超地球救済戦記 真ダンザイオーΩ〈オメガ〉戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!愚かな人類は身長170cm以下の無職童貞ニートの俺が滅亡させる

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紅軍連合、始動。その2

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紅軍連合、始動。その2
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

新日本のありとあらゆるルールと価値観はセージカ達によって作られ、マスメディアを通して、国民たちに植えつけられている。
それは、洗脳である。
セージカ達にとって都合がいいルールを広めるために、マスメディアは利用され、マスメディアは自分たちが誤った価値観や事実を広めていることを自覚しながらも、お金のため、生活のために、セージカ達の操り人形になるしかない、そして、マスメディアを通して、誤ったルールと価値観を植えつけられた国民たちは、その誤ったルールと価値観を大多数の意見として、正当化する、それこそが同調圧力である。
同調圧力によって洗脳された国民たちは、誤ったルールと価値観を正義と称し、社会に適応できない、もしくはなじめない者たちに押し付け、それでも適応できない場合は、数の力で社会から排除する。
集団暴行のごとき、情報と価値観の暴力に屈した少数派の人間達は社会に居場所を無くし、実体のない同調圧力と集団意識によって自滅するように仕向けられる。
その結果、新日本の自殺者の数は、一年に約一万人である。
一万人の社会不適合者の自死に上に成立する、平和。
そんな平和を、平和と呼べるわけがない。
平和な国に、約一万人の自殺者が出るものか。
一年に約一万人もの人間が死んでいれば、もはや、それは戦争と同じである。
ある人は言った、子供は皆、望んで、その親のもとに生まれてくると。
一年に自殺者が約一万人にも出るような世界を望み、一年に自殺者が約一万人にも出るような世界に何の迷いもためらいもなく生きていてる無神経な親のもとに、生まれてくる生命などあるはずがない。
生命の誕生の決定権を持つのは、所詮、男と女である。
新たな生命が間違いだらけの世界を望もうと、望むまいと、セッ●スによって、強制的に母体に植え付けられた新たな生命は、まるで突如発生した自然災害のように、この世界への誕生を強制される。
まるで、お国の都合で、戦争に徴兵される国民達のように。
しかし、この世界が戦争であるのは、事実である。
くどいようだが、誰もが平和と称す、この国には、一年に自殺者が約一万人にも出ているのだから。
そして、セージカ達が、その真実を、誤った価値観と情報で覆い隠すのに利用しているのがマスメディアである。
テレビに新聞、週刊誌、ネットニュースなどなど、これらマスメディアが、人々から、この世界を正しく見る視点を破壊し、洗脳しているのだ。
人々から物事を正しく見極める視点と権利を奪うセージカの傀儡であるマスメディア。
俺たち『紅軍連合』は、真の人間らしさを国民たちに取り戻すために、国内のマスメディアの殲滅を決意する。
そして、マスメディアを発信する上で必要不可欠な媒体は、紙と電気である。
紙は工場で生産されている、そして、その工場の生産に必要不可欠なのは電気である。
つまり、俺たちの次の襲撃地点は、国内の原子力発電所である。
国内の原子力発電所を制圧、占拠することで、この国の電力を、俺たち『紅軍連合』が支配するのだ。
紅軍連合が原子力発電所の武力での占拠に成功すれば、国内のケーサツやジエータイもBEIも、うかつに手を出せない。
そう、原子力発電所にもしものことがあれば、原子力発電所から漏れたホーシャノウで、人類が滅びる可能性が高いからだ。
つまり、原子力発電所を制すものは、世界を制す。
深夜、原子力発電所への襲撃準備が整った俺たち紅軍連合は、山を下山する。
下山直前、紅軍連合リーダーの倉都テツオが皆に向かって、裂帛の気合↓を入れる。
「今回の作戦は紅軍連合、結成後、初の攻撃作戦となる‼原子力発電所制圧それすなわち、マスメディアの消滅を意味すると同時に、この国のインフラの支配も意味している‼しかしここで誤解してはいけない、我々、紅軍連合の目的はあくまで、日本の浄化である‼原子力による日本の支配ではない、真に人が人らしく生きるための国づくりが、我々の目的である‼その輝かしい未来のために流される血が、たとえ仲間の血でも敵の血であっても、それは無色主義により浄化された真の平和を実現する上で必要不可欠な礎となるのだ‼理想のために銃の引き金を引くのをためらうな‼理想のために自分と他者の命を犠牲にするのをためらうな‼紅軍連合が掲げる無色主義の自由こそが、この国を真の平和へと導く唯一の方法なのだ‼わかるか?出発ッ‼」
新日本国内に存在する原子力発電所の数は、全部で9基。
姫先ユイナを除く、全34人からなる紅軍連合は9つの部隊に分かれて行動を開始した。

次回予告 原子力発電所 その1

※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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