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戦慄!断罪者(社会不適合者)だらけの宗教団体‼その2
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戦慄!断罪者(社会不適合者)だらけの宗教団体‼その2
断罪王現象。それは、ある日突然、普通の社会人が社会不適合者になってしまう現象である。
この現象により社会不適合者になってしまった人々を国は『断罪者』と名付けた。
依頼人、林マスニから、息子の林カレイを怪しげな宗教団体アイビリーブマイセルフから助け出してほしいとの、依頼を受けた俺と奈良見はメイド服を身にまとい、宗教団体アイビリーブマイセルフの施設に向かい、施設の職員に、各修行スペースと修行の内容について説明を受ける。
俺と奈良見の前で繰り広げられる壮絶な修行内容に、奈良見は笑いをこらえるのに必死で一時会話不能になったり、俺は純粋に頭がおかしくなりそうだった。
施設の職員は入信手続きのために俺と奈良見を事務室に案内してくれるそうだ。
事務室に向かう途中の廊下には入信者が描いたと思われるイラストが額縁に入れられた状態で飾ってある。
そのイラストがコレ↓だ。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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「このイラストは信者の方々が描いたんですか?」
「ええ、そうですよ、教祖の明日原ジョッコー様が言うには、このイラストが描けるのは『選ばれし者』だけだそうです...」
「職員のあなたは、このイラストのこと、どう思っているんですか?」
「ノーコメントです」
「あっ...。ですよねー」
どうやら、俺達を案内してくれいている職員は頭がまともらしい。
まぁ、宗教団体を管理する側の職員や教祖まで、キマってたら、宗教団体なんて運営できないもんな...。
事務室についた俺達に、職員の男が入信に必要な書類を手渡してくれる。
職員は事前に用意されているマニュアルを見ながら棒読みで説明を始める。
「この宗教団体アイビリーブマイセルフは一般の社会不適合者から、断罪者(社会不適合者)までが入信できるアルティメットハートフルな宗教団体です。みなさんが社会不適合者であるという証が証明できなければ、まずこの宗教団体には入信できません、なので今回はみなさんが社会不適合者である証拠を私にアピールしてください」
面接かな?
俺はとりあえず、適当にでっちあげたエピソードを自分と奈良見のぶんも含めて、職員に説明する。
「えっと、俺は風呂のお湯を一か月以上、変えません、そんで、奈良見は足し算ができません」
俺がでっち上げたエピソードを聞いた奈良見が机の下で思いっきり俺の足を踏みつけてくる。
「合格ですね」
職員の言葉に俺はちょっと傷ついた。
俺と奈良見は書類にサインして、とりあえず宗教団体アイビリーブマイセルフ入信することになった。
「まず、石間さんと奈良見さんは実習生として、扱わせてもらいます。実習期間の3か月を過ぎると、正式に信者に認められます、それでは頑張ってください」
職員に案内された、宴会場には満面の笑みを浮かべた数人の信者達が、メイド服を身に着けた俺たちの入信を歓迎してくれた。
宴会場に設備された丸テーブルには豪華な料理の品々が並べられており、この宗教団体が経済的に儲かっていることがわかった。
どの信者も異様にニコニコしているのでちょっと気味が悪い。
俺は奈良見にそっと耳打ちする。
「かなり親切に接してくるが、最初はどこもそんなもんだ、あんまり、真に受けるな、いいな?」
「そんなの、わかってますよ!イェェェェェェイッ‼」
数秒後、奈良見は皿に料理を盛って、すぐにイケメン信者達と談笑していた。
「あいつ、人の話聞いてたのかな...」
とりあえず、奈良見を戦力外と認識した俺は、依頼人の息子である、林カレイの捜索を開始した。
調査のため宴会場を動き回る俺の背後から女性が話しかけてきた。
「どうして、男の人なのに、メイド服なんて着ているんですか?」
俺の背後には、信者と思しき美少女が立っていた。
青い目に、長い金髪に、頭部についているカチューシャが特徴的な美少女だった。
「成人女性のくせに足し算ができない助手に、じゃんけんで負けてしまいまして...ところで林カレイ君、知ってますか?」
「知ってますよ、林カレイは私の彼氏です」
「そうですか、つーか信者同士で付き合ってもいいんですか?」
「はい、いいんです」
「教祖に粛正とか、されないの、あのなんだっけ...確か...ポ...」
「されません、といより、私とじゃんけんしませんか?」
「へ?」
「私がじゃんけんであなたに勝ったら、今回は特別に私が今朝、体内に摂取した朝食をあなたにさしあげます、いきますよ?せーのッ!」
(いらねーよ...そーか、美少女のくせして、なんかキマってると思ったら、こいつ断罪者(社会不適合者)か...)
