐ案堂ユーコの死体の処理を始める、わかるか?」
今回の議論の発端となった子島ルルコが倉都てつおに反論する。
「よし!じゃねーわよ‼わかんねぇわよ‼ひ、人が死んだのよ‼こんなくだらない議論のせいで‼私はもうイヤ‼こんなの私が想像してた革命活動とは違う‼もう、いい‼私、紅軍連合やめる‼」
潜伏先のアパートから出ていこうとする、子島ルルコ。
俺は子島ルルコの前に立ちふさがって、警告する。
「今すぐ、その発言を撤回して『自己反省』をしろ‼」
状況がわかってないのか、俺に対して反論する子島ルルコ。
「『自己反省』なんてするわけないでしょ‼だいたい何よ『自己反省』ってアンタたちバカじゃないの‼私はこのアパートから出ていく‼」
アパートにいた紅軍連合のメンバーたちが一斉に、子島ルルコの不適切な発言に対して『自己反省』を求める。
「『自己反省』しろ‼」←日加リュージ。
「そうよ!『自己反省』するべきだわ‼」←億平テシコ。
「『自己反省』しよう‼←石川ユニ。
「今すぐ『自己反省』しろ‼」←能沢エーイチロウ。
「『自己反省』しろ、わかるか?」←倉都てつお。
「『自己反省』しないと、お前もKAN国人にしてぶっ殺すぞ‼」←ブリドカットゾーラまさよし。
「自己反省自己反省うるせーよ‼大体、私より先に『自己反省』させるべきなのは、案堂ユーコを殺したそこの、イカレハーフのほうでしょ‼アンタたち脳みそと目ん玉ついてんの?」
子島ルルコに差別的な発言に、すぐにブリドカットゾーラまさよしが反応する。
「イカレハーフ...?」
「そうよ‼童貞って煽られただけで、案堂ユーコをKAN国人扱いして、ぶっ殺したアンタのことよ‼ブリドカットゾーラまさよし‼この頭のイカれたZAI日野郎‼だいたいブリドカットゾーラって何よ‼あんたの親のネーミングセンスひどすぎだろ‼前世でいったい何やらかしたらそんなひどい名前にされるのよ‼この頭のイカれたZAI日野郎‼死ね‼」
怒り狂ったブリドカットゾーラまさよしが両耳に両手人差し指を入れて奇声を上げながらスクワットを始める。
「ンマァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ‼」
これ以上犠牲者を出さないために、紅軍連合のメンバーたちがブリドカットゾーラまさよしの体にしがみつく。
ブリドカットゾーラまさよしにしがみついたメンバーたちが、必死に説得をはじめる。
「おい、ブリドカットゾーラまさよし‼これ以上、死人を出して、アパートの住人に怪しまれたら、俺たちはケーサツに捕まるかもしれないんだぞ!お前はそれでもいいのか?」「そうよ、落ち着いて、ブリドカットゾーラまさよし君‼」
「そうだ、落ち着くんだ‼ブリドカット‼」
ブリドカットゾーラまさよしがみんなに向かって訴える。
「でも...でも...あの人(子島ルルコ)は...あの人は...KAN国人なんですよぉッ‼」
またも支離滅裂な発言。
そう、ブリドカットゾーラまさよしにとって、差別的な発言をするものは全員、KAN国人であり、この社会には存在してはいけない人間なのだ。
子島ルルコがブリドカットゾーラまさよし顔に向かって唾を吐く。
「ペェッ‼勝手に人をKAN国人にしてんじゃねぇよ‼私は日本人だァ‼CHU国人の次に頭が悪いKAN国人なんかと一緒にするな‼」
またも怒りの雄叫びを上げるブリドカットゾーラまさよし。
「ンマァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ‼ンマァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ‼ンマァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ‼」
ブリドカットゾーラまさよしの人間離れした握力によって、一斉にアパートの床に横たわる紅軍連合のメンバーたち。
紅軍連合のメンバーたちの制止を振り切ったブリドカットゾーラまさよしが子島ルルコに襲いかかる。
両手より先にブリドカットゾーラまさよしの口が子島ルルコの鼻を捕らえる。
そしてそのまま、ブリドカットゾーラまさよしの歯が子島ルルコの鼻を嚙みちぎった。
「痛ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいッ‼」
「もう許さないぞ...KAN国人め...‼絶対にぶっ殺してやるッ‼絶対にだ‼絶対にだ‼絶対にだ‼絶対にだ‼絶対にだ‼絶対にだ‼絶対にだ‼」

次回予告 潜伏生活 その5

※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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