超地球救済戦記 真ダンザイオーΩ〈オメガ〉戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!愚かな人類は身長170cm以下の無職童貞ニートの俺が滅亡させる

zex69

文字の大きさ
上 下
241 / 391

色川ヨシノ その3

しおりを挟む
色川ヨシノ その3
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

頭におぼろげながら『謎のイラスト』↓が浮かんできた俺は公園に向かった。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■
鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤
鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤
鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤
鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤
鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤■鬤鬤鬤鬤鬤
鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤
鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤■鬤鬤鬤鬤鬤
鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤
鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤
鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤
鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤
鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■
鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤』
公園では、パブリックモンスターに家族を殺された大人たちが、パブリックモンスターの男の子、色川レオンに暴力を振るっていた。
俺はそれを止めに入るが、色川レオンの触手によって、暴力をふるっていた大人たちの全身がドロドロに溶けてしまう。
そう、色川レオンは自我を持ったパブリックモンスターでありながら、PGS(パブリックガーディアンズ)と敵対している、快楽殺人鬼だったのだ。
そして、俺と色川レオンの前に、色川ヨシノが現れる。
ヨシノが凍結の断罪剣ヘイルセイバーの氷の波動をレオンに放つ。
色川レオンは、色川ヨシノの弟で、ヨシノの両親を殺した男だったのだ...。
レオンがジャンプして、氷の波動を回避する。
「見つけたわよ...お父さんとお母さんの仇...!」
「ひどいな~!弟にそんな言い方するなんて...お姉ちゃん」
「お、お姉ちゃん、ということは、やっぱり!」
「ええ、そうよ、『あの男』は私の弟で、両親の仇...!」
姉弟同士の殺し合いが、始まろうとしていた。
俺はヨシノとレオンの間に入る。
「姉弟同士で殺し合うなんて、おかしいですよ!喧嘩はやめましょう!」
ヨシノが俺の胸倉をつかむ。
「なにするんですか!やめてください!」
「甘っちょろいこと言ってんじゃねーわよ!私はアイツに両親を殺されたのよ!」
「俺の断罪剣ライフセイバーなら、レオン君を人間に戻せます!レオン君にはちゃんと刑務所で罪を償わせるべきです!」
「もうすぐ人類が滅ぶのよ!そんなの意味ねーわよ!だから、私がこの手で殺してやるわ!」
「それでも、レオン君はヨシノにとって、今、生きている、たった一人の家族じゃないですか!アキちゃんの時みたいに、ヨシノが氷でレオン君の動きを止めてくれれば、僕がライフセイバーでレオン君を人間に戻します!」
「昨日、言ったでしょ!人を殺したパブリックモンスターは絶対に殺すって!」
「それが、たとえ、弟でも...?」
「うるせーわよ!」
ヨシノが俺を公園の砂場に向かって蹴り飛ばす。
「なにするんですか!やめ...ぐああああああああああああああああッ!」
レオンは背部の触手を一斉に、俺に向かって放つ。
「君のパブリックモンスターを人間に戻す力は、かなり厄介だ、まず先に死んでもらおうか!」
レオンの触手と俺の間に大きな氷の壁が出現して、触手をはじく。
ヨシノの断罪剣、ヘイルセイバーの力だ。
「アンタの相手はこの私よ!」
凍結の断罪剣ヘイルセイバーから巨大な氷のかたまりが、ものすごいスピードでレオンに向かって放たれる。
まさに、超スピードの氷の隕石だ。
しかし、レオンの背部に生えた無数の触手が、氷の隕石を切り裂き、粉々にする。
「お姉ちゃん、いい加減、学習しなよ~!僕には勝てないってこと!」
「レオン君は、ヨシノと戦うのは初めてじゃないのか!」
「ああ、そうさ。僕に喧嘩を売ってきた他のPGSのメンバーはみんな殺しちゃうけど、このザコは一応、僕の姉だからね、毎回、ボコボコにして気絶させるだけで済ませてる...姉思いのイイ弟だろ?」
「なめるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼」
ヨシノが凍結の断罪剣ヘイルセイバーを地面に突き刺す。
地面から氷と土でできた巨人が現れ、レオンに襲いかかる。
「わぁ~!お姉ちゃんの新必殺技だぁ~!すっごぉ~いッ!」
レオンは嘲笑と共に、背部の触手を氷と土でできた巨人に突き刺す。
しかし、触手は氷と土でできた巨人の体を貫通しない。
「なるほど、土でできた巨人を氷で覆って耐久性を向上させたのか...でも!」
レオンの触手から放たれた粘液が、氷と土でできた巨人を溶かしてしまう。
「僕の触手がどんなものでも溶かしちゃうの忘れちゃった?」
レオンは背後に何者かの気配を感じて、後ろを振り向く。
レオンの背後には正面にいるはずの、ヨシノがいた。
「なるほど...巨人はおとりで、正面のお姉ちゃんは氷で作った偽物か...!」
「これで終わりよ!」
「凍え死になさい!パブリック・フリィィィィィィィィーズッ‼」
超至近距離で放たれたヘイルセイバーの氷の波動がレオンの全身を凍らせる。
「私の勝ちよ...」
「そんな...ヨシノが...弟のレオンを...!」

次回予告 色川レオン その1
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

兄になった姉

廣瀬純一
大衆娯楽
催眠術で自分の事を男だと思っている姉の話

処理中です...