俺はじゃんけんに勝利した。
「私、負けちゃいましたね...そういえば...名前、なんて言うんですか?」
助かった。
「俺は石間コウイチ。それよりさ、君の彼氏、林カレイ君に会わせてくれないかな?」
次の瞬間、宴会の壇上で酔っぱらった奈良見とイケメン信者たちが、マイク片手に、マイクを持っていない手でお互いの肩を組んだ状態で宗教団体アイビリーブマイセルフのテーマソングを合唱し始めた。
イケメン信者達がちゃんと歌っているにもかかわらず、歌詞をろくに知らない奈良見ルナは途中から周りに合わせるのをやめて、突然、叫びだす。
「カルト教団!最高ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ‼イェェェェェェェェェェェッイッ‼」
それまで、楽し気な雰囲気だった信者たちの表情が一斉に凍りつく。
「足し算ができないコウイチさんの助手の人、なんか楽しそうですね?」
「はい、もうアイツ、クビにします...」
仕事で潜入していることなど、お構いなしで騒ぎ続ける奈良見に呆れつつも、俺は話題を戻す。
「ところで、林カレイのことなんだけど...」
「じゃんけんに負けたので、ご案内しますけど...もしよろしければ、私が今朝、摂取した朝食は...」
「いりません」
次回予告 戦慄!断罪者(社会不適合者)だらけの宗教団体‼その3
この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
断罪王現象。それは、ある日突然、普通の社会人が社会不適合者になってしまう現象である。
この現象により社会不適合者になってしまった人々を国は『断罪者』と名付けた。
依頼人、林マスニから、息子の林カレイを怪しげな宗教団体アイビリーブマイセルフから助け出してほしいとの、依頼を受けた俺と奈良見はメイド服を身にまとい、宗教団体アイビリーブマイセルフの施設に向かい、施設の職員に、各修行スペースと修行の内容について説明を受ける。
俺と奈良見の前で繰り広げられる壮絶な修行内容に、奈良見は笑いをこらえるのに必死で一時会話不能になったり、俺は純粋に頭がおかしくなりそうだった。
施設の職員は入信手続きのために俺と奈良見を事務室に案内してくれるそうだ。
事務室に向かう途中の廊下には入信者が描いたと思われるイラストが額縁に入れられた状態で飾ってある。
そのイラストがコレ↓だ。
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まぁ、宗教団体を管理する側の職員や教祖まで、キマってたら、宗教団体なんて運営できないもんな...。
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「この宗教団体アイビリーブマイセルフは一般の社会不適合者から、断罪者(社会不適合者)までが入信できるアルティメットハートフルな宗教団体です。みなさんが社会不適合者であるという証が証明できなければ、まずこの宗教団体には入信できません、なので今回はみなさんが社会不適合者である証拠を私にアピールしてください」
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「まず、石間さんと奈良見さんは実習生として、扱わせてもらいます。実習期間の3か月を過ぎると、正式に信者に認められます、それでは頑張ってください」
職員に案内された、宴会場には満面の笑みを浮かべた数人の信者達が、メイド服を身に着けた俺たちの入信を歓迎してくれた。
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俺の背後には、信者と思しき美少女が立っていた。
青い目に、長い金髪に、頭部についているカチューシャが特徴的な美少女だった。
「成人女性のくせに足し算ができない助手に、じゃんけんで負けてしまいまして...ところで林カレイ君、知ってますか?」
「知ってますよ、林カレイは私の彼氏です」
「そうですか、つーか信者同士で付き合ってもいいんですか?」
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「私、負けちゃいましたね...そういえば...名前、なんて言うんですか?」
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次の瞬間、宴会の壇上で酔っぱらった奈良見とイケメン信者たちが、マイク片手に、マイクを持っていない手でお互いの肩を組んだ状態で宗教団体アイビリーブマイセルフのテーマソングを合唱し始めた。
イケメン信者達がちゃんと歌っているにもかかわらず、歌詞をろくに知らない奈良見ルナは途中から周りに合わせるのをやめて、突然、叫びだす。
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仕事で潜入していることなど、お構いなしで騒ぎ続ける奈良見に呆れつつも、俺は話題を戻す。
「ところで、林カレイのことなんだけど...」
「じゃんけんに負けたので、ご案内しますけど...もしよろしければ、私が今朝、摂取した朝食は...」
「いりません」
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